著者
上田 英雅
出版者
日経BP社
雑誌
日経ネットビジネス (ISSN:13450328)
巻号頁・発行日
no.90, pp.106-109, 2002-02-10

2001年はセキュリティーの問題が浮き彫りになった年だった。「Badtrans」や「Nimda」などの電子メールから感染するコンピュータウイルスや、ハッカーによるWebページの書き換えなどの被害が急増したのだ。こうしたトラブルへの法的対応を、ネットビジネスの事業者もぜひ知っておきたい。
著者
柴生田 俊一
出版者
嘉悦大学
雑誌
嘉悦大学研究論集 (ISSN:02883376)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.31-67, 2004-12-31

21世紀の国家デザインの一環として、観光立国政策が推進されているが、その経済政策としての根拠は必ずしも十分とはいえない。観光サテライト勘定は、経済分析や政策評価のツールとして、世界各国で導入されつつあり、将来、日本においてもかなり有用なツールになるものと期待される。観光立国政策では「訪日観光を世界に開く」と謳っているが、近隣アジア諸国に対する一方的な旅行ビザ制限にみられるように、日本は国際観光交流の面では立ち遅れている。
著者
関場 亜利果
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.141-141, 2005

本研究はキネティック・アートの芸術家グループとして知られているグルッポT(グループT)の活動に関する研究の一部である。本稿は最初の展覧会「ミリオラマ1」で提示された,グルッポTおよび彼らの先駆者による宣言・作品について考察し,1960年代イタリアにおけるキネティック・アートの一面を明らかにすることを目的としている。本研究では先行研究・および現存する史資料のみからでは分からない点を,グルッポTメンバーへのインタビューなどから明らかにした。グルッポTの公式グループ展は14回開催されたが,本稿でとりあげた初回展覧会「ミリオラマ1」は,歴史的前衛美術との関わりが最も具体的に示され,彼らの活動の根底にある造形思想が表されている。この展覧会で展示されたグルッポTの作品をみると,動きということが,視覚的にではなくさらに広い身体表現を伴った知覚に関わるものだと最初から理解されていたことが分かる。
著者
戸塚 隆哉 山崎 久道 光富 健一
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集 第11回情報プロフェッショナルシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.165-167, 2014 (Released:2014-11-17)
参考文献数
2

2002 年の UDC CD-ROM 版発行以後、12 年間 UDC 日本語版の発行が途絶えていたが、2014 年、発表者が中心となって作成した「日本語要約版」がオンラインで公開された。5,400 項目で、図書館学教育・研究、情報の組織化や検索等にかかわる種々の目的のために UDC のデモ版として利用できる。その分類表の内容・目的・意義について紹介し、分類表の出版、維持、普及などにまつわる問題点を挙げる。
著者
OSTERMANN Wolf-Uwe
出版者
飯田女子短期大学
雑誌
飯田女子短期大学紀要 (ISSN:09128573)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.29-36, 2007-05-27

Obwohl Englisch die erste Fremdsprache in Japan ist, sprechen es die meisten Japaner entweder kaum oder so mangelhaft, daβ eine Kommunikation auf Englisch nicht zustande kommt (mit Ausnahme des wirtschaftlichen Bereiches). Die vorliegende Arbeit befaβt sich mit den allgemeinen und speziellen Ursachen dieses Phänomens.
著者
坪井 潤一 松石 隆 渋谷 和治 高田 芳博 青柳 敏裕 谷沢 弘将 小澤 諒 岡崎 巧
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
pp.16-00039, (Released:2016-10-20)
参考文献数
24

西湖で発見されたクニマスは,近縁種であるヒメマスと区別されずに釣獲されている。毎年,解禁から2日間,ビクのぞき調査を行い,鱗による年齢査定,遺伝子解析による種判定を行った。Age-length keyから,体長組成分布を年齢組成に変換した。年齢組成から,平衡状態を仮定して全減少係数Zを推定し,寿命から得られた自然死亡係数を用いて,漁獲係数Fを推定した。総釣獲尾数CとF,Zの関係から資源尾数Nを推定し,クニマスの比率を乗じた結果,クニマス資源量は4,300-11,000尾と概算された。
著者
趙 明烈
出版者
日本印度学仏教学会
雑誌
印度學佛教學研究 (ISSN:00194344)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.952-948, 2003-03-20