1 0 0 0 同志社法學

著者
同志社法學會 [編]
出版者
同志社法學會
巻号頁・発行日
1949
著者
本村 健太
出版者
岩手大学教育学部
雑誌
岩手大学教育学部研究年報 (ISSN:03677370)
巻号頁・発行日
vol.71, pp.17-32, 2012-03-10

本研究は,平成23年度科学研究費補助金基盤研究(C)による研究課題「インタラクティブ映像メディア表現の構成学的研究」によるものである.ここでは,科学研究費補助金による初年度の研究であることから,本研究代表者である筆者がこれまで実施してきた事例研究を総括しつつ,次年度以降の研究計画における展開のための基礎固めとしたい. 本研究の意義は,今日の日常生活において多様な視覚表現情報の送受信が増大しており,表現領域の側からの「ヴィジュアル・カルチャー」(視覚文化)研究がますます重要となってきていることにある.そうしたことから,特に映像における視覚表現の構成学的な基礎研究として,その美的構造を確認することが本研究の主な目的となっている.さらに研究対象を特定するならば,「インタラクティブ映像メディア表現」と称したように,何らかの作用に反応する新たな映像表現のあり方について主に考察することになる. このような今日的なインタラクティブ映像表現の特徴の一つに,その時その場で映像を紡ぎ出していく「VJ」(ヴィジュアル・ジョッキー)による表現がある.これまで「VJing」(VJ をすること,すなわちVJ 表現)のようなライブ映像演出についての学術的考察は,芸術学及び構成学研究の領域においても未だ十分な論考がなされていない状況1)が続いた.特にVJ 表現の成立要件,造形原理,そのメディアアートとしての可能性については,実践的な内容を伴った芸術学的(構成学的)考察がさらに深まっていくことが望まれる.これから筆者によるVJ表現からメディアアートへという展開の実践事例を踏まえつつ,基礎的な造形要素を吟味したい.
著者
山下 泰裕 小野田 鶴
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.58-62, 2010-01-05

1984年ロサンゼルス五輪、柔道・無差別級の金メダリスト。選手時代は、その圧倒的な強さから「史上最強の柔道家」と呼ばれた。だが、現役引退後、その輝かしい過去を「振り返らずに生きてきた」と話す。監督時代を経て今に至る経験を記した著書を出版。「夢を持ち続けて、前向きに生きる」ことの素晴らしさを説く。
著者
根津 美智子 樋口 千鶴 鈴木 耕太
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.31, 2019

<p>【目的】ドレッシングの開発依頼を受け卒業演習で再度チャレンジを試みた。I・N社,Y銀行,大学との連携から商品化に至るまでの過程と今後の活動の在り方を探る。</p><p>【方法】(1)H29年3月に再度卒業演習生4名と手作りドレッシング20種の試食会後7種を選択し,更に3種類に絞りN社にて3サンプルを作成した。(2)7月に再び試食会を行い,1種類に決定したが更にごまの量を変更し,再度サンプル化した。(3)9月に再度試食会を行い更に粘度の調整を加え,商品化するためにドレッシングに合う野菜とそれを売り出すキャッチコピーも考えることにした。(4)10月にサンプルを学園祭で試食し好評だったことから商品化することを決定した。(5)12月に野菜サラダ内容とキャッチコピーを考案しロゴも決定した。(6)翌年1月野菜内容とキャッチコピー,ロゴを入れた市販サラダのサンプルが出来上がり,I企業の売り込み営業が始まった。</p><p>【結果および考察】H30年3月から山梨・長野・静岡のOスーパーから2種の野菜サラダが販売され,6月よりコンビニ・ミニストップ約1000店舗でも1種類が販売された。前回の課題からI社はN調味料会社に変更し,教員も課題を克服すべく早期から学生達の試食日を設定した。今回はI・N社との連携また学生達と2社との連携がスムーズで,ドレッシングだけでは特色が薄いことから学生中心の野菜サラダのトータルプロデュースを行ったことが良い結果を生み出した。各社と学生との連携が密であったことがいい結果になった。相互の話し合いと信頼感が重要であることを改めて認識した。演習活動の中で商品を生み出すことの難しさと各方面との連携の大切さについて学生達は学ぶことができた。</p>
著者
宮嵜 麻子
出版者
東洋大学人間科学総合研究所
雑誌
東洋大学人間科学総合研究所紀要 (ISSN:13492276)
巻号頁・発行日
no.21, pp.225-241, 2019-03

古代イベリア半島には、多様な先住民が生きていた。彼らの文化は、ローマ帝国の統治下でローマ文化に統合されたと考えられている。それは、彼らが固有の世界を捨て、ローマ帝国の民となったことを意味する。本稿はこの文化的統合が進んだプロセスを究明するための予備的な作業である。第一に、イベリア半島研究がローマ帝国形成過程の理解にとって、重要であることを示す。この半島に設置された属州ヒスパニアにおいて、ローマ帝国は帝国統治体制を確立したからである。第二に、文化的統合のプロセスを、「ローマ化」という表現で検討することの有用性を示す。次いで、ローマ化のケーススタディとして、半島南部の都市コルドバを取り上げることが適切であることを述べた上で、最後にコルドバの起源の概観から、この都市の住民の多くが先住民出自であったことを明らかにする。こうして、コルドバのローマ化を検討するにあたっては、先住民出自の人々の立場ならびに行動とその動機を検討する必要があることが明らかとなり、コルドバ研究の方向性が定まることになる。
著者
飯塚 宏之 江連 裕一郎 伊藤 哲也 長谷川 淳 板谷 聡子 長谷川 晃朗 デイビス ピーター
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.86, pp.49-52, 2005-05-19
参考文献数
9
被引用文献数
1

屋内テストベットにおいて, 無線マルチホップネットワークを構成し, TCP上で動作するFTPと, UDP上で動作するTFTPの2つのファイル転送プロトコルを使用し, 性能比較実験を行った.その結果, FTPを使用した場合, 端末間で激しい無線帯域争奪が行われ, 不安定な経路を持つ端末が安定な経路を持つ端末のファイル転送の終了を待たなければならないという不公平性が発生し, 端末間にスループットの格差が見られた.一方で, TFTPによるファイル転送はFTPより転送速度は遅いが, 無線マルチホップ環境ではFTPに比べて安定したデータ転送レートを維持することができ, 公平であることがわかった.
著者
堀 高夫
出版者
日本林學會
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.75-79, 1988
被引用文献数
3
著者
有馬 実咲 桑島 精一 福田 雅幸 福地 峰世 五十嵐 秀光 高野 裕史
出版者
社団法人 日本口腔外科学会
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.67, no.5, pp.281-285, 2021-05-20 (Released:2021-07-20)
参考文献数
26

Ectopic impacted teeth are considered to be caused by congenital malposition of tooth germs, increased internal pressure from cysts, tumor growth, periodontal ligament traction, and rupture of the gubernacular cord. It often progresses asymptomatic, but has been reported to cause pain and infection. Here, we report a case of ectopic impacted tooth in which the mandibular horizontal impacted wisdom tooth migrated to the vicinity of the mandibular notch over 9 years. A 42-year-old woman visited our department with the chief complaint of pain in the left mandible. Upon comparison with past radiographs, the left impacted mandibular wisdom tooth was found to have migrated to the mandibular notch over 9 years. We performed an ectopic impacted wisdom tooth extraction to improve thepain. Fragile soft tissue was found forward the tooth. Histopathological specimens showed no epithelial structure and numerous plasma cell infiltrates. Immunohistochemical staining was negative for cytokeratin. The cause of the migration was considered to be the gubernacular cord thickened by inflammation. After the operation, the pain disappeared, no relapse was observed, and the patient has shown good progress.
著者
真田 治子 Haruko SANADA
出版者
埼玉学園大学
雑誌
埼玉学園大学紀要. 人間学部篇 = Bulletin of Saitama Gakuen University. Faculty of Humanities (ISSN:13470515)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.1-13, 2007-12-01

I have undertaken extensive research with the aim of achieving an overview of historical changes in the vocabulary of Japanese with the introduction of new European concepts from the Meiji era (1868 - 1912) up to the present. Works of the philosopher Tetsujiro Inoue in the Meiji era are recently seen as important in the process of introducing and stabilizing such new words in modern Japanese. The present research focuses on how Inoue's studies in Europe influenced the style and format of the third edition of Tetsugaku Jii, a list of scholarly terms and one of Inoue's best-known works. He wrote of discussions with English, German and French professors in his diary, and we can trace his foreign language studies through his notebooks. He insisted in his speeches and in his autobiography that it is very important to study several foreign languages if you study in Europe. We conjecture that the multilingual style with English, German, French, Greek and Latin which Inoue employed in the third edition derived from his studies in Europe.