著者
畑中 重光 はたなか しげみつ
出版者
森北出版株式会社
巻号頁・発行日
pp.122-140, 2009-04-25

図書の一部
著者
柴田 滋子 藤井 広美 川名 ヤヨ子 佐藤 みつ子
出版者
了德寺大学
雑誌
了徳寺大学研究紀要 (ISSN:18819796)
巻号頁・発行日
no.8, pp.41-46, 2014

高齢化やコミュニティの希薄化が進む中,大学として地域に貢献できることがないかと模索する中で,有志学生からなる地域保健活動グループRUNPを結成した.高齢化が進行するA市Bマンションとの協働により活動を定期的に行い,約2年が経過した.この活動を通して学生は世代を越えた交流を体験し,地域住民への理解を深めるとともに自らの気づきへとつながり成長がみられている.今後も継続することで学生の気づきの促進と地域との協働からコミュニティの活性化に貢献したいと考える.The residents of the apartment B in the city A are aging rapidly. Trying to find out what contribution we can make to the local community, we organized a community health activity group of volunteer students named RUNP(Ryotokuji-Urayasu, Nurse, Project). RUNP has periodically collaborated with the residents over period of two years and through the cross-generational exchanges, the students better understood the local inhabitants, also providing opportunities for student self-reflection. We want to continue the collaboration and contribute to the area, and give students opportunities for self-reflection as a result of such interaction.
著者
小野寺 みつ江 仙波 静 山内 登志子 石田 泉 山田 さゆり 遠藤 利江子 山田 泰子
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会学術総会抄録集
巻号頁・発行日
vol.60, pp.161, 2011

東日本大震災時における福島県厚生連6病院栄養科の対応と教訓福島県厚生連栄養士会 小野寺みつ江・仙波静・山内登志子・石田泉・山田さゆり・遠藤利江子・山田泰子<はじめに>東日本大震災時に福島県厚生連の栄養科で、何がおき、いかに対応し、どのような教訓を得たのかを報告する。<各病院の状況>福島第1原発から3_km_の双葉厚生病院では、3月11日地震により調理器具の全てが倒れ、ガス漏れが発生した。ライフラインは電気のみ確保されていた。当日夕食は、ガスコンロにより飲水不可の水で非常食を温めて提供したが、患者の避難場所が把握できず、また緊急に来院した外来患者にも食事を提供したので食数が掴めなかった。隣接する健康施設に職員用の炊き出しを依頼した。翌12日朝食も非常食を提供した。昼、水道が復旧、厨房器械の点検をしたが、原発事故のため全患者全職員が緊急避難し、同院は現在も休院中である。原発から30kmの南相馬市に位置する鹿島厚生病院では、震災直後、ガス、ボイラー、エレベーターが停止した。原発事故後、職員は自主勤務になったため、調理員の数が不足し、他部門のスタッフと協力を得て食事を提供した。さらにガソリン不足と物流停滞のため、16日以降の食材納入が停止した。栄養士は病院に宿泊し、食材集めに奔走した。同院は19日から4月10日まで一時休院した。中通り南部に位置し、液状化現象が起きた白河厚生総合病院は、建物には被害がなかったが、外部の水道管が破裂し断水した。病院の貯水タンクの水を使い、自衛隊による給水支援を受け、節水しながら食事を提供し、非常食は使用しなかった。塙厚生病院では6時間の停電があり、1食、非常食を使用した。坂下厚生総合病院ではガスが停止し、1食、非常食を使用した。高田厚生病院では食事提供上の問題は発生しなかった。<考案>_丸1_災害時に備え、設備、給食材料の業者と契約を結んでおく。_丸2_水を確保する。_丸3_非常時に備え、栄養科以外の職員に、非常食提供の指導と訓練をしておく。ライフラインが確保されない時を想定しておく。_丸4_患者や職員以外の非常食を備蓄しておく必要がある。
著者
吉田 みつ子 遠藤 公久 守田 美奈子 朝倉 隆司 奥原 秀盛 福井 里美 竹中 文良
出版者
一般社団法人日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.133-140, 2004-02-01

本研究は,がん患者のサポートグループの効果について,疾患部位や満期を混在した男性/疾患混合群(男性群),女性/疾患混合群(女性群),男女混合/疾患混合群(男女群)の3群を比較検討した.プログラムは,ミニレクチャー,グループ,自律訓練法で,週1回14O分の5回連続ヤッションとした.28名を分析対象とし,抑うつ症状(OES-D),前向き姿勢,がんへの心理的適応感(MAO),グループの雰囲気・参加度等を分析したところ,男性群は統計的に有意な変化はなかつたが,女性群,男女群はグループヘの参加によつて絶望感づ減少し,がんへの適応感づ増加した.以上より,心ずしも同一疾患のグループ編成でなくてもグループの効果が認められることが示唆された.
著者
寳川 拓生 薮田 伸 冨永 淳 渡邉 健太 荒木 秀雄 川満 芳信 たからがわ ひろお やぶた しん とみなが じゅん わたなべ けんた あらき ひでお かわみつ よしのぶ Takaragawa Hiroo Yabuta shin Tominaga Jun Watanabe Kenta Araki Hideo Kawamitsu Yoshinobu 琉球大学農学部 不二製油
出版者
沖縄農業研究会
雑誌
沖縄農業 (ISSN:13441477)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.27-34, 2015-02-12

沖縄県においてヒマワリは景観の良さから観光資源として,さらには,地力回復用の緑肥として注目されている.そのヒマワリ栽培を油糧生産と遊休農地の解消の一助となると考え,播種期の違いが収量に与える影響について比較検討した.春播き栽培では,栽培期間中の気温,日射量,降水量,台風接近数および開花に要する積算温度が高く,発芽日から開花日までの日数が短かった.また,花芽形成期から開花期の間のCGRおよびLAIが低く,乾物収量,子実収量はそれぞれ705,177 kg 10a_-1と秋播き栽培に比べて低くなった.これは夏季の高温・高日射により栄養成長が不十分なまま開花し,子実肥大が遅れたことが原因と考えられた.一方,秋播き栽培では,花芽形成期から開花期までのCGRおよびLAIが高く,乾物収量,子実収量はそれぞれ1274,246 kg 10a-1と高かった.太陽エネルギー利用効率が植物体全体および子実に関してそれぞれ2.11,0.64%といずれも春播き栽培に比べて2倍以上高くなった.これは開花期までの成長期間と低温・低日射でも高い葉面積を確保できたことが原因と考えられた.以上より,沖縄においては,秋冬に降雪・降霜がなく,夏季の高温・高日射・台風を避けられるため,秋播き栽培も有用であると考えられた.
著者
新谷 好正 伊東 雅基 井戸坂 弘之 中林 賢一 卯月 みつる 新谷 知久 早瀬 知 馬渕 正二
出版者
日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.23, no.11, pp.889-896, 2014 (Released:2014-11-25)
参考文献数
36
被引用文献数
1

脳動脈瘤の開頭手術において, クリッピングのために瘤の減圧を要する場面に時折遭遇するが, 母血管の一時遮断が困難な例がみられる. そのような例に房室伝導を強力に抑制する作用をもつadenosine triphosphate (ATP) の急速静注による短時間の循環停止 (transient cardiac arrest : TCA) 法が有効である. 経験した全例において短時間の心停止に伴う動脈瘤の著明な減圧が得られ, 安全なクリッピングに大きく寄与した. 合併症はみられなかった. TCA法に習熟した麻酔科医との緊密な連携が不可欠であるが, 本法は母血管の一時遮断に並んで考慮すべききわめて有用な方法である.
著者
樫葉 みつ子 大塚 謙二 坂本 南美 柳瀬 陽介
出版者
中国地区英語教育学会
雑誌
中国地区英語教育学会研究紀要 (ISSN:03851192)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.97-106, 2014 (Released:2017-03-01)

Reflective journal writing is to be theoretically clarified more for effective teacher development. This two-year long interview study focused on the effects of written language in four different modes (English/Japanese, private/published) chosen by four Japanese ESL teachers. The four teachers all described their writing as 'conversation', which we interpret as one that is among three differentiated selves: practitioner, author, and reader. The conversation promoted changes in their cognitions and actions. Publication guided the teachers to the more publicly accepted cognitions and actions, whereas private writing promoted the internal conversation at deeper levels. Writing in English provided a more 'object' self-reflection in one teacher, and offered insights in language through the difficulties of translation in another teacher.
著者
早川 富博 鈴木 祥子 小林 真哉 福富 達也 井出 正芳 大野 恒夫 大河内 昌弘 多気 みつ子 宮本 忠壽 丹村 敏則 岡田 美智子
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.438-446, 2009-11-30 (Released:2010-04-12)
参考文献数
12
被引用文献数
3 5

発芽玄米の糖代謝・脂質代謝に対する影響を知ることを目的に,糖尿病患者に試験食 (発芽玄米: 白米を1:1に調整) を3か月間摂食させて,その前後で糖・脂質のパラメーターを比較検討した。3か月間の試験食摂取によって,グリコヘモグロビンは,摂取前の6.40±0.23%から6.23±0.19%へと有意な低下が認められた。空腹時血糖値に有意な変化はなかったが,インスリン値とHOMA-IRは低下傾向を示した。T-CHO値,TG値は試験食の摂取によって変化はみられなかったが,LDL-c値は低下傾向,HDL-c値は増加傾向を示し,LDL/HDL比は摂取前の2.03±0.13から,摂取3か月後には1.83±0.12へと有意に低下した。試験食摂取量を多い群と少ない群に分けて検討すると,試験食の摂取量が多い群で,LDL-c値は有意に低下,HDL-c値は有意に増加した。今回,糖尿病患者において,3か月間の発芽玄米摂取によって糖代謝と脂質代謝がともに改善する結果が得られた。これらは,糖尿病患者の食事療法として発芽玄米が有効であることを示すものであるとともに,高コレステロール血症の治療にも有効である可能性を示すものと考えられた。
著者
関 みつ子 萩原 芳幸 鈴木 直人 森野 智子 大西 真 高橋 英之 大川 勝正 KILGORE Paul Evan KIM Dong Wook KIM Soon
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

新規検出法であるLoop-mediated isothermal amplification (LAMP)法を用いて呼吸器感染症菌(肺炎球菌、インフルエンザ菌および髄膜炎菌)の検出方法を開発し、過去の疫学調査から得られた臨床データおよび脳脊髄液サンプルを用いてその臨床的有用性を明らかにした。さらに、要介護高齢者のインプラントを含む口腔状況について調査を行い、口腔ケアにおける問題点を明らかにした。
著者
高崎 みつる
出版者
石巻専修大学
雑誌
特定領域研究(A)
巻号頁・発行日
1999

水産物は貴重なタンパク源として日本人の食生活に無くてはならないものになっている。しかし近年の食生活の変化に伴って、水産加工製品の需要が増えてきている。水産加工製品は製造過程で重量比約85%のエミッションを発生することが知られ、このような傾向は水産物由来負荷の増大へとつながっていく。このような水産廃棄物は最終的に水産加工廃水処理場へと運ばれ最終的には余剰汚泥として肥料会社に引き取られ、また廃棄されている。近年海域での窒素微増の弊害が心配されていることもあり、最終的に窒素に的を絞った議論が大切になっていく。石巻地方ではまた剥き身のカキ約4000トンに相当するカキ殻を毎年海に近い山間の沢に廃棄してきた。今後これらのより高度な利用とエミッション低減を考えると、漁港情報から水産物由来(窒素)負荷情報を得られるように得るための努力と共に、余剰汚泥を農地還元する際の質的問題をカキ殻との組み合わせで解決していく努力も必要になっていくだろう。本研究の目的は、漁港情報から水産加工廃水処理場を経由して出てくる窒素負荷を予測すること、カキ殻の投棄された地域を対象に質的な問題を検討すること、農地からの窒素溶脱や必須元素溶脱が、カキ殻投入によってどのように変化するかを検討することの3つである。カキ剥き直後の貝柱他肉片が多く残った状態で投棄された結果と考えられる。有害金属濃度はカキ剥き直後投棄の沢で高い値を示したが、古いカキ殻と接触して流下する過程でCd, Pb等は減少していった。一方この沢では必須元素が多く含まれていた。このような結果を背景に水産由来汚泥を土壌に混ぜ、これにカキ殻が加えられた場合土壌浸透水がどのように変化するかを、リン・窒素を中心に比較した。カキ殻が加えられることで、土壌浸透水中のリン・窒素は大きく減少した事が示されている。しかし、鉄・マンガン・亜鉛やカルシウムなどはリン・窒素に比べ変化が小さくなっていた。カキ殻を水産系汚泥と一緒に土壌に混ぜることで、地下水への窒素溶脱は効果的に抑えることが出来るようになり、流域から河川へ流れ込む窒素負荷を低減できる可能性が示された。海からの恵みを海に戻すためにも、海から漁港、形を変えて田畑へ、そして河川を経て海へ戻る循環の中で、健全な循環を取り戻すためのカキ殻の役割に関する更なる検討は今後の課題と思える。
著者
澤田 みつ子
巻号頁・発行日
2013

筑波大学博士 (農学) 学位論文・平成25年3月25日授与 (甲第6502号)