著者
寺沢 秀一
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.97, no.9, pp.2191-2197, 2008 (Released:2012-08-02)
参考文献数
4
被引用文献数
1
著者
大島 裕子 小泉 孝之 辻内 伸好
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.73, no.728, pp.1172-1179, 2007-04-25 (Released:2011-03-04)
参考文献数
12

At present, many products are demanded both facilities and comforts. It is necessary for realizing comforts to measure human sensitivities. Therefore, many various sensory evaluation methods are proposed. Scheffe's paired comparison is one of these sensory evaluation methods, and is used widely. Especially, Nakaya's method, that is developed based on Schffe's paired comparison, evaluates human sensitivities and enables to add a relative score to the samples. However, the conventional Nakaya's method can separate the main effects, differences among individuals and combination effects. If there will be other factors that have an effect on the samples' evaluation, the effects will be neglected in Nakaya's method. Therefore the main effect tends to be hard to be detected by Nakaya's method. In this paper, we propose a new sensory evaluation method that enables to separate multiple effects. As this new method enables separate many effects, the relative error variance value is smaller, and it will make us to search factors easily and correctly that affect human sensitivities. This new method is applied to the loudspeakers' psycho-acoustic evaluation, and it is clarified this new method is useful for sensory evaluation when the difference is small and when there are a few panelists.
著者
丹治 敬之 野呂 文行
出版者
障害科学学会
雑誌
障害科学研究 (ISSN:18815812)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.87-97, 2010-03-25

本研究では、既に平仮名の読みが可能であった自閉性障害児2名に対して、片仮名単語の構成反応見本合わせ課題を用いた指導を行い、直接指導していない平仮名-片仮名文字間において等価関係が成立するかどうかを検討した。研究1では、1名の自閉性障害児において、絵を見本刺激とする片仮名単語構成課題を実施した。その結果、直接指導していない片仮名文字や片仮名単語の読み獲得および、平仮名文字-片仮名文字間における等価関係の成立が示された。研究2では、1名の自閉性障害児に対して、音声を見本刺激とする片仮名単語構成課題を実施した。プレテストおよびポストテストを導入したことで、構成反応見本合わせの指導の結果によって、平仮名-片仮名文字間の等価関係が成立したことを明らかにすることができた。これらの結果から、先行研究で示されてきた平仮名や漢字の指導だけではなく、片仮名の指導においても刺激等価性を用いた指導の適用可能性が示された。
著者
平井 東幸
出版者
嘉悦大学
雑誌
嘉悦大学研究論集 (ISSN:02883376)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.55-68, 2003-10-01

近年、産業集積をめぐっての論議が少なくない。学会はもとより、行政、さらには産業界でも日本経済再生とのからみもあって各方面で産業集積という用語が用いられるようなった。そして学際的な研究が国の内外で活発に行われるようになっている。ここでは、産業集積として歴史の古い繊維産地、とくに織物産地を産業集積という観点から整理をしてみたいと思う。産業集積の概念が当初の工業集積に限られた時代から最近は商業集積等を含めた広義に解釈されるようになっている。そこで、先ず産業集積の定義を試み,次いで、織物産地について歴史的形成、全国的な分布、立地条件、集積のメリットそしてデメリット等について検討する。
著者
諏訪部 仁
出版者
金沢工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

結晶系太陽電池ウェハーのスライシング加工には,マルチワイヤソーが用いられている.本方法には遊離砥粒方式と固定砥粒方式があり,ダイヤモンド砥粒を固着したワイヤ工具を利用した固定砥粒方式が注目されている.本申請課題では,固定砥粒方式のワイヤソー切断において,ワイヤコスト低減,切断性能の向上や切断代の減少を目指して,ダイヤモンドワイヤ工具の高速作製法の開発並びに固定砥粒方式の加工精度等の加工特性に与える影響因子を実験的に検討し,高能率切断の可能性を示した.
著者
峰松 健夫 真田 弘美 森 武俊 仲上 豪二朗 野口 博史 玉井 奈緒
出版者
東京大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

(1)スキンブロッティングの原理:角質細胞間脂質のラメラ構造の電子顕微鏡観察が必要であるが、従来の試料作製法では不可能である。そこで新たな試料作製法を考案し、通常電顕で観察ができることを明らかにした。また、タイトジャンクションについては、Claudin1の組織染色性が変化することからスキンブロッティングによる一時的な開裂が示唆された。(2)褥瘡の超早期発見を実現するためのスキンブロッティングに用いるバイオマーカーの選択を動物実験で行い、虚血・リンパ還流障害・虚血再灌流障害・組織変形を示すバイオマーカーとしてそれぞれPAI1、VEGF-C、IL1α、HSP90αを同定した。
著者
中嶋 辰成 青戸 等人 外山 芳人
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3, pp.3_294-3_306, 2014-07-25 (Released:2014-09-10)

等式論理において,自然数やリストなどのデータ構造上で成立する等式を帰納的定理とよぶ.与えられた等式が等式論理の帰納的定理であるか否かは一般に決定不能であるが,いくつかの部分クラスに対する決定手続きが知られている.FalkeとKapur (2006)が与えた決定手続きは書き換え帰納法に基づく.一方,外山(2002)は,帰納的定理判定問題を2つの抽象リダクションシステムの等価性判定問題としてとらえることで,書き換え帰納法が帰納的定理の決定手続きとなるための十分条件を示した.しかし,この両者が保証している決定可能な帰納的定理のクラス間には包含関係がない.そこで,本論文ではこれら2つのアプローチを組み合わせることにより,従来保証されていた決定可能な帰納的定理のクラスを拡張する.
著者
稲垣 信子
出版者
京都
雑誌
同志社女子大学大学院文学研究科紀要 = Papers in Language, Literature, and Culture of the Graduate School of Doshisha Women's College of Liberal Arts (ISSN:18849296)
巻号頁・発行日
no.13, pp.37-51, 2013-03

昭和四十八年に発掘され「誈阿佐ム加ム移母」といった句が含まれる木簡は、近江大津宮時代のものとされているが、訓点の起源、句の形の訓点形式、「誈」の字体、「動詞終止形+ヤモ」の形からその可能性は低いと考えられる。また、yaの用字に用いられた「移」は、出土周辺遺跡の特徴から渡来系集団に用いられていたものであることを推定する。
著者
稲垣 信子 INAGAKI Nobuko
出版者
京都
雑誌
同志社女子大学大学院文学研究科紀要 = Papers in Language, Literature, and Culture of the Graduate School of Doshisha Women's College of Liberal Arts (ISSN:18849296)
巻号頁・発行日
no.13, pp.37-51, 2013-03

昭和四十八年に発掘され「誈阿佐ム加ム移母」といった句が含まれる木簡は、近江大津宮時代のものとされているが、訓点の起源、句の形の訓点形式、「誈」の字体、「動詞終止形+ヤモ」の形からその可能性は低いと考えられる。また、yaの用字に用いられた「移」は、出土周辺遺跡の特徴から渡来系集団に用いられていたものであることを推定する。
著者
宮崎 裕助
出版者
新潟大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

本研究は、当該研究者がこれまで独自に練り上げてきたテレコミュニケーション概念の視点から、その民主主義論の討議倫理的な可能性を解明し、デリダの民主主義概念の系譜学の意義を提示することができた。
著者
三木 いずみ
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.443, pp.81-84, 2011-08

JR沼津駅から徒歩で10分ほど。商店街の中にあり、目の前には広い通りが走る。そんな一見好立地な場所に居酒屋「元祖!あした葉」はある。開店から既に11年が経とうとしているが、駅近くの姉妹店に比べて、思うように集客できていないのが悩みだ。 店は約25坪と広いのに宴会客がとれない。周囲には、たくさんの企業があり、宴会需要がないわけではない。