著者
倉林 佐知江
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.872, pp.4-6, 2021-11
出版者
日本食品衛生協会
雑誌
食と健康 (ISSN:13482513)
巻号頁・発行日
vol.65, no.11, pp.23-27, 2021-11
著者
目黒 輝美 申 明姫
出版者
広島国際学院大学現代社会学部
雑誌
現代社会学 (ISSN:13453289)
巻号頁・発行日
no.11, pp.91-98, 2010

本論は、研究課題 「福祉学を学ぶ留学生による福祉研究会の設立と運営」のもとに、現代社会学研究科に入学した中国からの大学院生及び研究生による福祉の研究をめざした研究会の活動の成果を報告するものである。2007年度、大学院生一人と研究生一人により、本研究会を設立した。2008年度は、2007年度に研究生であった留学生が、大学院前期課程に入学し、新たに研究生二人を受け入れて、三人で研究会を継続した。二年間延べ四人の中国人留学生による研究会活動の報告である。活動内容は、日本語と中国語の対訳表の作成である。四人とも福祉に係る研究をするために、本学の大学院で学び、日本語の福祉関連の本を読む必要があった。日本語で示された専門用語を理解することと、自分たちが読んで理解した日本語を中国語に翻訳することにより、日本の福祉を学ぶ中国からの学生に寄与できるものを作ろうという試みである。日本語と中国語を対にした辞書的なものを作るということで意見が一致し、月に二回程度集まって、分担した訳語表を作成したものである。日本語の福祉関連用語を「あいうえお順」にならべて、その意味を表わす中国語を併記するというかたちで訳語表を作った。
著者
芹沢 俊介 Serizawa Shunsuke
出版者
植物地理・分類学会 = The Society for the Study of Phytogeography and Taxonomy
雑誌
植物地理・分類研究 = The journal of phytogeography and taxonomy (ISSN:03886212)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.29-33, 2007-10-31

Taraxacum maruyamanum is a diploid dandelion endemic to the Oki Islands, western Japan. Morita(1995)regarded this dandelion as a subspecies of T. platycarpum. Taraxacum maruyamanum, however, is characterized by elongate, lanceolate or broadly lanceolate and hardly corniculate outer bracts of involucres. These characters are remarkably distant from the geographic trends of morphological variation in T. platycarpum s. lat. Taraxacum maruyamanum, therefore, should be treated as a distinct species.
著者
西田 佐知子 高倉 耕一 西田 隆義
出版者
日本植物分類学会
雑誌
分類 (ISSN:13466852)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.41-50, 2015-02-20 (Released:2017-03-25)

繁殖干渉とは,繁殖の過程で他種から悪影響を受けることで起こる適応度の低下を指す.在来種に対する外来種からの繁殖干渉が確認された例は年々増加しているが,繁殖干渉の強さと両種の分布との関係については検証が始まったばかりである.そこで私達は伊豆の在来タンポポについて,外来タンポポ群との分布の関係と,外来タンポポ群からの繁殖干渉を調査した.その結果,在来と外来タンポポ群の局所的な密度には有意な負の相関がみられた.また在来の結実率は,外来タンポポ群の頻度が8割近くになるまで外来の頻度に応じた低下は見られなかったが,8割以上に増加すると急に低下した.本研究の結果から,伊豆の在来タンポポは外来タンポポ群からの繁殖干渉に概ね強いが,大量に外来タンポポ群が入り込むと存続が難しくなると予想できる.
出版者
日経BP社
雑誌
日経エネルギーnext = Nikkei energy next (ISSN:21894795)
巻号頁・発行日
no.12, pp.14-19, 2016-01

政府が進める電力小売制度の全貌が見えてきた。規定路線の範囲だが、中小事業者の負担は軽くない。遅れに遅れた小売制度整備が、ようやく決着に近づいてきた。電力取引監視等委員会は12月4日、第3回制度設計専門会合を開催。。「電力の小売営業に関する指針(小売営業ガイドライン)」と「適正な電力取引についての指針(適正取引ガイドライン)」の案を提示した。
著者
田中 成典 山本 雄平 今井 龍一 神谷 大介 中原 匡哉 中畑 光貴
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
AI・データサイエンス論文集
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.821-832, 2021

<p>昨今,深層学習を用いて物体の詳細な部位を識別して,姿勢や行動を推定する研究が盛んである.例えば,車両の部位を識別することで,逆走や改造車両を検出できる.本研究では,それらの用途の中でも深層学習の導入が特に注目されている交通量調査への適用を試みる.当該調査では,作業の省力化や効率化を目的として,動画像から車種ごとの通過台数を計数する技術開発が推進されているが,既存技術には,形状の似た車両の車種分類に失敗する課題がある.その対応策として,調査員が着目する部位の形状を考慮して分類することが考えられる.そこで,本研究では,深層学習を用いた車両部位識別技術を開発する.加えて,再学習のコストを軽減するため,教師データの自動生成技術も検討する.そして,実証実験を通じて,それらの技術が有用であることを明らかにした. </p>