著者
高橋 正行 吉満 樹 廣木 武士 松田 保 豊田 一成
出版者
びわこ成蹊スポーツ大学
雑誌
研究紀要 (ISSN:13489399)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.65-72, 2007-03-15

The objective of this study is to establish clear targets in physical training with the BiwakoSeikei Sport College Football Club(BSSCFC)Soccer Team by measuring various physicalparameters. Subjects of this study are 139 soccer players in BSSCFC as of April 2006 whocompleted the cardiopulmonary exercise test and measurement of body composition.. Theexercise test was by Treadmill with graded load until target heart rate or leg fatigueoccurred with expired gas analysis. We statistically analyzed all data by academic year, team,and position. Football players of BSSCFC had lower maximum oxygen consumption(VO2max)and higher percentile body fat compared with most world competitive football players. WithinBSSCFC, I team players had higher body fat than top team players. Centerback players weretaller and sidehalf players were shorter in height compared with the total average.Goalkeepers and centerback players were heavier. The top team players had higher VO2max, VO2max/kg, and ATge/kg values than the total average. Regarding the energyefficiency parameter, VO2/time was better in the top team and worse in the U-23+Lago team.In conclusion, the major comparative gap between world competitive football players andBSSCFC soccer players were the latter had(1)lower VO2max and(2)higher body fat,while the top team had the best value within BSSCFC.
著者
嶋根 章 岡嶋 克則 木内 邦彦 横井 公宣 寺西 仁 青木 恒介 千村 美里 津端 英雄 斎田 天 宮田 大嗣 高橋 八大 鳥羽 敬義 大石 醒悟 三好 直貴 月城 泰栄 高谷 具史 小林 征一 山田 愼一郎 谷口 泰代 矢坂 義則 林 孝俊 横山 光宏
出版者
一般社団法人 日本不整脈心電学会
雑誌
心電図 (ISSN:02851660)
巻号頁・発行日
vol.33, no.5, pp.421-428, 2014 (Released:2015-07-27)
参考文献数
15

植込み型除細動器(ICD)の心臓突然死予防効果は,多くの大規模臨床試験で実証されてきた.しかしながら,ICDのショック作動は不適切作動でさえも,予後の悪化と関連すると報告されている.ICDのショック作動の予後に対する影響を明らかにするため,器質的心疾患を有するICD症例253例〔男性79%,平均年齢63±11歳,1次予防36%,平均左室駆出率(LVEF)38±14%〕につき検討した.追跡期間(中央値1,428日)中,適切,不適切ショック作動ともに62例(24.5%)の症例で認め,55例が死亡した(心臓死31例).多変量解析で年齢(ハザード比1.044,p=0.007),LVEF(ハザード比0.969,p=0.011),血清クレアチニン値(ハザード比1.867,p<0.001),心房細動あるいは心房頻拍の既往(ハザード比2.093,p=0.012),適切ショック作動(ハザード比2.777,p=0.001)が全死亡の独立した予測因子であった.一方で,不適切ショック作動は全死亡と関連しなかった.ICDのショック作動が直接生命予後に与える影響は,少ないと考えられる.適切ショック作動は,心室不整脈の再発や新規発症を示す,生命予後不良のマーカーと考えられる.
著者
コリー 紀代 清水 弘美 高橋 望 小水内 俊介 近野 敦 金井 理 二宮 伸治 大塚 健 浅賀 忠義
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.117-125, 2018-04-25

背景 : 在宅医療の高度化により, 気管内吸引等の高度ケアを担う人材の育成が喫緊の課題である.方法 : 気管内吸引を行う看護師と看護学生の眼球運動を測定し, 気管内吸引中の認知・判断面を含めた多重タスク構造を気管内吸引オントロジーとして可視化した.結果 : 構築された気管内吸引オントロジーの階層構造からは, 手順という手続き的知識のみならず, 医療機器に関する知識, 気管内吸引が無効であった際の選択肢に関する知識など, 多岐にわたった専門知識が要求される行為であることが示された.考察 : オントロジーは「できる」能力の範囲や評価すべき能力の定義を示す教育評価ツールとしても活用の可能性がある表現法と考えられた.
著者
山本 太郎 関良 明 高橋 克巳
雑誌
研究報告コンシューマ・デバイス&システム(CDS)
巻号頁・発行日
vol.2012-CDS-5, no.19, pp.1-8, 2012-10-10

我々は,情報工学と社会科学の学際的アプローチにより,インターネットを利用する際の 「安心」 に関する研究を行っている.その一環として,不安を制御することによる安心の獲得を実現するための現実的なソリューションを検討するにあたり, 23 種類の実在ネットワークサービスの各利用者を対象として,各サービスにおける不安に関する Web アンケート調査を 2011 年に実施した.本論文では,そのうちソーシャルゲームサイト・複数参加型オンラインゲーム各 2 種について,それぞれ不安を感じるサービス利用者各 78~120 名が,どのような不安を,どのような理由で感じ,どのような解決策を望んでいるのか等について,調査結果を提示するとともに,得られた知見と考察について言及する.
著者
高橋 玄一郎
出版者
鹿児島大学
雑誌
鹿児島大学総合教育機構紀要
巻号頁・発行日
no.2, pp.53-66, 2019-03

These notes and discussion are primarily concerned with English comparative and equative constructions such as in the following two discourse fragments : 1) Taro was born on March 21th, while Jiro was born on February 20th of the same year. That means Jiro is older than Taro rather than * Jiro is as old as Taro. 2) Taro always gets better grades than his brother, Jiro. Although Jiro is as bright as Taro (cf. Jiro is brighter than Taro), he is not as good at taking tests. Judging from the results of the test using the two discourse fragments above, some first year college students seem to be confused with the difference in meaning of the two types of constructions: "X -er than Y" and " X as ⋮ as Y. " Researchers have elucidated equatives do not merely indicate strict identity between the two entities (X and Y), but convey a meaning of the same or more (cf. not" exactly equal" but" at least equal"). In order to better understand the subtlety of meaning regarding the context of particular situations, excerpts from narrative passages and dialogues are provided. Also, the practical use of similar expressions will be demonstrated by using a scene from the classic story called" The Praising Game"
著者
小宮 加容子 福田 大年 高橋 由衣 黒神 信実
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.61, 2014

本研究チームでは2011年8月実施をかわきりに、年間3~4回の遊びイベント開催や環境カルタ制作など、子どもや遊びに関するものづくりの活動を行っている。本報告では、2011年12月と2013年12月の2回、札幌市内で開催された子育て家族を対象にしたイベント「SORAこそだてフェスティバル(札幌コンベンションセンター)にて実施した「まねっこサンタさん」について遊びの紹介をする。さらにその成果として、各遊び場・内容での子どもの様子を、子どもの年齢、集団の構成、遊びの形態の視点から考察する。
著者
並木尚也 高橋達二
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.517-518, 2014-03-11

不確実な環境下での意思決定には,より良い情報を探すための探索と,既知の最良の情報を活用する知識利用との相反する2つの行動が要求される.これを探索と知識利用のトレードオフという.先行研究では、LS(Loosely Symmetric)モデルという相対評価を行うモデルがそのトレードオフに非常に有効であることがシミュレーションで明らかにされており,人間との相関が高いことも分かっている.しかしながら,実際の人間がどのような行動をするのか,どのような傾向があるのか,また相対評価をどのように利用しているのか,などの詳細はよく分かっていない.本研究では実際に人間に実験をし,行動データから分析を行った.
著者
徳永 あゆみ 今川 彰久 西尾 博 早田 敏 下村 伊一郎 阿比留 教生 粟田 卓也 池上 博司 内潟 安子 及川 洋一 大澤 春彦 梶尾 裕 川﨑 英二 川畑 由美子 小澤 純二 島田 朗 高橋 和眞 田中 昌一郎 中條 大輔 福井 智康 三浦 順之助 安田 和基 安田 尚史 小林 哲郎 花房 俊昭 日本人1型糖尿病の成因診断病態治療に関する調査研究委員会
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.61, no.12, pp.840-849, 2018-12-30 (Released:2018-12-30)
参考文献数
29
被引用文献数
2

劇症1型糖尿病は急激な発症と重症代謝異常が特徴である.本委員会では膵臓MRIのうち水分子の拡散制限を反映する拡散強調画像に注目し,劇症1型糖尿病発症早期における診断への有用性を検討した.画像データが存在する劇症1型糖尿病症例14例について,拡散の定量化指標であるADC(Apparent Diffusion Coefficient)値を算出し,非糖尿病対照例21例と比較した.劇症1型糖尿病症例では膵臓の全領域でADC値が有意に低下し,膵全体にわたる単核球浸潤による細胞密度上昇が示唆された.ADC値の最良のカットオフ値を用いると,診断感度86 %,特異度71 %であり,非典型例2例の診断にも有用であった.また,劇症1型糖尿病症例におけるADC値は血糖値および動脈血pHと有意に相関し,発症後経過とともに上昇傾向であった.以上より,膵臓MRI拡散強調画像は劇症1型糖尿病の効率的な診断の一助となることが示唆された.
著者
本間 はるな 齋藤 香保里 高橋 俊章
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.107-112, 2021 (Released:2021-02-24)
参考文献数
25

〔目的〕体幹への揺動刺激が身体柔軟性に及ぼす影響を男女別に検討した.〔対象と方法〕健常成人20名を対象にクロスオーバーデザインを用い,揺動刺激の介入と背臥位姿勢を保持するのみの非介入の実験を行った.揺動刺激前後で体圧,筋硬度,脊椎可動性,皮膚伸張性,長座体前屈,主観的な寝やすさを評価した.〔結果〕揺動刺激により男性では接触面積増加,体圧平均値減少,体幹最大屈曲位での胸椎後弯角減少,脊椎可動域拡大,長座体前屈距離増加,腰部筋硬度が低下した.女性では,接触面積および皮膚伸張性が増加し,体圧平均値が減少した.〔結語〕揺動刺激で男女ともに柔軟性が向上した.揺動刺激は男性では深部の軟部組織である筋や関節に対して,女性は浅部の軟部組織である皮膚に対して主に作用した.
著者
高橋健自編
出版者
考古學會
巻号頁・発行日
1910
著者
高橋健自著
出版者
聚精堂書店
巻号頁・発行日
1929
著者
高橋健自編
出版者
誠之堂書店
巻号頁・発行日
1900
著者
高橋健自著
出版者
思文閣
巻号頁・発行日
1975
著者
高橋健自著
出版者
冨山房
巻号頁・発行日
1911