- 著者
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伊藤誠悟
吉田 廣志
河口 信夫
- 出版者
- 一般社団法人情報処理学会
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI) (ISSN:09196072)
- 巻号頁・発行日
- vol.2006, no.116, pp.117-122, 2006-11-10
- 被引用文献数
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2
現在,屋外環境において最も利用されている位置情報システムはGPSであり,GPSに対応する多くの地図アプリケーションや位置情報を考慮したアプリケーションが開発されてきた.しかし,GPSは屋内環境で利用できないため,屋内環境において位置情報を考慮したアプリケーションを利用する事が出来ない.一方,近年の無線LANの急速な普及により無線LANを利用した位置情報システムは屋内外において利用可能となりつつある.本論文では,既存の位置情報を考慮したアプリケーションを屋内外の環境でシームレスに利用できる手法の提案を行う.本手法を利用することにより,アプリケーションは,GPSと無線LANによる出力された位置情報を区別せずに利用できる.加えて,無線LANを用いた広域な位置情報システムの実現を目指すプロジェクトであるLocky.jpの紹介を行う.Most major location information system in outdoors is GPS, and many location-based applications using GPS have been developed. But, GPS cannot use in indoors, thus these applications are not available. In contrast, Wireless LAN positioning is available in indoors and outdoors. In this paper, we propose integration method of wireless LAN positioning and GPS. By using our method, application can use location information of GPS and wireless LAN without distinction. In addition, we introduce metropolitan-scale wireless LAN positioning project locky.jp