著者
ラッシラ エルッキ・T 隅田 学
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.25-28, 2020-12-13 (Released:2020-12-09)
参考文献数
9

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)は、全国で行われる公教育の文脈において、高い興味関心や優れた能力を持つ生徒の個性や才能を伸長する理数系人材育成の一つの日本型教育モデルである。本研究では才能を個人と環境の組みわせとして定義する「行動環境場(actiotope)モデル」と「教育資本(educational capital)」のアイデアをベースとし、SSHの可能性を議論する。質的研究アプローチを採用し、SSH2校において計10名の教員にインタビューを行い、研究開発実施報告書等を資料として補完しながら分析を行った。その結果、これまであまり議論されていないSSHのインパクトとして、1)連携機関等とのネットワークと校内キーパーソンによる「社会的教育資本(social educational capital)」と2)公教育において意欲や能力の高い生徒に焦点を当てて教育支援をすることへの理解が広がる「文化資本(cultural capital)」へのインパクトが明らかとなった。予想に反し、「インフラ・経済資本(infrastructural and economic capital)」のインパクトが大きいようには見られず、「教育方法的教育資本(didactic educational capital)」のインパクトは曖昧で、才能についての共通認識はなく、課題研究の指導力が不十分と考える教員が多かった。
著者
夏秋 啓子 N.B. BAJET T. Keiko Natsuaki Bajet N.B.
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.48-52,

フィリピンのルソン島バタンガスで採集した輪紋症状を示すパパイヤ(Carica papaya)からウイルスの1分離株(PRSV-P-B)を得た。このウイルスを各種植物へ汁液接種したところ,全身感染したパパイヤ,ズッキーニ(Cucurbita pepo),メロン(Cucumis melo),シロウリ(Cucumis melo var. conomon),ニホンカボチャ(Cucurbita moschata),およびキュウリ(Cucumis sativus)と局所感染したC. amaranticolorの7種に感染した。電子顕微鏡観察ではパパイヤ病株や汁液接種したズッキーニに幅12nm,長さ700~800nmのひも状ウイルス粒子と細胞質封入体の破片とが認められた。PRSV-P-BはELISAでパパイヤ輪点ウイルス抗血清(ATCC)と陽性反応を,ズッキーニ黄斑モザイクウイルス抗血清(ATCC)および真岡哲夫博士より分譲を受けたパパイヤ奇形葉モザイクウイルス(PLDMV)の抗血清とは陰性反応を示した。ウイルス外被タンパク質の分子量は約36Kであった。以上の性質から,フィリピンのパパイヤから分離されたPRSV-P-Bはパパイヤ輪点ウイルスと同定,確認された。PRSV-P-Bに対する抗血清を作製し,健全ズッキーニ葉汁で吸収してからELISAに用いた。PRSV-P-Bは新鮮なあるいは乾燥したパパイヤあるいはズッキーニ病葉からELISA,DIBA,そしてTIBAによって検出された。さらに,PRSV-P-Bは渡辺ら(1998)によるPRSV特異的合成プライマーを利用したRT-PCRによって増幅された。PLDMV(真岡哲夫博士から分譲)は同プライマーで増幅されなかったので,RT-PCRはPRSVとPLDMVの迅速な類別に有効と考えられた。
著者
Nguyen T.B. Ho T.B. Pham C. Kawasaki S.
出版者
JAIST Press
巻号頁・発行日
2007-11

Matching documents is to find similar ones of a given document from an existing document database. It is an important problem in practice as well as in research. This paper presents a method for matching document applying to identify duplicate errors in network systems. The database we used is CISCO network errors database (CNED), a collection of documents that describe error cases occurred in network systems. Each document is a complex document composed of several parts in different types: plain text, source code, dump code, debug, etc. Our experiments are carried out for CNED but the method can be extended to many other kinds of complex documents.The original publication is available at JAIST Press http://www.jaist.ac.jp/library/jaist-press/index.htmlProceedings of KSS'2007 : The Eighth International Symposium on Knowledge and Systems Sciences : November 5-7, 2007, [Ishikawa High-Tech Conference Center, Nomi, Ishikawa, JAPAN]Organized by: Japan Advanced Institute of Science and Technology
著者
谷村 篤 岡 信和 川口 創 西川 淳 高橋 邦夫 真壁 竜介 Hosie Graham 小達 恒夫 Atsushi Tanimura Nobukazu Oka So Kawaguchi Jun Nishikawa Kunio T. Takahashi Ryusuke Makabe Graham Hosie Tsuneo Odate
雑誌
南極資料 = Antarctic Record (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.1-8, 2008-03

2002年及び2003年の南極海の夏季,東部インド洋区のウイルクスランド沖の東経140度線上において,白鳳丸及びタンガロアによる3回の調査航海によって行われたRMT-8(目合: 4.5mm, 開口面積: 8m3)ネット採集によって得られた標本に基づいて,大型動物プランクトン群集構造を調べた.クラスター解析の結果,大型動物プランクトン群集は,南極周極流の南縁(SB-ACC: Southern Boundary of the Antarctic Circumpolar Current)で大きく二つの群集に分けられた.すなわち,SB-ACCの北方では大型動物プランクトン群集は,Salpa thompsoni, Euphausia frigida及びThemisto gaudichaudiiなどのoceanic communityが卓越していた.一方,SB-ACCの南方ではEuphausia superba及びEuphausia crystallorophiasなど大陸寄りに主分布域をもつ動物プランクトンが卓越していた.SB-ACCは,南極海の上記の主要な大型動物プランクトン種の出現の差によって特徴付けられることが示唆された.
著者
菱田 邦男 HOANG TRONG SO HOANG T. S.
出版者
愛知学院大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2001

現代ベトナムの上座仏教における尼僧たちの存在形態について研究をした。ベトナムの上座仏教は、1939年にカンボジアで修行したベトナムの僧侶によってベトナムの南部にあるサイゴン市(現在ホー・チ・ミン市)に伝えられた。今回参考文献に基づき、現地の諸寺院を訪れ、聞き取り調査を実施し、次のことを明らかにした。現在ベトナムの上座仏教の活動地域は、中部のフェ市と南部のホー・チ・ミン市とその周辺に限られ、上座仏教の尼僧たちの存在もこの二つの地域に見られる。今回の調査で尼僧の人数が150人であることは明白に判った。フェ市における上座仏教の尼僧たち(8人)の修行道場は一箇所に集中し、在家信者として僧侶たちと一緒に修行をしているので、尼僧という名称は認められなかったようであり、「女修」と呼ばれるようになった。生活の面については、尼僧たちは殆ど自給自足であり、その宗派の信者からの布施は滅多にないようである。こうして生活の面で大変厳しい状態なので、初心者の弟子を受け入れることもできなくなるのは当然のことである。しかも、フェ市における上座仏教の尼僧たちは、大乗仏教の尼僧たちとの交流を全く進めていないので完全に孤立の状態にある。修行の面に関しては、尼僧たちは八戒しか伝授されていないので、女性の修行者の形態とみなされている。彼女たちは日常2回の坐禅と読経に専念するが、毎月2回八戒を再び伝授されることを僧侶の教団に求める。フェ市の尼僧と違って南部における上座仏教の尼僧たち(142人)は、特殊な形態を持って更に発展して盛んな様相を見せる。この地方の尼僧たちは5箇寺に集まって修行して入るが、特に福山禅院と宝隆寺における尼僧の場合は、フェ市の尼僧と同じように自給自足であるが、独特の修行法を持っている。修行の専門道場としての福山禅院では、尼僧たちは毎日殆どの時間を坐禅と経行で過ごすので、読経の時間は日課に見られない。そして彼女たちが毎日八戒の伝授を僧侶たちに懇請することは、フェ市の尼僧と違うところである。今回の調査で一番驚くことは、この禅院の修行に参加しているのは上座仏教の尼僧ばかりではなく、ベトナム大乗や「乞士派」の尼僧の姿が見かけられたことである。この三つの宗派の尼僧が一緒に修行することは、ベトナムでは絶対に考えられなかったことであり、戒律上や生活の面や宗教の違う点などというような様々な問題を乗り越えて一つの場所で生活しながら修行することは有り得なかった。このような交流は大変素晴らしいと実感した。宝隆寺における尼僧たちは、学習と修行との両面に重視している。特に注目すべきことは、その住職が尼僧たちに比丘尼の戒律を受戒させたい意向を持っていることである。実際にタイとスリランカに派遣されて受戒をした尼僧はいた。タイ・スリランカ・ミャンマーなどのような上座仏教の国々では、比丘尼の形を公的に認められていないので、これは深刻な問題になっている。尼僧の教団が発展できるか、社会的に活動ができるか、大乗仏教の尼僧教団と交流ができるか、比丘尼の戒律を受戒させることができるかどうかという諸問題には、ベトナム上座仏教の教団に大きな責任がある。
著者
SHIROZU T.
雑誌
Sieboldia
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.43-51, 1957
被引用文献数
1
著者
Stephen J. Riederer Eric G. Stinson Paul T. Weavers
出版者
Japanese Society for Magnetic Resonance in Medicine
雑誌
Magnetic Resonance in Medical Sciences (ISSN:13473182)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.3-12, 2018 (Released:2018-01-10)
参考文献数
53
被引用文献数
8 21

This article is based on a presentation at the meeting of the Japanese Society of Magnetic Resonance in Medicine in September 2016. The purpose is to review the technical developments which have contributed to the current status of contrast-enhanced magnetic resonance angiography (CE-MRA) and to indicate related emerging areas of study. Technical developments include MRI physics-based innovations as well as improvements in MRI engineering. These have collectively addressed not only early issues of timing and venous suppression but more importantly have led to an improvement in spatiotemporal resolution of CE-MRA of more than two orders of magnitude compared to early results. This has allowed CE-MRA to be successfully performed in virtually all vascular territories of the body. Contemporary technical areas of study include improvements in implementation of high rate acceleration, extension of high performance first-pass CE-MRA across multiple imaging stations, expanded use of compressive sensing techniques, integration of Dixon-based fat suppression into CE-MRA sequences, and application of CE-MRA sequences to dynamic-contrast-enhanced perfusion imaging.
著者
NGUYEN T. Hanh 石島 健太郎 菅原 敏 長谷部 文雄
出版者
公益社団法人 日本気象学会
雑誌
気象集誌. 第2輯 (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.99, no.5, pp.1149-1167, 2021

<p> インドネシアのビアクで行われたCoordinated Upper-Troposphere-to-Stratosphere Balloon Experiment in Biak (CUBE/Biak)観測キャンペーンの一環として行われたクライオジェニックサンプリング実験による大気サンプルから推定された平均大気年齢(mean age)の成層圏高度分布について、大気大循環モデルに基づく化学輸送モデル(Atmospheric general circulation model-based Chemistry Transport Model: ACTM)を用いたBoundary Impulse Evolving Response (BIER)法とラグランジュ後方流跡線解析の二つの方法を適用して検証した。ACTMは、大気大循環モデルをEuropean Centre for Medium-Range Weather Forecasts Reanalysis-Interim (ERA-Interim)にナッジングすることにより、1時間間隔の現実的な気象場を提供した。BIER法では陽に解像されない拡散混合過程を考慮することが可能であり、後方流跡線解析では空気塊が観測地点に到達するまでの経路を区別できる。ACTMによって再現された共通の輸送場に対して二つの方法を適用することは、CO<sub>2</sub>とSF<sub>6</sub>から推定された平均年齢を評価する上で有用である。計算に用いた輸送場の信頼性は、ラグランジュ法によって再現されたCO<sub>2</sub>、SF<sub>6</sub>、および水蒸気の鉛直分布を観測結果と比較することで評価した。二つの方法による平均年齢をCO<sub>2</sub> ageと比較すると、ラグランジュ法の結果が比較的良い再現性を示した。ラグランジュ法の平均年齢はやや小さくなるバイアスが見られたが、このことは流跡線計算を一定の有限時間で停止させているためであると考えられる。一方、BIER法の平均年齢は、高度25km以上においてCO<sub>2</sub> ageよりも大きくなっており、モデルの拡散の効果が大きい可能性が示唆された。これとは対照的に、SF<sub>6</sub> ageとの比較では成層圏下部のみで再現性が良いものの、SF<sub>6</sub> ageはラグランジュ法の平均年齢よりもかなり大きくなった。ラグランジュ法では中間圏起源の空気塊が含まれていないことや、観測された上層のSF<sub>6</sub>濃度が流跡線から再現された濃度よりもかなり低くなっていることから、観測された大気サンプルがSF<sub>6</sub>消失の影響を受けた中間圏大気との混合の影響を受けているために平均年齢が過大評価になっているという仮説を裏付けている。</p>
著者
にしゃんた J.A.T.D.
出版者
山口県立大学
雑誌
山口県立大学國際文化學部紀要 (ISSN:13427148)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.a35-a51, 2007-03-31

International is not a new word for Japanese, this word has been used for a long period. However this word International does not mean the same thing to both Japanese and non Japanese in this country. In this paper we will study how the word International appears in the eyes of non Japanese. Japan these days has come to the stage where it is suffering from a declining number of children and labor force. Acceptance of immigration has been pointed out as an answer to this problem. However, before Japan can move to the next stage of accepting new immigrants, arguments are needed for postponed or ignored issues that been occurred in the past time in this country, issues which obstruct Japan from becoming a multicultural society.
著者
Abe T. Kawamoto K. Yasuda T. Kearns C. F. Midorikawa T. Sato Y.
出版者
日本加圧トレーニング学会
雑誌
International Journal of KAATSU Training Research (ISSN:13494562)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.19-23, 2005
被引用文献数
1 68

The purpose of this study was to investigate the effects of short-term KAATSU-resistance training on skeletal muscle size and sprint/jump performance in college athletes. Fifteen male track and field college athletes were randomly divided into two groups: KAATSU (resistive exercise combined with blood flow restriction, n=9) and control (n=6) groups. The KAATSU group trained twice daily with squat and leg curl exercises (20% of 1-RM, 3 sets of 15 repetitions) for 8 consecutive days while both KAATSU and control groups participated in the regular sprint/jump training sessions. Maximal strength, muscle-bone CSA, mid-thigh muscle thickness (MTH), and sprint/jump performance were measured before and after the 8 days of training. The muscle-bone CSA increased 4.5% (p<0.01) in the KAATSU group but decreased 1% (p>0.05) in the control group. Quadriceps and hamstrings MTH increased (p<0.01) by 5.9% and 4.5%, respectively, in the KAATSU group but did not change in the control group. Leg press strength increased (9.6%, p<0.01) in the KAATSU group but not (4.8%, p>0.05) in the control group. Overall 30-m dash times improved (p<0.05) in the KAATSU-training group, with significant improvements (p<0.01) occurring during the initial acceleration phase (0-10m) but not in the other phases (10-20m and 20-30m). None of the jumping performances improved (p>0.05) for either the KAATSU or control groups. These data indicated that eight days of KAATSU-training improved sprint but not jump performance in collegiate male track and field athletes.
著者
Souma S. Sawada A. Chen H. Sekine Y. Eto M. Koga T.
出版者
American Physical Society
雑誌
Physical review applied (ISSN:23317019)
巻号頁・発行日
vol.4, no.3, pp.34010, 2015-09-29
被引用文献数
15

We propose a lateral spin-blockade device that uses the interband Rashba effect in a symmetric double quantum well (QW), where the Rashba effect in the conventional sense vanishes because of its inversion symmetry. The interband Rashba effect manifests itself in the off-diagonal term (represented by the parameter eta) in the QW space using the bonding and antibonding basis [Esmerindo Bernardes, John Schliemann, Minchul Lee, J. Carlos Egues, and Daniel Loss, Phys. Rev. Lett. 99, 076603 (2007)]. In such a system, spin selection is possible by tuning the device length, gate electric field and in-plane magnetic field. We particularly show illustrative mechanisms using a one-dimensional model with k = (k(F), 0), where the selected spin can be blocked completely in the presence of the in-plane magnetic field. While the inclusion of the finite k(y) and/or the gate electric field deteriorates the spin polarization P, finite values remain for P (P&gt;11%). Our proposal can also be regarded as an effective way of enhancing a variation of the Rashba-Edelstein effect, the generation of bulk spin polarization by electric current, based on semiconductor band engineering technology.
著者
John E. McCosker 波戸岡 清峰 佐々木 邦夫 Jack T. Moyer
出版者
The Ichthyological Society of Japan
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3, pp.261-267, 1984-11-20 (Released:2010-06-28)
参考文献数
30

日本産キカイウツボ属魚類Uropterygiusの再検討を行った結果, コゲウツボU.concolar, キカイウツボU.bennettii, ナゴキカイウツボU.nagoensis, シズクキカイウツボ (新称) U.marmoratus, ホシキカイウツボU.macrocephalus, アミキカイウッボU.micropterus, の6種の分布を確認し, あわせてその検索を掲げた.これまでホシキカイウツボと称され報告されてきたキカイウツボ属の1種はU.marmoratusではなくU.macrocephalusであり, 従ってU.marmoratusの記録は本邦初となる, また, U.macrocephalusの確認は本種の分布を太平洋全域に広げた.
著者
Betty T. Izumi Andrea Bersamin Carmen Byker Shanks Gitta Grether-Sweeney Mary Murimi
出版者
The Japanese Society of Nutrition and Dietetics
雑誌
栄養学雑誌 (ISSN:00215147)
巻号頁・発行日
vol.76, no.Supplement, pp.S126-S132, 2018-07-01 (Released:2018-08-28)
参考文献数
37
被引用文献数
1 3

Objective: The National School Lunch Program (NSLP) is a federally assisted meal program in the United States (US) that provides nutritionally balanced and free or low-cost lunches each school day to 30.4 million students, including more than 22 million low-income students. Since its inception in 1946, the program has undergone many modifications, including a shift in focus from addressing under- to over-nutrition. Most recently, the US Congress passed the Healthy, Hunger-Free Kids Act of 2010 to help address hunger and obesity among the nation's children. The purpose of this paper is to provide a brief overview of the NSLP.Methods: This paper is based on a review of relevant technical documents, peer-reviewed literature and grey literature. The authors also used their collective school lunch research and practice experience to identify the most salient points to address.Results: The following areas of the NSLP are presented: how it is administered; recent changes to the meal patterns and nutrition standards; revenue and costs; research and evaluation conducted after passage of the Healthy, Hunger-Free Kids Act; and current initiatives to enhance the NSLP.Conclusions: The Healthy, Hunger-Free Kids Act improved the NSLP meal patterns and nutrition standards by aligning them with the Dietary Guidelines for Americans. Early published research on the impact of the updated meal patterns and nutrition standards on student dietary outcomes is promising and efforts to further enhance the NSLP are being implemented across the nation.
著者
Michael W. Bolt Joseph T. Brady Lawrence O. Whiteley K. Nasir Khan
出版者
The Japanese Society of Toxicology
雑誌
The Journal of Toxicological Sciences (ISSN:03881350)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.57-68, 2021 (Released:2021-02-02)
参考文献数
57
被引用文献数
1 25

The number of gene therapies in development continues to increase, as they represent a novel method to treat, and potentially cure, many diseases. Gene therapies can be conducted with an in vivo or ex vivo approach, to cause gene augmentation, gene suppression, or genomic editing. Adeno-associated viruses are commonly used to deliver gene therapies, but their use is associated with several manufacturing, nonclinical and clinical challenges. As these challenges emerge, regulatory agency expectations continue to evolve. Following administration of rAAV-based gene therapies, nonclinical toxicities may occur, which includes immunogenicity, hepatotoxicity, neurotoxicity, and the potential risks for insertional mutagenesis and subsequent tumorgenicity. The mechanism for these findings and translation into the clinical setting are unclear at this time but have influenced the nonclinical studies that regulatory agencies are increasingly requesting to support clinical trials and marketing authorizations. These evolving regulatory expectations and toxicities, as well as future nonclinical considerations, are discussed herein.
著者
JACQUELINE T. ENG QUANCHAO ZHANG HONG ZHU
出版者
The Anthropological Society of Nippon
雑誌
Anthropological Science (ISSN:09187960)
巻号頁・発行日
pp.0911260076, (Released:2009-12-01)
被引用文献数
5 10

The practice of castrating men is an ancient one. Eunuchs have served as guards to harems and as palace chamberlains for many early courts, but details about their lives are often hazy or shrouded in secrecy. Although the changes wrought to their physical appearance from castration are well-documented, little is known about the magnitude of the skeletal changes resulting from the loss of sex hormones associated with the procedure. Such a loss of hormones, especially before puberty, affects skeletal growth and development and may result in early osteoporosis as well as impacting quality of life. The burials of two eunuchs from the Ming Dynasty (1368–1644 AD) of imperial China provide an opportunity to examine the consequences of castration upon the human skeleton. These eunuchs may have been castrated at different periods in their lives. One eunuch appears to have been castrated before the development of secondary sexual characteristics; the delayed epiphyseal closure accompanying androgen deficiency may account for his long limbs. Skeletal evidence also sheds light on the lives of these eunuchs, including their oral health, history of childhood stress, and activity patterns.