著者
渡邉 重義
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.117-122, 2012 (Released:2018-04-07)
参考文献数
6

アメリカのミドルスクールで用いられている理科教科書の生物領域の内容を分析して,科学的な方法の取り扱いを調べた。その結果,次のことが明らかになった。①科学的な方法は,実験の結果やまとめ,学習の振り返りの批判的な思考において,スキルの種類がわかるように提示され,具体化されていた。②提示されていたスキルは,プロセス・スキルズと同様のカテゴリーを含んでいたが,概念の応用,コンセプトマップの作成等のスキルも提示されていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.709, pp.62-65, 2019-04-08

バブル経済に沸いた昭和末期、日本国内では巨大インフラの建設ラッシュが始まり、平成に入ると高速道路や新幹線、空港などが続々と開業した。日経コンストラクションが30年にわたって取り上げてきたビッグプロジェクトを、一気に振り返る。
著者
うりやんはい なちんしょんほる 額爾 徳尼 るぶさんどるじ じゃるがるさいはん 藤田 昇 山村 則男 小長谷 有紀 吉川 賢
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

本研究は,モンゴル国の草原にて,遊牧民に携帯させたGPSで季節移動,群れの中で放牧されているヒツジに設置したGPSロガーで日帰り放牧の経路を記録した.また、植生調査と遊牧民対象に聞き取り調査を実施した.その結果,季節移動の回数と距離が気候条件によって異なり,日帰り放牧が暖季に水と草原の生産力,寒季に気温に影響されていた.変動する環境条件に対する遊牧の適応が、草原生態系の持続性に寄与していると示唆された。

1 0 0 0 私法

著者
日本私法學會 [編]
出版者
有斐閣 (発売)
巻号頁・発行日
1949
著者
長島 隆一 滝沢 悦貞 園山 実 Nagashima Ryuichi Takizawa Yoshisada Sonoyama Minoru
出版者
宇宙開発事業団
雑誌
宇宙開発事業団技術報告 = NASDA Technical Memorandum (ISSN:13457888)
巻号頁・発行日
pp.1冊, 1995-08-31

本研究は月表面における厳しい低温環境(夜が14日間も続き、月表面の温度は赤道上でマイナス170度Cまで低下する)を解決するシステムとして「ガラスの海システム」という新しいエネルギー貯蔵システムと月面発電所から「エネルギーを無線送電する伝送システム」について検討したものである。月の表土は熱伝導率が極めて低く表土の下は一種の魔法瓶としての機能を果たしていることが見い出された。この魔法瓶の中に月面材料を用いた蓄熱材を生成し太陽集熱装置を用いて14日間の昼間に加熱する。これを「ガラスの海」と呼ぶ。本研究では「ガラスの海」という月の新しいエネルギー貯蔵システムの構想を明確にし、(1)当面の月面活動を支える100kWクラスの発電システムと(2)地球へのエネルギーリターンを意図した5GWクラスの発電システムの2つについてシステムの実現可能性の検討とトレードオフによる比較を行った。「無線送電によるエネルギーの伝送システム」については先ず月面発電所からの無線送電についての前提条件を整理した。その前提条件をベースとして無線送電の技術的可能性を検討し、その検討結果をもとに無線送電による送受電システムの基本構想を提案した。
著者
村上 隆紀 小池 正徳 嶋田 徹
出版者
帯広畜産大学
雑誌
帯広畜産大学学術研究報告 自然科学 (ISSN:09193359)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.p157-162, 1993-10

細胞レベルにおけるトマト半身萎ちょう病に対する抵抗性を調べるたあに,感受性2品種(強力米寿,ヒカリ)と抵抗性3品種(豊将,モモタロウ,ハウスおどりこ)を用いて菌培養濾液に対する反応を調べた。菌培養濾液を含んだLS寒天培地上で,胚軸からのカルス誘導とカルスの生育を調査したところ,誘導されたカルスと生長したカルスの生重量は,濾液の濃度が高まるにつれて抑制される傾向にあり,抵抗性および感受性品種間に反応の差は認められなかった。