出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.30, pp.46-52, 2012-05

レースカーやスポーツカーで最も実績があるのは、プリプレグを積層し、オートクレーブで硬化させる熱硬化性CFRP(p.47の別掲記事参照)。例えば、日産自動車「リーフ」のモータ、減速機をミッドシップに搭載したデモンストレーション用のEV(電気自動車)レースカー「リーフNISMO RC」も、キャビンからカウルまでほとんどをプリプレグで造っている(図1)。
著者
安田 敏夫 今田 直登 沖 誠一 青木 茂
出版者
公益社団法人日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学年次論文集 (ISSN:13477560)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.1237-1242, 2001-06-08
参考文献数
7

広島ガス(株)廿日市工場において建設を行っているピットイン式(地中式)のNo.2LNGタンク(85,000kl)では,土留め支保として高強度の連続地中壁(以降,連壁と称す)を採用した。この連壁の設計基準強度は60N/mm^2,配合強度80N/mm^2であり,骨材事情が特に厳しい西日本の連壁としては,最も高強度の領域である。この報文では,この連壁に用いた高強度コンクリートの施工時の品質管理結果および施工結果について報告する。
著者
柏木 友太 小北 直宏 丹保 亜希仁 川田 大輔 鈴木 昭広 藤田 智
雑誌
臨床体温
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.38-41, 2013-12

出版社版[症例1]夏山登山で20〜60歳代の男女6人が風雨で動けなくなり遭難した。60歳代の女性1人は来院時心肺停止状態で死亡した。別の60歳台女性1人と30歳台男性が軽度低体温症で入院となった。[症例2]氷点下の屋外でランニング中の高校生3人が意識障害を来し搬送された。救急隊到着時鼓膜温35.6℃であったが、寒冷環境下の運動により体温が喪失し低体温症に至ったと考えられた。【結語】偶発性低体温症が発生する要因として冷温環境に加えて強風・熱産生のための体内エネルギーの枯渇・運動による発汗・脱水等が挙げられる。症状の進行は急速で数時間で死に至る。意識・震え・生命兆候の有無により重症度を判断できる。
著者
浮田 裕
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.333-338, 2008
参考文献数
2

「数学・理科甲子園」は,兵庫県教育委員会主催で行われ,県内の高校生3人1チーム構成で数学・理科の問題に取り組んで競技する大会である。大会の目的は,数学,理科の問題を科学的に解決する競技を通じて,互いに協力し合いながら,高校生の科学技術等に対する興味・関心及び意欲・能力を高めることである。今回は,特に大会役員として取り組んだ2006年度本選(Bブロック)の物理実験(自作紙製工作による強度の競技)と2007年度の決勝戦(天井の高さの測定)について報告する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1055, pp.72-75, 2015-09-10

親から譲り受けた家を建て替えた2世帯住宅は、東西に構造壁を配し、南北どちらにも開放できるようにした。部分的な賃貸も含め、子どもの代まで使い続けられるよう可変性を確保した。 埼玉県蓮田市の住宅を建て替える際、建て主が意識したのは住みやすさと、…
著者
浮田 裕
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.25, pp.29-30, 2008

「数学・理科甲子園」は,兵庫県教育委員会の主催で県内の高校生3人が1チームとなり,数学,理科,科学技術等の知識,技能を用いて,日常生活と関連づけながら科学的に問題を解決するとともに,論理的に説明することによるプレゼンテーション等を行い,互いに切磋琢磨することにより,科学技術等に対する興味・関心,意欲・能力を高めることを目的としている。今回は,特に大会役員として取り組んだ2006年度の本戦(Bブロック)の理科実験(紙の構造物工作による強度の競技)と2007年度の決勝戦(天井の高さの測定)について報告する。
著者
町田 暢 御子柴 公人 山口 和重
出版者
日本育種学会
雑誌
育種學雜誌 (ISSN:05363683)
巻号頁・発行日
vol.11, no.4, pp.307-313, 1961-12-25

大麦の凍霜害低抗性の品種間差異を明らかにしようとして,耐寒性の強いコウゲンムギと弱いみすず大麦を供試し,その生育各期に一5℃の低温定温器で6時間処理して,低温障害の差異を調査した。(1)低温による障害は著しく,生育を遅延させた。また,収量に影響甚しい時期は伸長期から穂孕期であった。(2)茎葉に及ぼす障害の程度は耐寒性の強いコウゲンムギに甚しく,弱いみすず大麦は軽微であった。(3)幼穂の凍死は幼穂長と関係し,幼穂長が6mm以上になると凍死するもの多く,5mm以下では少たかった。これはまた,桿長と密接に関係し,桿長が長く,幼穂が地表に現われやすくたるほど凍死率は高くたった。しかし,幼穂そのものの凍霜害低抗性の品種間差異は認めることができたかった。(4)凍霜害による幼穂の生死の判別にはLUYET氏溶液による染色が有効であることが明らかにされ,それによれば,幼穂の凍死には,(i)幼穂そのものが凍死する場合(ii)幼穂に続く幼桿数節が凍死し,二次的に幼穂も枯死する場合(iii)両者が凍死する場合以上の三段階のあることが判明した。
著者
前田 伸人
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
人文科学 (ISSN:09117210)
巻号頁・発行日
no.31, pp.1-23, 2016

【はじめに】【第一章 : ラテンアメリカの探検】【第二章 : コロンビアの政治と経済】【第三章 : アルフレート・ヘットナーの旅行記】【まとめに代えて】
著者
前田 伸人
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶應義塾大学日吉紀要. 言語・文化・コミュニケーション (ISSN:09117229)
巻号頁・発行日
no.47, pp.15-30, 2016

序章 : はじめに第一章 : パリ・マルメゾン宮のボンプラン第二章 : 南アメリカのボンプラン第三章 : パラグアイでの抑留最後に : まとめに代えて