著者
内田 種臣
出版者
日本哲学会
雑誌
哲学 (ISSN:03873358)
巻号頁・発行日
vol.1979, no.29, pp.1-19, 1979-05-01 (Released:2009-07-23)
参考文献数
36
被引用文献数
1
著者
中森 泰三 藤原 直哉 松本 直幸 岡田 浩明
出版者
日本土壌動物学会
雑誌
Edaphologia (ISSN:03891445)
巻号頁・発行日
no.84, pp.5-9, 2009-03-31

持続可能な農業に向けて農業生態系の生物多様性に関心が高まっている.日本では農業生態系におけるトビムシの多様性に関する知見は限られている.そこで,我々は慣行および保全型畑地に加えて森林土壌およびリター堆肥におけるトビムシの種組成を明らかにした.総個体数および種数ともに慣行畑地より保全型畑地において多かった.また,畑地土壌からMesaphorura silvicola(Folsom)が日本から初めて得られたので合わせて報告する.
著者
小嶋 奨 福田 浩章
雑誌
研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:21888795)
巻号頁・発行日
vol.2016-OS-138, no.20, pp.1-7, 2016-08-01

Software Defined Network(SDN) はネットワークをソフトウェアで定義することによって制御する技術である.SDN はパケットの転送機能を有する複数のスイッチと,パケットのルーティングを管理するソフトウェアを物理的に分離する.そして,両者を共通プロトコルで接続することで,ネットワークの機能をコントローラーで一元管理し,プログラムで柔軟に変更することができるため注目されている.SDN はスイッチとそれを制御するコントローラで構成される.コントーラがスイッチを制御するための標準プロトコルである OpenFlow では,スイッチはパケットが保持する情報のうち OSI 基本参照モデルのレイヤ 4 以下の情報に従った機能しか利用することができない.しかし,ネットワーク機能にはレイヤ 5 以上の情報を用いる次世代ファイアウォールや,L7 ロードバランサの持つ機能が存在する.これらのレイヤ 5 以上の情報に従った機能を利用する方法は,パケットをコントローラに送ることや,専用機能を有するネットワーク機器を配置することで実現できる.しかし,前者ではコントローラに頻繁にパケットを送る必要があるため通信速度の低下が発生し,後者では SDN の利点であるネットワーク構築の柔軟性を欠くこととなってしまう.そこで,本稿では,コントローラを介さずにスイッチでパケットのレイヤ 5 以上の情報に従った動作を行うための機構を提案する.本機構により,コントローラとの通信で発生する速度の低下を低減することが期待できる.

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1951年01月20日, 1951-01-20
著者
落合 芳博 渡部 終五 橋本 周久 成田 弘子 浮島 美之 奈良 正人
出版者
日本水産學會
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.721-725, 1984
被引用文献数
6

Attempts were made to identify biochemically two gampylid fishes, escolar ("aburasokomutsu") <i>Lepidocybuum Flavobrunneum</i> and castor oil fish ("baramutsu") Ruvettus pretiosus, whose muscles contain a large amount of wax esters and hence may casuse a food poisoning when ingested. Myogen fractions were prepared from the ordinary muscles of both fishes as well as various fishes, and subjected to polyacrylamide gel electrophoresis, followed by staining with Coomassie brilliant bule for protein and with reagents for lactate and malate dehydrogenase activities. Results showed that the protein pattern is species-specific enougy to distinguish the two gempylid fishes from any of the other fishes tested. The pattern of either dehydrogenase was found to be less species-specific. However, simultaneous analyses of MDH and protein patterns faciliated the identification of buth gempylid fishes. Cellulose acetate membrane electrophophoresis was also found to be applicable for this purpose, though less satisfactorily.
著者
浜島 幸司 岡部 晋典 鈴木 夕佳 ハマジマ コウジ オカベ ユキノリ スズキ ユカ
出版者
同志社大学学習支援・教育開発センター
雑誌
同志社大学学習支援・教育開発センター年報 = Doshisha University annual report of Center for Learning Support and Faculty Development
巻号頁・発行日
no.7, pp.3-24, 2016-06-30

第一部研究論文・実践報告<研究論文>これまで授業外学習施設を利用する学生にどのような学習成果がもたらされたのか、効果の測定および検証はあまりされてこなかった。本稿は2014年度に実施した良心館ラーニング・コモンズの利用に関する調査データを用いて施設の利用実態から①利用の有無別の学習成果、②利用者が感じる学習の変化を検証する。分析から得られた知見から授業外学習施設利用の評価と今後の課題・改善点について述べる。
著者
村田 正秋 山本 富嘉 浜田 康弘
出版者
The Geodetic Society of Japan
雑誌
測地学会誌 (ISSN:00380830)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.31-42, 1991

GPS(全世界測位システム)衛星の軌道決定システム(MSOP)を開発した.MSOPは多衛星同時軌道決定プログラムで,疑似距離データからGPSの宇宙部分を構成する衛星群の軌道を同時に決定することを目的としている.ここでは,太陽輻射圧とyバイアスのモデリングを中心に,GPS衛星の精密軌道決定のための手法を検討し,実際にCIGNETデータによって軌道決定実験を行ない,GPSの測地利用に望まれるサブppmの衛星位置精度が達成されていることを示す.軌道精度の評価は,CIGNETのPコード疑似距離データからMSOPによって決定された軌道を,米海軍兵器センター(NSWC)の精密暦と直接比較することによって行なう.その結果,疑似距離によるGPS衛星の軌道決定精度はa全衛星平均で10mすなわち0.5ppmより良好であることが示された.

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1943年03月08日, 1943-03-08