著者
石川 勝美 岡田 芳一 中村 博
出版者
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
雑誌
農業機械学会誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.51-56, 1995 (Released:2010-04-30)
参考文献数
12

生態系農業の構築等の視点から, 造岩鉱物の特性を生かした微小エネルギ利用の新しい技術開発は重要である。そこで石英斑岩に属する麦飯石による水, 土壌の活性化を期し, 麦飯石の農業面への効果的導入を図ることを目的として, その理化学的特性について検討した。
著者
野田 知子 伊深 祥子 菅野 久実子 石川 勝江
出版者
日本家庭科教育学会
雑誌
日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.51, pp.92, 2008

<b>はじめに</b> 2008年1月に発覚した「中国製冷凍餃子農薬混入事件」は、日本人に大きな衝撃を与えた。それは中国の問題のみならず、日本の食の在り方が浮き彫りにされた事件であるからである。私たちの毎日の食のあり方、食料生産と日本の農業の問題、食料と環境、消費者の権利と責任など様々な問題が内在している。食生活と消費のあり方を食の現代的課題から学ぶには「中国餃子事件」は適切な教材だと判断し、大学生対象に授業をした。<br><b>目的</b> 1どのような授業を行なうか、学生の認識から出発し、学生の意見を採り入れて編成する方法を探る。2知識だけではなく、意識・行動の変革へつながる学びの方法を検証する。これまでの共同研究*で、「各自が個人として意見をもつこと・批判的な思考を導入すること、グループ討議等で自分の意見を発表し他者との考えをすりあわせること」の3つの方法を授業に取り入れることが有効であることあきらかになっている。その方法を取り入れる。<br><b>方法</b> 「中国餃子事件」を授業の切り口として、「消費」の学習に位置づけて大学生を対象の授業をおこなう。事前事後の学生の記述をもとに学生の意識の変容を探り、授業の有効性を検討する。授業展開 対象は社会福祉学部の「家政学」受講生3年生68名。<br>1.中国餃子事件に関して、自分の認識を明らかにし、他の人の意見を知る(自分の意見を書いてから小グループで意見交換後発表)。<br>2.事件の概要を知るため、VTR「食のチャイナショック」(『ガイアの夜明け』2008年3月18日)を見る。感想・思ったことを書く。<br>3.何が問題か、何を学ぶ必要があるか、話し合う。<br>4.学習内容の提示 学生の意見を基に授業者の意見も加えて提示。<br>(1)価格のもつ意味-値段には理由がある (2)表示の見方-ジャム2種の食べ比べから (3)日本の食料事情 (4)食の安全性(「食料の価格は社会情勢・気候などにより変動する」ことを知る、に変更)(5)消費者の権利と責任-ロールフ゜レー「エコ買い」(6)食と環境-フート゛マイレーシ゛買い物ゲーム(輸送機関によるCO2排出量換算データ付カード使用)(7)公正貿易(チョコレートのフェアトレード)(8)世界的視野から日本の食の現状を見る (9)地元産小麦で餃子をつくる。<br><b>結果</b> _I_.「中国の問題」という授業前の意識が「日本の問題である」という意識に変わった。_II_.「他人の責任」という意識が「自分の問題」として捉えるようになった。<br> 授業前は、「中国の生産・衛生管理の不備」「中国人の食に対する意識の低さ」「中国の事実隠蔽体質」など「中国の問題」の記述が一番多く、次いで「輸入管理体制の不備」「外国の生産管理体制の把握に責任を負っていない企業」「事件発生後の企業の対応のまずさ」など輸入管理体制や企業の問題に関する記述が多かった。<br> 授業後の「授業を受けた現在、何が問題か」の問に対する記述を、記述数の多い順に次に示す。1日本の自給率の低さが問題・自給率を上げるべき 2日本人が輸入食品に頼りすぎている 3消費者の食に対する意識が低かった 4業の責任感のなさ・管理の甘さ 5企業が利益ばかりを追求しすぎる 6食に対して見分けられる目・安全の判断のできる目を養い選ばなくてはいけない 7環境に対して関心を持つ必要がある 8自給率が低いのは日本の農業政策が問題等の記述があった。<br> 食生活や消費のあり方など、意識・行動の変容が問われる授業では、視野を広め、物事を多面的に考えられるようになることが必要である。その為の授業方法として、学ぶ内容に学生が意見を言えること、「自分の意見を表明し他者の意見と摺り合せること」を組み込んだ授業は有効であると言えよう。*「魚の調理から始める循環型社会を志向する授業」「子どもの食生活の現状からどう学びをつくるのか―授業「なぜひとりで食べるの」」など
著者
柳井 徳磨 柵木 利昭 石川 勝行 酒井 洋樹 岩崎 利郎 森友 靖生 後藤 直彰
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.35-40, 1996-01-25
参考文献数
20
被引用文献数
1

食肉検査所で採取した健康なウマの脳に認められたミネラル沈着症の初期像とその形態学的特徴について検討した. 3歳から10歳のウマ20例を検索し, 12例で淡蒼球の血管に種々の程度のミネラル沈着病変を認めた. 3歳では8例中3例に, 4歳以降では12例中9例に病変を認めた. 中等度以上の変化は4歳以降に認められたことから, 加齢との関連が示唆された. 沈着病変の発現形態は大きく2型に分けられた. 毛細血管の周囲における小型球状沈着物; 細動脈, 小動脈および小静脈の血管壁における塊状の沈着物であった. いずれの沈着病変もPAS反応には強陽性, コッサ反応およびベルリン・ブルー染色には弱陽性を示した. 元素分析では多量のアルミニウム, 中等量の燐, 亜鉛, カルシウムおよび鉄, 微量のナトリウムが検出された.
著者
神保 智子 石川 勝彦 伊藤 雅樹 津金 賢 田辺 義和 斎藤 由雄 富岡 秀起
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ED, 電子デバイス
巻号頁・発行日
vol.96, no.18, pp.75-82, 1996-04-25
参考文献数
9
被引用文献数
1

ゲート酸化膜の絶縁耐圧に影饗を及ぼす有機物汚染の評価を行った。ゲート酸化-polySi成膿を窒素券囲気下で連続処理した場合、酸化膜の欠陥密度が低減することを確認した。非連続処理の場合に搬送・保管中のウェハ表面に吸着する成分を、大気圧質量分析計を用いた昇温脱離法で解析した。その結果、プラスチック製ウェハカセットケースからの脱ガスである有機物がpolySi成膜時に脱離せず、酸化膜とpolySi界面に残留し、これが欠陥密度増加を引き起こすと考えられる。
著者
石川 勝博
出版者
国際基督教大学
雑誌
国際基督教大学学報. I-A, 教育研究 (ISSN:04523318)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.11-20, 2008-03

本稿の目的は,大学生のケータイ・メールによるコミュニケーションでの相手との親密度(親しい友人,それほど親しくない友人,メル友)と自己開示との関連を探索的に明らかにすることであった,その検討のために,茨城県と埼玉県の大学生548名を対象とした調査を2004年1月と2月に実施した.そのうち,542名が分析対象者となり,「メル友がいる」回答した者は106名であった.彼らについて,親しい友人,それほど親しくない友人,メル友それぞれに対する自己開示的なコミュニケーションを一元配置分散分析によって,探索的に明らかした.今回の調査は,基礎的なものと位置づけられ,今後も検討を進めることが必要である.
著者
湯木 正史 鈴木 清美 杉本 典子 樋口 貴志 鈴木 秀典 石川 勝行
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.57, no.11, pp.721-724, 2004-11-20 (Released:2011-06-17)
参考文献数
11

免疫介在性溶血性貧血 (Immune-mediated hemolytic anemia: IMHA) と診断した犬2例に対し, プレドニゾロン, シクロスポリン, アザチオプリン, ヒト免疫グロブリン製剤, 輸血などによる治療を行ったが, 貧血の改善が得られなかった. そこでシクロスポリンの10~100倍の免疫抑制作用を持つとされるタクロリムス (FK506) を併用したところ, 1例では貧血の著明な改善が, 他の1例ではPCVの維持が認められた.
著者
尾崎 庄一郎 渡辺 裕 星子 知範 水野 晴雄 石川 勝敏 森 春樹
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.733-738, 1984-02-25 (Released:2008-03-31)
参考文献数
16
被引用文献数
20 24

The toxicity and tumor affinity of 5-fluorouracil (1) have been modified by the introduction of acyloxyalkyl group (s) at the 1-, 3- or 1, 3-position (s) of 1. 1-Acyloxyalkyl-5-fluorouracil (3), 3-acyloxyalkyl-5-fluorouracil (4) and 1, 3-bis (acyloxyalkyl)-5-fluorouracil (5) were obtained by three methods : i) the reaction of α-chloroalkyl carboxylate (2) with 1, ii) the reaction of alkylidene diacylate with 2, 4-bis (trimethylsilyloxy)-5-fluoropyrimidine, iii) partial hydrolysis of 5. Compounds 3, 4 and 5 showed antitumor activity.
著者
尾崎 庄一郎 渡辺 裕 / 長瀬 敏雄 小笠原 富夫 古川 弘幸 上村 敦彦 石川 勝敏 / / 徳善 令子 AKIO HOSHI MASAAKI IIGO REIKO TOKUZEN
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.150-157, 1986-01-25 (Released:2008-03-31)
参考文献数
14
被引用文献数
15 20

With the aim of diminishing the toxicity of 5-fluorouracil (1) and obtaining biologically active derivatives of 1 suitable for oral administration, α-alkoxyalkyl groups were introduced at the 1-, 3-and 1, 3-positions of 1. Alkoxyalkylation can be effected by four methods : (i) reaction of 1-alkoxyalkyl chloride (2) with 1, (ii) reaction of acetal with 2, 4-bis (trimethylsiloxy)-5-fluoropy-rimidine, (iii) addition reaction of α-unsaturated ether with 1, (iv) aminolysis of 1-alkylthio-carbonyl-3-(1-alkoxyalkyl)-5-fluorouracil. The toxicity of the products was less than that of 1, and some of these compounds showed moderate antitumor activity against L-1210 leukemia.
著者
荒川 修 石川 勝規 小原 繁 小野田 和夫 福田 博之
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.1, no.4, pp.259-262, 2002-12-10
被引用文献数
2

ギ酸カルシウム剤によるリンゴの摘花効果について, 結実に及ぼす影響と作用機作について検討した.ギ酸カルシウム剤の0.33-1%液を満開後に散布した場合, 結実率の低下が認められた.ギ酸カルシウム剤は, 柱頭に傷害を与え, また, 花粉管の伸長を阻害することから, これらのことが結実を阻害する原因と考えられた.処理濃度に関しては, 0.5%でも柱頭の傷害と花粉管の伸長阻害が認められたが, 安定的な効果と実際の結実率から, 1%での散布が効果的であると考えられた.
著者
河田 道子 石川 勝規 鈴木 哲
出版者
[東北農業試験研究協議会]
巻号頁・発行日
no.55, pp.153-154, 2002 (Released:2011-03-05)
著者
浅野 有康 大野 佳樹 栗田 壮一郎 近藤 圭一郎 篠宮 健志 石川 勝美
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌. D, 産業応用部門誌
巻号頁・発行日
vol.137, no.5, pp.369-376, 2017

<p>Hybrid power source three level inverter is proposed as a main circuit system with energy storage device for increasing regenerative power. This paper proposes a charge and discharge control method to utilize the regenerated energy. The proposed method is verified by experimental tests with a scaled-down model and numerical simulation.</p>
著者
石川 勝博 イシカワ マサヒロ Masahiro ISHIKAWA
雑誌
国際基督教大学学報. I-A, 教育研究 = Educational Studies
巻号頁・発行日
vol.50, pp.11-20, 2008-03-31

本稿の目的は,大学生のケータイ・メールによるコミュニケーションでの相手との親密度(親しい友人,それほど親しくない友人,メル友)と自己開示との関連を探索的に明らかにすることであった,その検討のために,茨城県と埼玉県の大学生548名を対象とした調査を2004年1月と2月に実施した.そのうち,542名が分析対象者となり,「メル友がいる」回答した者は106名であった.彼らについて,親しい友人,それほど親しくない友人,メル友それぞれに対する自己開示的なコミュニケーションを一元配置分散分析によって,探索的に明らかした.今回の調査は,基礎的なものと位置づけられ,今後も検討を進めることが必要である.This paper investigates the relationship between intimacy of acquaintaces (close friends, friends who were not so close, and e-mail friends) and self-disclosure in mobile e-mail communication by university students. A survey was conducted in order to investigate the RQs through a written questionnaire during January and February 2004. The subjects were 548 Japanese university students from Ibaraki and Saitama prefecture. The total of valid responses was 542. 106 respondents answered that they have friends that they contact through e-mail. Analysis of variance was utilized for analyzing the data. Further investigation is necessary as the findings in this study are from a preliminary survey.
著者
石川 勝博
出版者
国際基督教大学
雑誌
国際基督教大学学報. I-A, 教育研究 (ISSN:04523318)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.145-156, 2005-03

The purpose of this study is to investigate factors related to dysfunctional aspects of cellular phone communication (1) passive interpersonal relationships, (2) restraints, (3) anxiety towards information, (4) escape, (5) lower abilities in verbal expression, and (6) annoyance. In this study I focused on the following factors: Bantsu sentaku (that is, selective answering to telephone calls by using the number display service), affinity to cellular phones, and uncertainty avoidance. A survey was conducted to clarify the relationship between the factors by a questionnaire method during January and February 2004. The subjects were 517 Japanese university students from Ibaraki prefecture. The total of valid responses was 502. Through multiple regression analysis, the following relationships were found. Bantsu sentaku was linked positively to (3) anxiety towards information and (2) restraints. Affinity to cellular phones was linked positively to (2) restraints, 5) lower abilities in verbal expression, (4) escape and (6) annoyance . Uncertainty avoidance was linked positively to (6) annoyance, (1) passive interpersonal relationships, and negatively to (2) restraints. This study concludes that further research on cellular phone communication literacy education is necessary.