1 0 0 0 OA 日田歴史

著者
小野藤太 著
出版者
小野藤太
巻号頁・発行日
1894
著者
井上 祥史 田畑 由美子 飯岡 久美子 遠山 正宏 高橋 慶子 INOUE Shoshi TABATA Yumiko IIOKA Kumiko TOOYAMA Masahiro TAKAHASHI Keiko
巻号頁・発行日
2009-05-30 (Released:2016-05-17)

大学生になると、レポートを頻繁に作成しなければなりません。また、卒業時には卒業論文作成という大きな仕事が待っています。このようなレポートや論文を書くためには、なにを書くか、どのような構成でつくるか、どんな資料を参考にするか、まえもって計画する必要があります。中・高校生の読書感想文のようなわけにはいかないのです。きちんと論理的に考える必要があります。 情報化時代のなか、いろいろな情報が飛び交っています。そのなかから自分で欲しいものを手に入れるためには、かなりの時間と労力を必要とします。確かにインターネットでも情報を得ることができますが、それは使いやすいように整理されたものではありません。書店でも本という情報がありますが、ただ並べられているだけに過ぎません。 本を借りて閲覧することだけが図書館の機能ではありません。図書館にはいろいろな情報という宝があります。この宝は印刷体、CD-ROM、データベースなどさまざまな形態をしています。しかしある程度整理されているため、容易に近づくことができるはずです。この宝を積極的に利用すべきです。みなさんが情報を手に入れるためのお手伝いとなることが、この本の目的です。 レポートなどの内容や構成が決まると、いよいよ資料を探すことになります。構想の段階で、この情報が欲しい、これに関連する情報は?などの要求が起こり、作成の途中でも発生するはずです。ここで本書の出番です。知りたい、探したい情報の種類を大別し、そのなかで情報源を何点か挙げ、解説を加えるという内容になっています。この本を理解し、情報をできるだけ、的確・迅速に手にする方法を覚えてください。そして多いに図書館を利用してください。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, pp.60-64, 2009-05

インターネットで古本や中古DVDなどを販売するネットオフの代表取締役社長である黒田武志は今でも、全国から届く買い取り依頼の段ボール箱を開けるのが楽しみだ。中古品の販売は買い取りがすべての始まりで、買い取れなければ売る物がない。当然、黒田は買い取りに力を入れてきた。 2000年7月設立のネットオフが急成長できた理由は「中古品を売りたくなる仕組み」の確立にある。
著者
藤本 昌央 山本 悟 森岡 周
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, 2008-04-20
被引用文献数
2

【目的】運動イメージ時の脳活動に関連した先行研究において,運動イメージが運動実行の際と共通の神経基盤を有することが明らかにされている。運動イメージの際に活動する主たる領域は,第二次体性感覚野,頭頂間溝,補足運動野,一次運動野,背側運動前野,小脳であると報告されている(Naito 2001)。なかでも,運動前野,補足運動野,小脳,頭頂間溝はあたかも自分自身が運動をしているようにイメージする一人称的運動イメージに関連する脳領域であることが判明している(Naito 2002)。近年,歩行イメージ中において前補足運動野の活動が増加することが報告された(Malouin 2003)が,高次運動領野は活性化しないといった報告(Jahn 2004)もあることから,その根拠は依然として不十分である。その理由の一つとして,歩行イメージは空間的にも時間的にも感覚情報処理の多さから明確なイメージを生成することが難しいことが考えられる。言語が上肢の運動生成に影響することは知られている(Gentilucci 2003)が,最近になって,メタファー言語が巧緻的な上肢運動の視覚運動感覚イメージに影響するといった仮説が述べられている(McGeoch 2007)。そこで本研究は,歩行イメージを鮮明化させるためにメタファー言語が有効であるかを脳イメージング装置によって明らかにすることを目的とする。<BR><BR>【方法】20代の健常成人12名が実験に参加した。なお,すべての参加者に本研究の主旨を説明し,参加の同意を得た。椅坐位の対象者に閉眼を求めた後,条件1では「歩いているイメージをしてください」,条件2では「踵が地面に着く感触を意識しながら歩いているイメージをしてください」,条件3では「踵が柔らかい砂浜に沈み込むのを意識しながら歩いているイメージをしてください」と言語教示を与えた。言語教示後に,安静5秒間-イメージ30秒間-安静5秒間の脳血流量を測定した。脳血流量の測定には(株)島津製作所製機能的近赤外分光装置(fNIRS,FOIRE-3000)を用い,酸素化ヘモグロビン(oxyHb)値を抽出した。光ファイバフォルダは前頭葉から頭頂葉,後頭葉にかけ覆った。統計処理にはKruskal-Wallis検定およびPost hoc testとしてScheffe検定を用いた。測定後,Fusion imagingソフト(島津製作所)を用いてMRI画像への重ね合わせを行い,脳マッピングを行った。<BR><BR>【結果】条件1および2に対して,条件3において左一次運動野,左運動前野領域のoxyHBが有意に増加した(p<0.05)。<BR><BR>【考察】条件3において一次運動野および運動前野領域の有意な血流量の増加は,先行研究から,メタファー言語の教示によって,運動イメージが鮮明化されたことが考えられる。歩行といった下肢の周期運動においてもメタファー言語の付与が運動イメージ生成に有効に作用することが示唆された。<BR>
著者
藤田 浩之 中野 英樹 粕渕 賢志 森岡 周
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.199-204, 2012 (Released:2012-06-13)
参考文献数
27
被引用文献数
2

〔目的〕本研究は足底知覚トレーニングが後期高齢者の立位姿勢バランスの安定化に対しての有効性を検証した.〔対象〕介護老人保健施設に入所する後期高齢者19名とし,トレーニング群9名,コントロール群10名にそれぞれ無作為に振り分けた.〔方法〕トレーニング群には硬度の異なるスポンジマットを弁別させ,コントロール群には一定の硬度のスポンジマットにて立位姿勢を保持させ,10日間実施した.〔結果〕トレーニング群に立位重心動揺値の有意な減少が認められた.〔結語〕これらの結果より生理的に感覚機能が低下する後期高齢者においても,立位姿勢バランスの安定化に対して足底知覚課題が有効的に作用することが示唆された.
著者
藤田 浩之 藤本 昌央 佐藤 剛介 森岡 周
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.36 Suppl. No.2 (第44回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.A3P1132, 2009 (Released:2009-04-25)

【目的】立位姿勢制御において体性感覚の影響は様々な研究で明らかにされてきたが、特に立位を保持する上で足底からの求心性感覚は重要な情報源である.先行研究において若齢成人(Morioka 2004)、脳卒中患者(Morioka 2003)を対象に足底部の知覚能力の向上が立位姿勢バランスを安定させることが報告されている.また、加齢に伴い足底部の二点識別覚が低下することも明らかにされている(森岡 2005).しかしながら、75歳の超高齢者においても足底部の知覚能力の向上が可能であること、そしてその能力の向上が立位姿勢バランスの安定化につながるかについては明らかにされていない.そこで今回は、老人保健施設に入所している後期高齢者を対象に無作為化比較試験を用いて、足底部知覚能力の向上が立位姿勢バランスを安定させるかを明らかにする.【方法】老人保健施設に入所し、意識障害、認知機能に問題がなく、静止立位が可能な75歳以上の後期高齢者17名が調査に参加した.すべての参加者に対して実験の説明後、参加の同意を得た.参加者をトレーニング群8名とコントロール群9名に振り分けた.トレーニング群に対しては足底部における硬度弁別課題を介入した.5段階の硬度の異なるスポンジマット(30×30cm)を用い、立位にて足底で硬度を弁別する課題を行った.5種類のスポンジマットをランダムに2回ずつ用いて計10回のランダム表を作成し、それに従い課題を10日間実施した.このエラー数を求めた.コントロール群は10秒間、一定の硬度のスポンジマット上に立位を保持する課題を10日間実施した.調査開始時と終了時において閉眼立位にて重心動揺測定(アニマ社G-6100)およびFunctional Reach Test(以下FRT)を実施した.重心動揺の項目値には総軌跡長を使用した.エラー数の変化の検定には反復測定一元配置分散分析を用いた.開始時と終了時の総軌跡長とFRT値の比較にはt-testを用いた.有意水準は5%未満とした.【結果】トレーニング群のエラー数は試行を重ねるごとに有意な減少を認めた(p<0.05). 開始前と終了時の総軌跡長およびFRT値は、トレーニング群において終了時の総軌跡長に有意な減少、FRT値において有意な増加が認められた(p<0.05).一方、コントロール群において有意差は認められなかった.【考察】今回の調査において後期高齢者においても足底部の知覚向上により静的な立位姿勢バランスの安定化ならびに随意的な重心移動距離の増大がみられ、本方法によるトレーニング効果が認められることが判明した.【まとめ】今回用いた足底部の知覚課題が、若齢成人や脳卒中患者だけでなく、後期高齢者に対しても有効かつ簡便な立位姿勢バランストレーニングとして用いることが可能であることを強く示唆している.
著者
津村 秀樹 嶋田 洋徳
出版者
一般社団法人 日本健康心理学会
雑誌
健康心理学研究 (ISSN:09173323)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.124-130, 2014

Self-focused attention can contribute to increasing depressive moods. It is known that attending to self-referential stimuli that direct attention inward might induce self-focused attention. Distractions help to disengage attention from self-referential stimuli. However, the effects of distractions in attenuating the detrimental influences of self-focused attention on cognitive appraisal, depressive mood, and attentional resources, while attending to self-referential stimuli have not been investigated. This study examined whether walking exercise, which is a behavioral distraction technique, would attenuate the effects of self-focused attention. Undergraduate and graduate students (<i>N</i>=42) participated in walking exercise, while attending to self-referential stimuli. Then, they completed the Cognitive Appraisal Rating Scale (CARS), the depressive mood subscale of the Mood Inventory, and a digit span task, for assessing cognitive appraisal, depressive mood, and attentional resources, respectively. Results indicated that the walking exercise reduced the scores for appraisal for effect, which is a subscale of CARS, and lowered depressive mood scores. However, walking exercise had no effect on attentional resource scores. These results suggest that walking exercise modified the appraisal for effect and reduce depressive mood while attending to self-referential stimuli.
著者
Yasunaga Akitomo Yaguchi Koichi Noguchi Kyoko
出版者
一般社団法人 日本健康心理学会
雑誌
健康心理学研究 (ISSN:09173323)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.103-112, 2014

The purpose of this study was to examine the cross-sectional association between quality of life (QOL) in older adults and their interest in and standard of selection of clothing. The QOL of older adults in this study was assessed by the sense of life worth living (in Japanese, <i>Ikigai</i>). We hypothesized that having an interest in clothing and dressing behaviors may help maintain and enhance the QOL of older adults. In January 2010, a questionnaire survey including demographic factors (age, sex, and activities of daily living), interest in clothing, standard of selection of clothing, and sense of life worth living was distributed to 850 older Japanese people (aged 70–95 years) who were registered with a survey company. Responses from 499 people (256 men and 243 women; response rate, 58.7%) were analyzed. For standard of selection of clothing, all scores for women were higher than they were for men; no significant age-group differences were observed, however. Furthermore, scores for interest in one's own and others' dressing behavior and interest in fashion were significantly greater in those who were younger or independent. The hierarchical multiple regression analyses also showed that the clothing-related variables significantly explained variance of the sense of life worth living (<i>Ikigai</i>) in older people (from 10% to 23%). We suggest that selecting personal taste in dress and/or an interest in clothing contribute to maintaining and enhancing QOL in older adults.
著者
起橋 雅浩 小阪田 正和 内田 耕太郎 永吉 晴奈 山口 貴弘 柿本 健作 中山 裕紀子 尾花 裕孝
出版者
[日本食品衛生学会]
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.51, no.5, pp.253-257, 2010
被引用文献数
1

加工食品中の農薬分析を対象とした,技能試験の試料調製方法を検討した.検討用試料としてレトルトカレーとパンケーキを用い,農薬を添加した試料の均一性を評価した.レトルトカレーは調製時と採取時に加温して均一化することが必要であった.有機リン系農薬およびカーバメート系農薬を中心に,15種類の農薬を添加したところ,14種類の農薬濃度で試料の均一性が確認された.パンケーキは生地に10種類の農薬を添加した.生地は農薬添加後に加熱調理したが,調製したパンケーキ中の農薬濃度はほとんど影響を受けず,添加したすべての農薬濃度で試料の均一性が確認された.また,-20℃ で保存した場合,約2 か月間は農薬濃度の大きな変化はなかった.以上の結果よりこれらの調製試料は,技能試験用試料として使用可能と考えられた.

1 0 0 0 OA 北潜日抄

著者
安井衡 著
出版者
安井小太郎
巻号頁・発行日
vol.巻1, 1925
著者
原田 大介
出版者
日本教科教育学会
雑誌
日本教科教育学会誌 (ISSN:02880334)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.31-40, 2006-03-10

現代の子どもや若者は「キャラ」ということばを用い,「キャラ」という視点から人間関係を捉える傾向がある。教室では,発言者の「キャラ」をふまえて内容(ことば)を読み解き,「私」の「キャラ」を自覚して発言内容(ことば)を調整する。学習者一人ひとりのことばを育むことを目的とする国語科教育において,「キャラ」の理論を提示することの重要性は否定できない。本稿では,「キャラ」についての具体的な授業実践を提案・実施し,そこで生まれた問題を分析・検討した後,国語科教育全体に新たな光をあてる「キャラ」の理論を提示する。