著者
小川稠吉 編
出版者
古川小三郎
巻号頁・発行日
1897
著者
渡辺 美紀 小川 浩平 石黒 浩 濱口 秀司
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

対話において、人の想像力を引き出すことは親密な関係性を築く上で重要である。人の想像力に関して、自由意思を担保することが人を想像的にするもっとも良い方法であると知られてきた。一方で、人は自由な発想を許されたとしても、人は自分の経験の範囲内でしか想像できないことが示されている。本研究では、人の発話に制約を与える選択式対話システムを開発し、対話における制約が人の想像力に与える影響について検証した。
著者
小川原 正道
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.87, no.9, pp.1-26, 2014-09

論説一、 はしがき二、 留学の経緯三、 イエール大学時代四、 外交官・大蔵官僚として五、 日銀総裁として六、 むすび
著者
梶間 幹弘 岩﨑 正幸 小川 ゆい 久田 梨香
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集 第14回情報プロフェッショナルシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.1-6, 2017 (Released:2017-11-01)
参考文献数
3

昨今、「IPランドスケープ」として、企業に属する知財部員が他社の知的財産を中心に分析し、M&Aなど自社にとって重要な意思決定の場面で貢献する手法が注目されており、従前の知財部員の業務が大きく変容する局面にさしかかっている。 そこで、経験の浅いメンバーが調査分析スキルを獲得することを目的に、過去のM&A事例を題材とした知財デューディリジェンス(DD)に取り組んだ。知財情報を中心に「なぜM&Aが必要か」「何ができるようになるのか」「他に候補はないのか」の3つの論点で分析した結果と、それら実践を通じて、複数担当者で分担しながら効率的に知財DDを進めるためのポイントについて報告する。
著者
小川 晋平
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.61, no.10, pp.416-420, 2011-10-01

電子ジャーナル時代におけるILLについて,大阪大学附属図書館生命科学図書館のこれまでのILL受付件数の推移から今後の課題を述べる。最初にこの20余年間の受付件数の増減の経緯と特長を示す。さらには,今後の電子ジャーナル購読規模縮減があった後,冊子体のない図書館でのILLによる効率的な文献情報提供には,電子媒体での新たな文献情報提供システムと文献情報と文献所在情報が統合的に検索可能なシステムの開発と運用が必要なことを述べる。
著者
小川 泰弘 稲垣 康善 ムフタル・マフスット
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.1996, no.114(1996-NL-116), pp.7-12, 1996-11-18

日本語の膠着言語の性質と音韻論的性質に注目した清瀬の派生文法では、活用という考え方を用いないで動詞接尾辞を考えることにより、動詞語形の形成を単純かつ体系的に取り扱うことを可能としている。本稿では、派生文法に基づく日本語形態素解析法を提案し、不規則動詞を含む各種の動詞語形の変化を簡単に解析できることを示す。また従来異形態の登録で対処されてきた音便形に対して、後方からの検索と子音の補完により余分な辞書登録をしないで解析する手法を提案し、その有効性を示す。
著者
小川 真生 道渕 路子 我妻 孝則 西川 美香子 川﨑 康弘 土田 英昭 寺口 奏子
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.501-505, 2017 (Released:2017-03-24)
参考文献数
18

【緒言】終末期の難治性せん妄が数日間の持続的な深い鎮静後に改善した事例を経験した.【症例】脳実質浸潤を伴った57歳女性の頭頸部がん患者の異常行動を伴ったせん妄が,急激に悪化した.オピオイドスイッチや薬物治療などを行ったが,異常行動は改善しなかった.難治性の終末期せん妄と診断され,家族は鎮静を希望した.ミダゾラムによる間欠的鎮静を開始し,さらに持続的鎮静へと移行した.その数日後,家族の鎮静継続への葛藤を認め,10日後に鎮静を中止した.覚醒後,患者の異常行動は消失し,軽度の意識障害はあったが,家族とのコミュニケーションを保ちながら2カ月後に死亡した.【考察】鎮静に伴う多種類の薬剤の中止はせん妄改善の原因の一つと考えられる.緩和医療学会のガイドラインにおいて家族の気持ちの確認以外の持続鎮静中止の基準は明確ではなく,よりエビデンスレベルの高い鎮静中止の基準が必要であると考えられる.
著者
小川 亮 坪井 一晃 栗原 聡
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

重大な社会問題である交通渋滞において,渋滞解消のための効果的な信号制御手法の確立が切望されている.信号制御に関する研究は多数あるが,交通量に関する情報の潤沢な利用を前提とするものも多い.しかし,現実では多くの交差点で交通量を取得できないといった制限がある.そこで,群知能手法の一種であるフェロモンコミュニケーション法を用い,取得できない情報を補完し,効果的に信号機制御を行う手法を提案する.
著者
小川 大輔 中嶋 信美 玉置 雅紀 青野 光子 久保 明弘 鎌田 博 佐治 光
出版者
公益社団法人 大気環境学会
雑誌
大気環境学会誌 (ISSN:13414178)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.41-50, 2005-03-10 (Released:2011-11-08)
参考文献数
47
被引用文献数
2

オゾンは光化学オキシダントの主要成分で強い酸化力を持ち, 農作物や樹木を枯らす等の被害をもたらしている。一過的に0.2ppm以上の高濃度のオゾンにさらされた植物の葉では, 可視的な障害が発生する。その可視障害は, オゾン暴露後に合成される植物ホルモン (エチレン, サリチル酸, ジャスモン酸) によって調節されていると考えられている。植物ホルモンは, 植物の成長分化, あるいはストレス応答に重要な物質で, 多岐にわたる反応を誘導する。近年, 遺伝子組換え技術によって植物の形態や生理機能を内在的に変化させた形質転換体を用いた解析や, シロイヌナズナの植物ホルモンの合成, シグナル伝達欠損変異体を用いた解析から, オゾン暴露時の植物ホルモンの役割が明らかにされはじめている。本総説では, エチレン, サリチル酸, ジャスモン酸がどのように合成され, どのような反応, シグナルを誘導するのかを紹介した。
著者
平澤 真大 小川 祐樹 諏訪 博彦 太田敏澄
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.214-222, 2013-01-15

ニコニコ動画等の動画共有サイトでは,多くの人が興味を持つ価値ある動画が日々蓄積されていく動画の中に埋もれていると考えられる.このような埋もれている動画の発見は,ユーザに新たな話題を提供し,ユーザ間のコミュニケーションを促進させると考える.そこで,先行研究におけるノベルティ(知らなかったが,推薦されて興味を持つ)の定義に基づき,本研究では,「社会(集団)的に未知であるが,推薦されて興味を持つ」動画をソーシャルノベルティ(Social-Novelty)のある動画と定義し,発見することを目的とする.我々は,分析により「もっと評価されるべき」タグがソーシャルノベルティのある動画の判定に活用できることを確認している.また,先行研究の整理により,動画を特徴付ける特性として,コメント特性,動画内容特性,視聴行動特性の3特性が存在していることを確認している.「もっと評価されるべき」タグが付けられた動画を集団にとってノベルティの高い動画であると考え,この3特性を特徴量として,ソーシャルノベルティのある動画をSupport Vector Regression(SVR)を用いて発見する手法を新たに提案する.評価実験を行った結果,多くの人が未知かつ興味を持つ動画を発見できること,高い興味を持つ動画を発見できることを確認した.In NicoNico Douga, many video contents that many people are very intersting is buried in increasing video contents. Discovery of such videos recommends users with new topic, and communication between users is more promoted. Then, based on the definition of the novelty (Not known, but interested) in precedence research, we define Social-Novelty as "In social not known, but intersted" and try to recommend users it. By analysis, we checked that the tag which "would be higher rated" can utilize for the judgment of Social-Novelty videos. Moreover, as the video characteristic, it checked that the 3 characteristics of the Comment-Characteristic, the Content-Characteristic, and Audience's behavior-Characteristic exist by arrangement of precedence research. We proposed that "would be higher rated" tag and the 3 characteristics in Support Vector Regression (SVR) can discover Social-Novelty videos. To evaluate our proposed algorithm, the results showed the videos were not known but were interesting by many people and higher levels of interseted videos.