著者
水井 潔
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.450, pp.31-34, 2000-11-13
被引用文献数
5

本稿では, ITS(高度交通システム)の実用化には必要不可欠な無線通信技術関連に焦点を絞った国際会議, "The 1st Workshop on ITS Telecommunications(ITST2000)"の概要について報告する.本国際会議は神奈川県横須賀市にある横須賀リサーチパーク(YRP)で10月26, 27日に開催され, 2日間にわたり9つのTechnical Sessionで47件の講演, 4件のKeynote Adress, 5件のITS Demonstrationが行われた.
著者
新長 章典
出版者
京都学園大学
雑誌
京都学園大学経営学部論集 (ISSN:0916734X)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.1-15, 2006-03-20
被引用文献数
4

近年,非接触型ICカードが急速な普及の兆しをみせ,教育現場での有効利用についても議論されている。また,多機能型携帯電話が普及し,大学生は携帯電話による電子メールからWeb閲覧,Javaアプリケーション,そして非接触型ICカード機能まで搭載されるようになっている。しかし,非接触ICカードと携帯電話の非接触ICチップを併用したシステムを用いての教育実践についてはこれからである。そこで,本研究では,非接触ICカード機能を利用した大学授業の活性化を目的とした授業支援システムを構想し,実践利用に向けた機能の評価と課題を考察した。
著者
山下 末人
出版者
関西学院大学
雑誌
法と政治 (ISSN:02880709)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.27-60, 1996-03

I Einleitung II Willenstheorie, Erklarungstheorie und mittlere Theorie III der Wille, der "das Vertragsverhaltnis als soziale Beziehung" bilden soll. IV Zusammenfassung
著者
Clay Simon
出版者
嘉悦大学
雑誌
嘉悦大学研究論集 (ISSN:02883376)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.83-93, 2002-03-30

本稿は東京にある聖オルバン・アングリカン/エピスコパル教会においてシリーズで行われた公開講座「キリスト教と文化」の講座の一つとして、2002年1月27日に行った講演をもとに加筆、修正したものである。この講演で論じたことは16世紀及び17世紀の日本におけるカトリック伝導研究の入り口部分であり、今後はこの研究を更に進めて特に当時の日本人のキリスト教改宗者の果たした役割について研究を深めたい。
著者
中村 康久 福島 隆人 尾作勝弥 松本 直樹 出町 大輔
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告高度交通システム(ITS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.89, pp.87-92, 2005-09-06

安全性と先進性を提供するために、日常生活空間と車内空間のシームレス化実現を目指したⅤMC(Vehicle Mobile Convergence)コンセプトについて紹介する。まず政府が提唱するu-JAPAN政策におけるVMCの役割、位置付けを説明し、VMCのコンセプト、サービスイメージについて述べる。具体的には携帯電話と車載通信モジュールが同一の電話番号で通信が可能なスイッチホンサービスのコンセプトを紹介する。更に、昨年の道路交通法の改正を受けて開発したFOMAハンズフリー装置やメール連携の仕組みについて説明する。最後に、最近携帯電話で広く採用されつつある近距離通信方式(FELICA)のITSへの応用について述べる。In this paper, VMC(Vehicle Mobile Convergence) Concept for Advanced ITS service is explained. VMC is a high-level concept to increase safety and security by integrating the 3G cellular technologies and car electronics, ITS. Various example such as FOMA switch-phone service, hands-free service and FELICA are introduced. WC is under the framework of u-JAPAN policy to achieve ubiquitous network by the year 2010.
著者
中村 康久 福島 隆人 尾作 勝弥 松本 直樹 出町 大輔
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.260, pp.53-58, 2005-08-30
被引用文献数
3

安全性と先進性を提供するために、日常生活空間と車内空間のシームレス化実現を目指したVMC(Vehicle Mobile Convergence)コンセプトについて紹介する。まず政府が提唱するu-JAPAN政策におけるVMCの役割、位置付けを説明し、VMCのコンセプト、サービスイメージについて述べる。具体的には携帯電話と車載通信モジュールが同一の電話番号で通信が可能なスイッチホンサービスのコンセプトを紹介する。更に、昨年の道路交通法の改正を受けて開発したFOMAハンズフリー装置やメール連携の仕組みについて説明する。最後に、最近携帯電話で広く採用されつつある近距離通信方式(FELICA)のITSへの応用について述べる。
著者
森脇 喜一
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.300-320, 1998-11-30

第39次南極地域観測隊(第39次隊)は1997年11月14日東京港を出発した。フリマントル寄港中に第38次越冬隊に緊急患者が発生したため昭和基地に直行し12月15日に到着した。患者収容と物資輸送後, 患者を送還するため「しらせ」はケープタウンまで往復した。「しらせ」は1月23日にアムンゼン湾トナー島に地学調査隊を送り込んだ後, 1月27日に昭和基地に戻った。昭和基地での建設等は12月中旬∿2月中旬に行われた。昭和基地方面での野外調査は12月下旬∿1月上旬と1月末∿2月上旬にかけて, ドームふじ観測拠点への旅行は12月下旬∿2月上旬になされた。大気採集実験は1月3日に実施された。第39次夏隊と第38次越冬隊は2月15日に昭和基地を離れ, 海底地形測量の後, 2月下旬にアムンゼン湾地域での観測を実施した。3月1日アムンゼン湾発, 同21日シドニー入港, 同28日, 空路成田に帰着した。海洋観測は東京からシドニーまでの「しらせ」航路上で実施した。
著者
黄 志良
出版者
神戸大学
雑誌
神戸大学医学部紀要 (ISSN:00756431)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.45-52, 1990-06

健康な男子学生77名,先天性盲人高校生3名,および交替制勤務に従事する看護婦4名を対象とし,生活時間調査を行なうとともに腋窩温の連続測定によってその概日リズムを記録し,学生については体格,体力,1日当たりの歩数,および課外運動の経歴をも調べた結果,1.学生について体温リズムのメサーは36.6±0.2℃,頂点位相は18時10分±2時間22分,振幅は0.52±0.16℃ (いずれも,平均土標準偏差〉であった。2.起床時刻と就寝時刻の間には有意の椙関を認めず,睡眠時間は起床時刻よりも就寝時刻に強く規定されていた。3.体温の頂点位相は就寝時刻とは関連せず,起床時刻と有意に相関していた。4.看護婦は夜勤時に昼勤時よりも振幅の低下を認めた。盲人高校生では健常な学生と比べて振幅が減少じでいた。5.1日当たりの歩数と起床および就寝時刻は逆相関じていた。6.体温リズムの振幅は歩数および近年の課外運動め程度と有意に相関し,身体活動の大きい者では振幅も大になるととを認めた。