著者
久保田 慶一
出版者
大分県立芸術文化短期大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:02869756)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.37-46, 1986-12-01

Seit Jens Peters Larsen (1963) eine Frage nach der Autoritat des musiktheoretischen Begriffs "Sonatenform" im uberlieferten Sinne von Adolf Bernhard Marx vorgelegt hatte, sind bisher viele Forschungen sich damit beschaftigt, die wahre Wirklichkeit der Sonatenform zu erklaren. Im vorliegenden Aufsatz ist vor allem versucht, die Sonatenform zuerst als Begriff der traditionellen Theorie, denen meisten von dem theoretischen Denken Marx's herkommen, dann im Zusammenhang mit den theoretischen Darstellungen des 18. Janrhunderts, besonders von Heinrich Christoph Koch, zu analysieren, und schlieβlich einige Entwichlungsstufen der Sonatenformen, die sich in "Courante" aus den "Franzosischen Suiten" von Johann Sebastian Bach (BWV816), und Sona tensatzen von Carl Philipp Emanuel Bach (Wq48) und Wolfgang Amadeus Mozart (KV 309) finden, darzustellen.
著者
朝倉 聖子
巻号頁・発行日
2016-03-20 (Released:2016-06-13)

平成27年度
著者
稲川 照芳 昭和女子大学現代教養学科
出版者
光葉会
雑誌
學苑 = GAKUEN (ISSN:13480103)
巻号頁・発行日
vol.874, pp.1-22, 2013-08-01
著者
小田 利彦 今井 紘 内藤 丈嗣 竹林 一
出版者
人工知能学会
雑誌
2018年度人工知能学会全国大会(第32回)
巻号頁・発行日
2018-04-12

IoTデバイスから集まるセンシングデータに基づくアプリケーションを開発するデータ利用者に対して、センシングデータ流通市場に対するニーズが高まりつつある。データ利用者に対しては、AIなどのデータ分析を行うために、センシングデータのみならず、そのメタデータも重要な情報である。我々は、センシングデータのメタデータの定義、生成・配信し、データ利用者が活用に関する課題を検討するとともに、Iotシステム上にプロトタイプを作成して評価した。
著者
杉本 秀樹 佐藤 亨
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.39-44, 1999-03-05
参考文献数
16
被引用文献数
7

夏季における新ソバ供給と水田の高度利用を目的にした, 西南暖地における夏ソバ栽培技術の確立に関する研究の一環として, 播種期の違いが夏ソバの生育ならびに収量に及ぼす影響について調査した. 普通ソバ品種キタワセソバの種子を, 愛媛大学農学部内の雨よけビニルハウスに設置したポットに3月中旬から6月初旬まで10日ごとに播種した. 播種期が遅くなるほど開花数は増加したが, 結実率の著しい低下により粒数が減少し, さらに千粒重も低下して子実重は減少した. 特に, 開花始〜成熟期における日最低気温の平均値が17.5℃を越えると結実率は顕著に低下した. したがって, 西南暖地における夏ソバの播種は, 遅霜の心配がなければできるだけ早く, かつ開花始〜成熟期における日最低気温の平均値が17.5℃を越えない時期までに終える必要があることが明らかになった. さらに, 瀬戸内地域においては遅霜と梅雨入り時期ならびに上記臨界温度を考慮すると, 播種期は3月下旬から4月中旬に限定されること, 4月中旬までに播種すれば収穫は6月初旬となり, 初夏には新ソバの供給ができるばかりでなく, その後作に水稲はもちろんダイズ, 飼料作物などの栽培も可能となり, ソバを水田における輪作体系に組み込むことができることも明らかになった.
著者
平岡 友良
出版者
日本母性衛生学会
雑誌
母性衛生 (ISSN:03881512)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.500-506, 2006-01
被引用文献数
1

1994年5月に開院後, あおもり協立病院で2003年12月までに3,700件の分娩を取り扱った。そのうち, シングルマザーは71名(1.9%)であった。この71名のシングルマザー群と婚姻妊婦群(対照群)3,629名について, 医学的および社会的リスクファクターを比較検討した。調査項目は, 初産, 早産, 低出生体重児, 低アプガースコア, 臍帯動脈血のアシドーシス, 新生児搬送, 若年妊娠, 帝切分娩, 吸引分娩, 死産, 双胎, 後産期出血, クラミジア・トラコマチス陽性, 腟内B群溶連菌培養陽性, 細胞診異常, マイクロゾームテスト陽性, 入院助産制度の活用, 飛び込み分娩, 経済的問題を抱えた症例(入院助産制度活用者+支払い延期者)の19項目の出現頻度である。このうち両群間で有意差を認めたものは, 入院助産の活用, 飛び込み分娩, 帝王切開, 経済的問題, 若年妊娠, クラミジア・トラコマチス陽性, 細胞診異常の7項目である。シングルマザーの分娩例については周産期において社会的および医学的ハイリスクであり, より個別的なケアが必要であると思われた。
著者
古閑 博美
出版者
嘉悦大学
雑誌
嘉悦大学研究論集 (ISSN:02883376)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.63-73, 2005-10-31

学生の授業中の私語、着帽、睡眠、携帯電話の操作、飲食、化粧、教科書・ノート・筆記具の不携帯のほか、トイレや電話のための途中退室などが問題となっている。そういった態度に接し、教師はどのように対すればよいのであろうか。教育現場で、このことに悩む教師の姿がある。社会で礼儀・作法は不可欠であり、教育現場で、無作法な態度や傍若無人な振舞いが看過されてよいわけはないのである。大学は躾教育まで担っていない、との考えは排除したいものとなる。知識の教養と行動の教養を身につけた学生を育成するのは、社会のニーズでもある。教師は、教育現場にふさわしい辞儀と魅力行動を実践したい。授業中、飲食、私語、着帽などの学生がいても、注意もせず放置する教師を、心ある学生は評価していない。学生が、知的教養以外にマナーなど行動の教養を身につけることは、彼らの将来にとって重要というだけでなく、わが国の将来と直結する課題となる。魅力行動学という研究分野を、あえて唱える所以である。
著者
大河内 大博
出版者
学校法人 天満学園 太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.187-198, 2010

現代の私たちは、ただ栄養分だけを考えて食するわけではない。そのため、「食」のケアを栄養管理や摂取方法の代替のみで補っても、ケア対象者の満足度を高めることは難しい。むしろ、「食」の変化は、その人の存在そのものを揺さぶり、生きる意味への問いへと連なっていく甚深なる出来事である。そこで本稿では、生きる意味といったケア対象者の主観世界に寄り添うスピリチュアルケアに着目した。私たちは、〈いのち〉の恵み・支えとしての「食」に、五感を駆使した彩りある食世界を展開して、独自の「食歴」たる固有世界をもつ。そのような「食」が、病気等によって変化を余儀なくされた時に起こる痛みのケアや、存在意義、生きる意味を揺さぶられた状況をサポートするためには、スピリチュアルケアの介入が有用であると言える。今後、スピリチュアルケアが、食看護学やNSTが目指す「食」を通してのQOLの向上に寄与するケアとして、展開していくことが期待される。

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1940年09月25日, 1940-09-25
著者
川路 則友 東條 一史 松岡 茂 高野 肇 北原 英治
出版者
森林総合研究所
巻号頁・発行日
vol.2, no.4, pp.271-350, 2003 (Released:2011-03-05)

森林総合研究所に所蔵してある数多くの鳥獣類標本のうち、仮剥製鳥類標本4,790点について、リストを作成、公表する。これら標本は、おもに1920年代から1930年代にかけて、当時の農林省鳥獣調査室によって収集されたものである。標本には、おもに渡り期に全国の灯台から収集された衝死鳥や千島列島からの収集品などが含まれる。
著者
小沢 敬次郎
出版者
Yamashina Institute for Ornitology
雑誌
山階鳥類研究所研究報告 (ISSN:00440183)
巻号頁・発行日
vol.5, no.4, pp.411-413, 1968-12-30 (Released:2008-11-10)
参考文献数
7

アシナガコシジロウミツバメ(Oceanites oceanicus)の日本近海の発見例は犬吠崎における1例(清棲,1932)があるのみであった。1967年7月,東京大学海洋研究所の本田座氏は同所淡青丸で三陸沖調査中1羽捕獲し,写真を撮り,これを著者に提示された。著者は帯黄色の蹼と〓蹠の長さから本種と同定した。また海鷹丸で著者は11月,鳥島の東50海里の海上で1例を得て測定し,南極大陸産の亜種Oceanites oceanicus exasperatusであろうとした。北太平洋における既知例は日本近海の1例,カリフォルニヤ沖の2例であったが,これらに2例を加えた。
著者
揚妻 柳原 芳美
出版者
The Mammal Society of Japan
雑誌
哺乳類科学 = Mammalian Science (ISSN:0385437X)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.147-160, 2004-12-30
被引用文献数
4

愛知県犬山市および岐阜県可児市を中心に分布しているアライグマ(Procyon loter)の導入から定着,分布拡大までの過程を,新聞記事や聞き取り情報などから分析した.その結果,1962年に犬山市で起きた日本モンキーセンターからのアライグマ12頭の脱走,1982年可児市でのアライグマ約40頭の放逐などが,この地域にアライグマを定着させた要因と考えられた.また,アライグマの分布が急速に拡大したのはゴルフ場や道路建設および宅地開発が影響していることが示唆された.その後,アライグマは愛知·岐阜県境に広がる丘陵地を中心に定着し,徐々に南東へと分布域を拡大してきたと考えられる.野生化アライグマの問題点は様々に指摘されているが,本稿ではその対策のあり方についても検討を加えた.

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1919年10月23日, 1919-10-23