著者
板倉 文忠
出版者
名古屋大学
巻号頁・発行日
1972

名古屋大学博士学位論文 学位の種類:工学博士(論文) 学位授与年月日:昭和47年11月4日
著者
薩如拉 中村 晋平 葭谷 耕三 棚橋 光彦
出版者
一般社団法人 日本木材学会
雑誌
木材学会誌 (ISSN:00214795)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.193-200, 2012
被引用文献数
7 1

竹材の利用用途の拡大を目指し,丸竹を外皮及び内皮をつけたまま完全展開し,平板化することを試みた。3-5年生のマダケ(円周240-275mm)を高圧水蒸気で軟化し,横型圧入装置を用いて外周を徐々に絞り込みながら内周220mmのパイプ内に圧入した。得られた圧縮丸竹に軸方向に沿って一か所割れ目をいれ,温水(70-80℃)中で加熱しながら平板状に展開した。予備展開された竹材をステンレス製の治具にはさみ,プレスによって完全に平板に展開した。圧縮時の最適軟化条件は140℃-30分処理であり,圧縮の成功率および平板展開の成功率により,最適圧縮率は14%-19%であった。これは圧縮により試料の外径が未圧縮の試料の内径よりも小さくなることで,展開時に要求される内周の伸びを満たすことができるために完全平板展開を容易に実現できたものと考えられる。平板化された竹材を180℃-4分の高圧水蒸気で形状固定処理を行い,完全平板展開竹材を得ることに成功した。
著者
小島 情[作詞]
出版者
コロムビア
巻号頁・発行日
1950-04

1 0 0 0 OA 植松有信遺文

著者
名古屋史談会 編
出版者
名古屋史談会
巻号頁・発行日
1912
著者
簗瀬 一雄
出版者
早稲田大学国文学会
雑誌
国文学研究 (ISSN:03898636)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.99-109, 1971-06-25
著者
越田 久文 酒井 亨 吉田 一誠
出版者
金沢学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

「ニコニコデータセット」のコメント解析から得られるアニメ作品に対する評価と、その作品舞台地を訪問する「聖地巡礼」を核とした観光客入り数との関係を調査した結果、作品評価と観光客入り数の間には明らかな正の相関関係にあるとは言い難い結果となった。ニコニコ動画では独特のネットスラングや、アニメ視聴者同士のみが共有できる意思疎通など、ニコニコ文化圏ともいえる言語空間が存在し、コメントから作品に対する評価・好感度等を推し量ることが困難であった。一方、アニメ作品に依存した観光振興を目論んだ自治体では、アニメファンからの共感を得られず、観光振興自体失敗に陥るケースが見られた。
著者
池田 譲
出版者
琉球大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

巨大脳をもち高次脳機能を示すイカ類について、同種集団の社会構造を複雑ネットワーク分析により読み解く試みを行った。その結果、アオリイカでは群れ内にネットワークが作られていること、その形成に関わる脳の発達には、同種個体との共存という社会環境が関係すること。トラフコウイカ集団でもネットワークが形成されるが、その構成はアオリイカと異なることから、社会構造に種間変異が認められることが明らかとなった。
著者
伊東 剛史
出版者
公益財団法人史学会
雑誌
史學雜誌 (ISSN:00182478)
巻号頁・発行日
vol.118, no.2, pp.213-245, 2009-02-20

The British Museum Act of 1753 appointed a Board of Trustees as the governing body of the museum. The board was formed by major donors to the institution and their heirs, prominent men of letters and science, aristocratic patrons, and senior government officials. The idea that such a mixed public body could be trusted to superintend a national collection of cultural properties came to be publicly debated during the 1830-70s, when the unceasing expansion of the museum called for the removal of its natural history department and eventually led to the foundation of the Natural History Museum in South Kensington. By examining the roles played by both the government and parliament in facilitating the transformation of the British Museum, this essay challenges the view that the British state was far less eager to promote art and science than its counterparts on the Continent. As parliamentary intervention increased during the 1830-40s, the Board of Trustees agreed to expand public access to the British Museum and to facilitate research being conducted by professional scholars and scientists. During the following decade, however, serious disagreements arose among the trustees concerning the proposed severance of the natural history collection from the museum, making it impossible for the Board of Trustees to act as an autonomous corporate body. It was Gladstone and his allies at the museum who finally rescued the lame-duck trustees and enabled the severance of the natural history collection. Although Gladstone's zealous political support of the severance excited criticism of excessive intervention by the government, it demonstrated that the Board of Trustees was an appropriate agent for monitoring the use of the national collection. On the whole, the British state was far from being a reluctant patron of the arts and sciences, taking a nuanced and open-to-negotiation approach to the development of public cultural institutions.
著者
本庶 佑 中西 重忠 湊 長博 北 徹
出版者
京都大学
雑誌
特別推進研究(COE)
巻号頁・発行日
2000

本庶グループは、AIDの突然変異体を用いてAIDのN末端が体細胞突然変異に、C末端がクラススイッチ組換えに必要な機能特異的ドメインであることを証明した。一方、DNA deamination学説において、中心的な役割をすると考えられているウラシルDNAグリコシラーゼ(UNG)がDNAの切断には関与せず、この酵素の役割は酵素活性を通じてではなく、そのタンパク質として関与することを明かにした。一方、PD-1の自己免疫制御についてはPD-1欠失が自己免疫性糖尿病の発症を著しく促進し、この実験系を用いてNODマウスの糖尿病感受性遺伝子座の解析が可能であることを示した。湊グループは、SPA-1 KOマウスの新しい病態形質として、抗DNA抗体・抗核抗体の産生とそれによる典型的なループス腎炎の発症を確認した。これは異常な自己反応性B1細胞の出現とその抗原特異的免役応答によるもので、構成的Rap1シグナルによる転写共因子OcaBの過剰発現による免疫グロブリンL鎖の編集(レセプター・エディション)異常に起因することが示された。レセプター・エディションの異常による自己免疫病の発症は従来、自己抗体遺伝子トランスジェニック・モデルを用いて精力的に研究が進められてきたが、今回の結果により、通常の動物のシグナル遺伝子変異によるレセプター・エディションの異常が確かにヒトのループスに相当する自己免疫病態に至りうることが示された。中西グループは、グルタミン酸受容体と共役するイオン・チャンネル及び新たな足場蛋白質(GIRK・K+チャンネル、ubiquitin ligase、tamalin等)を明らかにし、これらの複合体形成がグルタミン酸伝達の制御に重要な役割を果たしていることを示した。さらに小脳発達期の顆粒細胞の増殖、移動、分化、シナプス形成にカルシニュリン・シグナル系が重要な役割を果たし、BDNFとCa2+シグナルの協調的作用がグルタミン酸系シナプス成熟に必須であることを示した。また、大脳皮質の構築を制御するCaja1-Retzius(CR)細胞の特異的遺伝子を同定し、CR細胞が細胞増殖、分化、シナプス成熟に特異性を持って作用していることを示した。北グループは、彼らが同定した酸化LDL受容体LOX-1の血清濃度が急性冠症候群で上昇しており血清LOX-1値は急性冠症侯群の予知因子となる可能性を示した。北らが同定した別の酸化LDL受容体SR-PSOX(CXCL16と同一)は感染性心内膜炎等で心臓の弁内皮細胞に強発現しCD8T細胞のVCAM-1への接着を促進し、IFNγの産生を増加さることを発見した。GFP発現マウスの骨髄移植マウスで実験的動脈硬化を解析し血管平滑筋様細胞も含めて浸潤した多くの細胞が骨髄由来であることを見出した。アダプター蛋白ShcAがインテグリンβ3のチロシンリン酸化依存的に結合し、血小板凝集に重要であることを証明した。
著者
和田 英信
出版者
東北大学
雑誌
集刊東洋學 (ISSN:04959930)
巻号頁・発行日
vol.64, pp.21-39, 1990-11-30
著者
[法曹会] [編]
出版者
法曹会
巻号頁・発行日
vol.第9巻, 1937
著者
金 雅美
出版者
和光大学社会経済研究所
雑誌
和光経済 = The bulletin of the Faculty of Economics and Business Management, Wako University (ISSN:02865866)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.55-64, 2015-01

The business school exists from 600 to 800 in U.S. and the business schools except top schools are not well known in general. This paper aims to examine the business school in U.S. not only the top schools, but also the middle and lower ranked schools. To analyze existing data of business schools, the real appearance, not the surface appearance, for business schools except top schools in U.S. has to be shown.