5 0 0 0 OA 法苑珠林

著者
道世 編
出版者
法苑珠林出版所
巻号頁・発行日
vol.第1, 1889
著者
納富 信留
出版者
岩波書店
雑誌
思想 (ISSN:03862755)
巻号頁・発行日
no.948, pp.37-57, 2003-04
著者
久保 明教
出版者
日本スポーツ社会学会
雑誌
スポーツ社会学研究 (ISSN:09192751)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.19-33, 2015-03-30 (Released:2016-06-03)
参考文献数
4

本稿は、将棋電王戦における棋士とソフトの対局をめぐる事例分析に基づいて、現代スポーツに広く見られる、人間と非人間的なテクノロジーが結びついた主体の有様を探究するものである。 モバイル端末で体調管理を行うスポーツ愛好家から科学的トレーニングによって心身を鍛え上げるトップアスリートにいたるまで、現代のスポーツには人間的存在と非人間的存在が結びついたハイブリッドな行為体が遍在している。だが、こうした人間と非人間のハイブリッドはしばしば一方が他方に従属する形で理解され、「スポーツは人間がするものだ」という命題が維持されてきた。 本稿では、まず、ブルーノ・ラトゥールが提唱した「対称性人類学」のアプローチを参照しながら、スポーツに対するテクノロジーのあからさまな浸透が一般化した現代において、なぜ人間中心主義的なスポーツ観が維持されているのかを検討する。そこで見いだされるのは、科学技術によって客体化される自己とこうした科学的な客体としての自己を観察し制御する主体としての自己の明確な区別に基づいて前者を後者に従属させる再帰的な主体のあり方である。こうした「モニタリングする主体」の形象によって、ハイブリッドは覆い隠され、人間中心主義的なスポーツ観が維持・再生されてきたと考えられる。 これに対して、将棋電王戦をめぐる事例分析においては、棋士も将棋ソフトも共に人間的な要素と非人間的な要素が混ざり合ったハイブリッドな存在であること、電王戦の対局において、両者の「モニタリングする主体」としての有様がしばしば機能不全に陥っていったことに注目する。棋士とソフトのふるまいが観測可能な範囲の限界を超えて様々な人間的/非人間的要素と流動的な関係をとり結んでいく過程を検討した上で、最終的に、異種混交的なネットワークへと自らを託していく主体の有様において現代スポーツに遍在するハイブリッドな行為体を捉えうることを示す。
著者
高 兵兵
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 (ISSN:09150900)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.83-98, 2006-03-31

「残菊」は、中国唐代以来詩に詠まれていた題材であるが、日本ではそれをはじめて詩に詠んだのは、菅原道真である。しかも、中国の古典詩では「残菊」はあまり取りあげられなかったのに対して、日本では菅原道真をはじめとする漢詩人たちによって積極的に取りあげられていたようである。
著者
高橋 有里 桐田 隆博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.410, pp.69-74, 2006-11-30

乳児の泣き声が育児中の女性に及ぼす心理生理的影響について,育児ストレスとの関連性から検討した.他人の乳児の泣き声を聴取中の母親の心拍数,皮膚コンダクタンス変化と,泣き声聴取後の拡張期血圧を測定した.その結果,他人の乳児の泣き声は母親にとってネガティブな感情を高める刺激であったが,母親は泣き声に注意を集中し,心拍数が減少した.育児ストレス度では,生理的指標に差は見られなかった.しかし,泣き声を聞いて抑鬱・不安感情が高くなった母親は拡張期血圧が上昇するなどのストレス反応が確認された.また,泣き声に対する不快度が強い母親は,皮膚コンダクタンス反応が大きいことや,心拍数が時間の経過とともに統制条件と差がなくなることから,乳児の泣き声に対する耐性が低いことが示唆された.
著者
高橋 進 中西 輝政 山口 二郎
出版者
岩波書店
雑誌
世界 (ISSN:05824532)
巻号頁・発行日
no.556, pp.p36-59, 1991-07
著者
中村 悦大
出版者
日本選挙学会
雑誌
選挙研究 (ISSN:09123512)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.5-15, 2011 (Released:2017-07-03)
参考文献数
64

有権者が十分に理性的な政治的判断を行い得るのか,あるいは感情的で非合理的な存在であるのかは投票行動論の重要なテーマである。本論文では,投票行動論において,有権者の政治的判断の合理性に関する理解が近年どのような展開を見せているのかを概観する。本論文では,まず1990年代後半までの主要な研究を取り上げ,その中で,the American Voter以来の伝統的な非合理的有権者像が見直されてきたことを説明する。次に心理学の発達に基づいて,近年さらに有権者の合理性が見直されてきている点を述べる。さらに,第三節ではそのような心理学的な議論のいわば基礎理論を提供している生物学および神経科学などの知見と応用について取り上げる。最後にこれらの研究潮流に関しての特徴をまとめ,本論文を終わる。
著者
奥村 隆
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.406-420,478*, 1989-03-31

現在、社会科学に持ち込まれている「生活世界」という概念は、いったいどのような「社会」についての構想を、新しく社会科学にもたらすのであろうか。<BR>この問いに答えるためには、まず、従来必ずしも自覚的に区別されていない「生活世界」概念のさまざまなヴァージョンの相違を吟味しなければならない。本稿では、次の三人、すなわち、日常生活の常識による主観的構成を描いたシュッツ、これを再生産する間主観的コミュニケイション過程を捉えたハバーマス、これらを基礎づける自明性の世界を抉るフッサール、それぞれの「生活世界」概念の内包が検討されていく。<BR>そのうえで、そこから「社会」の構想へと延ばされる射程が吟味しうることになる。シュッツは「社会」が日常的過程に入り込む場面を、ハバーマスは社会システムと「生活世界」の相剋を、それぞれの「生活世界」概念から新たに描き出している。しかし、彼らの構図には、「生活世界」を「社会」に位置づけようとしたための限界があり、「生活世界」という基層から「社会」が形成される相を把握しようとする、フッサールの概念から展開しうる構図ほどの射程を持ちえない。「社会」の原初的な位相を抉り出すこの構図の展開は、困難なものといわざるをえないが、「生活世界」の視座から全く新しく「社会」を捉え直す戦略として、さらなる検討を加えていくべきものである。
著者
柴田 友厚
出版者
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター
雑誌
赤門マネジメント・レビュー (ISSN:13485504)
巻号頁・発行日
vol.13, no.12, pp.477-498, 2014-12-25 (Released:2015-12-26)
参考文献数
22

本稿は、日産CMF 開発過程の事例分析を通して、モジュール化研究で残されてきた課題であるデザイン・ルールの策定過程を明らかにする。新たな三つの知見を導出した。第一に、最初にデザイン・ルールを明確に策定し、その後初めて製品設計を始めるという順番を厳守すること、第二にデザイン・ルールの是非は、設計能力だけではなくて市場要件など前提条件の解決度合いの影響を大きく受けること、第三にそれゆえにデザイン・ルールの策定は戦略的な課題であり、技術者のみならずシニアマネージャーの関与が必要だということである。これらの点で、モジュール化の製品開発プロセスは従来の製品開発プロセスとは異なる。
著者
Akio Tanikawa Takeshi Yamasaki
出版者
Arachnological Society of Japan
雑誌
Acta Arachnologica (ISSN:00015202)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.11-13, 2019-06-30 (Released:2019-07-12)
参考文献数
19

Anepsion japonicum (Bösenberg & Strand 1906) is newly synonymized with A. maritatum (O.Pickard-Cambridge 1877) by examining the type specimens.

5 0 0 0 OA [お伽噺]

著者
堤吉兵衛 編
出版者
堤吉兵衛
巻号頁・発行日
vol.ねづみのよめいり, 1888

5 0 0 0 OA 子会社管理

著者
犬飼 正志
出版者
日本生産管理学会
雑誌
生産管理 (ISSN:1341528X)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.131-138, 1996-07-10 (Released:2011-11-14)
参考文献数
7