著者
津金 英雄 伊藤 克人 樋口 正元
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.29, no.7, pp.661-665, 1989-12-01 (Released:2017-08-01)
被引用文献数
1

A male company employee, unmarried 46-year-old, had been engaged in computer related business for the past 26 years. Since March, 1986,when the merger of the company became an issue, he had not got enough time to sleep on account of the preparation for it. He was suffering from insomnia. At that time he was diagnosed as vegetative dystonia because anorexia and emotional irritability. He was given a tranquilizer.Toward the end of September in the same year, he was brought to the hospital of a medical college due to an attack of dyspnea and received emergency treatment. After that, he was referred to the department of psychiatry where he was treated for the diagnosis of depressive state.He was afflicted as ever, however, with such multiple symptoms as dyspnea, insomnia, night sweat, nausea, anorexia, anxiety, emotional irritability, loose idea, feeling of fatigue and so on. In April of 1987,he was treated at home for a whole month. At the beginning of May, he was allowed to work at a department which was unrelated to the computer, on favorable conditions that he was permitted to go to work late, go home early and do an easy work. In about a month, as his state promptly improved, he was returned to the ordinary work. At present, 10 months since then, he is working without any abnormality.In this case, his memorandum which is like a computer flow chart, his own personality and his clinical course were definitely characteristic. So he was considered as technostress syndrome (Techno-centered).
著者
丘 凡眞 李 在璟 金 玄耿
出版者
史学研究会
雑誌
史林 (ISSN:03869369)
巻号頁・発行日
vol.100, no.6, pp.678-706, 2017-11
著者
高井 正成 河野 礼子 金 昌柱 張 穎奇
出版者
日本霊長類学会
雑誌
霊長類研究 Supplement
巻号頁・発行日
vol.29, 2013

&nbsp;現在東アジア南部の大陸地域には,オランウータン,テナガザル(3属),コロブス亜科(6-7属)オナガザル亜科のマカク,メガネザル,そして原猿類のスローロリスなどが生息している.一方,中,国科学院古脊椎動物・古人類研究所の金昌柱教授が中心となって進めてきた広西壮族自治区崇左地域の更新世の洞窟堆積物の発掘調査では,これまで <i>Homo</i>,<i>Gigantopithecus</i>(ギガントピテクス), <i>Pongo</i>,<i>Hylobates</i>,<i>Macaca</i>,<i>Rhinopithecus</i>,<i>Trachypithecus</i>が確認されていた.その後更に霊長類化石の同定作業を進めた結果,大型オナガザル亜科である <i>Procynocephalus</i>と中型コロブス亜科の <i>Pygathrix</i>らしき化石が含まれていることが分かってきた.本発表では,こういった複数の洞窟から見つかっている霊長類化石の産出パターンの経時的な変化について報告する.<br>&nbsp;扱っている化石標本は 14の洞窟から発掘したものであるが,最も古い百孔洞が後期更新世(約 220万年前),新しいものは後期更新世(約 10万年前以降)と考えられている.霊長類化石の種類は,最古の百孔洞の時点ですでにヒト以外の属が全て出現している可能性が高い.巨大な化石類人猿であるギガントピテクスの標本は後期更新世以降の洞窟からは発見されていないので,おそらく同属は中期更新世の末期から後期更新世の初頭にかけて絶滅したらしい.一方,現生の大型類人猿であるオランウータンは全ての洞窟から化石標本が見つかっているので,中国南部では完新世まで生き残っていたらしい.テナガザル化石の標本比率は非常に少ないのであるが,百孔洞以降ほぼ全ての洞窟から出土していることから,他のホミノイド類(ギガントピテクスとオランウータン)の絶滅とは対照的に現生まで同地域で生き残ることができたらしい.
著者
猪股 伸晃 坂本 雅昭 山路 雄彦 中澤 理恵 宮澤 一 金城 拓人 中川 和昌 富澤 渉
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.C0313-C0313, 2006

【はじめに】<BR>我々は,群馬県高校野球連盟(以下:県高野連)からの依頼により,平成14年度の第84回全国高校野球選手権群馬県大会(以下:大会)からメディカルサポート(以下:サポート)を開始し4大会を経験した.本研究の目的は,平成17年度に開催された第87回大会サポート結果を整理し,現サポート体制についての課題を明らかにすることである.<BR>【対象及び方法】<BR> 対象は第87回大会の3回戦以降に進出したチームであった.サポートを行うため,群馬県スポーツリハビリテーション研究会を通じ,本県内の理学療法士(以下:PT)にボランティア参加を募った.サポートの内容は,3回戦以降の試合前および試合中のアクシデントに対するテーピング・応急処置,4回戦以降の投手及び野手別のクーリングダウン(軽運動・ストレッチング)であった.投手の連投を考慮し,投球数,肩および肘関節の痛みの有無,疲労感等に関するチェック表を使用し状態を把握した.対応方法については内容を統一するため,事前に講習会を行ったが,加えて新規参加者に対してはアスレティックリハビリテーションの基礎に関する講習会への参加を促した.準決勝・決勝戦を除き試合会場は2球場であり,各球場に投手担当2名,野手担当4名以上が常駐するようにスタッフを配置した.また,大会終了後にPTスタッフによる反省会を実施し,現サポート体制の問題点について議論した.<BR>【結果及び考察】<BR>クーリングダウンは投手に対しては延べ29校41名に,野手に対しては延べ28校に実施した.投手の中では下肢の柔軟性が低下している選手が多く認められ,日頃のトレーニングあるいは大会中のストレッチングを含めたコンディショニングの重要性が示唆された.また,肩痛や肘痛は各々10%程度に認められた.応急処置対応は延べ54件(32名;選手14名,審判1名,観戦者17名)であり,デッドボール等による打撲への対応の他に,応援席観戦者の熱中症に対するクーリングや安静指導が多かった(14件).サポートに参加したスタッフは延べ74名(実数57名)であり,投手担当は15名,野手担当は41名であった.前年度までのサポート経験者が32名,新規参加者が25名であった.反省会ではPTの質的な部分,すなわち技術だけでなく現場での態度やサポート活動に対する姿勢に関して,スタッフ間に差があることについての問題提起がなされ,単に知識・技術レベルを向上するだけでなく,意識の均一化も重要であることがわかった.また,来年度からは1回戦からのサポートが決定されており,より効率的な新規参加者の育成システムの確立が必要と考えられた.<BR><BR>

1 0 0 0 OA 松亭反故嚢

著者
松亭金水
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
著者
藤原 正博 金子 睦志 水島 美由紀
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.501-504, 2015 (Released:2015-01-08)
参考文献数
26

治療抵抗性の三叉神経痛に対してNMDA受容体拮抗作用を有するイフェンプロジルが有効であった3例を経験した.【症例1】原発性マクログロブリン血症で当院通院中の70歳,女性.60歳頃から三叉神経痛を自覚.カルバマゼピンは無効で,イフェンプロジルを投与したところ,2~4週間で痛みがほぼ消失した.休薬により症状が再燃したが,イフェンプロジルの再開により痛みが消失した.しかし,1年半ほどでイフェンプロジルの効果が減弱したため,プレガバリンに変更して経過観察中.【症例2】骨髄異形成症候群で当院通院中の89歳,男性.以前より三叉神経痛を訴えていたが,カルバマゼピン,神経ブロックは無効で,イフェンプロジルを投与したところ,2カ月程度で痛みが消失した.【症例3】62歳,女性.50歳代の頃から三叉神経痛を自覚.カルバマゼピンが無効で,イフェンプロジルの投与により,約1カ月で痛みが軽減した.
著者
金子 兜太
出版者
文芸春秋
雑誌
文芸春秋
巻号頁・発行日
vol.87, no.11, pp.280-282, 2009-09
著者
金 洙列 松浦 智典 松見 吉晴 玉井 和久 安田 誠宏 TOM Tracey H. 間瀬 肇
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集B2(海岸工学) (ISSN:18842399)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.I_516-I_520, 2013
被引用文献数
3

This paper describes the performance of the weather research and forecasting (WRF) model applied for Typhoon Maemi in 2003 in the mid-latitude (N35&deg;_55&deg;) using grid point value (GPV) data of NCEP FNL (ds083.2) and NCEP/NCAR Reanalysis (ds090.0), by changing planetary boundary layer scheme and cloud microphysics. It was found that typhoon tracks are closer to the best track when using ds090.0 data, while intensity is well simulated by using ds083.2 in the range of over N30&deg;. In addition, wind is more sensitive to the planetary boundary layer scheme than the cloud microphysics. Sea level pressure is similarly sensitive to both schemes of the planetary boundary layer scheme and the cloud microphysics.
著者
金本 正道
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1481, pp.145-147, 2009-03-09

ホテルの入り口を守るため、みんなで組んでいたスクラムが総崩れになると、警官隊が雪崩を打って突入してきました。もう食い止められません。 立てこもった凶悪犯を急襲するかのような勢いです。もみくちゃになりながら、すぐ近くで「バリーン」と、ガラス扉が割れる音がしました。 「誰か大けがした人がいるんじゃないか」。

1 0 0 0 OA XV 放射線治療

著者
武本 充広 片山 敬久 勝井 邦彰 金澤 右
出版者
岡山医学会
雑誌
岡山医学会雑誌 (ISSN:00301558)
巻号頁・発行日
vol.120, no.3, pp.313-320, 2008-12-01 (Released:2009-01-05)
参考文献数
14
著者
嶺金太郎 編
出版者
葛麓社
巻号頁・発行日
1925

1 0 0 0 OA ICAと私

著者
金窪 敏知
出版者
日本地図学会
雑誌
地図 (ISSN:00094897)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.3_67-3_69, 2011 (Released:2015-11-07)
著者
松亭金水 作
巻号頁・発行日
vol.二編上, 1836