著者
三浦慎悟監修
出版者
金の星社
巻号頁・発行日
2012
著者
三浦慎悟監修
出版者
金の星社
巻号頁・発行日
2012
著者
三浦慎悟監修
出版者
金の星社
巻号頁・発行日
2012
著者
三浦 吉孝
出版者
多摩大学経営情報学部
雑誌
経営・情報研究 (ISSN:13429507)
巻号頁・発行日
no.5, pp.47-62, 2001

本論の狙いは、組織活動に付随する資金の流れ(フロー)によって、組織活動を記述することである。本論では、組織の基本運動として研究開発投資・回収を仮定し、それからの派生として、資源管理、財務、研究開発、生産、販売といった多様な組織活動を想定する。 モデル化において、まず投資・回収におけるフローの正弦波周期運動を回転ベクトルおよび複素数で表示し、時間に関する微積分演算によりフローの導関数群(フロー・ファミリー)を求め、その上で組織活動の複数のフローと損益計算書における財務指標との対応を検討した。 また、これらの実証として、本モデルから算出される計算値と、電気業界6 社の損益計算書における財務データとの比較を行った。 This study discusses the possibility of describing the operational activities of business organizations by a model of fund flows involved in such activities. Assumed in this study are organizational diverse activities such as resource management, financial management, research & development, production, and sales activities derived from the basic movements of R&D investments and investment recovery. Flow families were obtained by differential and integral operations with respect to time, using the sine-wave periodic motion of flows of investment and investment recovery as rotational vector and complex number. The applicability of the obtained flows of organizational diverse activities seen in their profit and loss statements was examined for verification. Comparison of the calculation results of the flow model with the financial data in the profit and loss statements of 6 firms in the electric industry verified a similarity between them.
著者
尾関 圭子 飯田 博己 岩本 賢 中路 隼人 三浦 祐揮 梶田 幸宏 村松 由崇 木村 伸也 岩堀 裕介
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.44 Suppl. No.2 (第52回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.1269, 2017 (Released:2017-04-24)

【はじめに】近年,野球競技への女性参加が増え,その競技レベルは向上しつつある。野球選手の身体特性については,男性を対象にした報告は多数あるが,学童女子に関する報告は少ない。我々は,2014年から学童女子野球選手を対象にメディカルチェックを行っている。そして,2015年スポーツ傷害フォーラムにおいて,学童女子選手は男子と同等の肩後方タイトネスを有していることを報告した。今回は,学童女子野球選手における肩・肘及び下肢の関節可動域を,男子と比較し報告する。【方 法】対象は,女子は2014~2016年度ガールズベースボールトーナメントに参加した,愛知県代表選手43名(平均年齢11.3±0.5歳)とした。男子は2015年度名古屋市小学生軟式野球選手の野球検診で,当院の検診に参加した67名(平均年齢11.9±0.4歳)とした。方法は,ROM測定を以下の項目について両側行った[肩関節:90°外転位外旋・90°外転位内旋・90°屈曲位内旋・水平屈曲,肘関節:屈曲・伸展,股関節:内旋・伸展・SLR]。90°外転位外旋と内旋の和をTotal Arcとして求めた。各測定項目を,男女間および投球側と非投球側間で比較した。統計処理には,Mann WhitneyのU検定を用いた(p<0.05)。【結 果】1.男女の比較:90°外転位内旋・Total arc・水平屈曲・股関節内旋・股関節伸展・SLRにおいて,投球側・非投球側ともに女子の方が有意に大きかった。また,非投球側の肘関節伸展は,女子の方が有意に大きかった。2.投球側と非投球側の比較:男女ともに投球側の90°外転位内旋・水平屈曲・90°屈曲位内旋・肘屈曲が有意に小さかった。女子では,投球側の肘伸展が有意に小さかった。また,男子では投球側の股関節内旋が有意に小さかった。【結 論】男女ともに投球側の肩関節90°外転位内旋・水平屈曲は減少しているが,女子の方がROMは大きかった。つまり,一見ROMが良好に保たれている女子においても,男子と同等に投球側の肩後方タイトネスを生じており,注意を要すると考える。肘関節伸展可動域について,男女の比較では,女子の方が非投球側が大きかったが,投球側は男子と差がなかった。また,投球側・非投球側の比較では,男子では差がなく,女子では投球側が減少していた。つまり,女子の方が投球側の肘屈筋群にタイトネスを生じていることが示唆された。下肢のROMは,女子の方が男子よりも全て大きかった。また,女子では左右差を認めなかったが,男子の股関節内旋は投球側で小さい,あるいは非投球側で大きかった。総じて,女子で上肢のROM左右差が男子より大きく,下肢では左右差を生じていなかった。以上から,性差の他に,女子の野球動作が上肢に依存している可能性も考えられた。今後は,動作分析を加えてさらに検討していきたい。
著者
村山 綾 三浦 麻子
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.213-219, 2017

&nbsp;This study investigated false alarm effects against interacting with a person who had been indicted in an attempted murder case. Two hundred and forty participants were asked to read a fictional story about such a case. The degree of physical injury of the victim (i.e., minor or permanent damage) and the subsequent truth (i.e., the person was guilty or not) were manipulated. After reading the scenario, the participants were asked to rate their desire to avoid the indicted person and to estimate the risks of either gazing at him or having a conversation. Consistent with Error Management Theory (EMT), the strongest false alarm effect was obtained against having a conversation with a person who was actually guilty as well as when the physical injury of the victim was more severe. We also confirmed false alarm effects in some conditions where the indicted person was not guilty. These results indicate that the general tendency to avoid a person who possibly threatens one 's safety, as suggested by EMT, could be applicable to situations of interaction with the former accused in a criminal case.
著者
谷口 千枝 笹川 真紀子 泉 正彦 三島 リエ 中岡 明子 赤堀 匠 三浦 明彦 大谷 徹
出版者
松江市立病院
雑誌
松江市立病院医学雑誌 (ISSN:13430866)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.11-18, 2013 (Released:2019-07-14)
参考文献数
7

当科では平成6 年から統合失調症入院患者への集団SST が取り組まれていたが,平成23 年度から統合失調症患者に限定しない他疾患患者も参加できるように,主な訓練目標を「対人スキル課題」と限定し実施した.また,対象者も限定し,プログラムを構造化する取り組みを行った.構造化したことでSST 参加者の対人関係に変化が起こったが,中でも有効であった3 症例を報告する.「対人スキル課題」と限定したことで,各人の対人関係の問題が明確になり,課題解決に役立った.そして,各症例とも,他者との友好な交流を可能にし,入院中や退院後の人間関係が円滑になった.我々の集団SST は統合失調症に限定しない他疾患患者にも適応でき,対人関係の構築・改善に有効であった.
著者
幸田 仁志 甲斐 義浩 来田 宣幸 山田 悠司 三浦 雄一郎 福島 秀晃 竹島 稔 森原 徹
出版者
日本肩関節学会
雑誌
肩関節 (ISSN:09104461)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.548-551, 2019 (Released:2019-09-18)
参考文献数
13

地域在住高齢者を対象に,腱板断裂,肩痛の自覚症状,他覚症状のそれぞれの有無により健康関連QOLを比較検討した.地域在住高齢者363名を対象とした.測定項目は,超音波診断による腱板断裂,アンケートによる肩痛の自覚症状,impingement signによる他覚症状の有無,SF-8の下位尺度およびサマリースコアとした.統計解析はMann-Whitney の U 検定を用い,それぞれの陽性群と陰性群で健康関連項目を比較した.肩痛の自覚症状の陽性群は,身体機能,日常役割機能(身体),体の痛み,全体的健康感,活力,身体的健康感が有意に低値を示した.他覚症状の陽性群は,身体機能,体の痛み,全体的健康感,活力,身体的健康感が有意に低値を示した.腱板断裂の有無では,いずれの項目にも有意差は認められなかった.地域在住高齢者の健康関連QOLには,腱板断裂の有無は直接的に関与せず,肩痛の自覚症状や他覚症状によって低下することが示唆された.
著者
甲斐 義浩 幸田 仁志 山田 悠司 三浦 雄一郎 福島 秀晃 竹島 稔 来田 宣幸 森原 徹
出版者
日本肩関節学会
雑誌
肩関節 (ISSN:09104461)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.411-414, 2019 (Released:2019-09-18)
参考文献数
12

本研究では,肩関節の総合的な柔軟性を得点化できる肩複合柔軟性テストを考案し,そのテスト法の信頼性と妥当性について検討した.対象は,健常若年者43名,健常高齢者252名,肩病変を有する高齢者111名とした.肩複合柔軟性テストは,外転,内転,外旋,内旋,複合テストの5項目で構成される.各テストには,4段階(0, 1, 2, 3)の判定基準を設定し,5項目の合計得点を0~15点で算出した.分析の結果,本テストの判定一致度(k係数:0.81-1.00)および合計得点(ICC:0.91)ともに,優秀な検者間信頼性が確認された.また,合計得点と肩甲上腕関節可動域との間に有意な正相関が認められた.対象者の合計得点は,健常若年者:12.5 ± 1.7点,健常肩高齢者:10.4 ± 2.5点,病変肩高齢者:8.7 ± 2.8点であり,病変肩群の得点は他の2群と比べて有意に低かった(p < 0.01).これらの知見より,肩関節の総合的な柔軟性を得点化できる尺度として,本法の信頼性と妥当性が示された.
著者
吉岡 泰夫 早野 恵子 徳田 安春 三浦 純一 本村 和久 相澤 正夫 田中 牧郎 宇佐美 まゆみ
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.251-257, 2008-08-25 (Released:2010-10-22)
参考文献数
5
被引用文献数
1

患者医師間のラポールに基づく協力関係の構築や, 両者の情報共有による合意形成は, 適切なコミュニケーションを基盤として実現される. 安全で信頼される医療を実践するためにも, 医療コミュニケーションの適切化は不可欠である. この研究は, そのために効果的なポライトネス・ストラテジーを明らかにすることを目的とする.1) ポライトネス・ストラテジーとその効果について, 医療面接の談話分析により調査課題を抽出, 患者医師双方に対して面接調査, WEB調査を実施した. さらにWEB討論会で論点を明確化した.2) 敬称「さま」や多重謙譲などの過剰な敬語を, 患者は, 慇懃無礼で, 医師から心理的距離を置かれると感じている. ラポールに基づく協力関係の構築には逆効果と, 患者医師双方が意識している.3) 患者は医師に敬称「さん」や簡素な敬語の使用を期待している.それらには, 敬意を表すと同時に, 適度に心理的距離を縮める, ポジティブ/ネガティブ両面のポライトネス効果があるからである.4) 医師が, 患者の方言を理解し, 同じ方言を使うことは, 親近感を生み, 心理的距離を縮めるポジティブ・ポライトネス効果があり, 患者をリラックスさせ, 患者からの医療情報の収集を円滑にする.5) 称賛する, 楽観的に言うなどのポジティブ・ポライトネス・ストラテジーは, 患者の状況やその時のフェイス (親近欲求か不可侵欲求か) により成否は分かれるが, 成功すれば行動変容をもたらす.
著者
三浦 麻子
出版者
心理学評論刊行会
雑誌
心理学評論 (ISSN:03861058)
巻号頁・発行日
vol.61, no.1, pp.3-12, 2018 (Released:2019-07-11)
参考文献数
21
被引用文献数
6

Open science is an academic movement to transform scientific research into a more open endeavor. For the purposes of this paper, we define open science as the infrastructure of a “statistical revolution,” which indicates the transformation of fundamental ideas in psychometrics. The four basic components of open science are: (1) open access, (2) open data, (3) data-centric science, and (4) civil science. With regard to open data and open access, we surveyed the present situation of psychological research and considered how it is associated with the statistical revolution internationally and domestically in Japan. To date, the introduction of open science to academic psychology circles has arrived relatively late in Japan. The future prospects of psychology in open science are discussed, especially with regard to what to do and how to do open science as a researcher.
著者
三浦 義人 曽谷 愛子 矢野 悦子
出版者
一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
雑誌
繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
巻号頁・発行日
vol.7, no.6, pp.353-357, 1966-11-15 (Released:2010-09-30)

縫目のある織物が引っ張られると, 縫目でつぎのように切断される.縫糸または経糸が切れる.あるいは縫目ピッチが長いと縫糸または緯糸が切れピッチが短かくなるにつれ経糸が切れる.理想的な縫目は次式で示される.PN (1-a) cosθ=Q-xNは縫目数, γは縫目幅の縮み, Q-xは織物の強さ, 2θは縫目の曲がり角, P (1-a) は縫糸の強さ.緯糸を押す経糸の力をH, 縫糸を引き上げる経糸の力をT0とするとH=Rsin/eμ T0=R(cosα+cos/eμ)Rは経糸張力, φは経糸の傾斜角.
著者
三浦 正之 大野 平祐 土田 奈々 畑井 喜司雄 桐生 透
出版者
The Japanese Society of Fish Pathology
雑誌
魚病研究 (ISSN:0388788X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.81-86, 2005-06-15 (Released:2009-10-26)
参考文献数
21
被引用文献数
7 9

ニジマス卵のミズカビ病防除手段として, 銅ファイバー有効性を検討した。試験はタテ型孵化槽の上流部に銅ファイバーを浸漬し, その下流部にニジマス卵を収容する手法を用いた。その結果, 銅ファイバーを浸漬した区では, 銅濃度0.006~0.020ppmで4回の試験すべてでミズカビ病の発生は有意に低下し, 発眼率や清水に戻した後の孵化率は影響されず, 奇形率も増加しなかった。また, 硝酸銅で調整した銅溶液は0.006ppm, 24時間でSaprolegnia diclinaの遊走子の発芽を阻止した。
著者
三浦 弥生
出版者
日本惑星科学会
雑誌
日本惑星科学会誌遊星人
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.15-20, 2017

<p> 火星起源と考えられる隕石の数は170個を超え,それらの多くは13億年前よりも若い結晶化年代を示すが,1984年に南極で発見されたAllan Hills 84001(ALH 84001)は約45億年前という太陽系形成時期に近い結晶化年代を示す.炭酸塩鉱物や有機物を含む斜方輝石岩であるこの隕石は,古い時代の火成活動・水質変成・天体衝突の痕跡,それらの時期や規模に関する情報を与える貴重な隕石である.</p>