3 0 0 0 OA 人事興信録

著者
人事興信所 編
出版者
人事興信所
巻号頁・発行日
vol.第11版 改訂版 上, 1939
著者
青野 正明 Masaaki Aono 桃山学院大学国際教養学部
出版者
桃山学院大学総合研究所
雑誌
国際文化論集 = INTERCULTURAL STUDIES (ISSN:09170219)
巻号頁・発行日
no.41, pp.133-185, 2009-12-22

In 1936, the Japanese Government-General of Korea reorganized the colony's shrine system. This reorganization was carried out for two purposes : first, to promote some of the main shrines to the status of Kokuhei-shosha (国幣小社), which ranked sixth among nationally-supported shrines ; and second, to increase the overall number of shrines (神社・神祠) as a way of mobilizing Korean people to carry out the Government-General's policies. In this paper I examine principally the second of those two purposes. By analyzing the Government-General's principle of having one shrine in each myeon (面), I seek to clarify the process through which that policy was formed.
著者
青野 正明 Masaaki Aono 桃山学院大学国際教養学部
出版者
桃山学院大学総合研究所
雑誌
国際文化論集 = INTERCULTURAL STUDIES (ISSN:09170219)
巻号頁・発行日
no.39, pp.85-122, 2009-03-10

In 1936, the Japanese Government-General of Korea reorganized the colony's shrine system. This reorganization was carried out for two purposes: first, to promote some of the main shrines to the status of Kokuhei-shohsha (国幣小社), which ranked sixth among nationally-supported shrines; and second, to increase the overall number of shrines (神社・神祠) as a way of mobilizing Korean people to carry out the Government-General's policies. In this paper I examine principally the second of the two above-mentioned purposes, seeking to clarify the connection between the government's shrineexpansion policy and its statements about making use of Korean village rites. The enactment of the shrine-expansion policy itself will be considered in a subsequent paper.
著者
青野 正明
出版者
桃山学院大学
雑誌
国際文化論集 (ISSN:09170219)
巻号頁・発行日
no.47, pp.5-34, 2013-03-28

In 1936, the Japanese Government-General of Korea reorganized the colony's shrine system. This reorganization was carried out for two purposes : first, to promote some of the main shrines to the status of Kokuhei-shohsha (国幣小社), which ranked sixth among nationally-supported shrines ; and second, to increase the overall number of shrines (神社・神祠) as a way of mobilizing Korean people to carry out the Government-General's policies. In this paper I examine principally the second of the two above-mentioned purposes, seeking to clarify the nature of this shrine policy, which sought to make use of the traditional agricultural rites carried out in villages in Korea. Concretely, I analyze how the policy for reproduction and reformation of village rites attempted to create shrines (神祠) by making use of village rites in the region of Gangwon-Do.
著者
勝又 隆
出版者
日本語学会
雑誌
日本語の研究 (ISSN:13495119)
巻号頁・発行日
vol.1, no.4, pp.93-79, 2005-10-01

上代における「-ソ-連体形」文は、「ム」「ラム」「ケム」「マシ」「ベシ」「ラシ」といったいわゆる推量系の助辞を結びの用言にとりにくい。一方、中古の「ゾ」の場合は「ラシ」結び以外は決して少なくない。上代と中古でこのような差異が見られるのは何故なのか。またそのことと構文構造とはどのような関わりがあるのだろうか。本稿では、まず「-ソ-連体形」文が発話の根拠となる情報を現実に存在する事態として認識している際に用いられることを示す。次に構文的特徴の面でも形容詞述語文と共通点を持ち、機能面と構文構造とに密接な関連が見られることを指摘し、最後に「-ソ-連体形」文の変化に形容詞述語文も影響を与えた可能性があることを指摘する。
著者
渋谷, 知美
出版者
日本教育社会学会
雑誌
教育社会学研究
巻号頁・発行日
vol.65, 1999-10-15

This paper shows the images of youth sexualities in mid-last-Meiji period and examines the way in which sexualities of youth was discussed as problematic by society and the reactions of youth to the problematization. To do this, I examined articles about Gakusei-Fuki Problem in Kyoiku-Jiron published in Meiji period. The perspective of social-constructionism approach developed by Kitsuse and Spector was employed in this study. The questions I asked here were : (1) what sexual behaviors were considered problematic?; (2) what rhetoric was used to make them problematic?; and (3) what reactions were arisen. In these problem areas, I also examined the countermeasures taken by educators and administration, the counter discourse and the behaviors of students. The following are the findings of this study. (1) Male students : buying prostitute, sexual violence against younger boys (including gay sexual behaviors), women or girls and having a date with female students were considered sexually delinquent. Female students; prostituting, becoming a mistress and having a date with male students were thought to be sexually improper. (3) In most articles, these sexual behaviors were problematized without providing reasons. Simultaneously, the authors immediately concluded that sexual behavior of youth must be controlled with vigor. (3) Educators thought that bad manners ubiquitously seen in Japan were the factors of youth's problematic behaviors and suggested that students should be strictly supervised. These arguments were realized as the purity of environment around students and the supervision of youth by administrators and educators. Contrary to these movements, however, heated problematizations on sexual behaviors of youth caused some counter discourses. They also led student's movement of self government.
著者
川瀬 卓
出版者
日本語学会
雑誌
日本語の研究 (ISSN:13495119)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.32-47, 2011-04-01

現代語の「なにも」には、数量詞相当のものと叙法副詞のものがある。本稿は、叙法副詞「なにも」の成立に重点を置いて「なにも」の歴史的変化について考察し、次のことを述べた。1)「なにも」は、まず否定との結びつきを強めながら数量詞用法が成立した。近世後期には否定との結びつきが強い制約となる。また、近世の「なにも」は「なし(ない)」を述語とした非存在文で用いられることが多い点が特徴的である。2)「なにも」が現れる非存在文のうち、事態の非存在を表すものは、不必要の意味合いを帯びる場合がある。叙法副詞「なにも」は、そのような例をきっかけとして近世後期に成立した。そして、事態への否定的判断を表すさまざまな形式と共起するようになる。
著者
丹野 翔伍 髙島 一昭 山根 剛 山根 義久
出版者
動物臨床医学会
雑誌
動物臨床医学 (ISSN:13446991)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.49-52, 2013-06-20 (Released:2014-12-06)
参考文献数
5

6カ月齢と11カ月齢の雑種猫が,人用に市販されている乾燥スルメイカを摂食した後に嘔吐したとの主訴で来院した。富士フィルムメディカル株式会社DRI-CHEM7000V(以下,DRI-CHEM)を用いた血液検査にて,2症例ともに血中クレアチニン濃度の著しい上昇が認められた。皮下輸液および制吐処置などの治療により,翌日にはクレアチニン濃度は正常に回復し,臨床症状も消失した。 後日,健常猫を用いて乾燥スルメイカの摂食試験を行った。その結果,前述の臨床例と同様に,嘔吐およびDRI-CHEMを用いた血液検査で血中クレアチニン濃度の上昇が認められた。しかし,同検体を酵素法で測定したところ血中クレアチニン濃度の上昇は認められなかった。したがって,猫が乾燥スルメイカを摂食した場合,DRI-CHEMでは偽高クレアチニン血症を生じることが判明した。

3 0 0 0 OA 異国叢書

出版者
駿南社
巻号頁・発行日
vol.〔第9〕, 1931
著者
正田 備也
出版者
長崎大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

この研究は規模の大きなデータの要約を目指しています。主に扱うのは文字で書かれたデータ、つまりテキストデータです。ニュース記事、学術論文、小説などがこれにあたります。テキストデータも量が多くなってくると、ひとつひとつ人間が目を通すわけにいかなくなります。そこで要約を作ります。この研究が作る要約は単語リストです。例えば「試合、ヒット、ピッチャー、トレード」という単語リストを見ると、私たちはこれが野球というトピックを表していると分かります。このような単語リストを膨大なテキストデータから自動的にいくつも取り出し、文章をひとつひとつ読まなくても何が書いてあるか分かるようにするのが、この研究の目的です。
著者
小林 悦子 佐藤 陽子 梅垣 敬三 千葉 剛
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.93-98, 2018-04-25 (Released:2018-04-25)
参考文献数
11
被引用文献数
3 8

海外の健康食品をインターネットで購入できる状況において,健康被害を未然に防止するには,国内だけでなく海外の被害情報を把握することが重要である.「健康食品」の安全性・有効性情報サイトでは,国内外の行政機関から発信された健康食品の注意喚起情報を収集・掲載している.今回,2010から2016年に収集した2,124件の注意喚起情報の特徴を分析した.製品の特徴として,医薬品成分混入が85%を占め,性機能改善および痩身を標榜した製品が68%を占めた.多くは買上調査や自主回収情報であったが,健康被害事例も181件含まれ,痩身および疾病治療を目的とした利用で被害が多く見られた.日本国内では,10~30代女性,痩身目的の利用,インターネットでの購入という特徴が認められた.これらの特徴を,健康被害の未然防止のための適切な情報提供に役立てる.
著者
衣畑 智秀
出版者
日本語学会
雑誌
日本語の研究 (ISSN:13495119)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.1-17, 2016 (Released:2017-01-24)
参考文献数
24

本稿では係り結びと不定構文の相補性について論じる。日本語の歴史においては、カによる係り結びが衰退した後に、カによる間接疑問・選言・不定などの不定構文が現れたが、このような係り結びと不定構文の相補性が、現在も係り結びが残る南琉球宮古語においても見られるか調査を行った。その結果、疑問の助詞gaによる係り結びが使われる中南部諸方言ではgaによって不定構文が形成できず、疑問のgaによる係り結びが衰退した北部の諸方言ではgaによる間接疑問や選言が見られた。このような係り結びと不定構文の相補的な分布は、係り結びの主文生起性によって説明できる。つまり、主文に生起するという係り結びの性質が、不定構文における名詞句内や従属節内でのその助詞の使用に影響しているのである。
著者
櫻井 豪人
出版者
日本語学会
雑誌
日本語の研究 (ISSN:13495119)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.17-32, 2011-07-01

2007年に発見された『英和対訳袖珍辞書』初版(文久二,1862年刊)の草稿について、同辞書の底本であるPicard英蘭辞典の初版および第2版と『和蘭字彙』とで対照させてみると、それらだけでは導き出せない訳語が浮かび上がってくる。それらの訳語について、同時代に参照可能であった他の英蘭辞典(Holtrop・Hooiberg・Bomhoff)や蘭蘭辞典(Weiland)と『和蘭字彙』とで対照させたところ、実際にそれらの蘭書によって導き出されたと見られる訳語があることを初めて実証した。また、草稿は各葉ごとに編集方法の違いが見受けられることも同時に指摘した。
著者
根村 直美
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集 日本社会情報学会 第22回全国大会
巻号頁・発行日
pp.38-43, 2007 (Released:2010-01-22)

本報告者は、平成18 年12 月-平成19 年3 月の期間、REAS(リアルタイム評価支援システム)を利用しWeb上でのアンケート調査を試験的に実施。MMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロールプレイング・ゲーム)のプレイヤー105 名にジェンダー・スウィチングについて尋ねた。この調査結果を手がかりに、日本のインターネットにおける自己およびジェンダーの状況について若干の考察を試みる。
著者
榎本 亮子
出版者
北海道大学文学研究科
雑誌
研究論集 (ISSN:13470132)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.15-36, 2014-12-20

本研究は,世界自然遺産小笠原諸島における生態系保全活動に関わる人々と動植物の関係性の変遷を追うことにより,保全の現場における「自然―文化」の協働のプロセスを描き出すことを目指すものである。小笠原諸島をはじめ生態系保全の現場では,しばしば「外来種」や「固有種」,「在来種」といった「種」の分類法に基づいて保全が行われる。本論は生物学的,生態学的にしばしば自明のものとされるこの「種」の概念に着目し,その曖昧さと生物分類上の恣意性を踏まえたうえで,「生態系」および「生態系保全の現場」をどう捉えるかについて論じた。その捉え方として提示したのが,「自然―文化」の協働のプロセスとして現場を捉える視点である。生態系保全の現場では,人間は自らを含む生態系のなかで対話的に認識を得ながら実践を進めていく。そこで生まれる関係性は,保護や駆除の対象とした「種」で境界づけられた動植物との関係性だけではない。人間は,生態系という個々の生物たちのあいだで絡み合う複雑な関係性の網の目に,予期せず埋め込まれていく。個々の人間と動植物が,生態系保全の実践を通して「自然―文化」の直接的な関わり合いの中で出会い,多様な関係性を築くことによって,現場では,ときには「種」の枠組みを越えた認識と関係性が生まれ,ときには自然遺産登録された小笠原諸島の地理的な境界を越えた「生態系」の広がりを見せる。このような生態系保全の現場は,「自然―文化」のハイブリッドであり,多様な「自然―文化」が織りなす協働のプロセスである。また,小笠原諸島は遺産現場でもある。「自然―文化」が協働で現場をつくり変化することを前提とした,「自然―文化」の協働のプロセスという考え方は,自然遺産か文化遺産かの区別なく遺産現場を捉え得る「リビングヘリテージ」の観点に通じるものである。この観点から自然遺産現場である小笠原諸島を捉えると,小笠原諸島もまた,「リビングヘリテージ」の側面を持っているといえよう。
著者
白松 賢 久保田 真功 間山 広朗
出版者
日本教育社会学会
雑誌
教育社会学研究 (ISSN:03873145)
巻号頁・発行日
vol.95, pp.207-249, 2014-11-28 (Released:2016-11-15)
参考文献数
285
被引用文献数
2