1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1946年03月05日, 1946-03-05

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1942年10月23日, 1942-10-23

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1917年10月30日, 1917-10-30
著者
亀山 光明
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 = NIHON KENKYŪ (ISSN:24343110)
巻号頁・発行日
vol.62, pp.93-110, 2021-03-31

2000 年代以降の近代日本宗教史研究において、「宗教 religion」なる概念が新たに西洋からもたらされることで、この列島土着の信念体系が再編成されていったことはもはや共通理解となっている。とくにこの方面の学説を日本に紹介し、リードしてきたのが宗教学者の磯前順一である。人類学者のタラル・アサドの議論を踏まえた磯前によると、近代日本の宗教概念では、「ビリーフ(教義等の言語化した信念体系)」と「プラクティス(儀礼的実践等の非言語的慣習行為)」の分断が生じ、前者がその中核となることで、後者は排除されていったという。そして近代日本仏教研究でも、いわゆるプロテスタント仏教概念と親和性を有するものとして磯前説は広く取り入れられてきたが、近年ではその見直しが唱えられている。 こうした研究史の動向を踏まえ、本稿は明治期を代表する持戒僧・釈雲照(1827 ~ 1909)の十善戒論を考察する。歴代の戒律復興運動の「残照」とも称される雲照は近代日本社会において戒律の定着を目指した幅広い活動を展開し、その営為は明治中期に全盛期を迎える。さらに本論では従来の「持戒―破戒」という従来の二元的構図に対し、在家教化のために戒律実践がいかに語られたのかに着目する。ここで雲照は儀礼や日々の勤行などの枠組みで「心」や「信」などの内面的領域を強調しながら、その実践の体系化に努めている。さらにその語りは、伝統的に非僧非俗を貫き易行としての「念仏」を唱えてきた浄土系教団に対抗しながら、十善戒こそが真の「易行」であり、文明の道徳社会に相応しい実践とするものであった。本稿はこの雲照の戒律言説の意義を近代日本宗教史に位置付けることを試みるものである。
著者
[栗田土満] [撰]
出版者
柳原喜兵衛
巻号頁・発行日
1819
著者
[清原宣賢] [講]
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
1600

室町時代の学者清原宣賢が行った、『日本書紀』神代巻についての講義の聞き書き。神代巻は中世には神道書として尊重された。清原宣賢(1475-1550)は儒学の家清原氏を継ぎ、当代一の儒者として活躍、神道、和学にも造詣が深かった。本書の成立は大永8年(1528)ころとされ、古活字版で初めて刊行された。口語体を交えた講義筆記の体裁で記された、いわゆる「抄物(しょうもの)」で、当時の国語資料としても価値が高い。表記は漢字片仮名交じりだが、第2巻20丁表の山上憶良の和歌の部分のみ平仮名活字を使用。巻末に「於洛陽本能寺前町開板」の刊記がある。本能寺では慶長末年から寛永年間にかけ開版事業を行っており、門前の書肆の活字出版はその影響と考えられる。本書も寛永年間(1624-44)の刊行と推定される。表紙右下に「天游舎」と墨書。巻頭右下の印記は「平悳之印」「字曰元卿」か。上部の長方朱印は印文未詳。同種の伝本は稀れで、お茶の水図書館成簣堂文庫等の所蔵が知られる。
著者
大籔 良祐 川合 誠 野口 拓
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第71回, no.ネットワーク, pp.95-96, 2009-03-10
著者
海江田 直子
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.66, no.9, pp.426-427, 2018-09-20 (Released:2019-09-01)
参考文献数
6

サリチル酸とその誘導体の実験として,市販薬のアセチルサリチル酸含有の解熱鎮痛剤を出発点とし,途中サリチル酸を経由して,消炎鎮痛剤のサリチル酸メチルを生成する実験1)を紹介する。
著者
田中 崇裕 広瀬 茂男
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp._1A1-D28_1-_1A1-D28_4, 2006

In this paper we explain the design of leg-wheeled hybrid jumping robot. First, we developed a light-weight and compact actuator, piston-wire mechanism. Using this mechanism, we achieved the high-speed movement of the leg. Then, the relationship between the jumping height and the motor position is considerd, and the effective design of leg-wheeled mechanism for jumping emerged. In addition, we developed a transmission mechanism inside of the leg frame. Finally, using the light-weight leg-wheeled mechanism, we experiment in wheel drive jumping.

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1946年02月20日, 1946-02-20
著者
松葉 育雄
出版者
一般社団法人 日本応用数理学会
雑誌
応用数理 (ISSN:24321982)
巻号頁・発行日
vol.5, no.3, pp.192-208, 1995-09-18 (Released:2017-04-08)
参考文献数
22
被引用文献数
1

不規則に変動する成分をランダムノイズとする統計的手法に従う時系列データ処理法に対し,カオスの発見以来,確率的成分を有しない非線形ダイナミクスが内在するメカニズムのみから不規則な様相を見せることが明らかにされ,不規則データのモデル化に関して従来と異なるアプローチが要求されるようになってきた.実際,カオティックな時系列データに対して統計モデルよりも非線形なモデルを基礎にした決定論的な方式が優れていることが示されるようになってきた.本稿では,カオスモデルだけではなく実際的な例を通してニューラルネットワークを予測の道具に用いた非線形予測の可能性を議論する.
著者
金﨑 茂樹
出版者
大阪産業大学学会
雑誌
大阪産業大学論集. 人文・社会科学編 = Journal of Osaka Sangyo University (ISSN:18825966)
巻号頁・発行日
no.37, pp.55-71, 2019

本稿の関心はミイラを題材にした小説にある。なかでもイギリスがエジプトを保護国化していた時期は,後述のとおり,一般的なイメージとして流通している「復讐するミイラ」と異なった美しい女性ミイラが多く登場する。本稿はとりわけ女性ミイラとのラブ・ロマンスを扱った作品を中心に取り上げて,女性ミイラ・男性主人公・世界観などの分析を試みた。論の性格上,有名作品ひとつを詳しく検討するというより,マイナーなものも含む十編以上のテクストの言及や紹介をしながらその都度見出されたテーマを吟味し,そのテーマに関連する別作品を引き寄せてくるといった累積的な体裁をとっている。そのため論旨が見えにくくなっている恐れがあるので,その弊をいくらかでも救うために以下におおまかな流れを記しておく。まず予備的な考察として,十九〜二十世紀転換期のミイラ受容に関する歴史的背景を見たのち,初期のミイラ作品に関していくつか略述した。そのうち,女性ミイラの登場するテオフィル・ゴーチエの「ミイラの足」を手がかりに,後続作品に進みながら,「おとぎ話」「時間とエジプト問題」「視線」などのテーマについて順次瞥見し,最後に当時の人々にとってどのような魅力が恋愛対象としての女性ミイラにあったのかを論じた。
著者
山内 繁 笠井 あすか
出版者
首都大学東京小笠原研究委員会
雑誌
小笠原研究年報 (ISSN:03879844)
巻号頁・発行日
no.40, pp.73-87, 2017-05-31

2015年より小笠原父島二見港において、港湾衛生管理ガイドラインに基づく港湾衛生調査をめざした現地調査を実施している。本年も、ねずみ族及び蚊族の生息調査を行った。ねずみ族調査では、計12匹のクマネズミが捕獲された。クマネズミはペスト菌及び腎症候性出血熱ウイルスの媒介種であり、その病原体及び抗体の保有はなかったが、捕獲率は非常に高かった。蚊族調査は、成虫調査での捕集はなく、幼虫調査でヒトスジシマカ、アカイエカ群、ネッタイイエカの捕集があった。現行の港湾衛生管理ガイドラインでは、蚊族成虫調査にドライアイスを用いた炭酸ガス・ライトトラップ法を推奨しているが、父島ではドライアイスの入手が困難であるため① イースト菌発酵を用いた炭酸ガス・ライトトラップ法、② BG センチネル2を用いたトラップ法について、従来の方法との比較検討を行った。その結果、BGセンチネル2についてはドライアイスを用いた現行の方法と遜色のない結果を得た。今後、二見港では定期的な港湾衛生調査の継続が必要であり、ドライアイスを使用しない成虫調査の方法を選択していきたい。
著者
伊里 友一朗 松下 和樹 塩田 謙人 三宅 淳巳 Izato Yuichiro Matsushita Kazuki Shiota Kento Miyake Atsumi
出版者
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
雑誌
宇宙航空研究開発機構研究開発報告: 高エネルギー物質研究会: 令和元年度研究成果報告書 = JAXA Research and Development Report: Technical Report of The Research Activity for High Energy Materials (2019) (ISSN:24332216)
巻号頁・発行日
vol.JAXA-RR-19-003, pp.27-33, 2020-02-20

高毒性を有するヒドラジン系化合物を代替する革新的なグリーンプロペラントとして,アンモニウムジニトラミド(ADN)を主剤とするイオン液体推進剤(EILPs)の研究を行ってきた.その研究過程において,当該EILPs実用化に向けた課題についても明確になり,喫緊に着火方法の確立が必要である.EILPsはイオン液体の高い熱安定性が,推進剤としての着火性をトレードオフとして失わせているのである.そこで光や電気化学反応による着火システムに我々は着目した.それらは熱的な化学反応とは反応ルートが全く異なるため,熱的に難着火性のEILPsに関しても着火を誘起することが期待できる.その可能性を検討するため,量子化学計算および詳細反応モデルを用いて,ADNの電解反応経路とADN/硝酸ヒドラジン(HN)混合溶液の熱分解反応を調査した.その結果,ADNは電気的に還元されることによって速やかに,かつ不可逆的に分解することが示唆され,電解過程でNO2等のラジカルを生成する.またADN/HN溶液は,NO2をラジカル担体とする連鎖分岐反応によって瞬間的に熱分解することがわかった.これらはADN系イオン液体に関する電解着火方式の実現性を支持する結果である.
著者
鷺谷 敦廣
出版者
日本乳酸菌学会
雑誌
日本乳酸菌学会誌 (ISSN:1343327X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.207-213, 2010
被引用文献数
4

<i>Lactobacillus acidophilus</i> L-92 株 (以下、L-92 株)は抗アレルギー効果の高い乳酸菌として選抜された。そしてこれまでに、L-92 株は、花粉症、通年性アレルギー性鼻炎、およびアトピー性皮膚炎といったアレルギー疾患の症状改善に有効であることが示されている。また、L-92 株は、乳酸菌の抗アレルギーメカニズムとしてよく知られているTh1/Th2 バランスの改善のほか、活性化T 細胞へのアポトーシス誘導や制御性T 細胞の誘導など、複数のメカニズムを介して抗アレルギー作用を示すことが明らかになってきた。本稿では、これまでに明らかになったL-92 株のヒトに対する抗アレルギー作用とそのメカニズムについて紹介する。