著者
櫻井 雅充 浦野 充洋
出版者
日本情報経営学会
雑誌
日本情報経営学会誌 (ISSN:18822614)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.97-110, 2014

Recently, the research-practice gap has become a major issue in human resource management (HRM) studies. Some studies insist that HRM studies have to be carried out based on rigorous theoretical accounts. Other studies propose that HRM studies have to be relevant to management. Both assume that HRM studies can pursue rigor or relevance by building on universal facts. However, there are no universal facts that are available. In contrast, this study advocates the critical analysis of how "HRM works". We analyze business process re-engineering through the introduction of an enterprise resource planning (ERP) package. This analysis indicates how our practices are constructed by the distinctiveness of HRM.
著者
室伏 順子
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.163, pp.170-173, 2006-11

「話し手が終始そわそわしているので,話に集中できない」「一方的にアピールされても,つまらない」--。ユーザー部門やお客さま企業は,ITエンジニアの提案を厳しい目で見ている。提案中の自分の動きを見直せば,聞き手の意識を引きつけられる。
著者
宮本 惠司
出版者
紀南文化財研究会
雑誌
熊野 (ISSN:18824102)
巻号頁・発行日
no.146, pp.1-20, 2014-06-08
著者
水野 あゆ
出版者
言語と交流研究会
雑誌
言語と交流 (ISSN:13461257)
巻号頁・発行日
no.17, pp.94-103, 2014
著者
森 万純
出版者
愛媛大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2011

術後4日以内の急性期患者に対する身体抑制の実施に至る看護師の判断要因を明らかにした。その結果、チューブ類に触れるあるいは触れないに関わらず、ベッド上でそわそわと寝たり起きたりを繰り返すなどの動作がみられる場合や、過去に術後せん妄を発症したり、何らかのルート類を自己抜去したことがあることや転倒・転落の既往が身体抑制の実施の判断の鍵となっていた。また、いつもより多重業務を行わなければいけないという医療者側の人的環境も抑制実施の判断要因の一つであることが明らかとなった。看護師が少しでもジレンマを感じることなくケアできるように、身体抑制実施の判断基準の構築および環境面の整備の必要性が示唆された。
著者
太田 秀樹 齋藤 邦夫
出版者
中央大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

降雨後の駿河湾地震 (2009年8月) で崩壊した東名高速道路牧の原盛土の盛土材料を実験に供したうえで現場データと比較照合したところ、現場で崩壊せずに残った盛土がおおむね1200kPa程度の定体積せん断強度を持っていたと判断された。崩壊した盛土の強度が120kPa程度であったことが分かっているから、崩壊した盛土は水がしみ込んで泥濘上になり強度が120kPa程度にまで低下していたと推定できる。永年の浸水による盛土の劣化・強度喪失のメカニズムを一連の実験によって推定したところ、崩壊前後の現場状況と定量的に整合し力学的に妥当と思われる結果がえられ、水による盛土の経年劣化機構が明らかになった。
著者
石川 准
巻号頁・発行日
1995-03-03

報告番号: 乙12159 ; 学位授与年月日: 1995-03-03 ; 学位の種別: 論文博士 ; 学位の種類: 博士(社会学) ; 学位記番号: 第12159号 ; 研究科・専攻: 社会学研究科
著者
榊原 均 木羽 隆敏 信定 知江 小嶋 美紀子
出版者
独立行政法人理化学研究所
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2009-07-23

高CO2により引き起こされる植物の成長促進において、トランスゼアチン型サイトカイニンの生合成亢進が要因の1つであることを明らかにするとともに、その原因となる遺伝子と制御機構を明らかにした。サイトカイニン作用の調節には、量的なものに加え、側鎖修飾による質的な調節機構があることを明らかにした。窒素栄養に応答したサイトカイニン生合成調節は、外環境(硝酸イオン)と内環境(グルタミン代謝)の複数の因子によって制御されていることを明らかにした。
著者
松村 洋子
出版者
北海道大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2010

【クビナガハムシ亜科の系統推定とオス・メス交尾器の詳細な形態観察から,交尾器の伸長現象と連動したオス・メスの複雑な共進化の全貌が解明されつつある】一般に繁殖に関わる形質は,他の形態形質では区別ができない種間でも,顕著な差異を示す例が多く知られる.交尾器特有の多様性を生む原動力は性淘汰・性的対立によると考えられ,行動生態学的な視点からの研究が行われてきた.一方で,その多様な形態をもつ交尾器の進化史はこれまであまり着目されてこなかった.さらにオス・メス交尾器の共進化の研究もサイズという一面しか捉えられてこなかった.形態形質の変化は個体発生の変更によってもたらされ,発生単位の構成要素間で連動した形態変化が起こることが十分に予想される.しかし,これまでにそういった発想で繁殖形質の網羅的な形態観察に基づく共進化史を推定した例はない.本研究では,これまで見落とされてきたサイズ以外の要素も含めたオス・メス交尾器の共進化の実態解明を目的とし,クビナガハムシ亜科に見られる交尾器の伸長現象を取上げた.これまで良く知られているように,オス・メス間の交尾器長の共変化に加え,メス側の構造に,オスの伸長部の有無と連動した以下の変化傾向があることが分かった:(1)交尾時にメス側の受入れ口となる部位に観察されるパッドの有無,(2)メス膣の表面に観察される剛毛のパッチの位置,(3)メスの精子貯蔵器官の複雑さ.さらに,オスの伸長部の長さがある閾値を越える否かで,オスの伸長部を取り巻く膜の表面構造が劇的に変化することが分かった.現在,形態観察に加えて本分類群の分子系統樹の構築を進めている.今後は,これを基に,交尾器の形質状態の祖先・子孫関係を決定し,オス・メス交尾器の共進化史を提示する.
著者
滝澤 壽
出版者
信州大学
雑誌
信州大学教養部紀要 (ISSN:13409972)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.53-64, 1995-02

Les Bourgeois de Molinchart et Madame Bovary, ces deux romans mériteraient d'être attentivement compares, puisqu'ils traitent tous les deux des problématiques de l'amour et du mariage, et qu'ils arrivent a toucher a un theme similaire : adultere. D'ailleurs, Flaubert était en train de composer son roman quand celui de Champfleury a paru. Jusqu'á ce moment, il en avait presque été á la fin de la deuxiéme partie, il n'est pas question qu'il ait été influencé d' une façon directe par Champfleury, qui a néanmoins mis Flaubert en alarme a un certain degré. Pour élucider ces problémes posés autour de deux romans d'adultére, notre étude comparative de compose de trois chapitres comme ce qui suit. Chapitre I Champfleury et Les Bourgeois de Molinchart Chapitre II Réaction de Flaubert a l'apparition du roman de Champfleury Chapitre III Analyse comparative des deux romans Certes, le resultat de cette comparaison s'est avéré tout favorable á Flaubert, mais aussi nous avons bien constaté que Champfleury, trop souvent mal estimé, n'en eta it pas moins important en tant que réaliste.
著者
小川未明 著
出版者
赤い鳥社
巻号頁・発行日
1922
著者
所 雄章
出版者
有斐閣
雑誌
哲学雑誌 (ISSN:03873366)
巻号頁・発行日
vol.70, no.729, 1955-10
著者
多田 純一
出版者
大阪芸術大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2012-08-31

本研究は、日本人としてはじめてピアノリサイタルを行い「ショパン弾き」と呼ばれた澤田柳吉(1886-1936)の音楽活動について調査し、彼の音楽活動の意義を考察した研究である。各機関が所蔵する明治期から昭和初期の音楽雑誌、遺族所蔵の資料、出版譜、手稿譜、音源資料(SPレコード)、ピアノロール、コンクールの審査記録、海外(台北およびサンフランシスコ)における活動記録といった幅広い資料から、彼の音楽活動が洋楽受容の黎明期においてパイオニアとしての役割を果たしていたことが明らかになった。研究成果は論文2件、研究発表3件、レクチャーコンサート3件、著書1件、CD制作1件として発表した。
著者
[松平定信] [編]
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
vol.印章 一, 1900