著者
入江 道生 西村 豪生 金子 雅志 別所 寿一 飯尾 政美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.448, pp.407-410, 2011-02-24

コンシステント・ハッシュ法を適用したスケールアウト型のセッション制御サーバにおいて,複数のクラスタメンバを同時に追加する際,追加前にセッションデータを収容していたクラスタメンバの特定に時間やコストがかかるといった問題が生じる.セッション制御サーバにおいては,このようなメンバ追加時のコスト増や遅延増は,セッションの切断や不成立に繋がりサービス品質を損ねる.本研究では,セッションデータの収容位置の高速・低コストな特定のためのアドレス表の管理方式として,2つの方式を提案し,それぞれの特徴について比較・考察を行う.
著者
堀田 吉彦 大久保 弘崇 粕谷 英人 山本 晋一郎 斎藤 邦彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.522, pp.43-48, 2007-01-25

UNLはOOPのモデリング言語だけでなく,OOPを可視化するときにも用いられる.中でもUMLのシーケンス図はオブジェクト相互のメッセージのやりとりを図示することを目的としている.この図では,自分自身あるいは自分と同じクラスへのメッセージ送信の表現が難しい.調査の結果,そのようなメッセージ送信はプログラム中に約10%存在する.OOPの視覚化を目的として,この点に関するUMLの拡張を提案する.
著者
嶋田 和孝 楠本 章裕 横山 貴彦 遠藤 勉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.110, pp.25-30, 2012-06-22
被引用文献数
1

複数人談話を対象とし,談話中の盛り上がり箇所を検出する手法について提案する.対話の盛り上がりを推定できれば,ユーザ心理の把握や,それに基づく詳細な対話状態の理解などが可能になる.提案手法では,言語的特徴の他に,笑いという状態に着目する.対話に現れる笑いを外部からの発話や行動に対して発生したものか,自発的な笑いかに分類する.また,笑いの大きさを3段階に分けて,特徴とする.これらの笑い特徴と,bag-of-wordsや時間的特徴,その他の言語的特徴などを組み合わせて,分類器に適用する.実験では,5分程度の複数人対話のデータを10セット用意し,提案手法で評価した.実験結果より,bag-of-wordsのみによる分類器と比較して,笑い特徴を利用した提案手法の有効性が確認された.
著者
白田 由香利 橋本 隆子 飯沢 篤志 李 頡
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.31, pp.129-136, 2000-05-02

放送のデジタル化により、データベースへのアクセスにも放送が利用できるようになってきた。我々は放送を利用した番組配信システムにおける応答時間短縮の研究を行ってきた。本稿では、放送配信機構が多段階の階層型を構成していると仮定し、その階層型番組配信モデルについて検討した結果を述べる。まず地域に依存した番組の人気度モデルをどのように設定したかを説明し、次にその番組へのリクエストがどのように処理されるのかシステム全体のモデルを論じる。さらにその中でローカルサイトがもつキャッシュの役割について述べる。
著者
坂下 卓弥 小形 真平 海谷 治彦 海尻 賢二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. KBSE, 知能ソフトウェア工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.113, no.475, pp.85-90, 2014-02-27

我々はこれまで,Androidアプリケーションによる利用者情報の流出をユーザが理解しやすいように,外部送信される利用者情報を可視化する静的解析法を提案してきた.しかし,Androidのパーミッションのみに着目した静的解析では,粗粒度の利用者情報(例:連絡先データ)は識別できたが,細粒度の利用者情報(例:連絡先データ中の電話番号や住所)は識別できなかった.そのため,ユーザが利用者情報の過剰な取得に気づかない問題があった.そこで,本論文では,細粒度の利用者情報の解析できるように従来の我々の解析法を拡張する.既存のマルウェアを解析した結果,提案手法が有用であるとの見込みを得た.
著者
鈴木 聡 飯田 正博 井上 誠喜
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.639, pp.61-64, 2004-01-26
被引用文献数
5

近年,放送で3D CGが多用されているが,ハイビジョン,しかも生放送で,複雑な3DCGキャラクターをリアルタイムに動かすシステムはそう多くない.我々は,ハイビジョン生放送にも対応可能な,3DCGキャラクターシステム,"きらり"システムを開発し,多くの番組に利用するとともに,システムの機能拡張を図ってきた.本稿では,システムの開発経緯やシステム構成とともに,最近行った,グラフィックスワークステーションの整備,モーションキャプチャシステムの2式化,キャプチャエリアの拡大(エリア拡大用トランスミッタの追加)などの,整備および機能拡張について紹介する.これらの機能により,効率的で,信頼性の高いシステム運用が可能となっている.最近の運用事例として,2体のキャラクター同士による掛け合い,地上波デジタル放送開始記念番組「デジタルテレビ新時代」での運用について紹介する.
著者
徳弘 一路 高澤 嘉光 山家 清彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.115, pp.25-30, 2008-06-20

種々のギター奏法に対して弦振動がブリッジに与える力を計測できる2次元ピックアップを開発し,2次元ピックアップを6個搭載しだMIDIギターを製作し,ギタリストの弾弦情報を計測できることを以前に報告した.今回,人工指を用いて再現性のある2次元ピックアップを搭載したギター弾弦装置を製作した.そして,計測したギター弦がブリッジを押す力を用いて,裏板を取外して力木の自由な脱着が可能に改造したアコースティックギターのブリッジを直接駆動するギター演奏システムを製作した.さらに,残響時間変更可能な視聴実験室を製作し,ギター演奏システムの出力音を計測し,音響分析した.
著者
小西 宏志 嶌田 聡 森本 正志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.631, pp.19-24, 2005-01-21
被引用文献数
5

最近のハードディスク・ビデオ・レコーダーやソフトウェアのムービープレーヤーには, 映像を速覧したり, シーン検索できるように高速再生機能を備えたものがある.しかし, 現状では, 1.5∿2.0倍速で再生する場合には音付きで高速再生されるが, それ以上のスピードで高速再生する場合には音無しで動画のみを高速再生するものが多い.これは, 高速再生において動画より音声がボトルネックであり, 音声をリニアに高速再生させた場合に聞き取れる限界が2倍速程度であるためである.本稿では, 映像速覧に適したノンリニア時間圧縮方法を提案し, 2倍速以上の音声の高速再生でもシーン検索できる程度の了解性を維持できることを実験で示した.
著者
水井 潔 長谷川 孝明 徳田 清仁
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.233, pp.7-10, 2002-07-18
被引用文献数
2

本稿では,e-お守りシステムの実現に関して述べている.これまでに筆者らが提案した,歩行者等が能動的に発する電波を車両が受け,歩行者・自転車・二輪車認識を行うe-お守りシステムの実現のため,まずシステム概要を述べ,システムへの要求事項を整理し,実現例を検討している.
著者
西野 正彬 中村 幸博 武藤 伸洋 阿部 匡伸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.450, pp.73-78, 2010-02-25
被引用文献数
4

本報告では,GPSデータとスケジューラデータという異なる種類の行動ログを蓄積し,ユーザの行動を予測する手法を提案する.例えば内勤中心の会社員が出張に出かけるといったような普段と違う行動をとった場合であっても,スケジューラデータを活用することで行動の予測が可能となる.ユーザが自身で記入するスケジューラデータには,予測に必要な目的地に関する記述が含まれない,場所に関する記述があいまいであるといった問題がある.しかし,時間的な共起関係に基づいてGPSデータとスケジューラデータとの関連付けを行うことによって,記述内容があいまいな場合であっても行動予測を行える.長期的に獲得されたユーザの行動ログを用いた検証では,GPSデータのみを用いて行動予測を行った場合と比較し,予測正答率が上昇することを確認した.
著者
宮崎 明雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SIS, スマートインフォメディアシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.95, pp.61-66, 2006-06-08
被引用文献数
6

筆者は,電子透かしに関する最近の研究で,電子透かし埋め込み/検出システムの解析を行い,電子透かしシステムのモデルを透かし情報の入出力関係に注目してコンボリューションモデルとして記述した.そして,透かし入り画像に対する画像処理や攻撃によって「透かし情報がどのように歪むのか?」,「透かし情報の検出誤りがなぜ起きるのか?」を明確にし,透かし情報の歪みモデルを与えた.本稿では,この歪みモデルを応用して,ベイズ推定に基づく電子透かしの検出法を提案し,透かし情報の歪みモデルが未知ではあるが,その平均や分散などの統計的性質が既知である場合について電子透かし検出アルゴリズムを導く.
著者
古屋 雅宏 村上 肇 宮本 渉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.726, pp.53-56, 2003-03-10
被引用文献数
3

独居高齢者による日常生活における体調不良の発生を、少数の選択センサを使用することで検出する。まず前処理として、独居高齢者の7ケ月分のデータを見て被験者が外出をしていたか判別を行う。在宅していた日のデータには脱衣所・仏壇での反応、いいかえると更衣・信仰という日常的な習慣に関連する場所での反応がほぼ毎日午前中に生じている。そのような日常的な反応が生じていない日を異常、すなわち体調不良と推定して日付の検出を行う。その結果、体調不良である日を判断した。
著者
宮林 穎夫 船田 哲男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.239, pp.25-32, 2000-07-20
被引用文献数
1

音声の基本的特徴であるピッチ周波数の検出は、音声分析合成を行う上で、最も重要な研究課題の一つである。本論文では、連続音声の有声/ 無声判定およびピッチ抽出に, 我々の提案する帯域フィルタ対(BPFP)バンクを利用する方法が、ピッチ周期の乱れやピッチごとの波形変動、雑音付加に対してどのような性能を示すかを, ケプストラム法や変形相関法と比較し検討する。実験の結果, BPFP法は他の代表的な手法であるケプストラム法や変形相関法と比べて, 性能が比較的安定し有効なピッチ抽出法であることと, BPFPバンク中心周波数間隔の対数化によって, 特に低周波数帯域で効果があらわれることがわかった。また, BPFPバンクと組み合わせたNN法は, 設定が困難なU/V判定のための閾値をいちいち決めなくても, NN学習により逐次U/V判定を行うことができる利点を明らかにした。
著者
田中 利樹 村田 英一
出版者
電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.490, pp.369-374, 2015-02-25

携帯端末が助け合って混雑を解消する技術の実証に成功 -増大するスマートフォンのデータ通信混雑解消に期待-. 京都大学プレスリリース. 2015-03-03.
著者
白木 善尚
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.73, pp.53-60, 1999-05-20
被引用文献数
1

我々は音声信号のスペクトルに関する2話者間の補間の取り扱い方を調べた。その結果、自然性を保持可能な空間の構造に関して以下を主張する:(1)滑らかな補間という側面からヤン-ミルズ方程式の解空間(モジュライ:幾何学的な対象をパラメータづけている多様体)が利用できる。すなわち「接続のエネルギー最小化問題」として扱うことが可能である。(2)具体的な解のひとつとして平坦接続がある。(3)この平坦接続から時間軸方向の区分線形補間が導出される。(4)区分線形補間からスペクトルの動的尺度の相似変換が導出される。(5)平坦接続から周波数方向の尺度Laplacian Spectral Distance(LSD)が導出される。(6)区分線形補間の設計アルゴリズムを考案した。(7)LSDとIFISを(局所周波数領域で)組み合わせたアルゴリズムを考案した。(8)聴取実験の結果、考案アルゴリズムによる補間合成音声は比較的良好な自然性が確認された。
著者
白木 善尚
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.55, pp.1-6, 1999-05-17
被引用文献数
2

我々は音声信号のスペクトルに関する話者情報の取り扱い方を調べた。その結果、話者情報に関する空間の構造(話者構造)に関して以下を主張する : (1)話者情報と音韻情報を扱うためには、その空間に局所的な「計量の伸縮機構」が必要である。(2)計量を伸縮することが可能な枠組みは、接続の量子化を考察可能な空間である。このような空間の候補にはディラック作用素が作用する空間がある。従って、この空間が話者情報にとって適切な空間のひとつと考えられる。(3)ディラック作用素の二乗はラプラシアンである。従って、話者情報はラプラシアンで記述できるものと考えられる。(4)以上により、話者構造は統計構造(情報幾何 : 双対接続に沿って計量固定)とは異なる。
著者
宮本 修 長岡 英司 大武 信之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.470, pp.89-92, 2009-02-28
参考文献数
11
被引用文献数
1

点字文書の光学的認識手法について示す。点字は、視覚障害者にとってなくてはならないものである。視覚障害者のうち、点字ができるのはおよそ10%程度、と言われている。点字を打つことよりも、読むことは難しいといえる。宮本は点字光学読み取りソフトを開発、1993年より市販してきたが、ユーザーとその用途はさまざまであった。点字の読めない視覚障害者が、来た点字の手紙を読むため、また点字が読める視覚障害者は、かさばる点字を電子ファイルとして保管しておくため、その他、視覚障害者をサポートする人にと、広くご購入いただいた。
著者
平岩 裕康 竹内 義則 松本 哲也 工藤 博章 劉 詠梅 大西 昇
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.710, pp.195-202, 2002-03-07
参考文献数
14

本報告では,ノートPCとCCDカメラを利用して,視覚障害者が周囲環境を理解するのを支援するシステムを提案する.視覚障害者が周囲環境を理解する上で必要な情報として,本研究では文字情報を扱うこととした.本手法は,ノートPCに取り付けたカメラから静止画像を撮影し,文字および文字列の有する一般的特徴を利用することにより,文字領域を画像内から抽出する.次に,抽出した画像をOCRに入力することによって音声化し,視覚障害者に画像内にある文字情報を伝える.実環境で撮影した400枚の画像に対して実験を行ったところ,全文字列の67.9%が完全に抽出された.また,25.7%の文字列は一部欠けていたが,文字認識されたときに,人間の知識で補うことができる程度の欠落であった.さらに,地下鉄の駅構内においてフィールド実験を行い,有効な情報が提供できることを確認した.
著者
粟野 皓光 清水 裕史 筒井 弘 越智 裕之 佐藤 高史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. VLD, VLSI設計技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.324, pp.85-90, 2011-11-21

ランダムテレグラフノイズ(Random Telegraph Noise: RTN)は微細デバイスの信頼性や回路特性に関わる物理現象であり,様々なモデル化手法が提案されている.閾値電圧の変動幅と変動時定数は,種々のモデルに共通する特に重要なパラメータであるが,測定データからこれらを求めることは困難な課題となっている.本研究では,キャリアの捕獲と放出の過程を統計的モデルとして表現し,マルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC)を用いて各パラメータをベイズ推定する手法を提案する.人工的に生成したRTN信号に提案手法を適用し,良好な結果が得られたが,実測信号については課題も見られた.
著者
大石 進一 高安 亮紀 久保 隆徹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.166, pp.61-64, 2010-07-26

本報告では非線形楕円型偏微分方程式のDrichlet境界値問題の解に対する精度保証付き数値計算方法について述べる.提案手法は先行研究とは違うまったく新しい精度保証法法で,Newton-Kantorovichの定理に基づき,自然に精度保証条件が導かれる.さらにこの手法は近似解計算の数倍程度の手間で精度保証可能である.精度保証付き数値計算法の計算速度について効果的な結果を得ることができた.