著者
新井政次郎 編
出版者
秋山己代吉
巻号頁・発行日
1891
著者
平井 章博
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.33, pp.1415-1416, 1986-10-01

自然言語理解システムの能力を人間に近づけるために必要な機能の一つとして、"継続性を考慮した状態推論"の機能がある。ここでいう"継続性を考慮した状態推論"とは、「静的と考えられる状態(物体の位置、色等)は、その変化が明言されるまでは、継続していると見なせる」という仮説に基づいて、指定された時間における状態を推論することである。例えば、「朝の8時には、花瓶は机の上に置いてあった。ところが、夕方の6時に、母は花瓶を下駄箱の上に移した。」という情報から「朝の8時から夕方の6時前までは、花瓶は机の上にあった。」と推諭することは"継続性を考慮した状態推論"によって可能となる。ところが、従来の自然言語理解システムや推論システムでは、このような機能は実現されていなかった。そこで、本稿では、Allenの時間推論モデル[Allen83]に、(1)「同一のものは同一時刻に別の状態になり得ない」等の規則を適用して、事象の生起時間に関する制約を付加する機構と、(2)事象の生起時間に関する制約に矛盾しない範囲で静的状態の継続期間を拡大解釈し、指定された時間における状態を判断する機構の二つを付加して"継続性を考慮した状態推論"を実現する方式を提案する。
著者
小林右京 伊藤淳子 宗森純
雑誌
第77回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.763-765, 2015-03-17

現在,個人やグループにおいて数多くのRPGが制作されている.個人やグループといった少人数でのRPG制作におけるシナリオライターの役割とは,シナリオを制作するだけにとどまらず,それ以外にもシステムの制作など数多くの作業にたずさわらなければならない場合がある.その中で,シナリオの制作は非常に負担となる作業である.そこで,本研究ではシナリオ作成者の負担を軽減するため,ストーリーの印象を入力することで,その印象に沿ったRPGのプロットを自動生成し,また,シナリオ作成の支援を行うシステム「RPGプロットメイカー」の開発を行う.
著者
紅露文平 編
出版者
郁文堂書店
巻号頁・発行日
vol.昭和1~昭和10年 法、経、文、法文、文理及高文外交科之部, 1935
著者
日独書院編輯部 編
出版者
日独書院
巻号頁・発行日
vol.昭和10年版, 1935
著者
志賀光雄 編
出版者
東華堂
巻号頁・発行日
1907

1 0 0 0 OA 独文和訳活法

著者
岡倉一郎 著
出版者
金刺芳流堂
巻号頁・発行日
1908
著者
日独書院編輯部 編
出版者
日独書院
巻号頁・発行日
1925
著者
三原 芳秋 松嶋 健 花田 里欧子 岡本 雅史 高田 明 太田 貴大 鵜戸 聡 比嘉 理麻 高梨 克也 中川 奈津子 中谷 和人 アンドレア デアントーニ 赤嶺 宏介 川上 夏林
出版者
一橋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01

「(人間)主体」の諸機能=学科を軸に制度化されてきた人文学を「生きている存在」一般の学として再編成する(=「生態学的転回」)ために、多様な専門の若手研究者が集い、「共同フィールドワーク」や芸術制作・コミュニティ運動の〈現場〉とのダイアロジカルな共同作業を通して従来型ではない「共同研究」の〈かたち〉を案出することが実践的に試みられ、その〈プロセス〉は確固たる端緒を開くに至った。また、環境・社会・精神のエコロジーを美的に統合する「エコゾフィー」的思考を共有する基盤となるべき「新たな〈一般教養〉」構築を文学理論の「生態学的転回」を軸に試みる企図も、国際的・学際的に一定の承認を得ることができた。
著者
利根川 進
出版者
東京化学同人
雑誌
現代化学 (ISSN:0386961X)
巻号頁・発行日
no.461, pp.28-30, 2009-08
著者
利根川 進
出版者
共立出版
雑誌
蛋白質核酸酵素 (ISSN:00399450)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.p239-250, 1987-03
著者
井上 仁 東野 正幸
出版者
鳥取大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

1.教育用SNSの機能強化昨年度より開発を進めている教育支援用SNSについて、ウェブアプリケーション開発フレームワークであるRuby on Railsを採用して再構築し、以下のような機能強化を図った。1)WebSocket 機能を用いることでユーザ間のメッセージ送受信のリアルタイムレスポンス性能を向上させた。2)ラップトップパソコン、タブレット端末、スマートフォンなど、画面の大きさや縦横比といったレイアウトが異なる色々な端末に対して適した画面表示ができるように対応した。また、昨年度のシステムではMacBookAirの無線ルータ機能を用いてイントラネットを構成していたが、処理できる端末数が10台程度と限界があった。本年度は業務用無線ルータを用いることで30台程度の端末まで処理が可能となり、対応授業の幅を広げることができた。2.インターネットを用いたクラウドシステムの試作イントラネットのシステムでは遠隔地からの利用が難しい。そこでインターネットを利用したクラウドシステムを試作し、東京と北海道の学校から遠隔利用の試験を行った。3.授業実践によるシステムの評価と教育効果の検証本システムを用いたSNSの適正利用に関する授業実践を行った。授業では、教師が匿名で「名前を教えて」「どこに住んでいるの」などのメッセージをシステムに書き込んだ。これに対し、名前や居住地などを書き込む生徒が見られた。一旦操作を止め、「個人情報とは何か」「知らない人に教えても良いのか」などを生徒と話し合った。その発言をもとにスライドに表示し、投稿された内容を振り返り、個人情報の扱い、不適切な発言について話合った。生徒は興味、関心を持って、SNS コミュニケーションツールの適切な利用について考えることができた。また授業1か月後の追跡調査で、体験授業の内容についてよく覚えていることが確認された。
著者
中西 希代子 宮本 文夫 橋本 博之 本郷 猛 林 千恵子 石井 俊靖
出版者
日本食品化学学会
雑誌
日本食品化学学会誌 (ISSN:13412094)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.37-41, 2013

Daily intake of glyphosate in 2010 and 2011 at Chiba prefecture was estimated using total diet samples prepared according to the market basket method. One hundred eighty six and 175 kinds of foods were purchased from supermarket at Chiba in December 2010 and December 2011, respectively. The purchased foods were divided into 14 food groups as total diet samples, and contents of glyphosate in those groups was analysed by high-performance liquid chromatography with fluorescence (HPLC-FL). Glyphosate was detected from second food group (Cereals and potatoes) and 13th food group (Seasonings and spices, other foods) among 14 food groups. Estimated daily intake of glyphosate in all food groups were 24.2μg/day in 2010, and 17.6μg/day in 2011. These estimated daily intake were accounted for 0.064% in 2010, and 0.047% in 2011 of the ADI assuming a body weight of 50 kg. The foods contribute to glyphosate detected from second food group were breads, fu, boiled noodle, macaroni, and that in 13th food group was soy sauce. Glyphosate detected by HPLC-FL method from above two food groups and those foods was identified by liquid chromatography with tandem mass spectrometry. Above these foods were all contained flour. Therefore, it seems to be high possibility that detected glyphosate is originated from flour.
著者
岡村 祐
出版者
The City Planning Institute of Japan
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.687-692, 2013

London View Management Framework: LVMFは、大ロンドン庁(GLA)により2007年に策定されたロンドン中心部の歴史的ランドマークや町並みに対する眺望景観保全計画である。英国内外からの規制強化の要請にしたがい既に2度の改訂が行われている。本研究では、その計画内容の変化や運用実績から、高い都市開発圧力の下で、LVMFがどのような景観像を求め、いかなる手法を用い、いかなる価値判断で景観コントロールを行っているか、その実態を明らかにした。特徴としては、第一に、高さへの柔軟な対応であり、基準高さが適用される「保護ヴィスタ」であっても、ランドマークへの視認性や鑑賞性の向上に貢献すると判断されれば、多少の高さ超過も許容されている。第二に、景観の質的評価を担保するものとして、精緻な景観アセスメント手法: QVAが確立されている。第三に、ランドマークの視覚的独立性の向上や既存要素との相対的関係など、開発と保全の調和を目指すための判断基準が適用されている。
著者
台蔵 浩之 岩橋 努 渡辺 尚
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告高度交通システム(ITS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.19, pp.27-33, 2004-03-01
被引用文献数
1

ITSにおける車車間通信と路車間通信それぞれに独立に対処するには車両に二つの通信機器を搭載する必要がある.本稿では路車間通信方式であるDSRCを基に,車車間および路車間通信方式を統合するMACプロトコルDRVC(Direct and Relay protocol for Vehicle Communicatins)を提案し評価を行った.DRVCでは主に車両間の直接通信を行う.そして信頼性を向上するために車車間通信が失敗した場合,基地局を経由して間接的に通信を行う.評価の結果,DRVCではDSRCより高いスループット,低遅延が示された.ITS information communication systems are mainly classified into two types, inter-vehicle communication and road-to-vehicle communication, but to mount them, two types of communication equipment needs to be in vehicles. This paper proposes a media access control protocol for an integrated inter-vehicle and road-to-vehicle communication system based on DSRC. In the protocol called Direct and Relay protocol for Vehicle Communications (DRVC), vehicles mainly can communicate directly. To achieve the high reliability, DRVC also enables vehicles to communicate indirectly, when vehicle-to-vehicle communication is not available. As the result, DRVC shows lower delay and higher throughput than DSRC.
著者
山田 仁史
出版者
風響社
雑誌
台湾原住民研究
巻号頁・発行日
no.5, pp.163-172, 2000