著者
加藤 有子
出版者
現代文芸論研究室
雑誌
れにくさ
巻号頁・発行日
no.1, pp.143-167, 2009

This is a translation of Debora Vogel's short story "Acacias Blooming." It is one of the short stories from her collection, Acacias Blooming: Montages, which was first published in Yiddish in 1935, and translated by the author into Polish in the following year. Vogel has long been known as correspondant of Bruno Schulz -- a Polish writer and artist in the interwar period -- and it was from their letters, that Schulz's Cinnamon Shops (1933) grew. However, Vogel herself was a Yiddish and Polish poet, writer, and art critic who published her texts not only in Poland, but also in New York. Born in the Eastern Galicia around 1900 into an intellectual family that adopted Haskalah, Vogel grew up speaking Polish and German, but not Yiddish. In the 1920s, she learned Yiddish of her own accord and chose to write in the language. With her Lvovian Jewish colleagues, she was actively engaged in stimulating the Yiddish literary scene in Galicia, and popularizing the Western modernistic movement in early 20th century art. In the story "Acacias Blooming," objects and scenes from daily life are depicted through their colors, geometric shapes, and the feelings they evoke. This work employs, in literature, the dramatically changed perspective of contemporary art toward objects. Furthermore, the story reflects the concerns of leftist artists in the 1930s with regard to the 'literature of the fact.'Vogel's stories are an interesting example of avant-garde art in Lvov, which has thus far been overlooked in studies on the European avant-garde movement. The illustrations are taken from the Polish original of Acacias Blooming (1936), and were made by Vogel's friend Henryk Streng (Marek Włodarski).翻訳
著者
秋山 早弥香 加藤 由花
雑誌
第77回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.129-130, 2015-03-17

本稿では,日常生活における長期的なストレス要因の特定を目指し,装着型デバイスから取得した脈拍データを利用したストレス状態推定手法を提案する.心理的なストレス状態を表す指標の1つに,脈波のピーク間隔のゆらぎから算出されるLF/HF(Low Frequency/High Frequency)値がある.提案手法では,このLF/HF値を脈拍データから推定するとともに,推定値の時系列データを解析することにより,長期的なストレス状態の検知とその要因分析を行なう.
著者
加藤 恵理
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.25-31, 2021-01-10

Question 1SGLT2阻害薬ってどのような薬ですか?
著者
加藤貴之 山本修身
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.357-358, 2013-03-06

箱入り娘パズルのように、コマの形状が複数あり、特定のコマの位置によって終了状態を判定するスライディングパズルについて考える。このパズルはコマの形が一つではないため、それぞれのコマ同士が邪魔をし合って、コマの動きが制限される。また、特定のコマの位置によって終了状態かどうかを判定するため、終了状態が一つに定まらない。こういった特殊な構造を持つパズルの最適解を効率的に探索する手法を考える。
著者
加藤 恵介
出版者
日本哲学会
雑誌
哲学 (ISSN:03873358)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.54, pp.192-203,234, 2003-04-01 (Released:2009-07-23)

In "Sein und Zeit" ist das Zeichen nur als eine Art des Zeugs bestimmt. Dabei ist die Sprache nicht im Zeichen eingeschlossen. Nach Heidegger hat das Zeichen keine andere ontologische Struktur als die des Zeugs überhaupt.Aber das Zeichen hat die Eigentümlichkeit, daß es nicht nur andere Dinge zeigt, sondern es auch die ontologische Struktur der Weltlichkeit anzeigt. Bei all dem bestimmt Heidegger das Zeichen nur als eine Art des Zeugs, weil er nach der griechischen Überlieferung die nächsten dem Menschen begegnenden Dinge als Zeug bestimmt.Auf der anderen Seite ist seiner Ansicht nach in der "primitiven Welt" das Zeichen noch nicht als Zeug gefunden. Dies macht eine wesentliche Differenz zwischen den ontologischen Strukturen der "unseren" Welt and der "primitiven" Welt aus. Dann bedarf es der formalen Idee von Weltlichkeit, die beiden Welten gemeinsam ist, und diese Idee wäre nicht der Zusammenhang des Zeuges, sondern der Zusammenhang des Zeichens, den Heidegger vermeidet. Dies veranlaßt uns, zu fragen, welche Voraussetzungen der existenzialen Analytik des Daseins bei Heidegger zu Grunde liegen.
著者
加藤 雅人
出版者
日本哲学会
雑誌
哲学 (ISSN:03873358)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.54, pp.204-214,233, 2003-04-01 (Released:2009-07-23)
参考文献数
16

Esse (ens) dupliciter dicitur. What does Aquinas mean by this distinction? T. Veres, who first indicated the fundamental importance of this distinction in the metaphysical thought of Aquinas, interpreted it as eine fundamentale ontologische Dichotomie. On the other hand, H.Weidemann regarded it as two semantically different uses of the verb “be. ” In this paper, I intend to argue against both Veres and Weidemann and attempt a more sophisticated interpretation.The view presented by Veres faces two serious difficulties, which are necessarily caused by his ontological interpretation. Weidemann's semantic explanation of Aquinas' dichotomy of being in accordance with Fregean trichotomy fails because the Fregean distinction of the 'is' of existence, of predication, and of identity doesn't seem to be consistently applicable to Aquinas.I interpret Aquinas' distinction between esse ut actus essendi and esse ut verum from a semantic viewpoint as being the distinction between two aspects of significare, i.e. res significata and significatum. Significare means not only to refer to things (res significata), but also to make conceptions understood (significatum) by expressing them. Thus esse (ens) dupliciter dicitur means, on the one hand, that esse refers to reality, and, on the other, that esse, combining a predicate with a subject as a copula, expresses an affirmative proposition as known to mind and asserts its truth.
著者
山本 尚史 美崎 定也 加藤 敦夫
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.CbPI2279-CbPI2279, 2011

【目的】<BR> 当法人は2008年より高校アメリカンフットボール(アメフト)部のメディカルサポートを行っている。その中で、傷害受傷状況を把握すること、身体特性との関連を明らかにすることを目的に傷害調査アンケートとメディカルチェックを実施している。今回、過去2年の実施結果から得た身体特性と傷害の特異性について報告する。<BR>【方法】<BR> 2009年度秋季公式戦前のA高校2・3年生男子アメフト部員37名(2年生17名、3年生20名)と、2010年度の同2年生19名の計56名(平均年齢±標準偏差:16.7±0.7歳、身長171.9±6.1cm、体重78.6±15.6kg)を対象に調査した。A高校は週5~6回、学校近隣の河川敷グラウンドで練習を行っており、2008年に創部初の関東大会出場を果たしたチームである。アンケートは受傷部位、傷害名、受傷時期、受傷状況について自己記入させ、集計した。メディカルチェックは柔軟性「指床間距離(FFD)、踵殿間距離(HBD)、下肢伸展挙上(SLR)、股関節内旋(HIP IR)、全身関節弛緩性(GJL)」、瞬発力「プロアジリティテスト(PAT)、立ち幅跳び(SBJ)」を実施した。SLRとHIP IRは4段階「SLR:1)50°以下、2)50~70°、3)70~90°、4)90°以上、HIP IR:1)0°以下、2)0~20°、3)20~45°、4)45°以上」で簡易的に測定した。GJLは東大式評価法にて全7項目を点数化した。統計解析は傷害経験有無ならびに受傷部位(上肢、頸部・体幹、下肢)と柔軟性5項目で対応のないt検定またはMann-WhitneyのU検定を行った。また瞬発力2項目と柔軟性5項目における相関係数を算出した。なおHBD、SLR、HIP IRは左右肢を比較し、より可動域の小さい一肢を用いた。有意水準は危険率5%未満とした。<BR>【説明と同意】<BR> 事前に顧問・監督に本調査の趣旨を説明し同意を得た上で、実施当日、選手に同様に説明し同意を得た。怪我や体調不良などの訴えがあった選手は可能な測定項目のみ実施した。<BR>【結果】<BR> アンケートから得た回答より、傷害発生件数は70件であった。受傷部位別では上肢23件(手指12件:17.1%、肩関節8件:11.4%、肘関節3件:4.3%)、頸部・体幹15件(頸部10件:14.3%、腰部3件:4.3%、腹部2件:2.9%)、下肢29件(足関節21件:30.0%、膝関節6件:8.6%、大腿部2件:2.9%)、その他3件:4.3%となった。傷害名別では足関節靭帯損傷19件(27.1%)、バーナー症候群9件(12.9%)、手関節靭帯損傷7件(10.0%)に多かった。受傷時期は1年生時23件、2年生時32件、3年生時12件、不明3件であった。受傷状況は練習中38件、試合中29件、不明3件であった。学年別の傷害経験者は3年生19名(95.0%)、2年生23名(64.9%)であった。メディカルチェックより、傷害経験有無ならびに受傷部位と柔軟性に有意な差はみられなかった。しかし、柔軟性が全て低値(FFD-5cm以下、HBD10cm以上、SLR・HIP IR2)以下、GJL1点以下)の選手3名全員が2箇所以上の、うち2名が同部位で2回以上の傷害発生を認めた。相関分析の結果、PATとFFD(r=-0.35、p<0.01)、HBD(r=0.42、p<0.01)、SLR(r=-0.30、p<0.05)、HIP IR(r=-0.29、p<0.05)が相関を認めた。またSBJとHBD(r=-0.41、p<0.01)、SLR(r=0.30、p<0.05)、GJL(r=0.33、p<0.05)が相関を認めた。<BR>【考察】<BR> それぞれの項目の傷害発生率は先行研究と比較し大きな相違はなかったが、足関節、頸部における傷害発生率が高いこと、練習中の傷害発生が多いことが本研究の特徴として挙げられる。特に足関節靭帯損傷、バーナー症候群の発生率が高く、これらに対する傷害予防に取り組む必要性が考えられる。足関節靭帯損傷が多い原因として、練習・試合環境や選手の予防ならびに再発予防に対する認識不足が推察される。バーナー症候群が多い原因としては、コンタクト時の姿勢を含めた技術的な未熟さが考えられるが、頸部の筋力不足も考えられ、今後調査が必要である。受傷状況として練習中での傷害発生が多いことは、練習からのサポートの必要性が推察される。メディカルチェックでは傷害発生と柔軟性に関連はみられなかった。しかし少数ではあるが、柔軟性全項目が乏しい選手において傷害の箇所と回数が多い傾向があったことから、全身的な柔軟性と傷害発生との関連が推察される。また瞬発力2項目がともにHBDとSLRで相関が認められたことから、大腿四頭筋、ハムストリングスの柔軟性の向上から運動パフォーマンスとしての瞬発力の向上につながる可能性が考えられ、傷害発生との関連を含め、今後も調査を続けていく必要がある。<BR>【理学療法学研究としての意義】<BR> 関東の高校アメフトにおいて、練習を含めて通年的にメディカルサポートを行っているチームは多くないと思われる。我々が練習から参加し、定期的なメディカルチェックを実施すること、傷害受傷状況を把握し理学療法介入していくことが傷害予防に繋がると考える。
著者
山本 尚史 中村 学 中崎 秀徳 吉田 昂広 杉ノ原 春花 美崎 定也 加藤 敦夫
出版者
社団法人 日本理学療法士協会関東甲信越ブロック協議会
雑誌
関東甲信越ブロック理学療法士学会 (ISSN:09169946)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.39, 2010

【目的】 当法人は2008年より高校アメリカンフットボール(アメフト)部のメディカルサポートを行っている。高校のアメフト選手は技術、知識、身体機能の未熟さから傷害発生の危険性は高い。今回、高校アメフト選手の身体特性と傷害発生との関連を明らかにすることを目的に、メディカルチェックとアンケートを実施した。【方法】 2009年度秋季公式戦前のA高校2・3年生アメフト部員(平均年齢±標準偏差:16.9±0.7歳、身長172.3±6.3cm、体重78.7±16.2kg)40名を対象に調査した。事前に顧問・監督・選手に本調査の趣旨を十分に説明し同意を得た。メディカルチェックは柔軟性「指床間距離(FFD)、踵殿間距離(HBD)、下肢伸展挙上(SLR)、股関節内旋(HIP IR)、全身関節弛緩性(GJL)」、瞬発力「プロアジリティテスト(PAT)、立ち幅跳び(SBJ)」を実施した。SLRとHIP IRは4段階で簡易的に測定した。アンケートは受傷部位(上肢、下肢、頸部・体幹)について自己記入させた。統計解析は柔軟性と瞬発力の計7項目を変数としてクラスター分析を行い、3群(A群、B群、C群)に分類した後、3群間において7項目で一元配置分散分析またはKruskal-Wallis検定(有意水準5%未満)を行った。さらに3群間の身体部位別受傷人数をまとめた。【結果】 分類された3群はA群11名、B群10名、C群18名となった。FFDはB群が有意に長く、HBDはC群が有意に長かった。SLRはB群がA群およびC群と比較して有意に大きく、HIP IRはC群がA群およびB群と比較して有意に小さかった。GJLは各群間に有意差を認めた。PATはB群がC群より有意に速く、SBJはC群が有意に短かった。身体部位別の受傷者数は上肢:A群5名、B群4名、C群6名、下肢:A群6名、B群3名、C群6名、頸部・体幹:A群1名、B群2名、C群5名であった。【考察】 FFD、SLRが乏しく瞬発力が良好な群(A群)、柔軟性、瞬発力ともに良好な群(B群)、柔軟性、瞬発力ともに乏しい群(C群)に分類された。A群はハムストリングス、背筋群の柔軟性の乏しさが傷害発生と関連していると考えられる。C群では頸部・体幹の傷害発生が多く、柔軟性と瞬発力との関連が強いことが予想される。B群では他群と比較し傷害発生は少ないが、コリジョンスポーツの特性を軽視できない結果となった。しかしA群、C群のような特徴的な身体特性が傷害発生と関連することが明らかとなり、今後の理学療法介入の手がかりになると考えられる。【まとめ】 身体特性をグループ化して理学療法介入を効率よく行うことは傷害予防に繋がると考える。今回の調査の限界は短期間であること、対象者数が少ないことが挙げられ、今後も引き続き調査が必要である。
著者
中居 賢司 平野 三千代 伊藤 忠一 宮川 朋久 加藤 政孝
出版者
一般社団法人 日本不整脈心電学会
雑誌
心電図 (ISSN:02851660)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.173-179, 1988-04-30 (Released:2010-09-09)
参考文献数
11

ホルター心電図でST-Tを評価するために, (1) 限られた誘導数と胸部双極誘導に伴う問題, (2) 虚血性と非虚血性―特に体位性ST-T偏位の鑑別, (3) 24時間記録における意義と問題について検討した.ホルター心電図によるST-Tの評価として; (1) ST偏位は用いた誘導により異なり (CM5>CC5, m-II>m-aVF) , CM5誘導は不関電極の影響を受け新たなST偏位を生ずる可能性がある. (2) 体位性ST-T偏位の多くは瞬時に変化し, STトレンドグラムはBox型を呈する. (3) 虚血型ST偏位は60秒以上の経過を有し, STトレンドグラムはcrescendo-decrescendo型を呈する.ST偏位は用いた誘導および体位により異なる可能性があり, その規準化は難しい. (4) 虚血型ST偏位の判定および発生機序の評価には虚血時の心拍数の応答にも留意すべきである.今後, 記録方式を含め機器の改良, 誘導法の標準化が必要と考えられる.
著者
加藤 茂 酒井 裕司 小島 紀徳
出版者
日本海水学会
雑誌
日本海水学会誌 (ISSN:03694550)
巻号頁・発行日
vol.67, no.6, pp.305-317, 2013 (Released:2014-09-17)
参考文献数
70

Vegetated coastal habitats - mangrove forests, salt-marshes and seagrass meadows - for blue carbon sink purposes are very important ecosystems. They provide valuable ecosystem functions, including a large carbon sink capacity and very rich biodiversity for human sustenance. Mangrove forests are considered bio indicators among marine-river estuary ecosystems in sub-tropical and tropical regions of the world. It is a unique habitat for several fresh and salt water species. The present research is aimed at studying the carbon accumulation and food cycle system in a rehabilitated mangrove site in southern Thailand. The rehabilitation of mangroves at abandoned shrimp ponds in Nakhon Si Thammarat, southern Thailand, has been taking place since 1998. Almost seven million mangrove trees have been planted over 1200 ha of abandoned shrimp ponds and new mud flats. It is observed that the mangrove plantation increases the population of species like crab, shellfish, shrimp and fish at the rehabilitated mangrove site. The food cycle system of the rehabilitated mangrove site and its surrounding mangrove forests is being studied. Stable isotopes such as δ15N and δ13C are monitored as a primary parameter to study the food cycle system in the mangrove forests and the coast around the mangrove forests. It has been found that the δ15N content in living organisms gradually accumulates from small phytoplankton to large fish in the food cycle system. The δ13C content in living organisms also gradually accumulates from phytoplankton to large fish in the food cycle system. The analysis data reveals that carnivorous fish enter the 12 to 13th stage of the food cycle system, which is triggered by the fall of mangrove leaves in the rehabilitated mangrove forest. Carbon portion of the soil also increased at the rehabilitated mangrove planting site. The rehabilitated mangrove forest will act as a sink source for atmospheric carbon and develop rich biodiversity of a marine-river estuary ecosystem.
著者
加藤 剛士
出版者
北海道大学
巻号頁・発行日
2014-03-25

Modern people tends to have soft food . Therefore experimentalstudies have been performed to examine unfavorable influences to growth ofmasticatory muscles and craniofacial bone induced by such a dietary habits.The aim of the present study was to clarify the effects of soft diet on thetemporomandibular joint (TMJ) in growing rats using thehistomorphometrical and immunohistochemical methods. Twenty-four maleWistar rats were weaned at age 21 days and were divided into control andexperimental groups. Control rats were fed a solid food and experimentalones fed a liquid food from 1 to 8 weeks. After injection with5-bromo-2’-deoxyuridine (BrdU), the animals were perfused with 4%paraformaldehyde solution and the whole heads were removed. Serialcoronal sections of TMJ were stained with Haematoxylin and Eosin or withBrdU-immunohistochemistry. Three dimensions and the thickness ofcartilage layer of the TMJ were measured using histological sections, andcell proliferation in the TMJ was examined using immunostained sections.The height and width of the zygomatic process of mandibular fossa inexperimental group were smaller than in control group after 4 weeks. Thewidth and length of the condyle of experimental animals were also smallerthan those of controls after 4 weeks. In the mandibular fossa, articular zone(AZ) and hypertrophic zone (HZ) at 4 weeks and AZ and intermediate zone(IZ) at 8 weeks in the experimental groups were thinner than in the control.All zones at 4 weeks and AZ at 8 weeks of the condyle in the experimentalgroup were also thinner. The labeling indices of BrdU in IZ of themandibular fossa and of the condyle in the experimantal groups were lowerthan in the controls at 4 weeks and at 1 and 4 weeks, respectively. Thesefindings suggest that the soft food-intake inhibits the growth of the TMJ ofrats, due to low proliferative activity of cells in IZ.
著者
新井 直子 砂見 緩子 高橋 幸子 斉藤 倫代 伊藤 文子 加藤 志保子 堀内 裕子 寺山 範子 後藤 一雄
出版者
日本看護技術学会
雑誌
日本看護技術学会誌 (ISSN:13495429)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.26-32, 2018 (Released:2018-04-20)
参考文献数
11

臨床現場では, 手洗い後に手を拭いたペーパータオルで洗面カウンター表面環境の水滴を拭き取る行為が日常的にみられる. 本研究では水滴拭き取り行為による手指の汚染の可能性を, ATP (Adenosine Tri Phosphate : アデノシン三リン酸) を用いて検証することを目的とした. 対象は看護学生および教職員13名とし, 無菌手袋を装着した状態で, 流水手洗い後にペーパータオルで洗面カウンター表面環境の水滴を拭き取る前後の手袋表面 (手掌・指先・指間) のATPを測定し, 拭き取り前後のATPの比較, 拭き取り後のATPと実験環境のATP, 使用したペーパータオルに関する関連を検討した. その結果, 手掌・指先・指間いずれも拭き取り後にATPが有意に増加し, 洗面カウンター表面環境の水滴を拭き取る行為は, 手指の汚染を引き起こす可能性を示唆した. 手袋表面と測定環境のATPおよびペーパータオル枚数に相関は認めなかった. 本結果は, 手洗い後の水滴拭き取り行為に注意喚起を促すものである.
著者
加藤 健太
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.H08, 2010

国土交通省が公的に使用している乗用車の平均乗車人数の値は1.3人である。これは現在市販されている乗用車の多くが4人以上の乗車定員だということを考えると、乗車定員数削減による小型化が大いに可能なように思われる。そこで本研究では、乗用車の定員数と生活者の意識の変遷を文献調査から分析し、現在の乗車人数と利用実態をアンケート調査によって明らかにした。それをもとに乗用車の乗車人数を適正化する手段の一つとして少人数乗りの乗用車の可能性を考察した。その結果、2人乗りのパーソナルモビリティが今後普及する可能性があると分かった。また、5人乗り以上の乗用車は非所有化し、レンタカーなどを利用することが望ましい。しかし、少人数乗り乗用車を購入する事による利点が消費者にとって少ないのが現状である。今後はこの利点を明白にし、実現の可能性のための解決策を具体的な数字で明らかにしすることが課題であると言える。
著者
池永 満生 吉川 勲 古城 台 加藤 由美子 綾木 歳一 梁 治子 石崎 寛治 加藤 友久 山本 華子 原 隆二郎 Ikenaga Mitsuo Yoshikawa Isao Kojo Moto Kato Yumiko Ayaki Toshikazu Ryo Haruko Ishizaki Kanji Kato Tomohisa Yamamoto Hanako Hara Ryujiro
出版者
宇宙開発事業団
雑誌
宇宙開発事業団技術報告 = NASDA Technical Memorandum (ISSN:13457888)
巻号頁・発行日
pp.306-338, 1994-10-20

HZE(高エネルギー重荷電粒子)および宇宙放射線の遺伝的影響を調べるため、ショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)の成虫雄と幼虫をスペースシャトル/エンデバー号(STS-47)に搭載し、雄の生殖細胞(精子やその元となる精原細胞など)に起こる伴性劣性致死突然変異と、幼虫の翅原基体細胞に起こる染色体のつなぎかえによる突然変異を調べた。用いた系統は、標準的な野生株(Canton-S)と放射線高感受性株(mei-41)である。各系統で、成虫雄は200匹ずつ、幼虫は約6000匹ずつを搭載し宇宙環境に曝すとともに、ほぼ同数を地上対照群として、宇宙飛行群と同じ環境条件(温度と湿度)で飼育した。宇宙飛行は約8日間であった。帰還した雄のハエは、伴性劣性致死突然変異を調べるため、検出用系統の処女雌に交配し、次々世代で致死遺伝子を保有しているX染色体を検出した。宇宙飛行群の致死遺伝子をもった染色体頻度は、地上対照群の頻度に比べて、野生株では2倍、放射線高感受性株では3倍高かった。幼虫は、帰還時にほとんどが蛹になっており、翌日より徐々に羽化が始まった。羽化した成虫は、順次70%アルコールで貯蔵し、後に翅標本を作成して、染色体突然変異由来の翅毛変異スポットを調べた。野生株では、宇宙飛行群と地上対照群の頻度は、ほぼ同じであった。放射線高感受性株から分離してくるMuller-5個体における頻度は、地上対照群に比べて宇宙飛行群では、1.5倍高かった。しかし、放射線高感受性個体における宇宙飛行群の頻度は、地上対照群に比べて有意に低い頻度を示した。地上対照群に比べて、宇宙飛行群の劣性致死突然変異の高頻度は、生殖細胞において、放射線と微小重力の突然変異誘発作用への相乗効果を示唆している。しかし、この相乗効果は、体細胞の染色体突然変異誘発作用に対しては観察されなかった。
著者
加藤 泰浩 岩森 光 安川 和孝 藤永 公一郎 町田 嗣樹 大田 隼一郎 野崎 達生 高谷 雄太郎
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2020-08-31

本研究は、海洋底の大部分を占める遠洋性粘土をキーマテリアルとして捉え、「化学層序プローブ」を用いて網羅的に解析することで、グローバル環境変動・物質循環のダイナミクスの全容を定量的に解明する研究である。また、有用元素の循環を定量的に議論することで、資源成因の支配プロセスの全体像を解明する。そして、環境変動や資源生成を統一的な枠組みで説明可能な,真に革新的なグローバル物質循環についての統合理論の創成を目指す。