著者
前川 玲子
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
2006-03

平成16-17年度科学研究費補助金(基盤研究(C2))研究成果報告書 課題番号:16520146 研究代表者:前川玲子(京都大学環境学研究科助教授)
著者
紀平 宏子
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.58, no.9, pp.657-665, 2015-12-01 (Released:2015-12-01)
参考文献数
10

国際基督教大学図書館では,提供する資料やサービスの利活用を促進するべく,1970年代から積極的に利用者教育を行ってきた。近年では,ターゲット層ごとに内容と難易度に差をつけた複数のプログラムを用意することで,多角的なサポートを行っている。本稿ではそれらを,レクチャーや講習会など「Face to Faceで行う利用者教育」と,リソースガイドやパスファインダーといった「Webを活用した利用者教育」の2つに大別し,その概要を紹介する。
著者
鈴木 建夫 新井田 清信 西田 泰典 大島 弘光 室伏 誠
出版者
北海道大学大学院理学研究院自然史科学部門(地球物理学)
雑誌
北海道大学地球物理学研究報告 (ISSN:04393503)
巻号頁・発行日
vol.70, pp.53-65, 2007-03-15

Many authors have discussed the eruption time sequence and the mechanism of volcanic eruptions by estimating the ejected velocity of the volcanic blocks, with the aid of other factors of eruptive phenomena. Equations of motion for the volcanic blocks have been proposed by considering the factors, such as the air resistance, the influence of the wind, the inclination of the explosion principal axis and so on. However, the equation of motion and its solution has not been considered that the air resistance power was vector quantity for the flight of volcanic blocks. In this paper a new equation of motion for the ejected volcanic blocks is proposed by considering the air resistance power as vector quantity.
著者
池田 佳代 沼田 秀穂
出版者
清泉女学院大学人間学部
雑誌
清泉女学院大学人間学部研究紀要 = BULLETIN OF THE FACULTY OF HUMAN STUDIES (ISSN:21893632)
巻号頁・発行日
no.12, pp.3-14, 2015-03-15

"IPA Font" series(Ver.003 and upper), "IPAex Font" series (Ver.001 and upper) and "IPAmjMincho Font" (Ver.001 and upper) is able to use with the agreement to "IPA Font License", which is consistent with international business practice and endorsed by Open Source Initiative (OSI) as confirmed license with Open Source Definition (OSD). The recipient may create, use, reproduce and/or redistribute a derived font program under the terms for the licensed font program provided, that the recipient shall follow "IPA Font License" when redistributing the derived font program. In this paper, we investigate the situation that how the derived font program that modified Japanese open font is distributed with. As a result, we revealed that "IPA Font License" did some contribution for software industrial development. In addition, it was suggested that some derivation fonts might violate the license.
著者
壹岐 将也 金城 寛 大城 尚紀
出版者
信号処理学会
雑誌
Journal of Signal Processing (ISSN:13426230)
巻号頁・発行日
vol.17, no.3, pp.81-86, 2013-05-25 (Released:2013-05-25)
参考文献数
10
被引用文献数
1

This paper presents a method of maturity detection of the tropical fruits using a smell sensor. We investigate many sensing data of different fruits and find out that the data of the fruits are characterized as a first-order lag element. The first-order lag element has two parameters: gain and time constant. Knowing the gain and time constant of the smell data is useful for detecting the maturity of the fruits. In this paper, we apply a genetic algorithm to identify the gain and time constant parameters for the sensing data. Experiments of the maturity detection for monkey bananas and guavas show good results.
著者
伊藤 操子 植木 邦和 坂本 修一
出版者
日本雑草学会
雑誌
雑草研究 (ISSN:0372798X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.41-48, 1982-05-26 (Released:2009-12-17)
参考文献数
15
被引用文献数
1 3 1

1) 鉄道敷において管理対象となる植生の概要を知るために, 国鉄沿線の問題雑草に関する全国的なアンケート調査を行うとともに, 大阪周辺の線路について優占草種とその分布に影響する人為的要因との関係を調査, 検討した。2) アンケート調査において問題雑草として最も回答の多かった種ススキであり, 北海道から鹿児島までほぼ全域でみとめられた。2~3位はイタドリ, クズで山形以南で広く問題視されており, さらにヨモギ属, セイタカアワダチソウ, ササ葉類, ヨシ, スギナも多かった。北海道における種類は本州以南とかなり異っていた。3) 大阪周辺についての車窓調査の結果, 発生量の多い大型草本は, ススキ, セイタカアワダチソウ, エノコログサ属, チガヤ及びクズであった。これらの発生量と線路側面の形態, 過去の草管理及び周囲の環境との間には関連性がみとめられた。すなわち, ススキ及びチガヤには市街地化の程度が進んだ地域において減少する傾向が, セイタカアワダチソウ及びクズには逆の傾向がみとめられた。クズは特に広い盛土法面に多かった。エノコログサ属の発生は, 明らかに刈取り下で非常に少く, 除草剤処理部分で多くなる傾向を示した。これに対してセイタカアワダチソウ及びチガヤは除草剤処理部分でやや少なかった。
著者
秋葉 拓哉 稲葉 一浩
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.12, pp.1198-1201, 2015-11-15

20年の歴史を持ち「なんでもあり」で有名な ICFPプログラミングコンテストにて,今年,日本チームが優勝と準優勝を達成しました.ICFPプログラミングコンテストの魅力や各チームの戦術を紹介します.
著者
佐藤 守 阿部 和博 菊永 英寿 高田 大輔 田野井 慶太朗 大槻 勤 村松 康行
出版者
一般社団法人 園芸学会
雑誌
The Horticulture Journal (ISSN:21890102)
巻号頁・発行日
vol.84, no.4, pp.295-304, 2015 (Released:2015-10-22)
参考文献数
17
被引用文献数
3 19

モモ[Prunus persica(L.)Batsch]とカキ(Diospyros kaki Thunb.)を供試し,福島第一原子力発電所事故の放射性降下物により休眠期汚染された落葉果樹に対する高圧洗浄機を用いた樹皮洗浄による放射性セシウムの除染効果を検証した.夏季洗浄処理として 18 年生モモ‘あかつき’を供試し,2011 年 7 月 5 日と 27 日の 2 回にわたり,樹皮洗浄処理を実施した.休眠期洗浄処理として 2011 年 12 月 21 日に 30 年生カキ‘蜂屋’,2012 年 1 月 24 日に 7 年生モモ‘川中島白桃’を供試し,樹皮洗浄処理を加えた.高圧洗浄処理によりカキではほぼ全ての粗皮がはく離したが,モモの表皮はほとんどはく離しなかった.2011 年夏季に洗浄処理されたモモ‘あかつき’の果実中 137Cs 濃度は洗浄による有意差は認められなかった.2011 年から 2012 年の冬季に洗浄処理されたモモ‘川中島白桃’の葉および果実中 137Cs 濃度は洗浄により有意に減少した.同様にカキ‘蜂屋’でも洗浄処理翌年の葉および果実中 137Cs 濃度は洗浄により有意に減少した.これらの対照的な結果と矛盾しない現象として,汚染された樹皮洗浄液による二次汚染および樹皮からの追加的汚染の可能性について考察を加えた.

11 0 0 0 OA 実業教育論

著者
倉橋藤治郎 著
出版者
工業図書
巻号頁・発行日
1944
著者
ウェイジャー エリザベス
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.57, no.7, pp.443-450, 2014-10-01 (Released:2014-10-01)
参考文献数
24
被引用文献数
1

研究や出版分野における不正行為は今に始まったことではないが,情報技術の発達は出版倫理に大きな影響を与えた。コンピューター•ソフトは,不正行為(剽窃や画像処理等)を容易にさせたが,一方でその不正行為を検出するツールとしても役立つ。また,電子出版により,訂正や撤回文を対象論文に直接リンクすることにより,読者へ問題に関する警告を出すことも可能とした。しかし,強力なツールが利用できても,疑いのある不正行為を扱うには,慎重な判断が必要である。したがって,ジャーナルや機関は,さまざまな状況に備え,適切なポリシーと対処手順を策定しておくべきである。The Committee on Publication Ethics(COPE:9,000以上のジャーナルがメンバーとして参加する国際機関)は,不正行為に関する多様な問題について助言する情報源の1つであり,本稿ではその活動について述べる。不正が疑われる,あるいは明らかにされた場合には,ジャーナルと機関が協力して対処することが重要である。最近,日本の機関が協力して効果的な調査が行われた事例を紹介する。
著者
伊藤 秀樹
出版者
東京大学大学院教育学研究科
雑誌
東京大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13421050)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.551-563, 2015-03-31

The aim of this paper is to show the overview of non-mainstream upper secondary schools. In Japan, non-mainstream upper secondary schools, such as part-time high schools, correspondence high schools, upper secondary specialized training schools, and support schools, take on a role of educational safety net for students who are not admitted to full-time high schools. This paper considers the following four questions to review papers about non-mainstream upper secondary schools. 1) What types of students tend to enter the non-mainstream schools? 2) What curriculums do non-mainstream schools organize? 3) What percentage of students drop out of non-mainstream schools? 4) What percentage of students graduate as part-time workers or the jobless?