著者
伊藤 清司
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.73-106, 1969-08

第二節 風水の神第三節 早魃の神第四節 蝗螽の神
著者
高橋 義雄 難波 祐三郎 岸本 晃司 光嶋 勲
出版者
岡山医学会
雑誌
岡山醫學會雜誌 (ISSN:00301558)
巻号頁・発行日
vol.113, no.3, pp.279-284, 2001-12-31
参考文献数
9

GENDER IDENTITY DISORDER (GID) is a unique human condition that is classified behaviorally and treated medically with hormones and surgery in the severe form. This condition has been and still somewhat remains controversial by religious belief, social institutions and health care delivery systems. We described the surgical management of transsexuals, so called SEX REASSGINMENT SURGERY (SRS) and showed the team for gender treatment, GENDER CLINIC. A gender treatment team composing staff members from the Psychiatric, Plastic Surgery, Urology, Obstetric/Gynecological Surgery, and the Social Service, was established at the Hospital of Okayama University Medical schools in 1999. Female-to-Male procedures include mastectomy, phalloplasty, Phalloplasty are completion and an appurtenance, something pleasing to others. Male-to-Female program includes the genital surgery. The genital change surgery consists of the penile inversion, orchiectomy, vaginoplasty. Other prodedures include reduction thyroid chondroplasty, hair transplant, voice change, laryngeal surgery, epilation with the laser. SRS is the only effective treatment available today in the management of GID. The aesthetic and functional results achievable from various procedures are generally satisfactory and are acceptable to the patients. On the other hand, we should remember that the numerous steps of information for SRS will be required.
著者
吉本 道雅
出版者
京都大学
雑誌
京都大學文學部研究紀要 (ISSN:04529774)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.27-68, 2007-03

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
著者
辻 憲男
出版者
神戸親和女子大学文学部総合文化学科
雑誌
神戸親和女子大学言語文化研究 = Language and culture (ISSN:18819613)
巻号頁・発行日
no.10, pp.1-16, 2016-03-20

三島由紀夫の小説「三熊野詣」(昭和四十年)の読解と引証。小説の主題を「神と伝説の虚構のあらわれ」ととらえ、それが神秘と作為、神と人、聖と俗といった二面を隠見させる道すじを読み取った。熊野の神は藤宮先生により、藤宮先生は常子により、神秘と虚構の正体をあらわす。常子は作者であり、作者は熊野に来て神と神を祭る者の素顔を認識するのである。このような読解に加えて、作者が折口信夫と永福門院を題材にした背景を探り、その創作方法と意図について私見を述べた。
著者
木村 陽子
出版者
昭和文学会
雑誌
昭和文学研究 (ISSN:03883884)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.150-162, 2008-03
著者
金 廣來
出版者
佛教大学大学院
雑誌
佛教大学大学院紀要. 社会福祉学研究科篇 = The Bukkyo University Graduate School review. 佛教大学学術委員会, 社会福祉学部編集委員会 編 (ISSN:18834019)
巻号頁・発行日
no.42, pp.35-49, 2014-03

2006 年から実施されてきた障害者自立支援法では,応益負担の導入に始まり,様々な機能によって障害者に対する障害福祉サービスの利用を抑制してきた。こうした障害者自立支援法の問題として指摘されているのは,公的責任の縮小による障害福祉サービスの利用抑制であり,その福祉サービスの利用抑制策としては,契約制度,現金給付(利用者補助) 方式,応益負担化,支給決定プロセス,障害者福祉の介護保険化などである。2013 年4 月から実施されている障害者総合支援法は,そのような問題に対してほとんど改善せず,障害者自立支援法の一部改定に留まっている。本稿では,日本の障害福祉サービスに対する利用抑制を総体的に解明するために,障害者福祉政策の変遷過程とそれにしたがう障害福祉サービスの利用抑制を分析するうえで,福祉サービスの利用抑制として支給決定プロセスを中心に検討する。障害者福祉障害福祉サービス障害者自立支援法障害者総合支援法支給決定プロセス
著者
雑賀 広海
出版者
日本映像学会
雑誌
映像学 (ISSN:02860279)
巻号頁・発行日
vol.101, pp.49-68, 2019

【要旨】<br> 本論文は、ジャッキー・チェンの落下に注目する。先行研究では、危険なスタントを自ら実演することによって、身体の肉体的真正性が強調されるという側面が論じられてきた。しかし、『プロジェクトA』(1983)や『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(1985)における落下スタントの反復は、むしろ真正な身体を記号的な身体に変換しようとしている。なぜなら、反復は身体が受ける苦痛を帳消しにする効果があるからだ。加えて、反復は物語の展開にとっては障害でしかない。こうしたことから、ジャッキー作品の反復は、スラップスティック・コメディのギャグと同様の機能を持ち、スタントをおこなう彼の身体は初期アニメーションの形象的演技へと接近していく。本論文は、ジャッキーと比較するために、ハロルド・ロイドやバスター・キートン、ディズニーの1920年代末から1940年代までの作品までを扱う。そして、アニメーションの身体性と空間についての議論や、スラップスティック・コメディにおけるギャグ論などを参照し、映像理論的に落下の表象を論じる。こうした作品分析をおこなうことで、ジャッキー・チェンの身体を肉体性から引きはがす。さらに、彼の映画では、身体だけではなく、まわりの空間までも非肉体的な形象に置き換えられていることを明らかにする。結論では、肉体性と形象性の境界を反復運動することが彼のスターイメージの特色であることを主張する。
著者
吉川 延代 今野 義孝
出版者
文教大学
雑誌
人間科学研究 (ISSN:03882152)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.189-196, 2011-03-01

Open-ended descriptions obtained from a total of 226 males and females in 113 couples were classified into 19 categories: ① economic stability, ② maintaining relationships, ③ understanding, ④ support, ⑤ cooperation and understanding of child-rearing chores, ⑥ discussion, ⑦ a sense of peace, ⑧ confidence, ⑨ balancing work and household chores, ⑩ housework, ⑪ priority of home, ⑫ health, ⑬children, ⑭faithful, ⑮ love, tenderness, compassion, and thanks, ⑯ smiling, cheerfulness, and pleasantness, ⑰ mutual understanding, support, and cooperation, ⑱ mental stability, and ⑲ equal relationship. As a result of factor analysis with promax rotation using the principal factor method, six factors were identified: "peace," "stability," "mutual understanding," "healthy home," "maintaining love," and "equality of child-rearing chores." Comparisons of three clusters (Cluster 1: High agreement in Communication, Cluster 2: Disagreement in Communication and Sense of Relief, Cluster 3: High agreement in all sub-scales) revealed that the clusters and the factors were not significantly related. However, couples in Cluster 2 were characterized as having poor communication skills and conflict resolution skills and as being less satisfied with the couple's relationship. Thus, couples in Cluster 2 may have problems with attaining mutual understanding, support, and cooperation.
著者
杉野 衣代
出版者
大阪市立大学都市研究プラザ
雑誌
都市と社会
巻号頁・発行日
no.3, pp.104-127, 2019-03

ハウジングファースト(Housing First)は1992年に米国ニューヨーク市で始まったホームレス支援方式であり、まず先に住まいを提供しその後本人のニーズに応じて支援を提供するモデルである。本稿では、近年東京において始まったこのハウジングファーストという支援方式に着目する。筆者は「ハウジングファースト東京プロジェクト」構成団体の支援活動に参加しながらインタビュー調査を実施するアクションリサーチを行った。本稿では、3名の若年ホームレス経験者の事例を中心に9名(内4名はスタッフ)のインタビュー結果からハウジングファーストによる支援プロセスを明らかにすることを試みた。その結果、ハウジングファーストは、ホームレス状態から移行するシェルター入居時にハウスとホームというホームレス経験者にとっての生きる基盤を無条件に得ることができる支援モデルであることが分かった。本稿で扱った事例は少数ではあるが、既存の支援実践に加えてハウジングファーストも広く普及していく意義がある実践ではないかと考える。
著者
豊田 武
出版者
弘前大学國史研究会
雑誌
弘前大学國史研究 (ISSN:02874318)
巻号頁・発行日
no.30, pp.1-8, 1962-07-31
著者
朴 兪美 細井 洋海 寺本 愼兒 平野 隆之
出版者
日本福祉大学社会福祉学部
雑誌
日本福祉大学社会福祉論集 = Journal social Welfare, Nihon Fukushi University (ISSN:1345174X)
巻号頁・発行日
no.140, pp.111-124, 2019-03-31

本研究では,制度福祉中心の行政システムの機能不全に対応する地域福祉推進の組織整備に注目し,それが機能するメカニズムとして職員のリーダーシップに着目する.制度福祉の制約を乗り越える,新システムの形成において,その実質的担い手となる自治体職員のリーダーシップは重要な要素となる.本研究では,芦屋市の中間マネジャーの取り組みを取り上げ,リーダーシップが発揮される局面と,その展開に潜んでいるリーダーシップ発揮の環境的条件について探る. 分析方法としては,主に振り返りの手法を用いるが,2 人の中間マネジャーの振り返りを2 人の研究者が促進する形をとる.振り返りを通じて,トータルサポート体制をはじめ,独自の地域福祉推進体制を構築してきた芦屋市地域福祉課の時間的展開を探る.その展開においてリーダーシップが発揮された4 局面を取り上げ分析する. 4 局面は,困難事例からの権利擁護支援の展開,困難事例の支援を通じたトータルサポート体制の実体化,モデル事業を活用した庁内横断的な体制の整備,庁内連携を越えた地域内連携への挑戦,である.分析の結果,リーダーシップによる新規体制づくりと新規体制の運用に求められるリーダーシップとが好循環することと,中間マネジャーのリーダーシップによる人材育成の環境整備が行われることを示す.
著者
井上 満郎
出版者
奈良大学
雑誌
奈良大学紀要 (ISSN:03892204)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.187-201, 1976-12

御霊,即ち,何らかの記念的な行動の足跡を残して死去した人に対する信仰は,古代に発生してより以来,はるかのちの近代社会においても存在している.その事例は極めて多く,既往の研究においてもふれられているのでここでは取りあげない.本稿で扱かうのは,古代においてこの御霊に対する人々の崇敬がいつ発生し,どのように定着・展開していったかということである.
著者
須賀 由紀子
出版者
実践女子大学
雑誌
実践女子大学生活科学部紀要 = Bulletin of Jissen Women's University Faculty of Human Life Sciences (ISSN:24336645)
巻号頁・発行日
no.57, pp.79-89, 2020-03-09

少子高齢化・人口減少社会の到来の中で、我が国が目指すべき社会モデルとして「地域共生社会」が掲げられ、どのように地域の施策を進めていけばよいのかが問われている。この問題に対して、地域福祉から得られる知見は何かを問いとして、「ケアリングコミュニティ」に関しての検討を行った。その結果、福祉教育および地域の居場所の必要性、「社会包摂」の概念の必要性、相互実現的自立観の必要性が視点として得られた。総合考察として、ケアリングコミュニティを作っていくには、これら3 つの必要性を実現していくことが不可欠で、中でも、「地域の居場所」を数多く地域の中で作りだし有機的に結ぶことが、ケアリングコミュニティの現実化に希求されること、そして、多様な「地域の居場所」との関わりは、個人の自立生活を高める上でも必要であり、これからの自立した地域社会づくりともなることを示した。