1 0 0 0 OA 真澄遊覽記

著者
菅江真澄 誌
巻号頁・発行日
vol.第11冊, 1910
著者
森本 忠嗣
出版者
日本脊椎脊髄病学会
雑誌
Journal of spine research (ISSN:18847137)
巻号頁・発行日
vol.1, no.7, pp.1299-1302, 2010-07-25

1 0 0 0 OA 丹鶴叢書

著者
水野忠央 編
出版者
中屋徳兵衛[ほか]
巻号頁・発行日
vol.[24], 0000
著者
長田 俊樹
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要
巻号頁・発行日
vol.20, pp.81-123, 2000-02-29

『播磨国風土記』の一節に、動物の血、とりわけ鹿の血を稲作儀礼としてもちいる記述がある。この一節は、折口信夫など、おおくの学者が引用している。そこで、この引用がだれによって、どのようにおこなわれてきたのか、検証するのがこの小論の目的である。 引用した例をみると、おおきく三つの分野がある。それは民俗・民族学、日本史・考古学、そして比較神話学である。民俗・民族学者はこの一節と現代にのこる日本の民俗やアジア諸国の民俗とむすびつけてきた。一方、日本史・考古学分野では、日本の歴史にそって、同様な民俗をみつけだそうとしてきた。さらに、神話学者はハイヌウェレ型神話との関連を指摘した。それぞれの見解には納得できるものがふくまれているが、欠点もあった。(以上、『日本研究』第20集掲載) 結論として、筆者はこれを稲作儀礼として、アジア諸国の稲作文化域を想定しながら、コンセンサスのえられる見解を今後とも模索したい。そのさいには、あらかじめ想定された演繹法ではなく、帰納法で結論をみちびく所存である。また、試論として東南アジアでおこなわれる水牛供犠との関連性についてその可能性を指摘した。
著者
安藤彰男 今井 亨
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1995, no.90, pp.25-30, 1995-09-14
参考文献数
8
被引用文献数
3

将来のマルチメディア時代において、対話的に視聴する放送サービスを実現するため、音声対話システムの研究を進めている。その第一段階として、音声によって放送番組の検索・リクエストを行う実験システムを構築した。本システムでは、自由発声された音声中から、番組ジャンルや番組名などのキーワードを抽出するワードスポッティング型の音声認識方式を採用している。本システムのために新たに開発したワードスポッティング法を用いて、女性話者4名が発声した音声を認識する不特定話者認識実験を行ったところ、従来法による認識率が47%であったのに対し、86%の認識率を得た。A TV program retrieval system based on speech recognition has been developed as a part of a spoken dialogue system which will be useful as one of multimedia broadcasting services. The system spots a keyword such a category or a title of a program in spontaneous speech based on a new word spotting method and show the corresponding program on the TV display. Experiments showed that the average recognition accuracy of speaker in dependent recognition for 4 female speakers is improved from 47% to 86% by using the new word spotting method.
著者
橋立 亜矢子
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.61, no.9, pp.23-32, 2012

<p>本稿では能舞台で他者になりかわることを可能にしている物着や移り舞といった演技形式に着目し、分身が見られる「二人静」、両性を具有する「杜若」、松を行平に見立てる「松風」、男女の性が交錯する「井筒」の四作品を取り上げながら、男女の性の越境と虚構の性の表れ方について考察する。そして「井筒」の作者である世阿弥自身の能芸論についても併せて考えることで、虚構によって表現された「幽玄」とはいかなるものであったのか考察する。</p>
著者
勝田, 長清
出版者
桂彦右衛門
巻号頁・発行日
vol.[20], 1665
著者
山崎 友資
出版者
日本貝類学会
雑誌
Venus (Journal of the Malacological Society of Japan) (ISSN:13482955)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1-2, pp.41-52, 2008-08-31 (Released:2016-05-31)
参考文献数
32

津軽海峡より採集されたシャクシガイ科の新種を記載する。ホロタイプは2003年に津軽海峡北海道側大陸斜面から採取され,その後,2006年に北海道大学水産学部練習船うしお丸がおこなった津軽海峡本州側大陸斜面の底生生物群集の調査からも確認した。本種はAllen & Morgan (1981) の分類に従って,シャクシガイ属 Cuspidaria の Rhinoclama 亜属に分類される。しかし,最近の研究では Rhinoclama 亜属を属として扱う傾向があること(Krylova, 1994; Coan et al., 2000; Marshall, 2002; J. Poutiers, pers. comm.,2007),さらに Rhinoclama 亜属の嘴部形態を比較・検討したところ3グループに分類できることから,著者は Rhinoclama を属として扱った。以下に,3グループの特徴と所属する種を記述する。1) brevirostris species-group (= Austroneaera 亜属):嘴部の発達は微か。所属する種は abrupta, aupouria, brevirostris, brooki, dorsirecta, finlayi, raoulensis, similis, tangaroa。2) alta species-group (= Rhinoclama 亜属の1部分):嘴部は直線的に発達する。所属する種は alta, dubia, halimera, semistrigosa, testai。3) adamsi species-group (= Rhinoclama 亜属の1部分):嘴部は上を向く。所属する種はadamsi, benthedii, filatovae, nitens, notabilis, rugata, simulans, teres, tsugaruensis n. sp., valdiviae。現在,以下の3種については,分類学的位置づけが不明確なため,これら3グループには含めない; imbricata, semipellucida, trailli。土田・黒住(1996)によって岩手県大槌湾中央部から Rhinoclama sp. として無図版で報告された種類(CMB-ZM 114012)は,本種と同一種であることが判明したので,この標本もパラタイプに指定した。ウシオシャクシガイ(新種・新称)Rhinoclama (Rhinoclama) tsugaruensis n. sp.貝殻は本属としては小型,殻長は 5.87 mm,球形,膨らむ,滑らか,白褐色。嘴部は短く,上を向き,新鮮な標本では,淡い黄色の殻皮をかぶる。成長線は共心円状で弱く,嘴部に向かうにつれて強くなる。殻頂は中心より外れ,後ろに傾く。原殻1はおおよそ 200 μm,楕円型で滑らか。原殻2はおおよそ10 μm,滑らか。前縁は丸く,滑らかに縁取られる。前腹縁は弱く膨らむ。嘴状部には2つの稜角があり,背稜角はたいてい背縁と平行で,腹稜角は殻頂から腹縁の後部境界へ斜めに走る。背稜角はたいてい不明瞭であるが,明瞭となるものもある。右殻には明瞭な前鉸歯と背鉸歯があり,内部の腹縁は,左殻の狭い腹縁と一致して重なる。左殻には前鉸歯も背鉸歯もない。内部の外套痕は広く湾曲し,深く凹み,深い部分でさらに凹むことで特徴付けられる。貝殻は膨らみ,後部は平坦で両殻の境界は,腹縁の共心円状の成長線によって区別できる。和名のウシオは,北海道大学水産学部練習船うしお丸に由来する。学名の tsugaruensis は,採集地の津軽海峡に由来する。タイプ産地 : 津軽海峡北海道側斜面水深 25 m。分布 : 津軽海峡北海道側斜面水深 25 m ~本州側斜面 80 m ~200 m。岩手県大槌湾中央部水深 52 m ~55 m。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1860, pp.40-43, 2016-10-03

「服、借りホーダイ!」。昨年、ストライプインターナショナル(旧クロスカンパニー)が発表したサービスは業界を驚かせた。1カ月5800円で自社ブランドの衣服を何点でも借りられる「メチャカリ」を開始したのだ。 レンタルの手続きは全てネットで完結する。
著者
谷 一郎
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
東京帝國大學航空研究所彙報
巻号頁・発行日
vol.166, pp.304-307, 1938-06
著者
谷 一郎
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.33, no.161, pp.561-565, 1930

等角寫像の方法により、3枚の平板の周りの流れを二次元的に求めてみた。板の數が2枚の時と無限に多い時とは既に解かれてゐるから、この兩極端の間に在つて3枚の場合がどういふ位置を占めるか、又その結果として4枚以上の場合を想像することがどの程度まで許されるか。

1 0 0 0 OA 故国の妻へ

著者
和辻哲郎 著
出版者
和辻照写
巻号頁・発行日
vol.[3], 1961
著者
藤井 範久 小山 陽平 阿江 通良
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
体育学研究 (ISSN:04846710)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.17-32, 2010 (Released:2010-07-20)
参考文献数
15
被引用文献数
3

The purpose of this study was to investigate techniques for accelerating the hammer head in the turn phase of the hammer throw by comparing the motions of hammer throwers. Ten male throwers (PB: 43.15-68.21 m) participated in the study. The hammer motions were videotaped on high-speed VTR cameras (250 or 200 fps), and three-dimensional coordinates were calculated using a DLT method. Various kinematic parameters were calculated, including the hammer head speed, the increase in hammer head speed at each turn phase, the leading distance of the handle (hand), the horizontal abduction/adduction angle of the left arm (shoulder), the twist angle of the trunk, the rotation angle of the pelvis, and the horizontal abduction/adduction angle of the left hip. The fundamental factors and techniques responsible for accelerating the hammer head were as follows: (1) Increasing the acceleration and decreasing the deceleration of the hammer head in the turn phase increased the release speed of the hammer head. (2) A longer positive leading distance of the handle (hand), defined as the distance from the handle to the line connecting the hammer head and the instantaneous center of rotation of the hammer head, had a larger effect on the acceleration of the hammer head in the turn phase. (3) The horizontal abduction of the leading arm (shoulder), the negative trunk twist (recoiling motion), and the sway motion at the midpoint between the two shoulder joints toward the rear and trailing-arm side of the body increased the positive leading distance of the handle by generating the power of the legs and trunk simultaneously.
著者
鈴木 良一 大口 裕之
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.447-452, 2018-09-15 (Released:2018-09-15)
参考文献数
5
被引用文献数
1

東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所での事故に対応して,一般の住民が生活の中での放射線量を計測するための放射線線量計“D-シャトル”を開発した。この線量計は,小型軽量で,各個人が携帯して必要に応じて表示器で記録を見ることができ,1年以上動作し,ユーザーの電池交換が不要である。本稿では,“D-シャトル”線量計の開発の経緯と機能について紹介するとともに,リアルタイムモニタリングへの応用についても紹介する。