出版者
フード・ビジネス
雑誌
月刊食堂
巻号頁・発行日
vol.47, no.10, pp.17-19, 2007-10
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.240, pp.21-27, 2004-09

午後3時のサッカーグラウンドは蒸し暑かった。アルビレックス新潟社長の池田弘ひろむが、ワールドカップの会場にもなった競技場「ビッグスワン」メインゲートから、ゴールポストに向かって歩いてくる。チームカラーでもあるオレンジ色のシャツが、夏の陽射しに眩しい。走ってきたわけでもないのに息が弾んでいるのは、恰幅がいいせいだろう。
著者
文 彰鶴
出版者
東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻
雑誌
言語情報科学 (ISSN:13478931)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.31-47, 2011-03-01

本稿では日韓両言語の文末形式を取り上げ、その対応関係を考察する。・日本語の終助詞と韓国語の終結語尾の間には有意義な対応関係が見られず、日本語の平叙文の断定形の意味分類(「知覚表明」と「知識表明」)と韓国語の終結語尾が担う意味の間において、より密接な対応関係が見出された。・日本語では 断定形で「知覚表明」と「知識表明」の違いを表すことができるが、韓国語では終結語尾の選択によって両者を区別している。・ 驚き・戸惑いを表す感動詞、また断定や不確かな記憶の想起を表す叙法副詞との共起関係において、日本語の断定形の意味分類と韓国語の終結語尾が平行していることから両者の対応関係が検証される。
著者
深川 岳志
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.575, pp.97-100, 2009-04-13

戻ってきた謎の英文メール/恥ずかしい返信はバレる/自慢の記憶力より連絡帳/宛先は「富士産業深川様」
著者
間野 義之
出版者
早稲田大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

本研究は、日本におけるエリートアスリートの環境の整備、および国際競技力向上を図るため、国際研究者コンソーシアム「SPLISS」に参画し、エリートスポーツ政策とトップアスリートの環境に関する定量的な国際比較研究を行い、日本のエリートスポーツ政策の主要成功要因や課題を明らかにすることを目的とした。日本のエリートスポーツシステムは他国に比べ「トレーニング施設」「国内・国際競技大会」「医科学研究」が優れている一方で、「スポーツ参加」「タレント発掘・養成」には一定の課題があることが明らかとなった。
著者
宮澤 一治 太田 助十郎 小嶋 由希子 水沼 隆秀 西川 俊昭
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.18, no.9, pp.724-728, 1998 (Released:2008-12-11)
参考文献数
7
被引用文献数
3 2 4

仰臥位で行われた手術後,一過性に下肢のしびれ感,疼痛,歩行障害が出現し,腓骨神経麻痺の診断で治療を要した3症例を経験した.3症例とも症状は一過性で麻痺を残すことはなかった.今回の腓骨神経麻痺は術中の体位固定による膝部の過伸展が主な原因ではないかと考えられた.膝上部大腿後面にスポンジ製パッドを敷き,膝窩部をやや屈曲させ,また,ベルト状の抑制帯は膝部を避け,ややゆとりをもって大腿部もしくは下腿部に巻くなどの防止策をとって以来,仰臥位手術後の腓骨神経麻痺の発現をみていない.
著者
加藤 正夫 佐藤 乙丸
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.15, no.6, pp.310-316, 1966-11-15 (Released:2010-09-07)
参考文献数
4

空知川における河川水流下時間測定の実験においてはトレーサー物質の河川水中における損失はそれほど問題とならなかったが, 放射性トレーサーによって河川流量を測定したり, 汚染水の希釈度合を研究する場合には, 放射性トレーサーの損失が大きな問題となる。この意味で前報の実験のうちもっとも損失が多いと推定された区間をえらび, 3Hと82Brまたは24Naを用いて, トレーサーの損失に関する検討, 流量測定法およびトレーサーの横拡散の実験を行なった。また本実験は比較的流量が大きく (30~40t/sec) , しかも河状が複雑な河川への放射性トレーサー法の有効性への1つの試みでもあり, 実験の結果適用しうることを明らかにしている。
著者
中沖 尚行
出版者
文星芸術大学
雑誌
文星紀要
巻号頁・発行日
vol.17, 2005
著者
中沖 尚行
出版者
文星芸術大学
雑誌
文星紀要
巻号頁・発行日
vol.18, 2006
著者
平尾 和洋 滝川 淳
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.69, no.577, pp.57-64, 2004
参考文献数
20
被引用文献数
3 1

The aim here in the report is to study and validate how it influences thinking process by introducing the idea-generation method of brainwriting(BW) to the first stage of space designing with the group work. We've set the subject for the space designing and analyzed comparatively. The method of our analysis is based on the data of 2 groups: One is the group which supports the idea of BW. The other is the group which advances the idea freely. The results are following. 1)We've got 5 patterns through the procedures for making proposal document. The 1st group's data showed the pattern to develop their thought in most cases. 2)When we paid attention to the supporting group of BW, the number of language data in one topic and the amount of idea sketch were increased. We've found lots of idea development with sketch even when they make the draft proposal. 3)It was proved that compulsory jumps to abstract thought with BW lead to think developmentally and create better idea.
著者
竹房あつ子 中田秀基 池上努 田中良夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.20, pp.1-6, 2013-07-24

階層型タスク並列処理は,タスクの再実行や冗長実行により耐障害性を備えたプログラムが設計できるため,ポストペタスケール高性能計算における有望なプログラミングモデルの 1 つと考えられている.我々は,耐障害性を備えたアプリケーションプログラムの開発を支援にする耐障害アプリケーションフレームワーク Falanx を提案している.このようなアプリケーションフレームワークは,計算に必要となるデータを障害から保全するデータストア機構と計算ノードの健全性を監視しつつ適切に計算を実行する資源管理機構からなる.これらを,ポストペタスケール計算機環境においてスケーラブルでかつ,それら自身が耐故障性を持つように設計・実装する必要がある.本研究では,耐障害アプリケーションフレームワークのポストペタスケール計算機環境での性能特性を検証して技術的課題を明らかにすることを目的とし,試験実装となるパーシステントストレージを利用した高可用分散協調スケジューラを設計・開発する.本スケジューラは既に実装を進めている資源管理機構と新たに追加したデータストア機構で構成され,Apache ZooKeeper と Apache Cassandra を用いて実装することで耐障害性を実現する.本スケジューラを用いた予備実験から,処理中に計算ノードが落ちてしまった場合も,自動的にタスクが再実行されアプリケーションプログラムが継続実行できることを確認した.