著者
中谷内 一也
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.69-77, 1999

This study examined the effects of (a) the processes of risk reduction to achieve zero risk and (b) the framings of the problem on the value of achieving zero risk. Respondents assessed WTPs (willingness to pay) to save lives in a hypothetical earthquake. two factors were manipulated in the experiment. These were (1) the process to present risk reduction as an increase in lives saved or a decrease in deaths. The results suggested that the zero risk effect, which meant the identical loss reduction by a protective action against risk was valued more highly when it achieved the "no loss" outcome than when it left some losses, disappeared in the condition where zero risk was achieved by one-to-one actions with corresponding one-to-one costs. rather, people valued the first protective action more highly than the following actions in that condition, particularly when the problem was framed positively. Zero risk effect appeared only in the condition where a single-shot action could achieve zero risk.
著者
上原 泰 細井 淳 細野 哲 松中 仁 中村 和弘 牛山 智彦
出版者
北陸作物・育種学会
雑誌
北陸作物学会報 (ISSN:03888061)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.60-62, 2009

レオメーターの圧縮試験によるゆであげ直後およびゆで上げ7分後の中華麺の硬さ(ヤング率)は食味官能評価と高い正の相関関係にあり,中華麺用小麦の選抜手法として有効であると考えた.また,品種により年次変動が大きく,さらなる検討が必要である.
著者
高橋 康雄
出版者
札幌大学
雑誌
札幌大学総合論叢 (ISSN:1342324X)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.394-301, 1999-03-31
著者
木下 眞二
出版者
北翔大学
雑誌
人間福祉研究 (ISSN:13440039)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.149-153, 1999

前回、提案した「キノシタ」暦が、グレゴリ暦に優っている理由は、次のようである。(1)「キノシタ」暦の規則は、グレゴリ暦と同様に、単純明快である。(2)グレゴリ暦では、1900年と2100年の間に、春分の日付が4日もある。「キノシタ」暦では、うるう年における春分の時刻のずれは、常に、ほぼ1日以内におさまる。(3)グレゴリ暦では、約2600年後に、春分の時刻の狂いが、さらに1日加わり、暦の再改正をせざるを得ない。「キノシタ」暦では、このような1日の狂いが生じるのは、1万年も先のことで、再改正をほとんど考慮する必要がない。(4)「キノシタ」暦では、1つの世紀の中に、500年の周期がちょうど2つ入る。人間は、10(2×5)進法を用いているので、400年の周期をもつ、グレゴリ暦に比べ、暦の算出法が容易である。(5)現在、グレゴリ暦は、単にキリスト教徒だけでなく、世界中の人々によって、広く用いられている。従って、復活祭の日付の算出は、暦の主要な役目ではない。(6)現在、日本キリスト教団の教会の中で、4月の第一日曜日に、復活祭を祝っているところもある。(7)人類は、食料の大きな部分を農産物から得ている。農産物は、季節の変動に密接に影響を受ける。従って、春分の日付の変動が、できるだけ、小さいことが良いと思われる。「キノシタ暦」は、単純明快な算出規則を持ち、精度が高く、かつ、永続的な暦である。2000年の時点で、考え得る、最も良い暦であると信ずる。
著者
OKADA T.
雑誌
PLoS Biol.
巻号頁・発行日
vol.3, 2005
被引用文献数
3 468
著者
瀬間 正之
出版者
上智大学国文学科
雑誌
上智大学国文学科紀要 (ISSN:02895552)
巻号頁・発行日
pp.1-25, 2011-12-10

日本文学・日本語学・日本漢文研究を志す外国人研究者のための文献案内
著者
浜田 吉治郎 中山 厚生
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学健康スポーツ教育センター研究紀要 (ISSN:1349175X)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.1-14, 2004-03-25
被引用文献数
1

テニスのシングルスにおけるプレースタイルについて、現在の基調と理想に関するプレーヤー自身の意識を把握しようと考えて調査を行い、主として次の結果を得た。1.理想のプレースタイルは、「オールラウンド-攻守量面型」で、「理想の41%が実行成就可能」という意識を持っていた。2.ゲームの中では、精神面、技術・体力面、頭脳面の順に意識が強く現れ、一流選手の条件として知的側面のトレーニングの必要性に示唆をえた。テニスのシングルスにおけるプレースタイルに関する学生男子プレーヤーの意識乃至は認識について、自身の考える理想のプレースタイル、現在の完成度、将来の実行成就の可能性などに対する意識を捉えようと考えた。今回、主として、男子学生のプレースタイルの現状および将来の実行成就度を中心に、プレーヤー自身の意識調査を行い、考察した結果を次に要約した。1.勝利のために身につけている要素と欠けている要素を通して、また、理想との比較を通して得られた結果から、勝敗のための要素は、共通して「技術面・体力面」を中核に、「精神面」が最も多く意識され、「頭脳面」の要素の意識が少ないことがわかった。2.現在のプレースタイルについては、本戦選手では「オールラウンド-攻撃型」、予選選手では「ベースライン-守備型」と、自覚しているプレーヤーが多かった。3.プレーヤー自身が考える「理想のプレースタイル」については、歴史的に仮説として考えられた「サービス・ネットプレー-攻撃型」の指向も存在するが、「オールラウンド-攻守両面型」を考えている傾向が最も強く表れた。4.「理想」に対する実行成就についての意識としては、現在の実行成就度が40%以下と考えているプレーヤーが約3分の1(37%)いるが、将来は全てのプレーヤーがそれ以上に出来ると考えている。すなわち、学生男子のプレーヤーは、全員が、将来、「理想のプレースタイル」に対して約50%以上の度合いで実行できると考え、高いレベルへの上昇を確信する意識があった。このように1学生男子のテニスプレーヤーにおいては、毎日トレーニングを行って技術レベルの高さを保ち、技術・体力を中心に精神面に対する意識の高さを保ちながら、一方では、頭脳面に対する意識はいくらか低く狭い傾向が垣間見える中で、他方では、全ての面の要素を含んだテニスのオールラウンド性に直面している様子がみられた。すなわち、オールラウンドな要素が必要な中で、低調を示す知的側面における理解とトレーニングを、さらに深く広く促進することが、特に一流選手の間に必要と読みとることが出来る。筆者は、長年にわたって、テニスの知的側面の重要性を主張してきたが、いみじくもこの傾向を通して適切さが現され、若い学生プレーヤーの課題として示唆を得た。
著者
萩原 修子
出版者
日本宗教学会
雑誌
宗教研究 (ISSN:03873293)
巻号頁・発行日
vol.83, no.2, pp.577-600, 2009-09-30

不知火海沿岸の人々は水俣病事件によって底知れぬ苦しみを強いられた。事件の公式確認後、すでに五〇年を超す歳月が流れたが、事件が人々の心身に刻んだ爪痕は今なお深い。事件によって影響を受けた人々に共通するのは、倫理的困難への直面である。その超克を模索する過程において、当事者あるいは支援者とともに、実に豊かな思想が紡ぎだされてきた。本稿は「本願の会」という患者有志によるゆるやかな会が湧出しつづける思想について考察を試みるものである。会の主要メンバーによる著作から、彼らの倫理的困難を超克しようとする実践を、今日の倫理と宗教の微妙な関係を示す一例として、分析したい。
著者
藤田 航平 菊地 吉信
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.54, pp.383-386, 2011-07-10

This study focuses on the Shared Housings that have relationship with the neighborhoods, and aims to clarify the characteristics of these shared housing. In addition, this study examines the influence that the shared housing of this type over neighborhood. The main result is as follows. That is, the shared housing of this type leads not only to satisfy the tourists but also to awake the neighbor's concern for local character. The sheared housing of this type is thought as an effective device to promote the exchange of the neighbors and the outsiders.
著者
仲俣 暁生
出版者
青土社
雑誌
ユリイカ (ISSN:13425641)
巻号頁・発行日
vol.38, no.7, pp.161-164, 2006-07
著者
鈴木 隆雄
出版者
日本オーラル・ヒストリー学会
雑誌
日本オーラル・ヒストリー研究 (ISSN:18823033)
巻号頁・発行日
no.6, pp.67-77, 2010-09-12

Recently, there are active discussions on "Tojisha" studies in Japan. "Tojisha" means "the person concerned." In this paper, I considered the development possibility of minority studies on "the person concerned" or "Tojisha" ethnographers among the minority. I surveyed some advantages and difficulties of being "Tojisha" ethnographers in the field. First, one of the advantages of the "Tojisha" ethnographers is that the "Tojisha" person belongs to the same culture and community, so he/she does not have to study the culture and community. Next, one of the difficulties of the "Tojisha" ethnographers in the field would be that they would be confused as fellow ethnographers. By just being in the same culture and community, they may empathize too much with each other. They empathize but may lack the objectivity, since they can see from the point of view of the same culture and community. These advantages and difficulties could be the cause of problems, because these two things tend to be advantages and difficulties that are likely to be inextricably linked by fact. Therefore, I will introduce "Autoethnography" as a writing method of the "Tojisha" ethnographers.
著者
宇田川 茂雄 山崎 松吾 伊東 香 川角 博 小室 孝志 野口 禎久 谷田貝 秀雄 藤原 博伸 藤川 清一 岡戸 靖一 田原 輝夫 井上 健 高橋 仁 野坂 正史 山下 一郎
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.196-209, 2001

専門委員の勤務校は,都立,国立,私立,全日制,定時制,普通科,工業科,男女共学,男子校,女子校,中学校併設などさまざまである。しかし,生徒のつまづきどころには,共通点があるように思われた。実際にそう言えるのか,またそれが事実ならばこの共通のつまづきの原因は何であるのか。その原因が分かれば,物理の理解を深めるのに役立つに違いない。また,陥りやすい過ちがはっきりしているならば,それをテーマにして実験をさせれば,新鮮な驚きを生み出し,「いつの間にか,物理現象について考えはじめてしまう」授業を創ることができるのではないかと考えた。今回は,力学に絞ってアンケート形式の調査間題をつくり,区立中学も含めてさまざまな学校学年での調査を行った。データを立体的に分析するために,個々人の1問1問の回答をデータベース化することにした。しかし,調査データは膨大であるので,個々人のデータベース化は全調査の一部約630名分である。後術の項目3に示すグラフは,このデータベースから抽出したデータに未入力データを一部追加したものに基づいている。項目4以降については,さらに未入力の追加データを利用していることもある。このため,分析対象によって総計などに違いもありうる。
著者
中島 定彦
出版者
日本行動分析学会
雑誌
行動分析学研究 (ISSN:09138013)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.160-176, 1995-06-15
被引用文献数
1

多くの動物(ヒトを含む)研究が見本合わせ手続きまたはその変法を、記憶(想起行動)、注意、概念、刺激等価性の研究法として用いてきた。この論文の前半ではそれらの手続きを、実験者が動物に要求する行動という観点から、選択型見本合わせ、Go/No-Go型見本合わせ、Yes/No型見本合わせの3つに分類した。見本合わせ手続きはまた、第1標準見本刺激と第2テスト比較刺激との対応関係から、同一見本合わせ、象徴見本合わせ、非見本合わせに分類できる。さらに、見本刺激と比較刺激との時間的関係から、同時見本合わせと遅延見本合わせに分類される。論文の後半では、見本合わせ手続きの多くの変法を、この手続き内で生じる出来事の系列に沿って分類した。