著者
Ng Peter K.L. 武田 正倫
出版者
国立科学博物館
雑誌
Bulletin of the National Science Museum. Series A, Zoology (ISSN:03852423)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.161-172, 1994-12

The Madagascan freshwater crab genus, Madagapotamon BOTT, 1965,of the family Potamonautidae, is redefined and restricted to only one species, M. humberti BOTT, 1965. A new genus, Skelosophusa, is established for Madagapotamon gollhardi BOTT, 1965,and two new species, Skelosophusa eumeces and S. prolixa, are described. The genus is characterized by the shape of the male abdomen, form of the anterolateral margin and shape of the carapace.
著者
Ng Peter K.L. 武田 正倫
出版者
国立科学博物館
雑誌
Bulletin of the National Science Museum. Series A, Zoology (ISSN:03852423)
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, pp.149-166, 1992-12

Freshwater crabs of the family Potamidae (sensu NG, 1988) from the Philippines are studied on the basis of collections in the National Science Museum, Tokyo, and the National Museum of the Philippines. Three new genera, Ovitamon, Insulamon and Mindoron, are established, and five new species (O. arcanum, O. tomaculum, Insulamon unicorn, Mindoron pala, Isolapotamon spatha) are described. A key to the Philippine potamid genera is given.
著者
駒井 智幸 武田 正倫
出版者
国立科学博物館
雑誌
Bulletin of the National Science Museum. Series A, Zoology (ISSN:03852423)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.77-86, 2004-06
被引用文献数
1

A new species of the hippolytid shrimp genus Lebbeus White, 1847, L. nudirostris, is described from one female specimen collected from the Sagami-Nada Sea, central Japan, at a depth of 250m. A comparison with congeneric species is made. Supplemental information is provided for two recently described species, Lebbeus spongiaris Komai, 2001 and L. tosaensis Hanamura et Abe, 2003, based on the material also from the Sagami-Nada Sea.
著者
武田 正則
出版者
独立行政法人国立高等専門学校機構 仙台高等専門学校
雑誌
仙台高等専門学校広瀬キャンパス 教育研究紀要 (ISSN:24239364)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.1-11, 2017 (Released:2017-08-04)
参考文献数
18
被引用文献数
1

In recent years, positioning of information education for the active learning has been attracting attention. Along with it, not only the use of force of the ICT, the teaching method is being questioned. This study explores the situation and philosophy that have been placed by the information education in school education by interpreting on the basis of the information education for active learning in the “Learning by expanding” by Engestrom. On top of that, we refer the facilitation to create an autonomous and cooperate that required to teachers, to clarify the teaching methods of the teacher in this learning.
著者
宮本 達也 中込 宙史 武田 正之
出版者
山梨大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

膀胱上皮細胞にPiezo1が発現しており、膀胱伸展刺激を感知し、尿意や蓄尿機能の調節を担っているのではないかと考え、研究を行った。マウス膀胱上皮にはPiezo1が発現していた。またPiezo1は伸展刺激に応答して細胞内にCa2+の流入させることが分かった。またPiezo1阻害薬であるGsMTX4は、膀胱上皮におけるPiezo1を阻害し、伸展刺激反応を鈍化させ、蓄尿に有利に働くことが分かった。
著者
西川 智博 武田 正之
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.50, pp.355-356, 1995-03-15

近年のハードウェア進歩により、信号処理のための高速なDSPが一般レベルで簡単に入手できるようになった。このDSPを使うことにより、従来のデスクトップコンピュータのCPUだけでは難しかったリアルタイムの信号処理計算が、容易に行えるようになった。本研究では、信号処理計算や、解析計算などの高速性が要求される部分に、DSPを導入し、デスクトップコンピュータ上でのリアルタイム信号解析システムの応用として、音響信号から楽音情報などをリアルタイムに抽出する採譜システムを試作し、リアルタイムの有用性と、DSPプログラミングの工夫について研究を行った。
著者
大原 嶺 松澤 智史 武田 正之
雑誌
第81回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, no.1, pp.115-116, 2019-02-28

ユーモアの理解は人間の高度な知的活動である.近年のAI技術の発展は著しいが,ユーモア関連での成果は比較的少ない.本研究では,ユーモア分野の中でもパターンが定型化されているなぞかけに着目する.なぞかけを生成するためにはお題に対する音韻類似語と関連語を抽出する必要があるが,音韻類似後の抽出部分には同音異義語辞書を,関連後の抽出部分にはWord2Vecの学習モデルを用いた.その結果,従来のシステムに比べてより豊富な語彙を持ち,幅広いお題に対応することのできるなぞかけ支援システムを構築した.
著者
髙橋 聡 和田 耕一郎 公文 裕巳 増田 均 鈴木 康之 横山 修 本間 之夫 武田 正之
出版者
一般社団法人 日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科学会雑誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.105, no.2, pp.62-65, 2014-04-20 (Released:2015-06-13)
参考文献数
10

NIH慢性前立腺炎問診票は,慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群の症状の程度や治療の評価に用いられる症状スコアである.我が国では,日本泌尿器科学会が公認したNIH慢性前立腺炎問診票日本語版が確立されていないことから,日本泌尿器科学会では(排尿機能・神経泌尿器科)専門部会長の武田正之を委員長としてNIH慢性前立腺炎問診票日本語版作成委員会を立ち上げ検討を行った.検討の結果,過去に発表されたNIH慢性前立腺炎問診票日本語版の案と日本語版International Prostatic Symptom Score(IPSS)から,NIH慢性前立腺炎問診票日本語版を作成した.今後の臨床研究において,このNIH慢性前立腺炎問診票日本語版が活用されることを強く希望する.
著者
武田正義 編著
出版者
鍵屋仏具店経本部
巻号頁・発行日
vol.〔第1〕, 1926
著者
武田 正俊 吉川 悠一 家富 洋
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会講演概要集 72.1 (ISSN:21890803)
巻号頁・発行日
pp.2979, 2017 (Released:2018-04-19)

すでに、複素ヒルベルト主成分分析(CHPCA)が多変量間のリード・ラグ関係を検出できることを明らかにした。CHPCAを用いてマクロ経済基礎指標(30種類)を解析すると統計的に有意味な固有モードが2個同定される。本研究ではそれらの景気集団運動モードがリーマンショックや東日本大震災といった外的ショックに対し、どのような影響を受けるのかを明らかにする。
著者
西田 佳史 武田 正資 森 武俊 溝口 博 佐藤 知正
出版者
The Robotics Society of Japan
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.16, no.5, pp.705-711, 1998-07-15 (Released:2010-08-25)
参考文献数
14
被引用文献数
18 28

This paper proposes a monitoring system for a human respiration and posture in sleep using pressure sensor array. The proposed system consists of 221 pressure sensors (Force Sensing Resistors: FSRs) attached to the surface of the bed. Each sensor of the pressure sensor array is set 5 [cm] apart. The novel features of the proposed system lie in non-invasive and unrestrained monitoring of the human respiration and posture. Non-invasive monitoring eliminates the need for monitoring needles or catheters to invade the human body, sensors thus do not impose a physiological burden such as pain on him or her. In unrestrained monitoring, sensors and their electrical cords do not limit degrees of freedom of his or her movement. Unrestrained sensing therefore does not impose a psychological burden caused by the limitations on him or her. Experimental results demonstrate that the proposed system is feasible for monitoring a human respiration and posture for over 6 hours.
著者
土田 孝之 武田 正之 宮本 達也 小林 英樹 中込 宙史 芳山 充晴
出版者
山梨大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

間質性膀胱炎に対して、ブシ末(トリカブト)中心とした漢方を処方した。3年間継続治療をして、副作用なく効果は持続している。低侵襲性で患者への貢献度は高い。また、ボツリヌス毒素の膀胱筋層内注入療法は10回以上繰り返しても、副作用、効果の減弱は認めない。また膀胱上皮細胞の伸展刺激におけるATP放出の分子メカニズムを、細胞内小胞へのATPの蓄積ならびに開口放出の視点から捉え、ボツリヌス毒素はこのATP放出を抑制する。膀胱痛症候群(PBS)の動物モデルにおいて、脊髄神経膠星状細胞(アストロサイト)の顕著な活性化が示された。マウスの実験でアストロサイトの活性化を漢方のブシによって抑制することが可能。
著者
武田 正則
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2014, 2015

【目的】(一社)岡山県理学療法士会(以下,岡山県士会)は,学術活動として学会や各種研修会を実施している。しかし,近年は業者や団体など行う研修会が多く開催されており,以前に行われていた県士会の県外や高名な講師の招聘といった役割は少なくなってきている。今回は,岡山県士会での企画運営した研修会についてその変遷と特徴を検討し,研修会運営の参考とするために行ったので報告する。【方法】岡山県士会の過去5年間における県学会,特別研修会(日曜日1日コース),卒後研修会(平日夜2時間コース),新人カリキュラム研修会,支部主催研修会について,内容,講師,参加人数,受講者の感想・要望などを中心に検討した。【結果】学会・研修会の回数については,県学会は年1回,特別研修会は年3回,卒後研修会は年3~4回,新人カリキュラム研修会年は年1~5回,支部主催研修会は年4回を基本として行われていた。特別研修会は県外の講師が多く,分野別に多岐にわたり行われている傾向があった。卒後研修会は県内の講師が多く,応用的な内容から基本的な内容へ変遷している傾向があった。新人カリキュラム研修会は県士会員の要望により年1回開催から年5回ほどの分散開催を含めたものに変遷していた。参加者は経験年数が少ない会員が多く10年以上の中堅や特に20年以上ベテランの参加は非常に少ない傾向にあった。【考察】研修会の内容については,特別研修会はトピックス的なものを扱うことを望んでいる傾向があった。卒後研修会は,基本的な知識・技術的なものを求めることが多かった。新人カリキュラム研修会は,A1~5が1日で取得できる1日研修の参加が多く,特に県外からの参加者が近年は増加している傾向にあった。多様化する現在の理学療法に関する研修会の中で,県単位の理学療法士会が担う役割を再構築する必要もあるのではないかと考えられた。