著者
百瀬 響 モモセ ヒビキ Hibiki Momose
雑誌
史苑
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.102-105, 1996-10
著者
竹本 由美子 柿崎 優 北岡 美与 園田 のぞみ 山本 梨沙 Yumiko Takemoto Yu Kakizaki Miyo Kitaoka Nozomi Sonoda Risa Yamamoto
出版者
武庫川女子大学大学院生活環境学専攻 ; 2013-
雑誌
生活環境学研究 = Mukogawa journal of human environmental sciences : 教育・研究誌 (ISSN:21883335)
巻号頁・発行日
no.5, pp.78-81, 2017

日本繊維機械学会・繊維リサイクル技術研究会が主催となり開催された"2017第4回繊維リサイクルアイデアコンペティション"において,本学科の学生4名が「学生服からできた材料の使い方の提案」として『3WAY防災KABANchan』を発表し,優秀賞とベストプレゼンテーション賞を受賞した。コンペティションへの参加は,本研究室に配属が決まった3年生が「卒業基礎演習」の課題として取り組んだことが始まりである。本稿では,繊維リサイクルアイデアコンペティションの趣旨と衣服のリサイクルの現状について触れながら,今回の提案内容について報告する。
著者
TEIICHIRO AOYAGI KUNIHIRO HAYAKAWA KEISUKE MIYAJI HIROMICHI ISHIKAWA MAKOTO HATA
出版者
Tokyo Dental College, Japan
雑誌
The Bulletin of Tokyo Dental College (ISSN:00408891)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.215-217, 1999 (Released:2007-12-13)
参考文献数
6
被引用文献数
14 19

A 53 year-old Japanese man was referred to our hospital for persistent priapism, which had been induced by 200mg (usual dose 25-50mg) of sildenafil citrate (Viagra™) three days earlier. He had a history of erectile dysfunction and had undergone penile injection therapy elsewhere; however, he had not used injection therapy this time. He obtained sildenafil personally without a doctor's prescription. He had not taken any other drugs that affect the metabolism of sildenafil, nor did he have any medical complications that might induce priapism. Since needle aspiration and irrigation were ineffective as first line therapy, surgical treatment was indicated to relieve the condition; a incision of tunica albuginea of both corpora cavernosa was made, and vigorous irrigation of saline washed out the blood clots. This is the first case report of priapism induced by sildenafil. Although this drug can be obtained through private commerce, it should be used under professional guidance as its abuse may lead to severe morbidity.
著者
瀬尾 和哉 佐藤 充 鎌田 圭介 小林 拓人
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
シンポジウム: スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス講演論文集 2020 (ISSN:24329509)
巻号頁・発行日
pp.A-3-1, 2020 (Released:2021-06-01)

We developed a new suit for Tokyo 2020Olympic and Paralympic cycling road races. Several clothes were tested by using a truncated cone wrapped with cloth in the wind tunnel. On the basis of the drag measurements, several pilot suits were made. They were tested by using a full-scale mannequin which can pedal the bike in the wind tunnel. Finally, we succeeded in developing the new suit for Tokyo 2020Olympic and Paralympic cycling road races, which is superior to Beijing model.

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著者
田山花袋 著
出版者
実業之日本社
巻号頁・発行日
1913
著者
佐藤 翔輔
出版者
日本自然災害学会
雑誌
自然災害科学 (ISSN:02866021)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.157-174, 2020 (Released:2021-02-24)
参考文献数
17

1967年羽越水害に由来する新潟県関川村「たいしたもん蛇まつり」を対象に,インタビュー調査や資料調査にもとづいて,どのようにしてはじまったのか,どのようにして継続できているのか,災害伝承として機能しているのか,を明らかにすることを試みた。その結果,1 )「大したもん蛇まつり」は,祭を通した人材,特にリーダーの育成がもともとのモチベーションであり,災害伝承ありきではなかったこと,2 )大蛇をモチーフにしたのは,村に伝わる大里峠伝説では大蛇を退治するというストーリーと,大蛇が水害・土石流の象徴する神であることとが,羽越水害の犠牲者を供養するという位置付けと整合していたこと ,3 )竹と藁で作る大蛇という,「こわれるもの」「くちるもの」を媒体にすることで,更新の際に世代間をつなぐ役割が果たされていること,4 )村民に対しては強制をしないように,また,外部の人材資源を積極的に活用していること,5 )祭の由来を学習する学校教育を媒介することで,伝承の機能が果たされていること,などが明らかになった。
著者
都築 夏樹 吉田 則裕 戸田 航史 山本 椋太 高田 広章
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.2_97-2_103, 2020-04-23 (Released:2020-05-20)

ソフトウェアのテスト手法の1つであるファジングでは,テストケースを自動で生成,実行し,テストを自動化できる.現在,カバレッジに基づくファジングツールの開発が盛んに行われており,後発ツールの方が優位であることを示すために,ツール同士の比較評価が行われている.しかし,ベンチマークが評価ごとに異なることが多く,評価に用いられたベンチマークとは別のベンチマークを適用した場合に同様の性能を示すか不明である.そこで,カバレッジに基づくファジングツールの評価に利用された実績がある3つのベンチマークに対して4つのツールを適用した.その結果,一部の例外があるものの,統計的には後発ツールが優れていることがわかった.
著者
越後 亮三
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.48, no.435, pp.2315-2323, 1982
被引用文献数
9

適度の光学的厚さをもつ多孔性の通気性大層を高温の作動ガスが横切って流れるとき大きなエンタルピ落差が生じ, ふく射エネルギに変換され, その主要部が流れの上流方向に伝般する新しい伝熱系に関し理論解析と基礎実験を実施した. 本原理は応用範囲も広く, 工業用路に適用すると設計の基本概念を変革するほどの大きな効果が期待でき, 小型金属加熱炉の実験を行った結果, 60%もの燃費節減ができた.
著者
鈴木 蒼
出版者
公益財団法人 史学会
雑誌
史学雑誌 (ISSN:00182478)
巻号頁・発行日
vol.129, no.3, pp.38-62, 2020

本稿は、文化史上特に重要とされながら、これまで研究が僅少であった、平安時代における書筆に優れ文字を巧みに書いた人々、「能書」の性質について考察を行ったものである。当該期における「能書」は、種々の依頼(命令)に応じてさまざまな文書の清書を行うという、彼らにしか行い得ない独自の社会的役割を持っていた。こうした彼らの書に関する能力は、九世紀初頭より十世紀後葉頃までは、紀伝道を中心とする大学での学習、あるいは親族間による書の技術の伝習という、二つの方法を中心として育成された。この二つを巧みに利用した小野氏をはじめとするいくつかの一族は、能書の一族として九・十世紀の間勢力を保持した。また、彼らはその能力を、天皇・皇太子といった権力者と人格的関係を築く一助としても活用した。<br> 十一世紀前後より、能書は自身の臣従する主君(権門)の命令による清書のみを行うようになる。また、十一世紀中葉までに摂関家に臣従した能書とその後裔以外の人物は、能書としては没落してしまう。こうした変化の背景として、十世紀後葉以降、権門が官人を掌握するようになるという、貴族社会の質的変容が考えられる。<br>  またこの時期、故実や特定の血統といった単純な書の能力以外のものが、能書にも求められるようになる。その中で、藤原行成という優れた能書を祖に持ち、故実の創出を行った世尊寺家(藤原行成子孫)が、十一世紀後葉には有力な能書の一族として立ち現れてくる。しかしそのために、九・十世紀に比べ、大学出身者の能書は大幅に減少する。また、鳥羽・後白河院政期には、院近臣の一族である勧修寺流藤原氏が、摂関家の能書藤原忠通との人格的関係や、複数の権門と良好な関係を築いたことによって、書の一族として急成長する。しかし、後白河院政の終了後、彼らは急速に能書役から退いたため、平安時代以降に書の一族として残ったのは世尊寺家のみであった。
著者
西村 俊和 古村 隆明 八槇 博史 石田 亨
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.39, no.5, pp.1463-1471, 1998-05-15
参考文献数
12
被引用文献数
4

現在のモバイルコンピューティングの使われ方は電子メールやFAXの送信という1対1通信が中心である.本論文では,コミュニティ形成の状況を可視化し,コミュニティ全体で共有しうる情報を人々に適切にフィードバックすることを目的とする.コミュニティの構成員間の通信の状況を携帯端末上で可視化するCommunity Viewerを提案する.可視化の枠組みとして,(1)コミュニティの活動の場を仮想的に表すパーティルームメタファと,(2)プライバシーを守りながらも各人の活動を反映して表示するリフレクタアイコンを導入する.人々の静的な関係,あるいは動的な活動がこのパーティルーム上のリフレクタアイコンの動きとして表現される.初めての試みとして,実際にこのシステムを100台の携帯端末に搭載し,国際会議の会場で使用実用実験を行ったので,その結果について報告する.Mobile computing has been mainly utilized for point-to-point communication services,such as E-mail or FAX among people.To advance this field,the challenge is to encourage group communication by providing information that encourages community formation.As the first step towards this goal,we experimentally implemented the Community Viewer,which dynamically visualizes the communication interaction among people in the community.To design the Community Viewer,we introduced (1) the party room metaphor,which provides a virtual place for representing various community activities,and (2) the reflector icon,which reflects the activity of the corresponding individual while protecting his/her privacy.The static relationship among people and their dynamic activities are displayed in the spatial arrangement of reflector icons in the party room.We report our experiments on implementing and testing the community viewer in an international conference using 100 personal assistants.

1 0 0 0 数学教育論

著者
石井掬著
出版者
玉川学園出版部
巻号頁・発行日
1930