著者
渡辺 謙仁
巻号頁・発行日
2014-08-10
著者
金澤 理
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稲田法学 (ISSN:03890546)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1-2, pp.159-204, 1959-06-20
著者
工藤 教孝
出版者
日本評論社
雑誌
経済セミナー (ISSN:0386992X)
巻号頁・発行日
vol.659, pp.71-79, 2011-05

経済学部生、大学院への進学を希望している学生、大学院生ならびに教員、また経済学についてもっと学びたいという一般の方向けに、マクロ経済学についてどう向き合っていただきたいか、自分が教育者としてどのように「マクロ経済学の作法」を伝えているかについて語ってみたい。
著者
脇谷 祐子 坂爪 浩史
出版者
北海道大学大学院農学研究院
雑誌
北海道大学農経論叢 (ISSN:03855961)
巻号頁・発行日
vol.66, pp.21-28, 2011-03-31

This paper's aim is to clarify the subsistence structure of processed and frozen food venders for school meals. The conclusions are as follows: 1) Processed and frozen foods are used for school meals all year round including the period when local products are in season. 2) The venders sell processed and frozen foods not only to school but also to restaurants and retailers. The prices at which venders sell school meals is decided by tender, and the terms of validity vary from one month to one year. The procurement price from factories fluctuates in line with raw product yields and the exchange rate, and venders take on the risks of such price fluctuation. The approximate volume of orders from schools is decided at the time of tender and the volume is fixed one week before delivery. The factories, however, need to put raw materials into production before they can receive a definite order, so the venders must order an estimated volume from factories. Thus the processed and frozen food venders subsist by taking on the risks of price and volume fluctuations between the school meals and factories.
著者
石村 源生
出版者
北海道大学 高等教育推進機構 高等教育研究部 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
雑誌
科学技術コミュニケーション (ISSN:18818390)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.33-49, 2011-12

Definition and systematization of the concept of evaluation were tried from the viewpoint of targets of evaluation, timings of 'snapshot', evaluators, decision makers, purposes, ways of intervention, and evaluation indexes. Some practices of science communication were introduced, which evaluations were analyzed along the systematization method above. A plan to generate plural evaluation for various practices of science communication by using collective intelligence was proposed.
著者
田村 善之
巻号頁・発行日
2009-04-28

北海道大学学術成果コレクションHUSCAP講演会「他人の著作物を含んだ論文等はどこまでネット公開できるのか? ―現代著作権法の限界と課題―」. 平成21年4月28日. 札幌市
著者
ホーンスティン ノバート 折田 奈甫 藤井 友比呂 小野 創 岡野原 大輔 瀧川 一学
出版者
岩波書店
雑誌
科学
巻号頁・発行日
vol.93, no.12, pp.1004-1014, 2023-12

[連載]人間の言語能力とは何か ― 生成文法からの問い 2
著者
石田 啓
出版者
土木学会
雑誌
土木学会誌 (ISSN:0021468X)
巻号頁・発行日
vol.88, no.7, pp.41-44, 2003-07-15

金沢大学大学院自然科学研究科環境創成
著者
松川 克彦
出版者
京都産業大学
雑誌
京都産業大学論集. 社会科学系列 (ISSN:02879719)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.249-272, 2014-03

山本五十六提督はアメリカ駐在武官も勤め、同国の実力を熟知していたが故に、アメリカとの間の戦争に反対であったといわれている。したがって日独伊三国同盟にも反対であった。しかしながら、日米関係が緊張してくると、アメリカ太平洋艦隊の基地真珠湾を攻撃する計画を作成、その計画実現に向けて強引な働きかけを行った。 これをみると、山本は果たして本当に平和を望んでいたのかどうかについて疑問が起こってくる。一方で平和を望みその実現に努力したと言われながら、実際にはアメリカとの戦争実現に向けて最大限の努力を行った人物でもある。 本論は山本が軍令部に提出した真珠湾攻撃の計画が実際にどのようにして採択されたのか。それは具体的にはいつのことなのか。またその際用兵の最高責任者、軍令部総長であった永野修身はどのような役割を果たしたのかについて言及する。これを通じて、もし山本の計画が存在しなければ、あるいはこれほどまでに計画実現に執着しなければアメリカとの戦争実現は困難だったのではないだろうかという点について論述する。 日米開戦原因については多くの研究の蓄積がある。しかしながら山本五十六の果たした役割についてはいまだに不明の部分が多いと考える。それが、従来あまり触れられることのなかった山本五十六の開戦責任について、この試論を書いた理由である。
著者
伊藤 佐紀
出版者
北海道大学大学院文学研究科
雑誌
研究論集 (ISSN:13470132)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.35-48, 2010-12-24

20世紀半ばから英米圏で興隆した分析美学は、「芸術とは何か」という問いを「芸術」概念の分析に主眼をおいた「あるものが芸術概念に適応されるための必要十分条件とは何か」という問いへと再定式化した。このような「芸術定義論」は現在も分析美学の中心的テーマの一つとされている。近年、スコットランドの美学者ベリス・ゴート(Berys Gaut)は、反本質主義を擁護する「芸術クラスター理論」を提唱した。ゴートは、「芸術は束概念であり、それゆえ定義することができない」と主張し、あるものが芸術概念に適応されるための条件として、複数の改訂可能な基準を選択的に結合させることによって芸術概念を特徴化する、選言的結合形式を持つ記述の束(the Cluster Account of Art : 以下CAAと略記)を提示する。こうした議論に対し、芸術概念の定義不可能性を主張する反本質主義擁護の立場に立ちながら、芸術であることの条件を挙示するゴートの主張は矛盾を包含しているという批判が集中した。本稿はこうした批判に対するゴートの応答を検討することによって、一見矛盾を包含するように思われるゴートの主張の目的を整合的にとらえるよう試み、理論の位置づけを明確化する。そのうえで、ゴートが提示したCAAの妥当性を検討する。まず芸術クラスター理論の前提と背景を確認し(第一節)、次いで基本的な概要(第二節)を確認する。さらに、ステッカーとデイヴィスによる「CAAは定義である」という批判を取り上げ、この批判にゴートがどのように応答しているか検討する(第三節)。ここでゴートがCAAは「高度に選言的で多様性に富む」定義であると譲歩しながらも、反本質主義者の立場に固執したゴートの意図を明確にするよう試みる。最後に、反本質主義を擁護しようとするゴートの主張は維持できず、CAAの妥当性は選言的定義として認められうることを示唆する(第四節)。