著者
板倉 勝高 イタクラ カツタケ
雑誌
流通經濟論集
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.57-68, 1968-05
著者
板倉 一枝
出版者
鳥取看護大学・鳥取短期大学
雑誌
鳥取看護大学・鳥取短期大学研究紀要 = MEMOIRS OF TOTTORI COLLEGE OF NURSING AND TOTTORI COLLEGE (ISSN:21898333)
巻号頁・発行日
no.85, pp.37-46, 2022-07-01

鳥取県の家庭料理に関する郷土資料から,料理に使用される醤油の種類について調査を行った.醤油を利用する料理のうち,「濃口」や「淡口」などの具体的な表記は全体の 4 分の 1 程度であり,多くは「醤油」とだけ表記されていることが確認できた.醤油の種類が多様化している現状を踏まえると,より言語化された具体性のあるレシピにすることが必要であるとともに,一方で,何を誰に伝え継ごうとしているのかを意識するなど,多文化共生的視点の必要性も示唆された.
著者
板倉 徹 西林 宏起 中尾 直之
出版者
一般社団法人 日本高次脳機能障害学会
雑誌
高次脳機能研究 (旧 失語症研究) (ISSN:13484818)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.156-162, 2008-06-30 (Released:2009-07-01)
参考文献数
6

言語関連野と頭頂葉連合野に病変を患者19 例に対して,術中覚醒下に大脳皮質を刺激してその反応を観察した。男性15 例女性4 例で年齢は18 歳から72 歳。腫瘍はグリオーマが14 例,転移性脳腫瘍が4 例,その他1 例であった。覚醒手術はプロポフォール麻酔下に皮膚切開と開頭を行い,その後覚醒下に皮質刺激を行った。言語関連野の術中刺激による反応は症例によるばらつきが著しかった。ただBroca 野やWernicke 野の刺激では言語停止が多くみられ,それぞれの近傍では言語の保続が観察されることが多かった。頭頂葉の術中刺激では右側では半側空間無視などは観察されなかった。左頭頂葉の刺激では肢節運動失行,手指失認,構成障害,口腔顔面失行や観念運動失行が皮質刺激で一過性に観察された。
著者
板倉 陽一郎 寺田 麻佑
雑誌
研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP) (ISSN:21888647)
巻号頁・発行日
vol.2022-EIP-96, no.8, pp.1-6, 2022-06-02

欧州・米国間では,個人データの移転のために,欧州の十分性認定制度を前提としつつも,セーフハーバースキーム,プライバシーシールドが採用されてきたが,それぞれ,欧州司法裁判所によって無効とされてきた(SchremsI,SchremsII).プライバシーシールドに対する十分性認定が無効となったのちの,欧米間の個人データ移転のための交渉は表面化していなかったが,2022 年に入り,新たな大西洋横断データプライバシー・フレームワーク(Trans-Atlantic Data Privacy Framework)が検討されていることが公表された.本発表では,同フレームワークについて,現状と課題を述べる.
著者
小松 知広 伊東 浩太郎 村岡 宏隆 平原 尚久 岡田 俊也 一木 俊吾 板倉 剛 金田 隆
出版者
特定非営利活動法人 日本歯科放射線学会
雑誌
歯科放射線 (ISSN:03899705)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.42-47, 2021 (Released:2021-04-01)
参考文献数
15

Background and Purpose: In recent years, a titanium-zirconium alloy(Ti-ZrO2)showing improved mechanical properties compared with commercially pure titanium(Ti)has been introduced. On magnetic resonance imaging(MRI), metal artifacts of dental implants often make diagnosis difficult in clinical situations. Therefore, it is very important to compare metal artifacts of Ti and Ti-ZrO2 dental implants using MRI. However, few studies have made this comparison. The purpose of this study was to investigate and compare metal artifacts of titanium and Ti-ZrO2 dental implants. Materials and Methods: The phantom used in this study was composed of a hollow cylinder with an outer diameter of 20.0cm, and a removable rod of 1.0cm in diameter was placed along the phantom’s central axis. Ti and Ti-ZrO2 alloy implants were placed on this rod. All subjects underwent imaging with a 1.5T MR scanner(Intera Achieva® 1.5T: Philips Medical Systems, Best, The Netherlands)with a SENSE head 8-channel coil. The imaging sequences included turbo spin echo(TSE)T1-weighted imaging(T1WI), TSE T2-weighted imaging(T2WI), short tau inversion recovery(STIR), and single shot echo planar imaging diffusion-weighted imaging(DWI). The full width at half maximum (FWHM) of metal artifact in each phase-encoding direction and frequency-encoding was measured on Image J. The Mann-Whitney U test was used to compare FWHM between Ti and Ti-ZrO2 implants. p-values less than 0.05 were considered to indicate significance. Results: The phase-encoding direction and frequency-encoding of FWHM were significantly different between Ti and Ti-ZrO2 implants on T2WI(p <0.01)and DWI(p< 0.05). There was no significant difference between each material on T1WI and STIR imaging. Conclusions: This study suggested that the Ti-ZrO2 implant is affected by metal artifacts less than the Ti implant on MRI.
著者
板倉 尚子 小松 裕 赤間 高雄
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.C4P1125, 2010

【目的】第25回ユニバーシアード大会(ベオグラード2009)が平成21年7月1日~12日に12競技203種目にて開催された。本大会は大学生が参加する総合国際大会であり、選手村を設けて運営され、選手村の中で世界各国の競技者と国際交流し競技活動する大会である。今回、筆者は本部医務班にアスレティックトレーナーとして帯同する機会を得た。本大会での活動報告および国際大会において理学療法士がアスレティックトレーナーとして果たす役割について考察する。<BR>【方法】日本選手団本部医務班は財団法人日本オリンピック委員会情報・医・科学専門委員会医学サポート部会(以下、医学サポート部会)に所属する医師3名(内科医2名、整形外科医1名)およびアスレティックトレーナー1名(理学療法士)で編成された。筆者は先発隊として内科医1名と伴に6月25日に出国し、選手村へ入村、医務室設営および村内の環境確認を実施し、またPoliclinicを訪問しチーフドクターおよび理学療法士と事前打合せを行った。本大会における帯同トレーナーは18名(本部1名、8競技団体17名)であり、トレーナー帯同のない競技は4競技団体であった。メディカルスタッフの帯同がない競技については、本部医務班スタッフで調整し試合会場へ入りメディカルサポートを実施した。本部医務室の開設時間は7時半~23時としたが、トレーナー活動は主に試合前後の時間帯であり、日中の試合時間帯に試合会場内で活動を行った。トレーナー活動は6月26日から7月11日まで16日間実施した。<BR>【説明と同意】本発表を行うにあたり医学サポート部会へ発表の主旨を説明し同意を得た。<BR>【結果】トレーナーが対応した競技者は35名(42部位)で選手総数265名のうち13%の利用があり、述べ利用者数は185件であった。利用者内訳は性別では男子16名、女子19名。競技別ではトレーナーが帯同している競技では10名(5%)、帯同がない競技では25名(36%)の利用があった。部位別では腰背部10件、足関節8件、大腿部7件、肩関節5件、膝関節4件、その他8件であった。大会期間中に発生した急性外傷のうちアスレティックトレーナーが対応したのは4件であり、右足関節捻挫1件、股関節部打撲1件、突き指1件、左ハムストリング肉離れ1件であった。その他は入村以前からの症状が残存しているものや慢性外傷、長時間のフライトによるコンディショニング不良であった。本大会における渡航は成田空港よりミュンヘン国際空港を経由しベオグラード・ニコラ・テスラ国際空港まで合計約14時間のフライトであった。入村前に受傷し患部の症状は軽減していたが、移動中に腫脹および疼痛が増悪、関節可動域制限が生じ来室した競技者が5件(足関節内反捻挫4件、膝外側半月板損傷術後1件)あった。なお今回はマンパワーに限りがあり本部医師とも相談のうえ、リコンディショニングや明らかなコンディショニング不良にのみ対応し、マッサージのみを希望する競技者の受け入れは行わなかった。<BR>【考察】本大会において本部医務班はメディカルスタッフ帯同がない競技団体へのサポートを積極的に行い、また本部医務室だけではなく練習および試合会場へも移動してメディカルサポートを実施した。大会期間中に急性外傷を発症し本部医務室を来室し理学療法を施行した競技者は4件であり、医師と監督との協議の結果、すべての競技者は競技活動を続行した。急性外傷を有した競技者が競技活動を継続する際には患部の症状増悪や再受傷、二次的損傷を防ぐための万全の対応策が必要である。また外傷が完治していない部位や後遺症を有する部位に対して、一時的に痛みを軽減させる治療を希望し医務室を来館する競技者もあった。これらの競技者へは適切な評価に基づいた医学的判断と運動学的知識に基づいたスポーツ動作への理解により対応策が講じることが必要である。特に本大会は大学生が参加する国際大会であり、競技者育成の観点から、その場凌ぎのコンディショニングは行わずに評価と理学療法を施行した。本大会に帯同し競技者が国際大会でパフォーマンスを十分に発揮できる日常的なメディカルサポート体制構築の必要性を感じた。<BR>【理学療法学研究としての意義】国際大会の場で理学療法の対象となるスポーツ外傷および障害についてデータ収集し、競技者が十分なパフォーマンスを発揮するための理学療法を構築するための基礎的データとする。<BR>
著者
三島 江津子 岡戸 洋 加藤 さおり 櫛原 秀之 黒田 純子 榊原 隆志 首代 みどり 鈴木 厚志 松岡 加恵 宮坂 朋恵 渡辺 法男 横田 学 板倉 由縁 鈴木 照美 斉藤 寛子
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 = Japanese journal of pharmaceutical health care and sciences (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.35, no.6, pp.403-408, 2009-06-10
参考文献数
11
被引用文献数
1

When pharmacists provide drug guidance to in-patients,they are often asked about health foods such patients are regularly taking in expectation of anti-cancer effects.However,pharmacists cannot always answer these questions based on scientific evidence.<br>To further evaluate the efficacy of health foods for this purpose,we did a survey of the literature concerning 5 frequently used health foods said to have anticancer effects using the PubMed and Ichushi search services,obtaining 1,300 papers from the former and 1,142 papers from the latter.However among them,we could not find any providing data from randomized controlled trials and thus there was no clear scientific evidence,though some of the papers noted an improvement in the quality of life of patients.<br>In conclusion,when pharmacists provide guidance on health foods to patients and their families,it is important for them to collect detailed information and evaluate them on a scientific basis.
著者
松島 文子 板倉 一枝 横山 弥枝 石川 行弘
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.18, pp.156, 2006

【目的】鳥取県のカニ類の平成17年度漁獲量は6,800tで全国1位を誇り、全国シェアの約20%を占める。カニの1世帯当たり年間購入量は鳥取市で全国平均の約6倍の6,141g(16年度)であり、カニ消費量は全国1位である。今回、日本調理科学会特別研究_-_魚介類の調査_-_より鳥取県におけるカニの調理実態を明らかにすることを目的とし、カニの種類、入手方法、料理出現率、調理方法、日常食・行事食への利用などを中心に検討した。<BR>【方法】調査地域として日本海沿岸地域の県東部岩美町、県中部赤碕町、県西部境港市および県東部山間地域の智頭町の4地域を選定した。平成15年11月から平成16年4月にかけて、総数63世帯の30歳代から70歳代の調理担当者を対象に、日常食・行事食に用いる魚介類について、その摂食状況をアンケートならびに聞き取りにより調査した。<BR>【結果】鳥取県で食されるカニは、ズワイガニ(松葉ガニ、親ガニ、若松葉の総称)、ガザミ(ワタリガニ)などが主であった。入手方法は「購入」が約60%を占め、「自給・その他」が20%程度認められた。出現率の高い料理としては「ゆでガニ」「カニ汁」「カニすき」「カニ飯」などがあり、これらは全調査地域に共通して認められた。調理法については、岩美町、境港市では「ゆで物」が全料理件数の30%から50%と高く、「ゆで物」の他にも様々な調理法が用いられていた。年代別にみると40、50、60歳代は調理法の幅が広いのに対し、30、70歳代では調理法の限定化傾向が認められた。正月・冠婚葬祭などの行事食における利用は少なく、親ガニのみそ汁・鍋物・ご飯物など日常食として約90%が利用されており、秋季から冬季の味覚として県民に親しまれていることが確認された。
著者
三島 江津子 岡戸 洋 加藤 さおり 櫛原 秀之 黒田 純子 榊原 隆志 首代 みどり 鈴木 厚志 松岡 加恵 宮坂 朋恵 渡辺 法男 横田 学 板倉 由縁 鈴木 照美 斉藤 寛子
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.35, no.6, pp.403-408, 2009 (Released:2010-08-19)
参考文献数
11
被引用文献数
1 1

When pharmacists provide drug guidance to in-patients,they are often asked about health foods such patients are regularly taking in expectation of anti-cancer effects.However,pharmacists cannot always answer these questions based on scientific evidence.To further evaluate the efficacy of health foods for this purpose,we did a survey of the literature concerning 5 frequently used health foods said to have anticancer effects using the PubMed and Ichushi search services,obtaining 1,300 papers from the former and 1,142 papers from the latter.However among them,we could not find any providing data from randomized controlled trials and thus there was no clear scientific evidence,though some of the papers noted an improvement in the quality of life of patients.In conclusion,when pharmacists provide guidance on health foods to patients and their families,it is important for them to collect detailed information and evaluate them on a scientific basis.
著者
伊藤 太介 武田 一哉 板倉 文忠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.325, pp.59-64, 2001-09-21
参考文献数
10
被引用文献数
1

本報告では, ささやき声の音響特性と音声認識手法について述べる.データベースとして100名以上の話者が発生した6, 000文以上のささやき声, 通常発生, 顔画像を収録した.ささやき声と通常発声の比較では, 1)ケプストラム距離が有声音で4dB, 無声音で2dBであること, 2)ささやき声のスペクトルの傾きが通常発生に比べ緩やかであること, 3)1.5kHz以下のフォルマント周波数が通常発声に比べ高くなっていることが得られた.収録したささやき声から音響モデル(HMM)を学習し認識を行ったところ, 64%の単語正解精度が得られ, MLLRによる話者適応を用いた認識では, 単語正解精度が76%まで改善された.
著者
板倉 征男 長嶋 登志夫 辻井 重男
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.43, no.8, pp.2394-2404, 2002-08-15

個人識別IDのために用いるDNA情報としては,全塩基配列のなかでSTR(Short Tandem Repeat)と呼ばれる数塩基の繰返し回数の個人差を用いることが考えられる.筆者らはSTR座位(ローカスという)を複数箇所指定しそこで得られる繰返し回数情報を一定の順序で並べて個人識別子(以下DNA個人IDと呼ぶ)を生成することを提案し,実用化のための数々の基本的考察を行った.本論文ではこのDNA個人IDの原理を用いたバイオメトリックス本人認証およびバイオメトリックス署名について実用的システムを提案する.また,提案の方式を検証するために実証実験を行った.すなわち,500人以上の提供者の協力を得て実際の人体のDNAを採取し,本方式によりバイオメトリックス本人認証が可能であることを検証した.実用化のために,リアルタイムによるDNA分析装置の開発が条件となるが,本装置の実現までの間は2枚のICカードを用いて認証を行う方式を考案した.
著者
板倉 圭吾
出版者
北海道大学大学院法学研究科
雑誌
北大法政ジャーナル
巻号頁・発行日
vol.18, pp.59-90, 2012-01-31
著者
板倉聖宣著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
2011