2 0 0 0 OA 日本歴史

著者
棚橋一郎 編
出版者
陸軍中央幼年学校
巻号頁・発行日
vol.1巻, 1897
著者
明仁 藍澤 正宏 池田 祐二 岸田 宗範 林 公義 中山 耕至 中坊 徹次
出版者
日本魚類学会
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.53-62, 2019

<p>Hybrids of <i>Rhinogobius biwaensis</i> and <i>Rhinogobius</i> sp. BF were identified in the ponds of Sento Imperial Palace, Kyoto City, Japan, from microsatellite and mitochondrial DNA markers. Mitochondrial DNA analysis indicated that five of seven <i>Rhinogobius</i> specimens had <i>R. biwaensis</i> haplotypes, the remaining specimens having those of <i>Rhinogobius</i> sp. BF. In DAPC and STRUCTURE analyses based on microsatellite data, all specimens examined showed intermediate status between <i>R. biwaensis</i> and <i>Rhinogobius</i> sp. BF, the two species being considered to have formed a hybrid swarm in the ponds because genetically pure individuals of either were not found. This is the first report of recent hybridization under field conditions in <i>Rhinogobius</i> fishes from Japan, confirmed by nuclear and mitochondrial DNA data. Hybrid <i>Rhinogobius</i> specimens from the ponds had 5–17 predorsal scales, an intermediate range between those of non-hybrid <i>R. biwaensis</i> (0–6) and <i>Rhinogobius</i> sp. BF (11–20). However, in appearance they were more similar to <i>R. biwaensis</i> than <i>Rhinogobius</i> sp. BF, having bluish-white distal coloring anteriorly on the first and second dorsal fins, a reduced reddish longitudinal band on the anal fin, and lacking yellowish dorsal and posterior margins on the caudal fin. However, they differed from <i>R. biwaensis</i> in having a narrower white posterior caudal fin margin. Further morphological differentiation of the hybrid specimens was not apparent.</p>

2 0 0 0 OA 岡崎市史

出版者
岡崎市
巻号頁・発行日
vol.別巻中巻, 1934
著者
佐々木 史郎 Shiro Sasaki
出版者
北海道大学スラブ研究センター
巻号頁・発行日
pp.10-37, 1996-09-01

民族の共存を求めて 1
著者
大島 寛斗 小松 孝徳 山田 誠二
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第34回全国大会(2020)
巻号頁・発行日
pp.3J5OS9b02, 2020 (Released:2020-06-19)

年々コンピュータの処理速度が向上しているものの、ユーザはコンピュータの処理を待つという状況からは逃れられない。そこで、待ち状態にあるユーザの負担を軽減する様々な方法が提案されているが、本研究では短い周期のアニメーションが繰り返し提示される「スロバー」に着目し、その構成要素とユーザの主観的待ち時間との関係を分析することを目的とした。具体的には、スロバーの「回転速度」「大きさ」という二つの要因が、ユーザの待ち時間に与える影響について調査を行った。その結果、スロバーの提示時間が5秒の場合,回転速度が遅く、表示サイズが大きいと、その待ち時間が有意に短く感じられることが明らかとなったが、提示時間が長くなるにつれてその効果が薄れることが明らかとなった。この結果より、スロバーの構成要素を微調整することで、ユーザの主観的待ち時間を暗黙的に操作できる可能性が示されたといえよう。
著者
伏信 進矢 山田 千早 荒川 孝俊 北岡 本光
出版者
一般社団法人 日本応用糖質科学会
雑誌
応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 (ISSN:21856427)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.103-108, 2020-05-20 (Released:2021-06-01)
参考文献数
30

レボグルコサン(LG)はグルカンの熱分解で生じるグルコースの1,6-アンヒドロ糖であり,LG資化性の真核微生物から得られたLGキナーゼとそれを利用した研究は近年大きな進展がみられた.我々は先行研究をもとに細菌Pseudarthrobacter phenanthrenivoransからLG脱水素酵素(LGDH)を取得しその生化学的性質及び構造と機構を明らかにした.LGDHはLGとNAD+に特異的な活性を示し,3-ケトレボグルコサンを生成する酸化反応を触媒することがわかった.さらに,LGDHの結晶構造をNADH及びLGとの複合体を含めて決定することに成功し,その構造的特徴や基質認識,反応機構などを明らかにした.LGを含むアンヒドロ糖はバイオマス燃焼や農産物熱処理などで大量に生じていることから,それらを資化できる微生物とその酵素の研究は近年ますます盛んになっている.今後は,真核微生物由来のLGキナーゼだけでなく,細菌由来のLGDHの利用研究も発展すると期待される.

2 0 0 0 伊木力遺跡

出版者
長崎県教育委員会
巻号頁・発行日
1996
著者
西尾 正輝 田中 康博 新美 成二
出版者
日本音声言語医学会
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.6-13, 2009 (Released:2010-03-17)
参考文献数
49
被引用文献数
5 7

健常成人発話者262例(青年群200例,老年群62例)を対象として,青年期以降の加齢に伴う音声の変化について音響学的に解析し,主に以下の結果を得た.男性では,基本周波数に関する計測ではT0が短くなりF0が上昇し,周期のゆらぎに関する計測ではJitt,RAP,PPQで上昇し,振幅のゆらぎに関する計測では,ShimとAPQを含めて全体的に上昇し,雑音に関する計測ではSPIで上昇し,震えに関する計測ではATRIで上昇する傾向を呈した.女性では,基本周波数に関する計測ではT0が延長しF0が低下し,周期と振幅のゆらぎに関する計測ではほぼ変動が乏しく,雑音に関する計測ではNHRで上昇しVTIで低下し,震えに関する計測ではATRIで上昇する傾向を呈した.今回得られた知見ならびに正常範囲に関するデータは,加齢による生理的変化の範囲内の音声と病的音声との識別上臨床的に意義のあるものと思われる.
著者
酒井 隆
出版者
一般社団法人 日本数学会
雑誌
数学 (ISSN:0039470X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.292-307, 2002-07-30 (Released:2008-12-25)
参考文献数
67
著者
多和田 裕司
出版者
日本文化人類学会
雑誌
民族學研究 (ISSN:24240508)
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.1-19, 1991-06-30 (Released:2018-03-27)

本論文,マレーシア・クランタン州におけるマレー系村落での実地調査に基づき,村落におけるリーダーシップの検討を通して,何がマレー・リーダーシップの基盤に存在しているのかを分析する。そのさい,ひとりのプンフル(村落レベルでのリーダー)の姿を具体的に描き出すことによって,従来の社会構造論的,機能論的研究においては見逃されてきた文化的な「力」がリーダーシップを構成する力として存在することを指摘する。
著者
池田 揚子 天木 桂子 IKEDA Yoko AMAKI Keiko
出版者
岩手大学教育学部附属教育工学センター
雑誌
教育工学研究 (ISSN:02852128)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.89-98, 1988-03-01

衣類整理の教育課題について検討するため,消費者の家庭における衣類の取り扱いに関する意識調査を実施した。それを基に,取れにくい汚れ(しみ)の落とし方の実験も合わせて行った。意識調査はアンケートによる。対象は大学生と主婦合わせて322名である。期日は1986年7月下旬で,記入は留置法による。実験方法は,試料布として綿ブロード白布地に,付着しやすいと回答された中から多い順に8種類(醤油,ソース,油,血,ファンデーション,泥,ケチャップ,ブドウ果汁)を選んで一定量付着させた。付着経過時間は12水準(1,2,3時間,1,2,3日,1,2,3週間,1,2,3か月)とし,洗濯除去後の効果は洗浄効率から求めた。また,走査型電子顕微鏡による各種しみの繊維への付着・脱落の微視的状態の観察も行った。意識調査結果,衣類の購入はサイズ表示・価格・デザインが重視されていた。取り扱い表示マークの理解は個別には高い割合を示すが,4個について関連づけた理解は低率であった。取り扱い表示に従って洗濯する割合は男子学生は10%と低い。その他の対象者も50%程度である。洗濯経験によるトラブルは50%と高率を示している。衣類の特性と取り扱いに課題があると思われる。しみの除去効果は泥を除いて付着直後に大きい。時間経過と共に落ちにくくなり,血,醤油,果汁が顕著である。走査型顕微鏡による写真では,繊維の内部・側面への付着が明瞭で脱落した状態も判断できる。然し,定量への課題が残った。
著者
清久淑人伊佐詔征
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.227-234, 1984

<p><tt><b>昭和56年10月13日,横浜市内にある米軍小柴貯油所の「JP-4」タソク火災の消防活動中の輻射熱の計測結果と,過去のタンク火災実験データーから,山口らが行なった輻射発散度の低減率(箆)による解析法を用いて,タンク直径(P)に対する低減率の近似式を n=5.09<i>D</i><sup>-0.84</sup>と求めてみた. なお,出火原因については,確定するにはいたらなかったが,出火タンク排気系統から放出された可燃</b></tt><tt><b>性ガスが,溶接機などの機器の火花で引火し,タンクが爆発炎上した可能性があると推定した. </b></tt></p>