著者
横山 桂次
出版者
高岡法科大学
雑誌
高岡法学 (ISSN:09159339)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.397-409, 1999-03
著者
横山 亜希子 滝 玲加 大鐘 由加子
出版者
北海道大学低温科学研究所 = Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University
雑誌
低温科学 (ISSN:18807593)
巻号頁・発行日
vol.70, pp.67-73, 2012

尾瀬ヶ原にて5月の融雪時に雪の表面が赤褐色化する現象を地元の人はアカシボと呼んでいる. 尾瀬ヶ原は泥炭質で, 鉄はフミン質などと錯体を形成し, 地下水に溶存態鉄として豊富に含まれている. この溶存態鉄が酸化され懸濁態鉄になる過程がアカシボ現象に作用していると考えられる. このアカシボ現象を鉄・マンガン酸化細菌の面から解明することを目的とした. 室内実験にて, 鉄酸化細菌を20℃, 4℃, 0℃で培養し, 溶存態鉄の減少に伴い懸濁態鉄の増加, 溶存性有機物減少, 細菌数増加の経日変化がみられた. このことから雪や融雪中の低温環境においても鉄酸化細菌は強い酸化力をみせ, アカシボ現象の要因の一つであることが考えられた.Akashibo is a name people in the area use to describe a phenomenon by which the surface of snow acquires a reddish-brown-black color in the snowmelt in May of every year. People in the area call it Akashibo. Dissolved iron is richly contained in the groundwater of Ozegahara. Our objective was to explain this Akashibophenomenon by the contribution of the iron and manganese oxidation bacteria. From our laboratory experiments, iron oxdation bacteria were cultivated at 20 ℃, 4 ℃, and 0 ℃. As a result, the particulate iron and bacteria increased and the dissolved iron decreased with the decrease of the dissolved organic carbon. The Akashibo phenomenon is regarded as dependent on the involvement of the bacteria by which iron oxidation is actively carried out even at low temperatures.
著者
有村 保次 西田 俊彦 南 麻弥 横山 葉子 三品 浩基 山崎 新 石崎 達郎 川上 浩司 中山 健夫 今中 雄一 川村 孝 福原 俊一
出版者
Japan Society for Medical Education
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.259-265, 2010

我が国の臨床研究の推進には,臨床と研究手法に精通した臨床研究医(clinical investigator)の養成が必要である.我が国初の臨床研究の系統的な教育を行う臨床研究者養成(MCR)コースが京都大学に開設された.今回,本コースの卒業生が臨床研究を実施する上で直面している問題点を調査し,今後の改善策を検討した.<br>1) MCRコース3期生までの全履修者28名を対象に,履修後の臨床研究実施に関する現状や将来像等について自己記入式質問紙調査を行った.<br>2) 回答者24名中(回収率86%),臨床研究を行う上で,「時間がない」,あるいは,「研究協力者がいない」といった問題を挙げる者は,それぞれ40%程度いた.<br>3) 「臨床研究を進めるために職場や周囲への働きかけ」を行った者は20名(83%)いたが,職場において臨床研究の支援が得られたのは1名のみであった.<br>4) このような状況下,自らの10年後の将来像として「病院で臨床研究を行う臨床医」と回答した者が半数以上いた(54%).また,「臨床研究を行う医師のキャリアパスを想像できる」と回答した者は42%であった.<br>5) MCRコースは改善の余地があるものの人材育成の具体的なモデルを呈示した.臨床研究のさらなる発展のため,医療現場における支援体制や人的・物的インフラ整備の必要性が示唆された.
著者
三浦 高志 板垣 史彦 横山 昭彦 山口 百恵
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.85, no.11, pp.1672-1682, 2002-11-01
被引用文献数
2

本論文は,適応的直交変換によるベクトル量子化において,ベクトル探索を高速化する方法を提案する.高速化の原理は,符号化対象ベクトルの近似に適した辞書ベクトルの探索範囲を絞り込むことで比較回数を削減する方式である.絞込みは,辞書ベクトルを複数の基準ベクトルとの角度の昇順にあらかじめソートしておき,符号化対象ベクトルと基準ベクトルとの角度から近似に適したベクトルの位置を推定し,推定された位置周辺のベクトルだけを候補ベクトルとすることで行われる.また,提案方式の有効性は数値実験により検証される.
著者
横山 和仁 荒記 俊一
出版者
公益社団法人日本産業衛生学会
雑誌
産業衛生学雑誌 (ISSN:13410725)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.A15-A16, 1998-01-20
著者
横山 和子
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.9-15, 1999-01-15 (Released:2008-12-11)
参考文献数
22
被引用文献数
1
著者
小野 英哲 三上 貴正 岩崎 淑子 横山 裕
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文報告集 (ISSN:09108025)
巻号頁・発行日
no.385, pp.1-7, 1988-03-30
被引用文献数
2

This study presents the evaluating method of hardness and slipperiness of aerobic dance floors from a viewpiont of comfortableness, fatigue, and safety. The evaluating indexes and evaluating method are established, based on the correspondence between the judgements of aerpobic dance instrutors and phisical values of aerobic dance floors measured by our original measuring devices.
著者
黒田 耕司 横山 照由 梅田 常雄 喜多 良昭 小西 明 黒田 勤
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.99, no.7, pp.745-751, 1979-07-25 (Released:2008-05-30)
参考文献数
7
被引用文献数
2 2

Physicochemical properties of the polymorphs and hydrate of 6-mercaptopurine were investigated. Its crystal habits were slightly changed and form I-TX was obtained by the addition of 6-thioxanthine and/or 2, 6-dithioxanthine and subsequent recrystallization. It was found that when Form I-TX was heated at 240°, this form transformed to Form III which was found to have a solubility about 6-7 times that of Form I. The mutual transition of 6-mercaptopurine polymorphs and hydrate under various conditions of heating and suspending in water was also studied. The transition temperature and the heat of transition between Form I-TX and Form II-TXhyd were determined to be 127°and 2.15 kcal/mol, respectively, by the solubility measurement. It was expected that if the transition of Form III could be suppressed, more bioavailable preparation of 6-mercaptopurine would be obtained.
著者
横山 真太郎 角田 直人 富樫 貴子 濱田 靖弘 中村 真人 落藤 澄
出版者
社団法人空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
no.78, pp.1-8, 2000-07-25
被引用文献数
5

部位別特性を考慮した生体内温度予測プログラムの開発のために,皮膚血流量調節の数理モデルを検討した.モデル式は,生理学的知見に基づき,視床下部温および平均皮膚温の各セットポイントからの変位を入力因子とする線形モデルを採用し,さらに部位別特性を表す血流変化量相対比を式中に導入することによって精度向上を図った.提案した数理モデル式を生体内温度予測プログラムに組み込むことにより,生体内温度に与える血流量調節の効果をシミュレーションによって定量的に示し,その有効性を明らかにした.
著者
横山 孝文
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.143-146, 2006-02-15

放送と通信の融合が大きくとりあげられるようになり,著作権が大きく注目されるようになった.放送番組などの映像コンテンツは,原作・脚本・音楽・実演家など複数の権利を利用することによって構成され,権利の固まりとよく言われる.また,同じ知的財産権でも特許権などが産業的なモノを扱うのに対して,著作権は文化的なモノを扱っていることから,一見抽象的で複雑なように思われるかもしれない.さらに,ネットに放送番組がなかなか出てこないことにより,放送事業者が番組を出し惜しみしているのではないかという声もある.そこで,放送をいろいろな角度から整理しながら,今一度、放送番組における著作権について考察する.
著者
横山青娥 著
出版者
交蘭社
巻号頁・発行日
1923
著者
横山青娥 著
出版者
交蘭社
巻号頁・発行日
1927
著者
横山青娥 著
出版者
交蘭社
巻号頁・発行日
1931