著者
嘉味田 朝功
出版者
日本マネジメント学会
雑誌
日本経営教育学会全国研究大会研究報告集
巻号頁・発行日
no.41, pp.56-60, 2000-06-16

デジタル技術は、宇宙空間の電離層までをわが家の裏庭にしてしまった。これまでとは異なる種類の知識・能力・経験が必要である。KAE原理、ABCD思考を実践した。1つは現時点で利用可能なKからの収捨選択。もう1つはインターネット構築過程のEからの新K。この2つをつなげて新Aを開発する際、コミュニカビリティが最も難問である。仏教のまんだら図のフラクタルをメタファーにして拡張KAEモデルを創った。 このモデルは、デカルト以来の精神・物質の分離ではなく、メビウスの帯の如く、バーチャルとリアルが、ねじれて繋がっている。社会システム(バーチャル)の裏側が生活世界(リアル)なのである。このモデルを更に抽象度を高め、世界に向けて呼びかけたい。そのために、言語(デジタル)に拘束されずに、場所の論理(アナログ)の誘導により応答できるように、位置と形と色で概念を構成した。
著者
一色 泰成
出版者
東京歯科大学学会
雑誌
齒科學報 (ISSN:00373710)
巻号頁・発行日
vol.109, no.1, pp.21-24, 2009-02-28
著者
立場川 一広
出版者
一般社団法人照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.84, no.4, pp.209-210, 2000-04-01
著者
加藤 光男
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.845, pp.10-17, 2007-03-26

いわき平競輪場の全面的な建て替え工事がひと段落し、2006年10月に開業した。地上の駐車場を覆う形で、バンクと呼ぶ自転車の競争路を配置。バンクの内側にも観戦スペースや広場を設けた。こうしたスペースは、競馬場などでは例はあるが、競輪場では全国初の試みだ。
出版者
大蔵財務協会
巻号頁・発行日
1955
著者
赤穂 昭太郎
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05272997)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.316-324, 1991-11-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
鬼塚 史朗
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.426-433, 1994
被引用文献数
1

1800年,ボルタの電池が発明されると電気の研究はいちだんと進展した。そして,電気は実用化の時代へと入っていく。この実用化に際し,エジソンとウェスティングハウスの間には熾烈な論争が展開された。この論争は交流-直流大戦争の名で呼ばれた。論争は,ウェスティングハウス(交流)側の勝利に終わったが,このなかで確立された技術は多い。「直流か交流か」「高圧か低圧か」「負荷は直列か並列か」「市中型火力発電所か郊外型水力発電所か」「アーク灯か白熱電球か」等々,両者の間には対照的な理論が展開された。これらをたどるとそのまま物理の授業になる。エジソンの実践研究とウェスティングハウスらの理論的研究は,教育的には体験的理解と理論的理解,定性的理解と定量的理解に対応させて考えることができる。
著者
生熊 克己 向殿 政男
出版者
日本信頼性学会
雑誌
信頼性シンポジウム発表報文集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.35-38, 2011

本稿では交通事故を個々の事象に限定せず社会的現象としてとらえることとした.人の特質である行動特性の曖昧さの情況を明確にするとともに,交通統計年鑑の事故データから人間が操作する自動車運転システムの安全性の現状レベルを確認する.次に,ヒューマンエラー水準の推定から今後の事故低減対策に向け,人に依存する安全運転の限界を説明する.更なる交通事故低減目標の実現に向け,安全運転支援装置として電子制御システムによる人の弱点を補う視点で,例として早期危険認知による追突死亡事故半減について提案する.
著者
田代 正之
出版者
日本古生物学会
雑誌
日本古生物学會報告・紀事 新編 (ISSN:00310204)
巻号頁・発行日
no.110, pp.319-329, 1978-06-30
被引用文献数
3

熊本県天草郡竜ケ岳町の姫浦層群の下部亜層群下層部より産する二枚貝Atreta intuleavis, sp. nov., Pycnodonte amakusensis, sp. nov., Thyasira (Thyasira) himedoensis, sp. nov., Chlamys (s.l.) tamurai immodesta, subsp. nov.の4属3新種1新亜種を記載した。そのうちAtreta, Pycnodonte, Thyasiraは, 本邦中生界では, おそらく最初の記載である(但し, Pycnodonte? sp., HAYAMI 1975 ; Thysira sp., TASHIRO 1976を除く).なおAtretaの所属については, PlicatulidaeとDimyidaeのどちらに加えられるか疑問な点があったが, 今回, 前者に属することが判明した。PycnodonteやThyasiraは, アフリカ, ヨーロッパ, 北アメリカでは, カンパニアン以降にその発達が顕著であるが, 本産地は, サントニアンの下部とされているので, 姫浦層群産のPycnodonte, Thyasiraは, 古い形態を示すものとして興味深い。また, Chlamys (s.l.) tamurai, Chlamys (s.l.) tamurai immodestaは, Camptonectes, Camptochlamysの中生代型のPectinidsとEburneopecten, Palliolumの新生代型のPectinidsの双方にそれぞれ共通する表面装飾を有する点, 分類学上, 極めて, 興味あるものである。