著者
和田 英一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.321-323, 1998-04
被引用文献数
2

日本の反対を押し切って規格化されたUnicode(ISO 10646のBMP)は多くの欠点がある。それにもかかわらずJavaなどと一緒に我が国に上陸しつつある。この際もう一度問題点を再認識し状況を把握しよう。そして悪いdefacto standardがはやるのを防止しよう。
著者
白木 照夫 平田 久美 小谷 良江 岡村 典子 浅田 知香 松本 久子 坂田 恵美 西藤 美恵子 藤岡 邦子 相田 保季
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research
巻号頁・発行日
vol.11, no.4, pp.916-920, 2016

<p>【緒言】動物の訪問による動物介在療法や動物介在活動は,本邦の一般病院にも広く導入されてきている,一般病院の緩和ケア病棟(以下PCU)での活動に関する報告は少ない.【方法】当院PCUで,2013年6月より,NHO日本アニマルセラピー協会の協賛により,犬が病院訪問を開始した.今回われわれは,緩和ケアの一環としてこの活動の効果や問題点を検討した.【結果】3名のセラピストが,セラピー犬3頭をつれて月2回病院を訪問し,2016年9月末までに計73回の会に,のべ487名の患者が参加した.開催後には患者家族は癒しを感じ,医療者とのコミュニケーションの改善が得られた.安全衛生面でとくに有害事象は生じなかった.【考察】セラピー犬の訪問は,介入動物の調教や安全衛生が確保されれば,一般病院PCUにおいても支障なく導入できた.アニマルセラピーは患者や家族だけでなく,職員にとっても癒しを実感することができる.</p>
著者
上野 善道
出版者
日本言語学会
雑誌
言語研究 (ISSN:00243914)
巻号頁・発行日
no.130, pp.1-42, 2006-12
著者
高田 智和
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告人文科学とコンピュータ(CH) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.58, pp.45-52, 2004-05-28

大字典データベースの主な改善点として,収録範囲を『大字典』のすべての掲出字に拡大したこと,JIS漢字の範囲内で「異体字」を追加したこと,字種コードの設置の三点がある。異体字関係にある複数自体をひとつにまとめ,字体の上位概念として字種を設定してコード化する。字種コードは,大字典データベースに漢字シソーラスの機能を与えるとともに,漢字字体処理にとって有益である。字種コードを利用した漢字字体処理の事例として,「石塚漢字字体資料」のデータベース化について解説する。There are the three main improvements in Daijiten database. The first, all the characters of Daijiten are recorded Daijiten database. The second, it adds some kanji variants within JIS X 0208:1997. The third, it has JISHU-code. JISHU is put on a higher rank of every kanji variants having the same meaning and pronunciation. And JISHU-code gives Daijiten database the functions as "kanji Thesaurus". So it is expected that Daijiten database added JISHU-code processes kanji characters and kanji variants usefully. Also, this paper reports the example of using. Daijiten database for the graphic database of writing and printed kanji characters in East Asia by Prof. ISHIZUKA.
著者
箕輪 憲吾 Kengo MINOWA
出版者
長崎国際大学
雑誌
長崎国際大学論叢 (ISSN:13464094)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.33-43, 2009

本研究の目的は、九州大学女子バレーボールリーグ戦を対象として、リーグ戦の成績に影響を与えている要因を明らかにすることであった。研究対象は、2003年度に行われた春季九州大学女子バレーボール2部リーグ戦5試合、10セットと2003年度秋季九州大学女子バレーボール1部リーグ戦7試合、27セットであり、すべて NK チームとの試合であった。本研究では、1部リーグの上位グループと下位グループおよび2部リーグに分類して分析を行った。主な結果は以下の通りである。1)リーグ戦のレベル差については、1部リーグ下位グループ(TL-LG)と2部リーグ(SL)のレベル差の方が1部リーグの上位グループ(TL-HG)と下位グループ(TL-LG)の差と比較して大きいことが明らかになった。2)リーグの成績によってサイドアウト能力とサービスキープ能力にレベル差があることが明らかになった。3)1部リーグの上位グループ(TL-HG)と下位グループ(TL-LG)の差は、攻撃力よりも守備力にあることが明らかになった。4)1部リーグの下位グループ(TL-LG)と2部リーグ(SL)の差はトランジッションよりもサーブレシーブからの攻撃の方が大きいことが明らかになった。The purpose of this study was to clarify factors that affected the results of the games in Kyushu University Women's Volleyball League. Samples were taken to observe from 10 sets of 5 games in the 2003 Spring Kyushu University Women's Volleyball Second League, and 27 sets of 7 games in the 2003 Fall Kyushu University Women's Volleyball Top League,all of which were fought against the NK University women's volleyball team. In this study, I classified them into the higher group(TL-HG)and the lower group(TL-LG)of the top league, and the second league(SL)group in analysis. Main findings were as follows:1)It was clarified that the level difference between the TL-LG teams and SL teams was larger than that between the TL-HG teams and TL-LG teams. 2)It was clarified that there were level difference in the side-out ability and the service-keep ability by the results of the league. 3)It was clarified that, between the TL-HG teams and TL-LG teams, there was more difference in defensive skill than in attack power. 4)It was clarified that, between the TL-LG teams and SL teams, there was more difference in service-reception attack than in transition attack.
著者
吉田 綾子 山縣 弘樹 吉田 敏章 鶴巻 峰夫 森田 弘昭
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
環境システム研究論文集 (ISSN:13459597)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.433-441, 2006

本研究では, ディスポーザー設置地区のごみ集積場におけるごみ調査及びディスポーザー使用者の意識調査を実施し, ディスポーザーの導入によりごみ処理システムから下水道システムに移行する厨芥の量及び組成の解析を行った.得られた結果を以下に示す.<BR>1) ディスポーザーを導入した場合でもごみ集積場に厨芥が100g/人・日程度残存し, 厨芥移行率は100%とならない.<BR>2) ディスポーザー導入地区でも, 日常的にディスポーザーを使用しない世帯が1割, 厨芥を全量ディスポーザーで処理しない世帯が3割程度存在する.<BR>3) 厨芥を分別収集しても, 分別しきれない厨芥が発生する.<BR>4) ディスポーザー設置地区と未設置地区では, 厨芥類のみを分別収集したごみ組成に相違はなかった. しかし, 可燃ごみに混入した厨芥やディスポーザーに投入される厨芥の組成については, 今後の課題といえる.
著者
塩谷 透
出版者
千葉商科大学
雑誌
千葉商大紀要 (ISSN:03854566)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.127-147, 2004-12-31

メールヒェンの最後にはいわゆる「結末句」が置かれることが多い。この句の機能をグリムの『子どもと家庭のメールヒェン集』を例にして考察する。他の物語には見られない,この結末句の働きは,語りの終了を告げることで,物語の世界と現実とを明確に区分することにある。結末句の中には,物語られたことの信憑性を否定するようなものも存在するが,これも聞き手を,時間と場所を特定することのできない虚構の世界から現実の世界へと連れ戻すためのものである。またこれには「語り手」の存在も関わっている。元来,メールヒェンは語られるものであり,語り手を必要とする。その語り手に要求されるのは,非現実的な内容を素直に信じ,共感してみせることである。つまりメールヒェンを語る者は,そのような本来の自分ではない者を演じなければならない。物語の信憑性を疑う結末句は,その虚構の役割を演じていた者が,現実の人間へと戻るための仕組みでもある。
著者
Shu Gao
出版者
稚内北星学園大学
雑誌
稚内北星学園大学紀要 (ISSN:2189244X)
巻号頁・発行日
no.17, pp.171-186, 2017-03-31

この研究は、「ICT 教育及び研究シーズを活用した観光施設の多言語化の検討(黒木・佐賀, 2016)と連携した研究として、稚内のインバウンド観光における"おもてなし"のあり方を検討する。この研究は中国語圏の観光客に対象とし(台湾、香港、中国本土、その他)、稚内への観光動機を明確にすることを目的として、アンケート調査を行う。また、筆者も共同研究者として参画した「インバウンドを意識した観光施設づくり(黒木ほか, 2015)」の補足充実のため、ノシャップ水族館ガイドブックの中国版(繁体字と簡体字)を作成する。アンケート調査にて、15 件の有効回答が得られた。その中、台湾は最も多く(46%)、香港は36%を占め、中国本土は18%であった。回答者の73%は20 代と40 代であり、稚内へ訪れる観光客はより若い年齢層であることが分かった。80%の回答者は稚内の自然風景を目的に訪れているため、以前の買い物とは異なる動機と分かった。交通手段については北海道までは飛行機が圧倒的に多く(90%)、特に新千歳空港を利用する回答が多かったが、帯広や旭川空港を利用する回答者も少なくはないため、今後、地方から稚内へのアクセス情報を整える必要性が重要であると考えられる。稚内での交通手段についてはレンタカーが最も多かった(60%)。その中、中国本土の免許証は日本では通用できないと思われていたが、過半数はレンタカーで移動するという回答から、今後における中国本土の観光客もレンタカーの利用需求が増えていくと考えられる。稚内の情報入手についてはインターネットから知ったという回答が最も多かったが(36%)、中国本土と台湾、香港とは異なると分かった。中国本土の観光客は、SNS やサイトの口コミなどといった旅行情報に関する専門性の低いメディアから稚内の情報を入手したという回答が多く、台湾や香港の観光客は旅行雑誌やガイドブックなどいった旅行専門雑誌などにより、またはHP(観光協会)というオフィシャルサイトから情報を入手する傾向が見られた。この結果から、地域外の観光客に対して妥当な専門メディアを用い、情報発信した方が効果的であると分かった。特に、中国本土にはSNS などやサイトの口コミによる宣伝、台湾や香港には旅行会社や旅行雑誌などによる宣伝を行うのが効果的と思われる。この研究を通じて、自然風景は稚内の最も人気の要因であり、それを踏まえ、今後は多様なツアーを開発し、地域にあった適切なメディアで宣伝を行うことにより、稚内のインバウンド観光の発展につながると考えられる。
著者
根間 弘海
出版者
専修大学学会
雑誌
専修人文論集 (ISSN:03864367)
巻号頁・発行日
no.88, pp.229-264, 2011-03