著者
室井 尚 吉岡 洋 秋庭 史典 佐藤 守弘 吉田 寛 小松 正史 安田 昌弘 島本 浣 吉村 和真 須川 亜紀子 カルパントラ ファビアン 大久保 美紀 丸山 美佳 入江 哲朗 ロート マーティン 簗瀬 洋平 井上 明人 小島 秀夫 バラカン ピーター 輪島 裕介 増田 聡 松蔭 浩之 前川 修 増田 展大
出版者
横浜国立大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究は5名の研究代表者、分担者を中心とした研究会を複数回開催するとともに、大規模な公開研究集会を年に一回開催し、その成果をや報告書にまとめ、webで幅広く公開することによって、一般からもその成果に対する広い関心を集めることができた。また2016年の国際美学会、2017年の国際記号学会においてはラウンドテーブルを組織して、海外の研究者との議論を深めることができた。これらの研究活動によって新しい理論的な枠組の構築に結びつけることができた。本研究はポピュラー文化に関する美学的アプローチの最先端の成果を挙げることができた。
著者
李 進海 朝戸 佳世 酒井 健史 井上 明日圭 田崎 知江美 志賀 俊彦 樋野 尚一 矢野 智洋 岸本 和也 野﨑 祐史 西坂 文章 赤木 將男 船内 正憲 松村 到
出版者
一般社団法人 日本臨床リウマチ学会
雑誌
臨床リウマチ (ISSN:09148760)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.305-309, 2014-12-30 (Released:2015-02-28)
参考文献数
13

RAを発症し,サラゾスルファピリジンに抵抗性を示したため,エタネルセプトが投与され,3ケ月後から発熱,皮疹,口内炎が出現し,ループス腎炎を伴うSLEを発症した症例(35歳,女性)を経験した.抗TNF-α製剤の投与によってSLEを発症したとする報告が散見されるが,本例のようにループス腎炎を伴う例は少ない.以上,抗TNF-α製剤による治療経過中は抗核抗体やSLEの素因の有無に留意する必要性が示唆された.
著者
松田 登 小川 卓 井上 明 清水 正嗣
出版者
Japanese Society of Oral and Maxillofacial Surgeons
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.26, no.5, pp.1263-1268, 1980-10-15 (Released:2011-07-25)
参考文献数
28

1) 26歳の男性でFallot四徴のある多血球血症患者の左側下顎骨内に生じた中心性血管腫の症例を経験した.2) 腫瘍を含む左側下顎骨半側切除を行い良好な経過を得ているが, 血管腫と多血球血症との関係は直接ないと思われた.
著者
石田 央 渡邉 大智 竹田 英樹 清水 幸春 早乙女 康典 井上 明久
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2004, pp.635, 2004

高強度金属ガラス材料によりマイクロマシン部品を創成することを目的として、Ni基金属ガラス製超精密歯車の作製を行った。新たに開発した高圧射出成形装置により、従来では5点の部品を組み立てて作製していた太陽キャリアと呼ばれる超精密歯車を一体成形で作製することに成功した。太陽キャリアの歯車部直径は0.65mm、モジュールは0.04である。さらに、作製した太陽キャリアをギヤドモーターへ組み込み、初期特性を評価した結果を報告する。
著者
久門 良明 渡邉 英昭 松本 洋明 井上 明宏 岩田 真治 大上 史朗 大西 丘倫
出版者
一般社団法人 日本脳卒中の外科学会
雑誌
脳卒中の外科 (ISSN:09145508)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.18-25, 2009 (Released:2009-09-29)
参考文献数
22

We evaluated the effectiveness of assist-systems such as endoscopy, navigation, and motor evoked potential (MEP) monitoring in terms of improving the safety and accuracy of surgery for cerebrovascular diseases. Since January 2000, the following devices have been used at our institution to assist in surgical procedures: an endoscope (diameter, 2.7 or 4.0 mm; tip angle, 30° or 70°) in 69 surgical procedures to treat cerebral aneurysms, a navigation system (Stealth Station) in 22 operations for cerebral aneurysms and arteriovenous or cavernous malformations, and MEP monitoring (bipolar or mono-polar electrical stimulation of the motor cortex and EMG recording of the face, trunk and upper extremity contralateral to the stimulated side) in 11 operations for cerebral aneurysms or arteriovenous malformations. Endoscopy allowed visualization of the anatomical relationship between the aneurysm neck and the parent or perforated artery before clipping, and the location of the clip tip, occlusion of the perforated artery, or stenosis of the parent artery could be evaluated after clipping. Postoperative MR and/or CT images revealed an asymptomatic infarction of perforated artery in 4 patients. Navigation allowed prediction of the sites of aneurysms, cavernous malformations, or of the feeding arteries of arteriovenous malformations. This resulted in accurate approaches to these structures, although a brain shift in some patients was recognized by ultrasound imaging linked to the navigation system. Although MEP monitoring should have predicted postoperative motor function, MEP findings after clipping the neck of aneurysms or obliterating the arteriovenous malformation of a feeding artery were normal in all of the analyzed patients. Postoperative convulsive seizures developed in patients as a result of 20 mA of bipolar electrical stimulation. Endoscopy, navigation, and MEP monitoring are considered helpful for safe and accurate surgical treatment of cerebrovascular diseases, although the disadvantages of these systems should also be considered.
著者
河村 能人 井上 明久
出版者
公益社団法人 日本金属学会
雑誌
まてりあ (ISSN:13402625)
巻号頁・発行日
vol.41, no.9, pp.644-649, 2002-09-20 (Released:2011-08-11)
参考文献数
21
被引用文献数
2 2
著者
藤田 浩一 張 濤 井上 明久 牧野 彰宏
出版者
公益社団法人 日本磁気学会
雑誌
日本応用磁気学会誌 (ISSN:02850192)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4_2, pp.381-384, 1998 (Released:2007-06-29)
参考文献数
8

New Fe-based amorphous alloys exhibiting the glass transition and supercooled liquid region before crystallization were searched for in the composition range of Fe63Co7Nd10-xZrxB20 (x=0 to 6 at%). Amorphous alloys containing 4 to 6 at%Zr were found to exhibit the glass transition followed by a supercooled liquid region. The crystallization of the 4 at%Zr and 6 at%Zr alloys occurred in three stages. In the crystallized state, the alloys exhibited hard magnetic properties, namely, Js of 1.15 to 1.18 T, Jr of 0.75 to 0.76 T, and Nd2Fe14B phases for the 4 at%Zr alloy subjected to optimum annealing were about 50 nm and 30 nm, respectively, and the exchange magnetic coupling interaction between the α-Fe and Nd2Fe14B phases is thought to make possible the appearance of the hard magnetic properties.
著者
根本 啓一 高橋 正道 林 直樹 水谷 美由起 堀田 竜士 井上 明人
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.6, pp.1600-1613, 2014-06-15

近年,自発的・持続的な行動変革を誘発するためのアプローチとして,ゲーミフィケーションが着目されている.ゲーミフィケーションはゲームの考え方やデザイン・メカニクスなどの要素を,ゲーム以外の社会的な活動やサービスに利用するものとして定義される.このゲーミフィケーションを活用して,多数のユーザの行動変容を促すことで,社会的な課題を解決する活動が生まれている.本稿は,このような社会的課題の解決にゲーミフィケーションを活用することに関して述べている.従来の社会課題解決型のゲーミフィケーションは,ウェブ作成者など特定の作者が作成した仕組みを使って,ユーザの行動を喚起するために利用されることが多かった.しかし,個々のユーザやコミュニティが抱えている課題は多種多様であるため,課題解決の観点では,本質的課題をとらえることが難しい.課題を抱えるユーザ自身が行動をデザインすること,必要に応じて改良可能な参加型の仕組みが必要である.そこで,課題を持つユーザ自身による課題解決のための自発的・持続的な行動の設計と実行をゲーミフィケーションを利用して支援する仕組みを提案する.我々は,参加者が自らの課題に取り組むためのゲームを設計するワークショップを設計・実践し,さらに,そのアイデアをゲームにして実行に移すことができる,ゲーミフィケーション・プラットフォームと呼ぶウェブサービスを試作した.ゲーム作りのワークショップを計3回実施し,48名が参加した.プラットフォーム上には9つのゲームが作成され,ゲームプレイを通じて827個の行動がなされた.本稿では,これらの結果をふまえ,動機づけ,能力,誘因という3つの観点から自発的・持続的な行動を生み出すための課題について考察する.
著者
井上 明義 佐藤 吉哉
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1455, pp.132-134, 2008-09-01

答 過去の公示地価や基準地価をつぶさに見ていくと、これまでに3回の不動産市況の低迷局面がありました。最初が、1970年代初めから始まった「列島改造バブル」。当時の田中角栄首相が主導した日本列島改造計画を受けた地価高騰と、その後の崩壊です。その次は、87年頃から始まった「不動産金融バブル」。