著者
白木 邦明 片山 雅英 八坂 哲雄
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
日本航空宇宙学会論文集 (ISSN:13446460)
巻号頁・発行日
vol.49, no.572, pp.300-309, 2001 (Released:2002-04-26)
参考文献数
11
被引用文献数
3 3

Seven shaped-charge hypervelocity impact tests were conducted to evaluate the Japanese Experiment Module (JEM) space debris protection stuffed Whipple shield at an approximate velocity of 11 km/s. The shape and the characteristics of the shaped-charge jet differ from those of the light gas gun because of the jet generation mechanism. It is therefore necessary to evaluate and compensate the results for a solid aluminum sphere, which is the design requirement. Comparative two-dinensional hydrocode simulations were conducted to assess the shape effects on the impact damage. The shapes assessed are arrowheads that simulate the shaped-charge jet, hollow cylinders, and solid spheres. By assessing the projectile kinetic energy, the authors concluded that the shaped-charge jet produces three to five times more severe damage to the pressure wall than the solid sphere, even if both have the same mass. The authors also confirmed that the shaped-charge testing and hydrocode simulation correlate well for the pressure wall damage.
著者
寺西 正明 片山 直美 内田 育恵 戸田 潤二 中島 務 喜多村 健
出版者
Japan Otological Society
雑誌
Otology Japan (ISSN:09172025)
巻号頁・発行日
vol.17, no.5, pp.621-626, 2007-12-25 (Released:2011-06-17)
参考文献数
12
被引用文献数
1

In the present study, we investigated the distribution of patients with sudden deafness in Japan using the data obtained by the fourth nationwide epidemiological survey on sudden deafness conducted by the Research Committee of the Ministry of Health Labour and Welfare in 2001. We investigated the distribution of patients by dividing the whole country into 9 districts and 47 prefectures. The annual number of patients with sudden deafness per 100, 000 was from 17 (Shikoku) to 42 (Chugoku) and from 3 (Yamanashi, Nagasaki) to 48 (Osaka), respectively. More patients tend to be reported in densely-populated areas judging from the data concerning the distribution of patients per 100, 000 in each prefecture.
著者
片山 佳子 外山 剛之
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 68回大会(2016)
巻号頁・発行日
pp.172, 2016 (Released:2016-08-04)

目的 落花生は、様々な用途に使用され消費されているが、その加工工程において、薄皮は多量の産業廃棄物となる。しかし、落花生薄皮にはポリフェノールであるレスベラトロールが多く含まれていることから、高い抗酸化作用を持つと考えられる。そこで本研究では、この多量に廃棄されてしまう薄皮をお茶のような飲料として利用できないかと考え、ポリフェノール量および抗酸化活性を測定するとともに、官能評価による嗜好性を分析することを目的とした。方法 落花生薄皮1gに抽出温度(80,85,90,95,100℃)を変えた水200mLで20秒間抽出したものを試料液とした。ポリフェノール量の測定は、Folin-Denis法にて行った。抗酸化活性はラジカル消去能をDPPH法で測定し、Trolox相当量として算出した。嗜好型官能評価は、外観、香り、味、苦味、総合評価の5項目を5点評点法により評価し、分散分析法により検定を行った。結果 ポリフェノール量と抗酸化活性は、抽出温度が高くなるにつれて高い値を示し、抽出温度100℃が最も高い結果となった。これは水溶性の抗酸化物質であるポリフェノーが多く溶出されたためと考えられた。また、ポリフェノール量が多いほど高い抗酸化活性を示したことから両者には高い相関性があり、落花生薄皮茶の抗酸化活性の主体はポリフェノールであることが考えられた。官能評価は、当初、高温抽出では薄皮の渋味が懸念されたが高温の100℃抽出が総合的に好まれた。このことから落花生の薄皮茶は高い抗酸化活性をもつ飲料として利用できることが示唆された。
著者
片山 敦 佐藤 僚介 吉川 朋子
出版者
公益財団法人 平岡環境科学研究所
雑誌
自然環境科学研究 (ISSN:09167595)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.5-12, 2017 (Released:2020-01-07)
参考文献数
34

外来のカワリヌマエビ属の河川や池での生息の報告が,近年関東でも多くされており,在来のヌカエビへの影響が懸念されている.本研究では両種の生息が確認されている鶴見川水系において,分布調査を2014 年および2016–2017 年に行った.2014 年の調査では,カワリヌマエビ属は河川のほぼ全域に出現し,2 地点のみでヌカエビが同所的に採取されたが,2016年にはカワリヌマエビ属のみで,ヌカエビは確認されなかった.池については2014 年には1 地点でカワリヌマエビ属とヌカエビが同所的に,3 地点でヌカエビのみが出現したが,2017 年には2 地点はカワリヌマエビ属のみに置き換わり,ヌカエビのみが生息しているのは2 地点だけであった.この調査でカワリヌマエビ属が侵入すると個体数がほぼ同数の状態から2–3年でカワリヌマエビ属に置き換わることが明らかになった.今後はヌカエビが生息する池への人為的な移入を防ぐために,外来カワリヌマエビ属の問題について,普及啓発を行っていくことが重要だと考えられた.
著者
東 真太郎 片山 郁夫
出版者
日本惑星科学会
雑誌
日本惑星科学会誌遊星人 (ISSN:0918273X)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.318-325, 2015-12-25 (Released:2017-08-25)

アポロ計画で設置された地震計によって月にも地震(月震)が起きることがわかっている.月震は発生領域や発生メカニズムによって,浅発月震,深発月震,熱月震,インパクトによる月震に分類されており,我々はこの月震の中でも深さ約800-1200km付近で起きる深発月震について,月内部のレオロジー構造とともに考察した.月内部の温度構造から考察されるレオロジー構造から,深発月震は明らかに塑性変形領域で発生していることがわかった.通常は破壊や滑りが起こらない塑性変形領域で深発月震が起こるメカニズムを,地球で起きる地震の発生メカニズムのモデルを参考に考察した.
著者
中澤 克仁 片山 恵一 坂村 博康 安井 至
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.1, pp.45-53, 2001 (Released:2004-02-10)
参考文献数
16
被引用文献数
1

PVC(ポリ塩化ビニル)は燃焼によりHCl(塩化水素)を発生するため,焼却炉の腐食や火災時の人的な被害など,さまざまな問題を抱えている. 本研究では,PVC中に混入することでHCl捕捉効果が確認されているCaCO3およびLi2CO3の粒径調整や脂肪酸による凝集防止を行い,単独または複合配合したPVC試料を作製して,熱分解時に発生するHClの捕捉効果を調べた.また,鉄化合物は熱分解を促進することが知られており,粒径処理等を行ったFeO(OH)を混入したPVC試料についても燃焼実験を試みた. その結果,CaCO3またはLi2CO3単独よりも複合配合すること,特にCaCO3 : Li2CO3 = 3 : 1(モル比)の配合比付近でPVC燃焼におけるHCl発生を効果的に捕捉することが認められた.さらに鉄化合物(FeO(OH))を混入したPVC試料のHCl捕捉効果でも,FeO(OH)の混合配合によるHCl捕捉効果の向上を得た.
著者
樋口 昌史 淺香 隆 片山 恵一
出版者
公益社団法人 日本セラミックス協会
雑誌
日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.226, 2003

東海大学工学部は、2000年春の改組によって旧工業化学科が"応用化学科"と"生命化学科"とに分かれて誕生し、定員は80名である。学生の半数は一般受験によって入学するが、その他、一般推薦・自己推薦・AO推薦で入学した者に付属高校からの入学者も加わり、様々な学生が入学してくる。このため、学力差が大きいことは勿論、自分の無知さに気づかない学生や学習意欲のない学生が増えているのも事実である。本発表では、このような本学応用化学科の現状を無機化学関連科目を中心に話し、大学教育の問題点を探ってみたい。

1 0 0 0 OA 裁判医学提綱

著者
片山国嘉 著
出版者
島村利助
巻号頁・発行日
vol.後, 1888

1 0 0 0 OA 人工呼吸法

著者
片山国嘉 編
出版者
島村利助
巻号頁・発行日
1882

1 0 0 0 OA 裁判医学提綱

著者
片山国嘉 著
出版者
島村利助
巻号頁・発行日
vol.前, 1888
著者
片山幹郎
出版者
裳華房
雑誌
レーザー化学
巻号頁・発行日
pp.250-272, 1985
被引用文献数
1