出版者
徳間書店
巻号頁・発行日
2006
著者
東城 文柄 市川 智生
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.63, 2013 (Released:2013-09-04)

本報告では、広大な淡水面とそれに付随する生態系を持つ琵琶湖において、1920-50年代の土地改変がどのような環境影響を持っていたかの考察を、土着マラリアの流行と終焉に関する歴史地理的分析を通して行う。日本の土着マラリアは、シナハマダラカ(Anopheles sinensis)によって媒介される三日熱マラリアであった。特に滋賀県での罹患者数が他地域と比較して多く、しかも1940年代末に発生が集中したために、戦後の医療・衛生改革の対象となった(彦根市 1952)。琵琶湖の東岸に位置する彦根市では、彦根城およびその周辺の城下町を取り囲む堀が媒介蚊の孵化地となり、県内でも特に濃厚なマラリアの汚染地域になっていたと言われている。一方統計データから判断すると、マラリアの流行はより広域的で、マクロな環境条件と結び付いた現象であった可能性があると言えた。 統計が示す1920年時点の湖岸地域における村毎のマラリア罹患者分布(1,000人対比)は空間的に不均一で、かつ1920年に作成された測量地図(縮尺5万分の1)からデジタイジングした当時の水田・浅水域(内湖)・泥田の分布と極めてよく一致していた。これら湖岸の内湖が、1940年代までに干拓によってほとんど消失すると、マラリア罹患者数と分布もこれに合わせて急速に収縮した。このように戦後彦根市で社会問題とされたマラリアの発生は、実際には戦前から広域で見られた流行の「残滓」と言える状況であった。歴史的な日本の土着マラリアの終焉に関しては、これまで戦後の彦根における医療・衛生対策の役割が強調されていたが、この分析結果からは1920-40年代の大規模な湖岸の環境改変の進展により、シナハマダラカの発生に適したタイプのエコトーンがマクロスケールで消失し、マラリアの終焉にまで影響を及ぼしたと推測できる。
著者
谷 諭
出版者
日本脊髄外科学会
雑誌
脊髄外科 (ISSN:09146024)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.252-258, 2015 (Released:2016-04-01)
参考文献数
19
被引用文献数
1
著者
藤井 創 西岡 浩 若命 浩二 孫 歩祥
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.37-40, 2007 (Released:2007-03-14)
参考文献数
11
被引用文献数
5 6

AHCC は日本をはじめ世界中で用いられている健康食品で,免疫調節作用の報告がある.我々は AHCC 摂取が鳥インフルエンザウィルス感染に対する免疫力を増強すると考えた.7 日間の AHCC 摂取は死亡率を 30%減少させ,鳥インフルエンザの大規模な流行防止のための免疫力増強の助けになる可能性が示された.
著者
熊井 和子 小川 展子 白石 幸枝 物井 寿子 福迫 陽子 広瀬 肇
出版者
The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.19, no.4, pp.267-273, 1978-10-28 (Released:2010-06-22)
参考文献数
11
被引用文献数
1 1

The purpose of the present study was to analyze and describe the characteristics of speech in dysarthric patients diagnosed as idiopathic Parkinsonism, based on auditory impressions.Eight judges independently rated each of speech samples of 34 patients on each of 39 dimensions of speech using a 4-point scale of severity. The results were as follows;1) Speech of the patients was characterized by those dimensions such as“imprecise consonants”, “harsh voice”, “breathy voice”and“phoneme repeated”.2) In comparison with previous reports on the speech characteristics of cerebellar diseases, pseudobulbar palsy and amyotrophic lateral sclerosis, the severity of Parkinsonian dysarthria is considered to be relatively mild. It should also be noted that Parkinsonian dysarthria was the only type in which slow rate of speech was insignificant.3) The present results showed a considerable discrepancy when compared with those reported by Darley et al., who conducted a similar study on American English speakers. It was considered that the discrepancy might be due either to the remarkable progress in medical treatment for Parkinsonism during the ten years after the report of Darley et al, or to the linguistic difference between the two languages. On the other hand, quite similar results were obtained for comparable items of a previous report on Japanese patients by Hirose.
著者
榎本 兵治
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.31-36, 1988-02-15 (Released:2017-10-31)

本論文は,各種粉体の爆発危険性ならびに各種システムにおける粉じん爆発危険性の評価について述べたものである。また各種粉じんの爆発危険性の簡易評価法として爆発下限界濃度による方法を提唱し,その妥当性について検討した.その結果,米国鉱山局の着火感度によると同等の評価が可能であることがわかった.この評価法では爆発性粉じんを3ランクに分類し,爆発下限界濃度が30~40g/m3以下の 粉じんを“最も危険”,100g/m3以上を爆発性ではあるが“危険は小”とランク付けする.またこのランクと必要な防爆対策についても言及した,
著者
丸 諭
出版者
千葉県農業試験場
雑誌
千葉県農業試験場研究報告 (ISSN:05776880)
巻号頁・発行日
no.30, pp.p91-98, 1989-03

1. 実態調査の結果,継続的にパラコートを使用してきた農家圃場では1~数ppm,特に多用していた圃場では10~50ppmの残留濃度に達していた。ジクワットは従来の使用頻度が低かったので,現在の土壌残留濃度はパラコートより低いが,今後継続的に使用されれば,近い将来にはパラコートと同様の状況になると思われた。2. 土壌処理したパラコートの減少は遅く,火山灰壌質土の果樹園では,半減期は2年以上と推定された。これに対し,ジクワットの半減期はパラコートより短く,約半年となり,実態調査結果とは適合しなかった。3. 土壌にパラコート,ジクワットおよび両者の混合剤を添加して小麦を栽培したところ,各除草剤とも,火山灰壌質土は210ppm,海成砂質土は360ppm,河成壌粘質土は1410ppm,第三系粘質土は1390ppm以上の添加区で薬害が発現した。4. 土壌からのパラコート,ジクワットの溶出率は,10.5M硝酸アンモニウムによるものが最も高く,5M塩化アンモニウムがこれについだ。土壌の種類別では火山灰壌質土,海成砂質土からの溶出率が高く,河成壌粘質土,第三系粘質土が低かった。また,パラコートに比べジクワットの溶出率が高く,土壌中の両除草剤の濃度が高いほど溶出率も高かった。5. 土壌からの5M塩化アンモニウムによるパラコート,ジクワットの溶出濃度と小麦の生育の関係は,一定の曲線を示した。このことから,土壌中の両除草剤の残留濃度とは別に,簡易な溶出法による診断によって,薬害の未然予測の可能性が示された。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1903年09月04日, 1903-09-04

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1891年05月19日, 1891-05-19
出版者
山形県尋常中学校
巻号頁・発行日
vol.第14年, 1899

1 0 0 0 OA 東京留学指針

著者
興文社 編
出版者
興文社
巻号頁・発行日
1889
著者
金井 隆典
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.108, no.3, pp.401-407, 2019-03-10 (Released:2020-03-10)
参考文献数
24