出版者
Tokyo Geographical Society
雑誌
地学雑誌 (ISSN:0022135X)
巻号頁・発行日
vol.28, no.11, pp.789a-791, 1916
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1479, pp.26-29, 2009-02-23

公的資金を使って一般企業の資本増強を支援する制度の導入を政府が検討している。「100年に1度の危機」にあえぐ企業に救いの手を差し伸べるのが狙いだ。しかし、経済界には「過剰な政府関与は、経営の足かせになる」(上場企業社長)との危惧がある。 この制度につき経済産業省のある審議官は、こうまくし立てた。 「だったら借りなきゃいいんですよ。資金は欲しい。
著者
和泉 憲明 幸島明男 車谷浩一 中島秀之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.115, pp.129-134, 2003-11-18
参考文献数
3
被引用文献数
2

本稿では,デジタル世界のエージェントにより,実世界のユーザを支援するためのシステムのアーキテクチャとユーザインタフェースを提案する.具体的には,エージェントのタスクを細粒度の機能体として環境に配置し,ユーザを介してWeb上の部分コンテンツを受け渡しすることにより,機能連携を実現する.そして,簡易な操作でWeb上の複数の部分コンテンツにかかるコピー&ペースト操作を行う仕組みとしてWebSLITを開発しを開発し,これをブラウザのプラグインとして実装した.これにより,次世代Webのコンセプトをユビキタス計算環境に具体化させことを目指す.In this paper, we propose the architecture and the user interface of a system for supporting the users in the real world by the agent in the digital world. In the concrete way, the agent's task is embedded in the environment as a functional object of fine-grained services. The user enables the service coordination by delivering the agent the partial contents on the Web. As an implementation, we have developed WebSLIT, which enables us to perform copy & paste action by simple operation, and that is embedded in the Web browser Mozilla as a plug-in module. Based on WebSLIT, we try to clarify the concept of the Web tomorrow in the Ubiquitous computing environment.
著者
洪里 和良 福田 知顕 五野 由佳理 及川 哲郎 花輪 壽彦
雑誌
漢方の臨床 (ISSN:0451307X)
巻号頁・発行日
vol.56, no.12, pp.2105-2112, 2009-12-25
参考文献数
9
著者
庵原 英晃
出版者
特定非営利活動法人日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.92-103, 2000-06-28
参考文献数
37
被引用文献数
1

C.ampylobacter rectusは,一端に鞭毛を有する微好気性のグラム陰性桿菌で,ヒトの歯周病と深く関わっていると言われている。本菌には表層構造物としてS-layer,細胞毒性物質などの病原因子が存在する。本研究では,C. rectus に対するモノクローナル抗体を作製し,その検出を行うと共にprobing depth(PD),bleeding on probing(BOP),gingival index(GI)との関連性を解析した。作製したモノクローナル抗体のうち,150kDaのS-layerタンパク質を認識するものをCRT-1,CRT-2と命名した。CRT-2は C. rectus ATCC 33238Slayer保有株と反応したが S-layer 非保有株とは反応しなかった。CRT-3と命名したモノクローナル抗体は60 kDaタンパク質と反応し,Campylobacter showae ATCC 51146 および CCUG 11641 と交差反応した。CRT-2 モノクローナル抗体を用いたdot-blot法におけるC. rectus の検出限界は10^3個であった。歯周炎患者プラークサンプルからの C. rectus の検出率は,PD(p<0.001),BOP(p<0.001),GI(p<0.001)と統計学的に正の相関関係が認められ,C. rectus の感染が臨床症状と強い関わりがあることが示された。
著者
佐々木 全 伊藤 篤司 今野 文龍 SASAKI Zen ITO Atsushi KONNO Ayaru
出版者
岩手大学教育学部
雑誌
岩手大学教育学部研究年報 (ISSN:03677370)
巻号頁・発行日
vol.75, pp.89-102, 2015

近年,子どもたちの健全育成のために,放課後や休日における地域生活の充実の必要性が指摘され,全国各地で多様な取組みがなされている1)2)3).このような活動は,当然ながら障害の有無や障害種を問わないテーマである. しかし,LD,ADHD,アスペルガー障害等いわゆる発達障害の子どもにおいては,既存の活動,例えば学童保育,学習塾,スポーツ少年団などに馴染みにくいことが少なからずあり,その補完的な活動の場が必要だったり,むしろ積極的な適応の場としての活動が必要だったりする.これらの事情に対応して,親の会や専門家グループなどの支援団体が放課後活動や休日活動を企画し提供する実践がある.岩手県内においても,このような支援団体は複数あり,それぞれに療育や訓練,あるいはレジャーや交流という生活自体を目的としている4)5). このような市民団体の活動を巡っては,その実践の意義を検討しようとする「実践論」と,その実践を持続するための運営方法を検討する「運営論」が必要である6)7)8).特にも,「運営論」に関しては,近年,全国各地の親の会等の支援団体における運営上の悩みが顕在化しており,重要視される9)10)11).岩手県内でも,いくつかの支援団体において,持続不能状態に陥ったり,過重な努力によってようやく持続したりしている状況が散見される.それゆえ,持続可能な運営に関する知見を相互参照可能な情報として共有することが役に立つだろう.本稿は,その一環として「実践論」と「運営論」を包括的に検討する事例研究である.具体的には,放課後活動「Act.(アクト)」を事例として,その実践の意義と,持続可能な運営のために施した工夫点を明らかにすることを目的とする.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.14-24, 2012-03

CMディレクター、女性誌編集長、法廷画家、POPライター、古書修理の達人、フレンチシェフ、ベンチャー社長──。様々な業界のプロフェッショナルたちは、どんな文具を武器に成果を上げているのか。
著者
河野 淳 博久 詠司 舩坂 宗太郎
出版者
The Oto-Rhino-Laryngological Society of Japan, Inc.
雑誌
日本耳鼻咽喉科學會會報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.99, no.6, pp.884-894, 1996-06-20
参考文献数
27
被引用文献数
3 2

今論文では, 聾仔猫の蝸牛神経核細胞の成熟が, 慢性電気刺激によりいかなる影響を受けるか調べた. 対象は生後10日目聾の仔猫4匹で, 電極挿入後1000時間以上慢性電気刺激を行い, 実験終了時2-deoxyglucose (以下2DG) を静注45分刺激後, 蝸牛神経核の連続切片を作製し, 蝸牛神経核細胞体の面積を測定した. その結果刺激側の2DGの取り込みが見られた部位の神経細胞体面積は2DGの取り込みが見られない部位に比べ, 前腹側核, 後腹側核, 背側核のいずれにおいても大きく, 多くに有意差が認められた. つまり蝸牛内の慢性電気刺激により, 蝸牛神経核内の特定の部位が機能的活動性が増し, その部位に限っては慢性電気刺激が成熟期の神経細胞の成熟に関与していることが示唆された.
著者
三原 実
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衞生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, 1978-03-15
著者
大森 志郎
出版者
東京女子大学
雑誌
東京女子大學論集 (ISSN:04934350)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.1-27, 1958-12-20

In his respectable work Shinto; the Way of Gods, 1905, W. G. Aston introduced reed-ring (chinowa) ceremony in Japan, and explained it as a "modern form of the harai ceremony."Since then, during half a century, the researches of folk-lores in Japan have found many ancient customs existing among this nation to regard the gods of water as a serpent. The author sets Japan's ancient literatures against these folk-lores, and wishes to clarify that reed-ring ceremony originates from mimic magic of cutting serpent and that it was a kind of agricultural cults.
著者
神馬 征峰
出版者
JAPANESE SOCIETY OF HEALTH EDUCATION AND PROMOTION
雑誌
日本健康教育学会誌 (ISSN:13402560)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.253-261, 2013

背景:健康教育やヘルスプロモーションによる行動変容は最重要課題の一つである.しかしながら,これらの戦略をもってしても,行動変容が難しい場合がある.本稿では行動変容の一つの手段として,Positive Deviance Approachを紹介することを目的とする.<br>内容:他の人たちと同じ課題を抱えているにもかかわらず,その課題をよりうまく解決する人を positive deviant,その行為をpositive devianceという(本稿では以下いずれもポジデビと称する).1990年,米国のNGO,Save the Childrenがベトナムの4つの村で栄養調査を行った結果,3歳未満児の64%が栄養不良であった.ということは,36%は栄養不良ではない,ということでもある.この36%の中でポジデビを探した結果,見えてきた特徴は以下のようであった.「田んぼや畑からお金のかからない食品を入手している」,「汚れたら子供の手を随時洗わせている」,「子供が1日に食べる回数を2回から4,5回に増やしている」.これに基づいたポジデビ・アプローチをとることによって,7年間で 50,000人以上の子供たちの栄養状態が改善した.その後さらにこのアプローチは,院内感染対策,乳幼児死亡改善策,肥満対策,妊婦の栄養対策などに用いられ,困難な行動変容課題を克服してきた.<br>結論:ポジデビ・アプローチは行動変容が困難な健康課題を克服するための手段として有効に使える.日本でも今後これが広がっていくことを期待したい.老人対策,震災後の地域保健対策,学校のいじめ対策などに,このアプローチは使える可能性がある.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.308, pp.46-47, 2002-07-26

コンサルティングなどサービスを提供する見返りに対価を得るフィービジネス。資格があればフィービジネスで稼ぐことも夢ではない。下村猛夫さん(38歳)は,フジ測量設計(本社,大津市)のオーナー社長として17人の従業員を率いる傍ら,ISOの主任審査員としても活躍している。下村さんが審査するのはISO9000シリーズ(以下,ISO9000s)。