著者
Ryoki TAKANO Junichi HONDA Tatsuro KOBAYASHI Kei KUBOCHI Hiroki TAKATA Futoshi KOMINE
出版者
The Japanese Society for Dental Materials and Devices
雑誌
Dental Materials Journal (ISSN:02874547)
巻号頁・発行日
pp.2022-165, (Released:2022-12-07)
参考文献数
26
被引用文献数
2

The present study investigated the fracture strength of hybrid abutment crowns (HACs) in the premolar region that were fabricated with different restorative computer-aided design/computer-aided manufacturing (CAD/CAM) materials. The abutment-implant structures were randomly assigned into four groups (n=11 per group): bi-layered zirconia restorations (BL), translucent zirconia (4Y-PSZ) restorations (TZ), lithium disilicate ceramic restorations (LD), and dispersed nanoparticle-filled composite resin restorations (CM). All restorations were adhesively bonded to the titanium abutments. After the restoration-abutment complex was tightened onto the implant, the fracture strength was measured. The TZ (2.06 kN) and LD (1.87 kN) groups had significantly higher median fracture strengths than the BL (1.12 kN) and CM (1.10 kN) groups. In terms of fracture resistance, the 4Y-PSZ and lithium disilicate ceramic monolithic restorations would be superior to bi-layered 3Y-TZP and composite resin monolithic restorations for HACs in the premolar region.
著者
花本 洋平 古宮 誠一
出版者
一般社団法人 情報システム学会
雑誌
情報システム学会 全国大会論文集 第4回全国大会・研究発表大会論文集 (ISSN:24339318)
巻号頁・発行日
pp.D1-2, 2008 (Released:2020-06-29)

オブジェクト指向言語で開発されたプログラムでは,ポリモーフィズムによって分岐網羅の基準が実際の分岐を反映しなくなるため,分岐網羅のテストカバレッジが100%であっても十分に分岐をテストしているとは言えない.本研究では新しい分岐網羅基準を提案し,その基準に基づいたカバレッジを取得するためのツールを開発することでオブジェクト指向プログラムの信頼性を向上させることを目的とする.また,有用性についてはオープンソースソフトウェアに対して実験を行うことで検証する.

1 0 0 0 OA 勘者御伽双紙

著者
中根法舳
出版者
天王寺屋市郎兵衛
巻号頁・発行日
vol.第1冊, 1743

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1947年04月10日, 1947-04-10

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1938年02月04日, 1938-02-04
著者
迫田 久美子 細井 陽子
出版者
計量国語学会
雑誌
計量国語学 (ISSN:04534611)
巻号頁・発行日
vol.32, no.7, pp.403-418, 2020-12-20 (Released:2021-12-20)
参考文献数
25

本研究の目的は,日本語学習者コーパスI-JASのデータに基づき,学習環境の違いが言語使用にどのような影響を与えるのかを「正確さ」と「複雑さ」の観点から分析を行うことである.具体的には,3つの異なった学習環境の日本語学習者のストーリーテリングの言語使用をTユニットや節数等によって比較分析する.第1群は,自国の教育機関で日本語を学ぶJFL群,第2群は,来日後,教室環境で学ぶJSL-C群,第3群は,日本に在住し,教育機関には通わず自然習得によって日本語を学ぶJSL-N群である.3群のデータを統計分析した結果,JSL-N群は,JFL群やJSL-C群に比べて,正確さと複雑さの両面において優れていること, JSL-C群はJFL群とあまり差がないことがわかった.しかし,JSL-C群はJSL-N群と同様,JFL群に比べて並列節を用いて長い文を生成していることがわかり,複雑さの発達の前段階であろうと推測された.
著者
宮崎 雅雄
出版者
公益社団法人におい・かおり環境協会
雑誌
におい・かおり環境学会誌 (ISSN:13482904)
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, pp.327-335, 2022-11-25 (Released:2022-11-25)
参考文献数
16

近年のネコブームで,ネコの行動や生理に関する様々な情報が書籍やインターネット上にあふれている.しかしこれらのネコに関する情報は,すべてが根拠に基づかれて書かれているものばかりではない.他の動物の知見がそのままネコでの知見のように書かれているものや,ネコで推測されたことがいつの間にか事実のように書かれてしまっているものもある.ネコが生活環境に尿をマーキングして縄張りを作ることは,一般にも知られている.別のネコが他のネコのマーキング尿に出会うと,におい情報から縄張り主の種や性,個体情報を入手していると考えられてきた.しかし時々刻々と変化するにおい情報から本当にネコがこれらの情報を識別できているのか,その真偽はほとんど検証されていなかった.そこで筆者らは,ネコの排泄物の揮発成分をガスクロマトグラフ質量分析計などで分析し,ネコの尿や糞,肛門嚢分泌物の中にどのような揮発性物質が存在するか網羅的に調べ,種や性,年齢,個体に特有なにおい物質を見出すことで,ネコの縄張り行動の理解を深めてきた.本稿では,これまで筆者らが明らかにしてきたネコの排泄物のにおいを介した嗅覚コミュニケーションについて解説する.
著者
Akira Iyoda Yoko Azuma Takashi Sakai Satoshi Koezuka Hajime Otsuka Atsushi Sano
出版者
The Editorial Committee of Annals of Thoracic and Cardiovascular Surgery
雑誌
Annals of Thoracic and Cardiovascular Surgery (ISSN:13411098)
巻号頁・発行日
vol.28, no.5, pp.329-333, 2022 (Released:2022-10-20)
参考文献数
14

Purpose: A pneumothorax occurs in 3%–8% of patients with idiopathic pulmonary fibrosis. A pneumothorax may predict a poor outcome in patients with interstitial lung disease (ILD), and it is difficult to treat patients with ILD and a pneumothorax.Patients and Methods: We retrospectively studied data from all 12 patients with ILD and a pneumothorax who underwent surgical treatment at Toho University Omori Medical Center Hospital between 2009 and 2021.Results: Of the 12 patients, 2 had home oxygen therapy preoperatively and were classified with grade IV interstitial pneumonia (IP). Six patients had preoperative pleurodesis and two had postoperative one using auto-blood. Three patients (25%) had multi-step surgery ≥2, and 5 patients had surgical resection of bullae. No patients had postoperative acute exacerbations and all were discharged from the hospital in a stable condition. The 5-year overall survival rate for all patients was 70.0%. The median survival time was not reached. One patient with unclassified IP was doing well 116 months after surgery.Conclusion: Patients with ILD and a pneumothorax were shown to require multi-step surgical treatment and can anticipate long-term survival.
著者
宮村 鐡夫
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.253-260, 1997-08-15 (Released:2017-05-31)

製造物責任制度に対する製造業者の対応として必要な製造物責任予防は,製造物責任防御と製品安全 より構成される. 製造物責任防御は,訴訟に備えた危機管理の一っであり開発・製造過程の文書管理と損害賠償に対する履行確保の生産物賠償責任保険が重要である.一方,製品安全は「消費者に安全な商品を供給する」ことであり,製品の故障とユーザーのエラーへの対応である製品信頼性と人間信頼性への配慮が大切に なる.
著者
永江 大右 中村 太一 紀伊 雅敦
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.74, no.5, pp.I_505-I_512, 2018 (Released:2019-01-10)
参考文献数
23
被引用文献数
1

都心は都市活動が集中する場所であり,都市構造や交通需要を分析する上で把握するうえで重要なエリアである.しかし,都心の把握方法は必ずしも確立しておらず,多くの場合大規模な交通調査を基に経験的に設定されている.しかし,大規模交通調査の高頻度な実施は困難であり,特に都市構造の変化が著しい途上国では,簡便な都心の把握方法が必要である.本研究では,人工衛星により観測される夜間光に基づく都心抽出の可能性を検討する.具体的には,日本の3大都市圏を対象に,集中交通量に基づき都心ゾーンを定義し,夜間光データによる判別を行った.その結果,夜間光データに一定の都心判別性能があることが示された.また郊外核を抽出できる可能性が示された.
著者
大橋 唯太
出版者
一般社団法人 環境情報科学センター
雑誌
環境情報科学論文集 Vol.36(2022年度 環境情報科学研究発表大会)
巻号頁・発行日
pp.112-117, 2022-11-30 (Released:2022-12-05)
参考文献数
21

機械学習による雲海予報の実証実験をおこなった。機械学習には勾配ブースティング(lightGBM)を採用し,2018~2021 年の広島県三次盆地の雲海シーズンに対して予報した。誰でもWEB から入手できる気象庁アメダスの前日21 時までに観測された気象データから予報できる点が,本研究の大きな利点である。SHAP による特徴量重要度分析からは,前日18 時から21 時までの地上の気温低下量が翌朝の雲海予報に最も影響力が大きく,また地上だけでなく周辺山地で観測された気象データを含めたほうが予報精度も向上するとわかった。雲海の発生・非発生すべての適中率は4年平均で76.7%であったが,確率予報としても表現も付記することで利用者自ら意思決定できる工夫も加えた。
著者
沖津 卓二 堀 富美子 佐藤 直子 清水 麻里
出版者
Japan Audiological Society
雑誌
AUDIOLOGY JAPAN (ISSN:03038106)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.141-147, 2000-04-28 (Released:2010-04-30)
参考文献数
9
被引用文献数
2 3

小学生の難聴の推移を, 仙台市における昭和43年度から平成9年度までの30年間の検診データにもとづいて検討し, 考察を加えた。1) 対象人数は, 昭和56年度を境に減少に転じ, 少子化を反映して, その後も減少傾向が続いていた。2) 難聴者は昭和47年度の1.94%をピークに年々減少していた。 その主な原因は滲出性中耳炎, 慢性中耳炎などによる伝音難聴の恒常的な減少であった。 感音難聴にも減少傾向がみられたが, 平成1年度以降は0.22-0.26%で大きな変化は認められなかった。3) 難聴者は伝音難聴, 感音難聴ともに男子に多く, また片側性が多かった。4) 一側高度感音難聴は平成1年度以降は徐々に減少し0.04%前後であった。5) 滲出性中耳炎による難聴は減少しているが, 伝音難聴の50-60%を占め依然として伝音難聴の主要な原因疾患であった。
著者
吉田 修武 石原 誠 原田 智弘 ラック ターウォンマット
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.465-466, 2017-03-16

本研究では,格闘ゲームの一種であるFightingICEを用いて,綱引きモデル(Tag-Of-War; TOW)を適用したAIの性能を評価する.この綱引きモデルは2010年に青野氏らが考案したもので,アメーバが光刺激を避ける行動や生物の探索と活用を数理モデル化したものであり,多腕バンディット問題において優れた性能を示している.現在FightingICEのAIに用いられている手法で,優れた性能を示しているモンテカルロ木探索も,この問題において優れた性能を示しているため,TOWも同等以上の性能が期待できる.性能評価の結果,モンテカルロ木探索と同等以上の性能を示した.