著者
青木 幹太 榊 泰輔 聞間 理 三上 真輝
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.60, 2013

本研究では、我々は東日本大震災によって被害を被った子供たちや高齢者に癒しを与える活動を行なったことについて報告する。 ねぶたはランタンを用いた青森の伝統行事である。九州産業大学の工学部と芸術学部は、協力して東北地方の民話「さるカニ合戦」をテーマとした5体のねぶたを作成し、陸前高田市で劇を披露した。劇は幼稚園や養護老人施設で演じられた。
著者
植松 陽一 大月 優里
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.67, 2020

<p>デザイン専攻の学生が4年間の学びを社会に発表する卒業研究・制作には、造形と伴ったものからそうでないものまで、幅広い作品が存在する。近年は医療福祉や時事問題などのテーマが作品に反映されることも多くなってきた。本発表では、医療福祉とデザインの両面を学べる特色をもつ学科での卒業研究・制作指導において、「ものづくりを手法としたワークショップ」を用いた事例について報告する。それを通して、ものづくりを手法としたワークショップが医療福祉分野のイベントにどのような効果と意義を持つかについて検討したい。</p>
著者
本 明子 下川 智之
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.186, 2011

福岡県の八女地域には、提灯や仏壇といった国指定の伝統的工芸品や県の伝統工芸品に指定されている石灯籠や和紙、独楽など、多くの工芸品の産地である。しかしながら、近年、生活環境の変化や安価な海外製品の流入により、その伝統工芸品の生産高は減少している。そのような中、伝統工芸品の技術や素材を継承しつつ、新しい工芸品を作り、「伝統工芸のまち 八女」を再認識してもらうものづくりに取り組んだ。その一例である提灯バッグなどの開発について紹介する。
著者
長田 純一 ぜんじろう . 藤田 善弘
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.F09, 2007

近年研究開発が著しいパートナー型ロボットにおいては、何らかの機能を持ち人にサービスを提供するだけでなく、一緒にいることやインタラクション自体に価値を持たせることが求められている。つまり、ひとつひとつのインタラクションが、人にとって心地よく楽しいものである必要がある。この問題に対し、我々は「お笑い」に着目し、ユーモアを人とロボットとのインタラクションに応用することを試みた。我々はこれを「ユーモラスインタラクション」と名付けた。本稿では、ユーモラスインタラクションのための共同研究でおこなったロボットを使った漫才ショーについて報告する。
著者
宮田 佳美 禹 在勇
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.70, 2015 (Released:2015-06-11)

本研究は大学と地域の関係性と地域振興について明らかにするものである。かつて「信州の学海」と呼ばれた、長野県小県郡塩田町の大学誘致の事例を取り上げる。塩田町は戦後復興のため、地域文化を活かしたコイの養殖を行い、これを町の主産業とすることに成功した。しかしながら、それまで行ってきた農業や観光に対する先行きの見えない不安は大きく、移住する住民も多かった。そこで、「東信学園都市構想」の先駆けとして、大学誘致による、農業と観光の再興を目指すこととなる。この大学誘致と地域の関係性について時代背景と共に研究し、今後の地域振興について考える。
著者
村上 存 リュウ メイ チェン 柳澤 秀吉
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.126, 2006

アフォーダンスとは,事物をどのように使うことができるかを決定する最も基礎的な特徴であり,人間に対してその事物をどう使えばよいかの手がかりを与える.一方,機械設計やCADの分野では,フィーチャという概念が用いられている.フィーチャは,ある条件を満たすように人工物を設計したり,ある観点(機能,加工法など)に基づき人工物を分析することに使用される.本研究の目的は,人工物の設計,デザインに関係するアフォーダンスを発現する属性のまとまりをアフォーダンス・フィーチャとして定式化することである.人がある形状や構造を見てどう操作しようと思うかの要因の一つとして,様々な形状,構造について過去に経験,見聞した物理現象を仮定する(曲げようとして曲がった,曲がらなかった,細い枝は風でたわむが太い枝はたわまない,等).そこで本研究ではまず,形状のさまざまな属性と,人間がその形状を見てどのように操作しようと思うかの関係を,実験,アンケートにより抽出する.さらに,その関係の理由を物理現象で説明することを試みる.
著者
山本 麻子
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.E02, 2004 (Released:2005-06-15)

19世紀前半の英国南西部の農村での労働者階級を中心とした衣服の変化に注目した。資料としてT・ハーディとR・ミットフォードの小説の記述を参照した。産業革命の影響によって、英国の紡績は18世紀後半から急速に工業化した。大きな変化の一つに、それまで毛織物や亜麻布が中心だった服地に新しい素材・木綿が加わったことが挙げられる。この新しい素材は少なくとも1820年代には木綿生地が広く普及し、労働着にも白やプリント生地が使われるようになった。特に白生地は清潔感と上品さをあらわすためにエプロンやボンネットなどに好んで使われた。近隣の町には布地の小売店や既製服の店が建ち並び、余裕のある者は豊富な商品から好みの衣類を買い求めることができた。さらに晴着用にロンドンから最新流行の服を注文する者もいた。また農村部の労働者階級でも、既製服や新品に近い衣服を購入できるほど、衣類は手頃な値段になっていた。従来は産業革命の影響が庶民の衣服にまで及ぶのは、ミシンが導入されるなど工業化がより本格化する19世紀後半からと言われていたが、それよりも早期に庶民服をとりまく環境は豊かになりはじめていた。
著者
佐藤 佳代 井上 友子 青木 幹太 坂本 浩 星野 浩司 佐藤 慈 荒巻 大樹
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.118, 2011

本研究は実践的で教育効果の高い産学連携プロジェクトを学科横断型教育プログラムとして開発、導入したものである。<BR> 2008年4月から2010年3月の3カ年、九州産業大学芸術学部の幅広い創造的機能を活かして地域産業の振興に貢献するとともに芸術的センスとビジネスセンスを有した人材育成を目的として「博多織プロモーション計画」に取り組んだ。芸術学部の横の繋がりを深め、博多織という共通テーマによって学科を越えたものづくりを体験し、汎用的能力の向上と共に地域伝統産業の振興に役立ち、社会貢献することが目的である。<BR> 本プログラムはキャリア開発につながる実践的教育のモデルとして展開・発展させ、今後も研究を継続する予定である。
著者
張 倩 曾我部 春香 森田 昌嗣
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.67, 2020

<p>本研究は、ショッピングモールにおける公共サービス施設(トイレ、ベビールーム、喫煙室など)のゾーン配置に着目し、アリオ亀有、イオンモール日の出、ららぽーと立川立飛のケース調査を通じて、動線と組み合わせた機能分布を分析する。サービス施設の設備の調査と定量分析の結果による、公共サービス施設ゾーンの類型を明らかにし、様々なユーザーを考慮した機能分散を検討する。以上のことから、本研究では、多様な利用者に配慮したサービス施設を整備するため、公共サービス施設の設計企画を提案する。</p>
著者
LiHui Lee Tzi Lun Weng Yu Yin Huang
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.59, 2012

本研究はピンク、桃花色、臙脂色など女性聯想をさせる色彩を多く使ったベビールームの現状を批判し、ベビールームの空間機能とユーザー心理に相応しい配色を追求するために、その内部空間のカラーイメージについて研究を進めた。利用者へのアンケートとインタビュー調査を行った結果、暖かい、快適、安らぎ、微笑み、穏やか、リラックス、赤ちゃん、幸せ、希望、家庭などの空間イメージが多く上げられた。多くの回答者は赤ちゃんを配慮し、明るい、柔らかい、甘い色を選んだが、特定な色相を好む傾向は見なかった。それゆえ、ベビールームの配色は、女性向けカラーを独断に使うのではなく、赤ちゃんの特質、ニーズ、ベビーケア内容を配慮すべきだと思われる。<br><br>
著者
田村 良一 都甲 康至
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.58, pp.92, 2011

本研究は新規航空会社の一つであるスターフライヤー(SFJ)の羽田空港~福岡空港路線の就航を見据え,客層の一つとして捉えられる大学生を対象として,SFJおよび競合3社の印象,航空会社の選定の考え方についてアンケート調査,分析を行い,今後のSFJのデザイン戦略のあり方について検討したものである。今後のSFJのデザイン戦略としては,イメージの評価に主に関係する「モノのデザイン」は現状の方向性を維持し,経験価値の評価に主に関係する「コトのデザイン」は,快適感,安心感,充実感を感じさせる内容を展開,訴求することが望ましいと考えられる。
著者
丸 匠 上田 エジウソン 寺内 文雄
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.62, 2015

本研究の目的は、材料に生じている変化について、より深い理解を促す資料の制作とした。変化を詳細に観察し視覚的に体験するため、マクロ撮影とハイスピード撮影を用いた。材料に生じる変化に関しては、工業製品における重要性を考慮し、熱的特性に焦点を当てた。既存の動画資料の改善点を明らかにするため、アンケート調査を行った。その結果、材料に生じる現象や変化を詳細に観察できること,画質や撮影方法を含む動画自体の質について改善の必要があることが明らかになった。以上をふまえ、工業材料18種類について加熱し、変化の様子をマクロ、ハイスピード撮影を用いて資料を制作した。発火部の変化の様子について詳しく観察するため、上記の撮影方法と露光補正を併用した。制作した資料はwebサイト上に公開した。これらの資料について閲覧してもらった結果、マクロ、ハイスピード撮影によって変化の様子がよりわかりやすくなったという意見が得られた。また動画自体に対する感性的な評価が資料としての価値の向上に繋がる可能性も明らかとなった。<br>
著者
熊澤 貴之
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.89, 2013 (Released:2013-06-20)

保全地区で定められる保全再生計画の策定と運用方法についてヒアリング調査を行った結果,監視官などの専門家によるアドバスを基に各委員会での協議や市民からの公開意見調査に基づいて,決定していく協議システムが実施されていた.また保全再生計画に示された内容に再生・修復する過程で,劣化の激しい部分については,どのように具現化するか,特に監視官などの専門家との協議の中で決定するプロセスが取り入れられていた.次に,建築ファサードの構成部位について色彩の実測調査を実施した結果,基調色としてはYR系の色相が8割程度使われていることが確認され,木材や土壁,石材,煉瓦などの天然の材料が使われていた.これは,保全再生計画で述べられている内容が着実にデザインとして具現化されており,保全再生計画が高いレベルで実現されていることが確認された.さらに運用においても事業者や市民に十分に浸透していることが考えられた.以上から,保全再生計画を基本としながら,再生や修復を担当する建築家,監視官,自治体が専門知識に基づくアドバイスを市民に行い,周辺環境と調和した街並みに向け,利害関係者が協議するシステムが効果的に運用されていた.
著者
辻合 秀一
出版者
Japanese Society for the Science of Design
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
pp.33, 2006 (Released:2006-08-10)

現在バーコードは,情報機器へのデータ入力の際に欠くことのできないものとなっている.しかしながら,その多くは白色と黒色を用いて作成したバーコードを使用しているため,その商品の景観を損なっている場合がある.本研究では,バーコード読み取り機器の特性を用い,目立たなく,かつ的確に読み取ることが可能であるバーコードの作成を試みる.
著者
河野 央 源田 悦夫 牧之内 顕文 飛松 省三
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.115, 2006

本研究は、九州大学の医学・システム情報科学・芸術工学の異なる3分野の研究者の連携により、脳神経疾患患者特有の運動障害を持つデジタルヒューマンを作成し、医学に関心をもつ一般ユーザーや専門家に対してコンピュータグラフィックスを活用した表現を通してデジタルコンテンツとして分かりやすい形で視覚情報を提供するために、研究および制作を展開するプロジェクトの1つである。本研究の目的は、脳神経疾患患者であるパーキンソン病患者と健常者を歩行アニメーション化することで、患者特有の歩行時の症状や健常者との違いを、医学に従事する者や関心を持つ一般ユーザーにわかりやすい形で視覚化することである。 このプロジェクトでは、モーションキャプチャシステム・筋電図記録装置・足圧分布測定装置を中心に構成し、加えて3次元デジタイザによる形状や写真、動画記録など被験者の計測データを記録する。上記の実験から得たデータを基に、医学の専門家の分析を取り入れ、システム情報科学との連携によって、運動障害を持つ患者の歩行アニメーションおよび筋放電量の変化をコンピュータグラフィックスで視覚化した。
著者
井上 勝雄 広川 美津雄 酒井 正幸 木下 祐介
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.B14, 2007

ユービリティ評価手法は定量的手法と定性的手法に大別される。定量的手法は複数のインタフェースを比較、つまり、複数のプロトタイプの中から1つを選択する場合やインタフェースを再設計した効果測定を行う場合に用いられる。他方、定性的手法は個々のインタフェースの具体的問題点の発見に用いられる。定性的手法は問題点の発見により改善策を求めるという方法論であったが、本研究で提案する手法は、問題点だけでなく優れた項目の発見も行えるという特徴あり、その優れた項目が設計の知識となる。手法の具体的な方法としては、ラフ近似AHP法の結果により、優れた項目と問題の項目をタスク分析やラフ集合により抽出するユービリティ評価手法である。そして、デジタルプレーヤを事例にその手法の有効性について検証・考察した。
著者
小田 彩花 赤澤 智津子
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.64, 2017

菓子や飲料のパッケージデザインは、目にする頻度や購入機会が多く消費者にとって慣れ親しんだ記憶とともに親近感が生まれやすい。そのため、ロングセラー商品などではデザイン変更に注意が必要となる。「いつもの商品」であるという認知・安心感とともに新鮮さの付加が求められる。本研究では前述のようなグラフィック表現について、構成する要素の重要度(変えて良い部分、いけない部分)の数量化を目的としている。具体的な題材としてアルミパウチ飲料を対象とする。中でもロングセラー商品である、ウイダーinゼリー(森永製菓)に焦点をあて、同商品の市場における位置付けおよび買いたい気持ちに相関する要素、商品認知を導く色やロゴなどの構成要素と重要度を解析により明らかにする。
著者
植松 陽一
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.62, 2015

本プロジェクトは、新たな試みとして、ワークショップで作品を完成させるだけではなく、完成した作品をその場で情報発信する手法の実践を目的としている。梅田コネクトプロジェクトの一環として開催している&ldquo;梅田スノーマンフェスティバル&rdquo;の一つの会場である大阪梅田・茶屋町エリアで、身近な素材であるマスキングテープやフェルトなどを使用したパッチワークを行うワークショップを実施した。参加者には年齢制限を設けず、参加者と学生が交流することでコミュニケーションを高められるようなプログラムとし、ただ作品を作るだけではなく作品を発信出来るワークショッププログラムとして、参加者が作品をつくり、そしてその作品を自ら発表出来る新しい取り組みを目指す。
著者
隈本 あゆみ 石山 隆通 下田 隆 青木 幹太
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.62, 2015

&nbsp;2012 年 4 月、協同組合大川家具工業会(以下 工業会)の 設立 50 周年の記念事業として、「わたしの部屋つくり」をテー マに工業会加盟企業と九州産業大学芸術学部デザイン学科の連 携活動が始まった。初年度にあたる 2012 年に、既存の大川家 具の傾向として「女性消費者にとって魅力的な家具が少ない」 という問題点を指摘し、女性消費者を想定して家具の外観や寸 法、機能を再検討した「女子家具」という考え方を提案した。 提案に基づいて試作された女子家具は展示会で公開し、その際、 多くの消費者から一定の評価を得たことで、それまで大川があ まり重視していなかった「女性向け」というカテゴリーの存在 が認知され、2013 年以降の連携活動では「女性目線」による 家具開発を継続、研究している。本研究は 2014 年に日本デザ イン学会第5支部主催の研究発表会で報告した「女性目線によ るカフェスタイルの家具提案」以降の進捗を踏まえ、カフェス タイル家具の具体化について報告する。&nbsp;
著者
赤坂 拓郎 松崎 元
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.61, 2014

人がトロリーバッグを使用した際の、使いやすい高さ、ハンドルの傾斜角度、握る位置の高さの違いから多くの人が使いやすいハンドル位置に着目し、調査、実験によって今後の鞄開発の助けとなることを目的とする。男女30人に既存のトロリーバッグを使用してもらい問題点の確認を行った。押し歩行時の問題は手首への負担、バッグが思う方向へ進んでくれないがあった。引き歩行時はバッグが身体に当たる問題が身長が170㎝以上の人に見られた。問題解決のため実験用ハンドル部品を3Dプリンタで作成した。実験ハンドルを使用し問題を打開する。