著者
小方 厚
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.24(2003-MUS-054), pp.47-50, 2004-03-05

オクターブを12ではない数で対数的に等分割した音律を用い,ジャズ・民謡風の旋律・グレゴリオ聖歌などの演奏を計算機上で試みた.ソフトウェアにはMAX/MSPを用いた.17音平均律は周波数比4/3 3/2に近いペアを含むため,違和感の少ない音楽ができる.これに対し16音平均律では構成音の周期数比はすべて無理数となり,不思議な音楽ができる.
著者
コーテ トラヴィス 大金 エセル ミリナー ブレット マクブライト ポール 今井 光子
雑誌
玉川大学観光学部紀要
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.43-53, 2014-03-31

2013年,玉川大学では,観光学部が設立され,同時に全学的なELFプログラムが開始された。本稿では,ELFプログラムの概要,チューター制度,TOEIC IPスコアから見る観光学部生の状況について述べる。また,観光学部が,独自のカリキュラムの中でELFプログラムを如何に組み込んでいるかについても言及する。考察の結果,当学部生は,ELFプログラムに対して肯定的な反応を示しており,英語学習への熱意も持ち合わせているようである。2013年春学期のTOEIC IPの結果によると,当学部の平均スコアは他学部に比べると良い結果であった。また,更なる分析により,海外研修のためのTOEIC目標スコア500という要素が,英語力向上に寄与しているということが明らかになった。また,チューター制度も重要であると感じ,活用しているという状況であった。しかしながら,自立的に学習させていくためには,より具体的な自立学習への指導が必要であると言える。
著者
櫻川 昌哉 後藤 尚久
出版者
慶應義塾経済学会
雑誌
三田学会雑誌 (ISSN:00266760)
巻号頁・発行日
vol.98, no.3, pp.431(55)-453(77), 2005-10

論説この論文では, 資本規制に強く規制された銀行が, 所定の資本比率を達成するために, 不良融資を追い貸しで存続させるメカニズムを分析する。銀行への経営統治が弱体であり, 政府が会計操作を許容するとき, 経営者に不良融資を存続するインセンティブが生じることが示される。後半では, 追い貸しの検証をこころみる。90年代以降, 地価下落が進むにつれて, 建設・不動産・金融への融資を増加させるという検証結果が見出され, 追い貸しがあった形跡を示唆している。This paper analyzes the mechanism compelling banks that are heavily regulated by capital requirements to continue forbearance lending for bad loans to achieve a designated capital ratio. It indicates that when the corporate governance of banks is weak and the governments allowed for window dressing, incentives emerge for managers to continue forbearance lending for bad loans. In the letter half, we verify forbearance lending. Empirical results reveal that as land prices declined since the 1990s, loans for construction, real estate, and finance increased, suggesting evidence of forbearance lending.
著者
小山 政史 Koyama Masashi
出版者
福井工業大学
雑誌
福井工業大学研究紀要 Memoirs of Fukui University of Technology (ISSN:18844456)
巻号頁・発行日
no.45, pp.343-351, 2015

In February, 2015, the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT) of Japan gave some universities a request for improving their educational content. The verb BE is often picked up as inappropriate content taught in university. However, to acquire how to use the verb BE correctly is difficult for Japanese learners of English, so this paper shows some causes which make it difficult for Japanese learners to use the verb BE correctly, and then shows a new method for Japanese learners to acquire the usage of the verb BE.
著者
伊藤 光雄
出版者
島根大学
雑誌
経済科学論集 (ISSN:03877310)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.39-61, 1997-03-31

はじめに13; アメリカの銀行業は、金融自由化の過程で1980年代を通じて大きな構造変化を遂げるとともに、銀行経営においては商用不動産融資をはじめとするハイリスク・ハイリターン部面への融資に傾倒し、1989年、1990年の「金融不況」において多大な不良債権を発生させ著しい苦境に陥った1)。しかし、1991年以降のァメリカ経済の復調とそれに続く好景気を背景に、米銀は不良資産の整理といわゆる「リストラクチャリング」を断行して復活を遂げ、以後新たな段階の本稿は、この米銀の復活過程を、米銀の収益動向ならびに資産負債構成の変化を分析することで、その内実を明らかにすることを課題としている。

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著者
竜齋 [画]
巻号頁・発行日
1800
著者
外山 浩司 竹下 隆晴 松井 信行
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌D(産業応用部門誌) (ISSN:09136339)
巻号頁・発行日
vol.116, no.3, pp.354-360, 1996-02-20 (Released:2008-12-19)
参考文献数
9
被引用文献数
2 4

The authors already proposed the new control scheme of the PWM converters where the control scheme was performed on the estimated voltage and phase of the source, thus eliminating the voltage sensor.The paper deals with a stability problem of a sensorless PWM converter control. Under consideration of the parameter error, the stability analysis of the proposed control is examined. In addition to that, a design procedure of the estimation gains is also examined. For the stable starting of the system, the initial estimation of the amplitude and phase angle of the source voltage is proposed.The effectiveness of the theoretical stability and estimation gain design has been confirmed by experiments.
著者
中井 孔人
出版者
Japanese Association of Electoral Studies
雑誌
選挙研究 (ISSN:09123512)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.25-35,194, 2007

2005年の総選挙は自民党が296議席を獲得し大勝した。「小泉劇場」といわれた今回の選挙にテレビの報道は多大な影響を与えたといわれている。日々のニュースは郵政民営化を巡って繰り広げられる自民党内の争いに終始し,野党の存在を置き去りにした。自民党は争点設定の主導権を握り,さらには「映像」というテレビの特性をうまく利用して「劇場」を盛り上げ選挙に勝利することに成功した。小選挙区においては報道の公平さがより一層重視されるにもかかわらず,なぜ特定の政党•候補者に利すると有権者が感じる報道がなされたのか。実際の夕方の全国ニュースを中心に項目の頻度や内容を検証しながらどこに問題点があったのかを見ていく。また,CMも含めて今回の選挙報道が次回からの報道にいかなる影響を及ぼしていくのか。テレビメディアの課せられた問題は多く,メディア自身の検証が求められている。
著者
井口 信和 元永 佳孝 内尾 文隆 二宮 正士 亀岡 孝治
出版者
Japanese Society of Agricultural Informatics
雑誌
農業情報研究 (ISSN:09169482)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.155-164, 2006
被引用文献数
3 6

農作物の生産現場において, 画像データは, 栽培管理や栽培記録, 生育レベルの診断, 病害虫の診断などに広く利用されている. 本研究では, 農業の現場で利用される様々なデジタル画像データの効率的な交換を目的として, P2Pを用いた農作物画像共有システムであるBIXイメージブローカシステムを開発した. 本システムはHybrid型P2Pシステムとして開発したことを特徴とし, コンテンツである画像データと画像データのメタデータを分散して管理する. これにより, 画像データの検索速度の向上と効率的な画像交換が実現できると同時に, ピアグループへの参加認証を行うことが可能となり, 特定のグループ内での安全なデータ交換が実現できる. 利用者はP2Pノード上のユーザインターフェイスを用いて簡単に画像データの検索・取得などが実行できる. 本研究では, プロトタイプを開発し, 実際にインターネットを経由した利用実験を行い, P2Pによる農作物画像共有システムの実現性を示した.