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著者
内山 和也
出版者
広島大学
雑誌
広島大学大学院教育学研究科紀要. 第二部, 文化教育開発関連領域 (ISSN:13465554)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.225-233, 2002-02-28

"SYOTAI" is a style as "BUNTAI" is a style.However, "SYOTAI" has not been dealt with appropriately in stylistics.One of the reasons is that the traditional stylistic theory and the construction of "SYOTAI" have been the same model.Stylistics of e-text provides new comprehension about "SYOTAI" / "BUNTAI" / stylistics by observing the moment when letters bearing "SYOTAI" are read.
著者
浅田 正彦
出版者
京都大学公共政策大学院
雑誌
公共空間
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.43-48, 2014
著者
高野 史子
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.186-194, 1977

参考文献リストの記入方法を,医学雑誌の投稿規定はどのように記述しているか,和洋各100誌について調査した。調査項目は次の12点である。①参考文献リストを正確・完全に記入するよう注意しているか ②本文中の引用方法 ③記載対象となる資料の範囲 ④記載資料数の制限 ⑤排列順 ⑥スタイルブックの指定 ⑦論題 ⑧終りのページ ⑨雑誌名 ⑩著者名 ⑪非雑誌資料の書誌要素 ⑫見本。使いやすい参考文献リストができるかどうかは,上記の①と③について投稿規定中にはっきりと具体的に指定しているかによることがわかった。和雑誌では,規定の表現が曖昧であることと,全分野・全国的なスタイルブックが,今まで存在しなかったことにより,良いリストができにくかった。参考文献リストを作成する際に,著者に助言を与えることも,図書館の仕事の一つとして認識したい。
著者
榮樂 英樹 新城 靖 加藤 和彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.10, pp.17-24, 2007-01-30
被引用文献数
4

LilyVMは,静的なコード変換技術と準仮想化技術を用いて,実機用のOSをユーザ・プロセスとして動作させる仮想マシン・モニタである.従来のLilyVMでは,多くの特殊な機能をホストOSに要求しており,他のOSへの移植性が低く,性能にも問題があった.この論文では,LilyVMにおいてカーネル・レベル・コードを用いることにより,他のOSへの移植性を高めることについて述べている.カーネル・レベル・コードは,高い特権レベルで動作し,CPU例外のリダイレクトをOSに依存せずに実行する.LilyVM is a virtual machine monitor (VMM) which runs an operating system (OS) for a real machine as a user process using a static code translation technique and a paravirtualization technique. Former LilyVM required many special features of host OSes. Therefore, it had less portability to other OSes, and also had a performance problem. In this paper, we discuss about improving portability of LilyVM to other OSes by using a kernel-level code. The kernel-level code runs in a higher privilege level and redirects CPU exceptions without dependence on a host OS.
著者
佐藤 廣康 西田 清一郎 土田 勝晴
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.147, no.3, pp.144-147, 2016 (Released:2016-03-10)
参考文献数
21
被引用文献数
2

東洋医学的概念,五臓の「腎」は先天の生命力を表し,老化予防・抗病力の賦活を意味する.更年期症状,冷え,全身倦怠,水分代謝の機能低下,頻尿,夜間頻尿,尿失禁,浮腫,前立腺肥大,性欲減退,勃起障害などの臨床症状を腎虚という.腎虚に対して処方される補腎剤には六味丸・八味地黄丸・牛車腎気丸があり,六味丸に2生薬ずつ添加した生薬構成をしている.補腎剤は若年ラット(10~15週齢)と高齢ラット(35週齢以上)で血管弛緩作用に違いを示した.単一フィトケミカル(植物由来機能物質)では薬理効果の加齢的減衰が著明であるが,多成分複合薬(漢方薬を含む)は抗加齢効果を表す.六味丸は,高齢ラットでは血管内皮依存性弛緩作用が弱くなった.高齢ラットで,八味地黄丸は六味丸より強い弛緩作用を表すが,内皮依存性弛緩作用はみられず,平滑筋作用が強い.牛車腎気丸は高齢ラットで弛緩作用は増強し,血管内皮依存性弛緩作用は保たれた.含有生薬の違い(種類,含有数)から,薬理作用に加齢的差異が表れたと考えられた.一方,糖尿病ラットでは,血管弛緩作用の加齢変化は著明に見られなかった.臨床適用では,長期投与によって主訴症状を改善した.同時に圧脈波解析では動脈スティフネス(CAVI)も著明に低下させた.病態下では急性投与での効果発現は表れにくく,長期投与の必要性が示唆された.
著者
古川 哲史 黒川 洵子 白 長喜
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.147, no.3, pp.152-156, 2016 (Released:2016-03-10)
参考文献数
8

薬用人参は最もポピュラーな生薬の1つであり,東洋医学では不老長寿の薬・万能薬として使われている.その主成分はステロールサポニン(ginsenoside)であり,薬理作用としては免疫賦活作用,抗がん作用,血管拡張作用などが知られているが,その作用機序の詳細は不明である.我々は,薬用人参の心血管系に対する作用を検討した.薬用人参は,急性作用として心筋活動電位持続時間を短縮し,細胞内カルシウム濃度を低下させることで心血管系保護作用を示す.薬用人参成分の中で,ginsenoside Reが主な作用成分であった.コントロール状態では,緩徐活性化遅延整流性カリウム電流(IKs)を活性化し,交感神経刺激状態ではL型カルシウム電流(ICaL)を抑制することにより活動電位持続時間を短縮した.IKs活性化,ICaL抑制とも一酸化窒素(NO)依存性であるが,その機序は異なっていた.IKs活性化は,IKsチャネルαサブユニットKCNQ1のニトロシル化,ICaL抑制は交感神経刺激により産生されたcAMPの分解の促進によりもたらされた.NO産生源は3型NO合成酵素(NOS3,別名eNOS)であり,eNOS活性化はカルシウム非依存性であり,リン酸化酵素Akt依存性であった.Aktの活性化は,性ホルモン受容体であるエストロゲン受容体,アンドロゲン受容体,プロゲステロン受容体を介して行われた.Ginsenoside Reはエストロゲン受容体,アンドロゲン受容体,プロゲステロン受容体に直接結合するが,コアクチベーターの結合を起こさないために,ゲノム作用を示さなかった.以上から,薬用人参のステロールサポニンginsenoside Reは性ホルモン受容体非ゲノム作用の特異的リガンドとして心血管保護作用を示すことが明らかとなった.
著者
原田まゆみ
雑誌
医療
巻号頁・発行日
vol.52, pp.44, 1998
被引用文献数
1
著者
藪垣 将
出版者
東京大学大学院教育学研究科
雑誌
東京大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13421050)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.419-426, 2013-03-10

Taylor & Brown(1988)review articles and show positively biased perception as a normal human thought, and researches of positive illusions are started from this review. This study reviews previous research on positive illusions in both overseas and Japan, and then explores how the definition of positive illusions has been changed and how the methodology of measurement of positive illusions has been developed. Also, the author selectively reviews some of the significant studies that have been made toward understanding the effects of positive illusions with the purpose of showing main issues in previous researches. As future tasks, the author proposes that collecting hierarchical data and using of hierarchical analysis such as hierarchical linear modeling or pairwise approach, more contrivance on measurement of positive illusions, more qualitative researches, and more longitudinal studies are needed.
著者
岩本 誠一 木村 寛 藤田 敏治
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.59, no.7, pp.359-363, 2014-07-01

映画「ダ・ヴィンチ・コード」ではフィボナッチ数が暗号として用いられている.この報告では,一対の主問題と双対問題を導入して,その最適解を交互に編むとこの暗号が得られることを示す.映画では8つの数字からなる暗証番号が中心的な役割を果たしている.本論文ではこの暗証番号が双対最適化理論の格好の教材でもあることを数学的に示す.主問題と双対問題の最適解の間に美しい関係-フィボナッチ相補双対性-が成り立つことを示している.
著者
大橋 航
出版者
新領域創成科学研究科 環境学研究系 社会文化環境学専攻
巻号頁・発行日
2007-03-22

報告番号: ; 学位授与年月日: 2007-03-22; 学位の種別: 修士; 学位の種類: 修士(環境学) ; 学位記番号: 修創域第2283号 ; 研究科・専攻: 新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻
著者
松田 昌史
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

人間の社会行動を分析対象とする方法論には,事例研究法,調査法,観察法,実験法などいくつかの立場がある.当然,それぞれに一長一短があるが,本稿では著者が携わってきた実験法に焦点を当て,「仕掛学」研究推進のためのヒントを示したい.小集団内の対人相互作用に関する実験をはじめ,不特定多数の人々の関わる社会制度の形成・維持に関連した実験研究例を紹介したい.
著者
三澤 千代治
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.31, no.11, pp.919-932, 1989

本稿は, 第25回情報科学技術研究集会の講演を再録したものである。前段は, 企業における情報の集め方や利用の仕方について, 経営者としての経験に基づいた実践的な話である。経営者が計画を立てる時には, 自ら頭を下げれば情報が集まり, 人を集めることも重要であり, また, その情報を役立たせるためには, 現場に対する十分な理解が必要である, と説く。後段は過去40年の日本の産業, 技術の変遷をたどり, これからの日本は新しい資源を持つ新資源大国となるために, 研究開発促進にデータベースが利用できる, と述べる。
著者
髙橋 由亮
巻号頁・発行日
2013

筑波大学修士 (図書館情報学) 学位論文・平成25年3月25日授与 (30942号)
著者
佐藤 奈緒美
巻号頁・発行日
2013

筑波大学修士 (図書館情報学) 学位論文・平成25年3月25日授与 (30939号)