著者
加藤 修一
出版者
千葉経済大学
雑誌
千葉経済論叢 = CHIBA KEIZAI RONSO (ISSN:21876320)
巻号頁・発行日
no.56, pp.55-72, 2017-07-18

自然の理解は観察が論理に優先するが、観察が与える"共に生きている"という共感を引き起こすような感動を基調とする行動こそが環境問題を解く鍵である。粘菌博物館は粘菌そのものの理解と、粘菌を通して自然環境を守る意義及び微生物の産業利用の理解が深まる施設として期待が大きい。ここでは粘菌学校を開設してバイオマスや汚染物質除去などの微生物産業に続いて食の安全や、健康への貢献、生命現象の解析などの未来産業が課題として取り上げられている。
著者
霜山 博也 井上 寛雄 曽我 千亜紀 山田 庸介 大澤 健司 米山 優
出版者
一般社団法人社会情報学会
雑誌
社会情報学会(SSI)学会大会研究発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.49-54, 2012-09-14

In this paper, responding to the Heidegger's criticism of information, shows the route which advances informatics further by compensating the definition of the information. Not from the field of a substance or science but from a philosophical field. That is, the information as a difference in Gilbert Simondon which changes both relationship. Furthermore, it is shown that all the information penetrates in various levels in a reverse cone. And it is the ethic and the bond into which a group is united.
著者
高橋 幸司 高畑 保之 今井 敏彦 志斎 金一
出版者
The Society of Chemical Engineers, Japan
雑誌
化学工学論文集 = Kagaku kogaku ronbunshu (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.37, no.5, pp.479-482, 2011-11-20
被引用文献数
1

持続可能な開発が望まれている近年,バイオマスエネルギーはカーボンニュートラルであるため環境負荷が少なく,注目を集めている.その中で最も実社会への普及が進んでいるのがBDF(バイオディーゼル燃料)であろう.BDFは植物油を原料として製造され,廃棄の面倒な廃食油からも製造可能である.加えて軽油に比べ硫黄酸化物の排出が少なく,環境に優しい.このようにさまざまなメリットを有することからも,より一層の利用の拡大が望まれている.日本では近年小型のBDF製造装置が開発され,企業だけではなく自治体や学校,福祉介護施設などで導入され,BDFがその団体のバスやトラック,公用車などに使用されている.しかしながら市販されている装置は液体混合に基づいた最適化が成されているとはいえず,操作性が悪いことに加え価格が高く,普及のための大きな障害となっている.<br>本研究ではBDF製造工程に配慮して装置を見直し,すでに市販されているものよりも高性能な装置の開発を目的に種々の検討を加えた.実験結果よりBDF製造においては円錐底円筒槽よりも四角錐底角型槽の方が撹拌状態において有効であることを明らかにし,このことにより操作時間の大幅な軽減と,装置の小型化に成功し,低価格の実現を可能とした.さらに,本研究成果に基づきBDF製造装置を開発し市販するに至った.
著者
田中 妙子
出版者
早稲田大学
雑誌
早稲田大学日本語研究教育センター紀要 (ISSN:0915440X)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.17-40, 1998-03-31

<先取り>は, 相手の発した一発話が完全に終わらないうちに, 言語化されていない部分の内容を予測し, それに関わりのある何らかの言語表出を行うことである.本稿では, 日常会話とテレビ番組の会話を主な用例資料として, この<先取り>に関する分析を行った.<先取り>の性質は, 何を予測するかという点に注目した「予測の内容」と, 予測した内容をどのように言語化するかという点に注目した「言語化の方法」によって規定される.予測の内容は, (1)発話内容を予測する, (2)文末の述べ方を予測する, (3)発話が終わることを予測する, という三種に分類された.また, 言語化の方法は, (1)<代弁先取り>, (2)<相づち先取り>, (3)<返答・発展先取り>の三種に分類された.<先取り>という言語行動が会話の中で果たす役割については, 「効果」という語を用いて説明した.<先取り>の効果は, ・対人的な効果として, (1)理解・共感・一体感を表す, (2)からかい・皮肉を表す, (3)否定的感情・反発を表す, という三種に分類された.また, 会話展開上の効果として, (1)発話に要する時間を短縮させる, (2)会話が途切れることを防ぐ, (3)相手の発話や話題の打ち切りを示唆する, という三種に分類された.
著者
若倉 雅登
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学教育
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.142-143, 2017

<p>快適な視覚は眼球だけでなく,ものを見る準備や,見た対象物を認知するまでの高次脳を含めた機構が健常な場合に得られる。ところが,この機構を乱す原因のひとつに薬物がある。とりわけベンゼン環とジアゼピン環を持つベンゾジアゼピン系薬物とその類似薬の連用は,視覚の高次脳機構を乱す可能性が高い。すでにそれは薬物性眼瞼けいれんとして報告しているものを含め,羞明(眩しさ),眼痛,霧視など視覚のノイズを発現させることを報告し,「ベンゾジアゼピン眼症」として広く認知されるべきである。</p>
著者
越前谷 宏
出版者
日本文学協会 ; 1952-
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.65, no.12, pp.36-47, 2016-12
著者
伊藤 信成 越村 真帆 萩原 拓也 加藤 明音 ITOH Nobunari KOSHIMURA Maho HAGIHARA Takuya KATO Akane
出版者
三重大学教育学部
雑誌
三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 = BULLETIN OF THE FACULTY OF EDUCATION MIE UNIVERSITY. Natural Science,Humanities,Social Science,Education,Educational Practice (ISSN:18802419)
巻号頁・発行日
vol.69, pp.31-37, 2018-01-04

人工光により夜空が明るくなる現象は光害と呼ばれ、公害の1つと認定されている。光害の把握は生活環境改善の為に欠かせない。近年、照明機器としてLED の普及が進んでおり、夜空の明るさとともに夜空の色の変化が懸念され、その評価が求められている。夜空の色を評価する取り組みは僅少であり、本研究ではデジタル一眼カメラを用いて、夜空の明るさと色を評価した。主たる評価地点は熊野市近郊とした。その結果、夜空の色を統一的に評価するためには、カメラの色特性を補正する必要があること、熊野近郊の夜空の明るさは天体観測の好適地との比較から良好な環境であること、夜空が明るくなると夜空の色が青くなる傾向があることがわかった。またデジタルカメラ画像から夜空の色を求める手法の確立と測定精度評価ができたと考える。
著者
藤井 義久
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.387-395, 2007
参考文献数
10
被引用文献数
5

本研究の目的は,「国際版情報リテラシー尺度」を開発し,中学生の情報リテラシー水準の国際比較を行うとともに,情報リテラシー水準を高める要因について検討することである.調査対象者は,日本,スウェーデン,フィンランド,デンマークの公立学校に通う中学生,計1144名である.項目分析及び因子分析の結果,8つの下位尺度(関心・意欲,基礎操作能力,情報収集能力,数学的思考能力,情報整理能力,応用操作能力,態度,知識・理解),計32項目から成る「国際版情報リテラシー尺度」を開発し,本尺度には一定の信頼性,妥当性が備わっていることを確認した.その尺度を用いて,青少年の情報リテラシー水準は,調査対象国中,日本が最も低く,特に,プログラミングやプレゼンテーション,ホームページの作成といった,パソコンの応用操作能力が極めて低いことが明らかになった.さらに,パソコンに接する時間や読書時間は,特に青少年の情報リテラシー水準と関連していることがわかった.
著者
撫尾 清明
出版者
九州龍谷短期大学
雑誌
九州龍谷短期大学紀要 (ISSN:09116583)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.A349-A385, 1993-03-20
著者
小谷 瑛輔
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.52-56, 2015-06