著者
桂川茂彦編
出版者
南山堂
巻号頁・発行日
2014
著者
境野正 著
出版者
近松座
巻号頁・発行日
1913
著者
大藪 卓
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
秋の分科会講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.1990, no.1, 1990-09-12
著者
廣瀬 雅治 杉浦 裕太 南澤 孝太 稲見 昌彦
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.142-145, 2014-09-12

本論文では,「ブクブカメラ」という,ダイビング中にユーザを三人称視点で記録し振り返ることができるシステムについて述べる.「ブクブカメラ」は,ダイバーに装着した紐の先端に浮きをつけ,この紐に平行になるようにカメラを取り付けることで常にユーザを視野中心に捉え続ける.この手法の特徴として,ダイビングの移動速度に従って視点が自然と前方になり,非制御で興味対象を捉えることができる.また,遊泳方向や潮の流れなどの影響により,環境のコンテキストを伴った映像を取得できる.ユーザの無意識的な行動や観察対象,周囲の環境とのインタラクションを記録ができ,ダイビングの振り返り体験を拡張することを目指した.
著者
福田 敬太郎
出版者
神戸高等商業学校
雑誌
国民経済雑誌 (ISSN:03873129)
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.896-899, 1934-12
著者
小林 晃
出版者
公益財団法人東洋文庫
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2012-04-01

平成26年度は、南宋末期の公田法に関する研究論文を『歴史学研究』の誌上に掲載させ、その研究を一区切りさせるとともに、新たな研究テーマとして南宋末期における四明(現在の浙江省寧波市)史氏の没落過程の解明に着手した。四明史氏は南宋後期に3人の宰相・執政を輩出するなど、当時の中央政治を掌握し続けた一族であったが、南宋理宗時代に宰相史嵩之が失脚したあとは政治的な地位を喪失した。従来の研究は史氏没落の原因を、政治的な立ち位置をめぐる史氏一族の内輪もめに求めてきたのであった。しかし史氏の没落によって、四明出身の官僚たちが南宋中央から駆逐されたとされてきたことを考えると、史氏没落の様相を明らかにすることは、つづく元朝・明朝における四明知識人の活動実態を明らかにするための前提条件であるといえよう。以上の問題関心のもと、当時の史料を検討してみたところ、史氏の没落の原因は一族内の内輪もめではなく、史嵩之の政治的資産を引き継げる適当な人物が存在していなかったことにあることが明らかになった。しかしそうした状況は、皇帝理宗の政治運営に深刻な影響をもたらした。皇帝理宗は、それまで史氏の出身者が築いてきた国防体制に依拠してモンゴルとの戦争を切り抜けてきたからである。これを正常に機能させるためには、史氏が有した人的結合関係に重なる人脈を持つ者を宰相に据えなければならない。こうした事情のなかで、史氏の継承者として登場したのが賈似道であったと考えられる。賈似道の義母は四明史氏の女子であり、まさに史氏の人的結合の延長線上に位置する人物だったのである。このように見てくると、南宋最末期にも四明出身者の人脈が大いに活躍していたことが明らかとなる。これらの研究成果については、早期に研究論文としてまとめて発表する予定である。
著者
坂本 季穂 伊藤 貴之
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.16-21, 2014-09-12

本論文ではフォトモザイクを写真ブラウザに活用する一手法を提案する.フォトモザイクは小さい写真をタイル状に並べて1枚の大きな画像を作る技法である.本手法はズーム操作型の写真ブラウザCATにこれを搭載し,ズームアウト時にはフォトモザイクを表示し,ズームイン時には個々の写真が閲覧できる仕組みを提供する.多くの場合において写真は時系列順に閲覧される.そこで本手法では一般的なフォトモザイクの生成手法ではなく,時系列順にタイル状に並べた写真群の色変換によってフォトモザイク風の画像生成を実現する.本論文ではフォトモザイク生成結果のユーザテストから,フォトモザイク化するのに適切な写真とはどういう写真であるかを議論する.
著者
関 恵美 杉山 希 須藤 敦仁 中野 亜希人 羽田 久一
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.214-217, 2014-09-12

家庭環境全体をネットワーク化するスマートハウスは次世代の住宅として注目を集めている.スマートハウスのコントロールでは,リラックスした状態に適したインターフェイスが必要となる.そこで本研究ではスマートハウス内での利用を想定したぬいぐるみ型インターフェイスを提案し,ぬいぐるみの手足を使った握りジェスチャと振りジェスチャによって家電製品をコントロールすることができるシステムの実装を行った.
出版者
日経BP社
雑誌
日経食品マーケット
巻号頁・発行日
no.11, pp.76-79, 2004-05

レジ前で顧客のついで買いを誘う、3面の棚を持つ新たな什器の導入が進んでいる。この什器をレジの手前に設置し、レジ前売り場を一つのカテゴリーとして運営することで、従来のレジ前よりも最大で2割以上の売り上げ増が見込めるという。"レジ前改革"の最前線を追った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, pp.50-56, 2001-05

日本航空(JAL)が5月10〜14日までの5日間、国内の全路線を一律5000円(片道)に設定した事前購入割引運賃「前売りスペシャル50周年記念」は、価格に敏感な一般消費者はもちろん、アナリストなどの大きな関心を呼んだ。 はっきり言えば、これは昨年、全日本空輸(ANA)が導入した全路線1万円という「超割」の二番煎じ。
著者
坂田 ゆず
出版者
京都大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2013-04-01

1年目と2年目における研究から、アワダチソウグンバイ(以下グンバイ)が高密度で見られる集団ほど、セイタカアワダチソウ(以下セイタカ)の抵抗性が高いことが明らかとなった。原産地から侵入地への侵入過程で、どのような自然選択圧が背景となり、グンバイの密度が高まり、セイタカの抵抗性が変化したかを明らかにするために、野外調査、相互移植実験、温室実験を行った。今年度は、これまで行った集団遺伝学的解析の結果、日本のセイタカの集団と最も近縁であることが明らかになった北米南部集団のグンバイへの抵抗性を比較した。日本における圃場実験の結果、北米南部集団のセイタカは、グンバイに対して高い抵抗性を示した一方で、日本のグンバイの侵入が11年目の集団に比べて、抵抗性が低い傾向も検出された。3年間の研究から、原産地でもセイタカとグンバイの関係は地理的な変異が大きく、両地域でセイタカのグンバイに対する防御形質が局所的に適応していることが明らかとなった。そして、グンバイが日本への侵入時に、原産地に比べて侵入地では気候条件が好適で、グンバイの競争者となるその他の植食者が少なく、抵抗性が低いセイタカが全国に分布しているという背景によって、侵入地におけるグンバイの密度が高まったことが示唆された。その結果、セイタカは、グンバイから解放されることで一旦は低下した抵抗性が、侵入地において再会したグンバイが強い選択圧によって、防御形質の適応が短期間に再び生じているといった進化動態が示唆された。以上により、物理的環境と生物的環境の複数の要因が作用し植物と植食者の局所適応が生じていることが示唆された。これらの結果をまとめ、国内外での学会での発表を行い、投稿論文を執筆中である。
著者
三松 謙司 大井田 尚継 西尾 知 堀井 有尚 野中 倫明 越永 従道 宗像 敬明 富田 涼一 天野 定雄 福澤 正洋
出版者
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
雑誌
日本小児外科学会雑誌 (ISSN:0288609X)
巻号頁・発行日
vol.34, no.6, pp.1023-1028, 1998
被引用文献数
13 14

目的 : 1971年1月から1996年12月までの25年間に経験した小児腸重積症713例について年齢, 性差, 症状, 診断, 治療方法, そして重積型式, 重積原因疾患, 再発に関して臨床的に検討した.結果 : 年齢は平均15.2カ月で男児に多く, 症状では, 腹痛, 嘔吐, 血便の三主徴が半数に認められた.非観血的整復率は平均61.0%であったが, 発症から12時間以内では平均83.7%と高く, 早期診断, 早期治療が重要であると思われた.観血的整復術施行例において, Hutchinson法のみ施行した症例が71.2%, 腸管切除例は11.5%であった.重積型式は, 回腸結腸型, 回腸回腸結腸型が多く, また重積原因として器質性疾患によるものは2.4%と少なく, 器質性疾患のうちではMeckel憩室が10例と最も多かった.結論 : 再発率は観血的整復後の4.0%に比べ, 非観血的整復後は10.0%であった.このことは, 高圧浣腸による不完全整復と器質性疾患が関与している可能性が考えられた.
著者
神鳥 武彦
出版者
広島大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1988

現代社会は、人の移動、移住の盛んな時期を迎えている。人は移動・移住を余儀なくされつつある。こういう時に、人はどのようにして、新居住地に適応しつつあるのであろうかと考えることは、ひじょうに大切な課題となろう。この研究は、人の移動、移住に伴って生ずる諸問題を解明する一方法として、言語を対象にして迫ろうとするものである。対象地として取り上げた東広島市は、近年、都市化の著しい町である。広島大学の移転、マツダ株式会社の社宅設置などによって、当東広島市には急激な社会変動が生じつつある。他地方から東広島市に移住した人人、あるいは在来の東広島市の市民たちに、どのような言語変化が生じつつあるであろうか、これを明らかにするのが、この研究の目的である。大量の人々の状況を明らかにするため、アンケ-ト法を用いて調査した。人々の方言意識や方言使用の実態を数量的に捉えようとしたのである。その結果、次のような諸点が明らかになった。箇条書きにしてまとめてみると、次の通りである。1 自然発生的集落と社宅との、いずれの場合にも、女性はほぼ同一程度の比率をもって回答している。すなわち、一つの語詞に対する用いない、用いるという比率は、ほぼ等しい。2 男女差は、自然発生的集落居住者のほうに、明確に示される。社会体制の差が言語に反映していると見られる。3 移住者は、自然発生的集落においてもまた社宅においても、その居住地の県内出身者の方言使用の比率に正の相関をもっている。すなわち県内出身者の方言使用に習得の機会をえていると見られる。4 それぞれの居住地区に、10年以上居住している人々は、広島泡言に対して親近感をもつようになるとともに、広島方言を使用する比率も急角度に上昇するようになる。