著者
木原 英史
出版者
大谷学会
雑誌
大谷学報 (ISSN:02876027)
巻号頁・発行日
vol.94, no.1, pp.58-78, 2014-10
著者
須貝 辰生
出版者
特定非営利活動法人 日本レーザー医学会
雑誌
日本レーザー医学会誌 (ISSN:02886200)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.499-501, 2016

<p>『第35 回日本レーザー医学会総会シンポジウムⅠ』発表時点での産業界側が捉える課題点について,日本医用レーザ協会設立目的,経緯,現在の活動状況を紹介し,また『臨床不要通知』成立の経緯を振り返りながらまとめた.また,今般PMDA より『臨床不要通知』見直しとの意向表明を契機に,本通知に対する日本医用レーザ協会としてのこれまでの取り組みや,今後の考え方を紹介する.</p>
著者
福田 英嗣 向井 秀樹
出版者
Japan Organization of Clinical Dermatologists
雑誌
日本臨床皮膚科医会雑誌 (ISSN:13497758)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.181-186, 2015
被引用文献数
1

ダーモスコピーは診療の様々な場面で使用され,特に悪性黒色腫や基底細胞癌,色素性母斑,脂漏性角化症などの色素性皮膚病変での有用性は確立している.今回,日常診療でしばしば遭遇する色素性皮膚病変以外の疾患(疥癬や伝染性軟属腫,尋常性疣贅)での所見や,尋常性疣贅の治療経過,皮脂欠乏症における乾燥症状の観察での活用法について報告した.疥癬は,痂皮などの直接鏡検にてヒゼンダニを確認した場合に確定診断出来るが,「疥癬診療ガイドライン」では,ダーモスコピーでヒゼンダニを確認した場合も疥癬と診断出来ると記載されている.疥癬のダーモスコピー所見は,ヒゼンダニの虫体を反映する灰褐色三角形構造(gray delta structures),疥癬トンネルを反映する飛行機雲様所見(jet with contrail),その他,水尾所見(wake)がある.伝染性軟属腫は視診で診断可能な場合が多いが,小型の病変やアトピー性皮膚炎に合併するwhite fibrous papulosis of the neckでは時に診断に苦慮する.伝染性軟属腫のダーモスコピー所見は,内部は白色調で,中央にリング状の鱗屑があり,その周囲に毛細血管拡張(crown vessels)を認める.尋常性疣贅では,小型の病変の確認や治療経過の観察時にダーモスコピーは有用であり,肉眼で判別困難な角化やdotted vesselsの有無を確認出来る.皮脂欠乏症患者では,肉眼的に皮膚の乾燥を確認できれば保湿外用薬の外用を行うが,確認できない場合には外用の中断がしばしばみられる.そのような患者の場合,ダーモスコピーは乾燥状態の程度を診察時に示すことができるため,保湿外用薬の外用アドヒアランスを高める一つのツールとしても有用である.
著者
山本 悟 申 炳録
出版者
The Visualization Society of Japan
雑誌
可視化情報学会誌 (ISSN:09164731)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.447-450, 2002

Condensation observed in a three-dimensional large-scale vortex is numerically investigated using a computational code developed by the authors. Fundamental equations contain conservation laws of mixed gas, water vapor, water liquid, and the number density of nucleus, momentum equations, and the energy equation. Classical condensation theory is used for modeling homogeneous nucleation and nonequilibrium condensation. Heterogeneous nucleation is approximately modeled by assuming a constant radius and the constant number density of nucleus. Three-dimensional flows over single- and double-delta wings in atmospheric flow conditions are calculated and how onset of condensation occurs in the streamwise vortex is parametrically predicted.
著者
浦木 康光
出版者
一般社団法人 表面技術協会
雑誌
表面技術 (ISSN:09151869)
巻号頁・発行日
vol.71, no.6, pp.400-404, 2020-06-01 (Released:2020-12-01)
参考文献数
19
著者
大林 啓吾
出版者
千葉大学法学会
雑誌
千葉大学法学論集 = Chiba journal of law and politics (ISSN:09127208)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.132-98, 2015-01

本稿は、2014年3月に出した拙稿「休会任命をめぐる憲法構築」の続編である。前作では、休会任命の歴史的展開を概観しながら、特に会期内休会任命の是非や欠員の時期など休会任命の射程をめぐる憲法構築を考察した。休会任命に関する憲法構築は、主として政治部門によって形成されてきたが、その射程については時代や状況によって変化してきた。ただし、下級審レベルでは、司法の場に争いが持ち込まれることもあった。これまで、連邦高裁は大統領が行った休会任命を合憲と判断してきたが、Noel Canning v. NLRB連邦高裁判では初めて違憲判決が下され、注目を集めていた。そして、2014年6月26日、その上告審判決が下された。休会任命の憲法構築を語るにあたり、この連邦最高裁判決の分析は欠かせない。本件は、これまで政治部門間で実践されてきた休会任命をめぐる憲法構築に関して、連邦最高裁が介入したことで注目されると同時に、その判断方法につき原意と近時の慣行のどちらを優先すべきかという問題が浮上し、原意主義をめぐる問題が付随しているという点でも興味深い。また、本件の結果が大統領と上院のどちらに有利になったのかについて大統領側と上院側で受け止め方が異なっており、その分析も重要である。本稿では、NLRB v. Noel Canning連邦最高裁判決に焦点を絞り、本判決の分析を試みることにしたい。
著者
矢吹 命大
出版者
オープンアクセスリポジトリ推進協会
巻号頁・発行日
2018-10-26

2018年度第3回新任担当者研修講義資料
著者
村田 幸作 井上 善晴
出版者
京都大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1989

C-P結合は、極めて強固な結合であり、化学的、熱化学的、あるいは、光化学的にこの結合を切断することは不可能に近い。酵素による切断が、現在期待できる唯一効果的な手段である。特に、C-P化合物が除草剤、殺虫剤、あるいは、抗カビ剤などとして多量に自然界に散布されている現状、および、食物連鎖を通じてこれらC-P化合物の生体への高濃度蓄積の懸念を考える時、微生物酵素によるC-P化合物の分解は重要な意味を持つ。そこで、C-P結合開裂酵素の実体を明らかにするため、C-P化合物を唯一のリン酸源として生育し、かつ、培地中に著量の無機リン酸を蓄積するバクテリアとしてEnterobacter aerogenesをスクリ-ニングした。E.aerogenes IFO 12010は、種々のC-P化合物(methylphosphonic acid,pherylphosphonic acid,phosphonoacetic acid)を唯一のリン酸源として生育し、培地中に無機リン酸を蓄積した。しかも、本菌の無細胞抽出液は種々のC-P化合物より無機リン酸を遊離する活性を示し、初めてC-P結合開裂酵素の無細胞系での証明に成功した。本酵素は、リン酸欠乏下で誘導合成されることにより、Phosphate Starvation Inducible(PSI)regulonに含まれる遺伝子にコ-ドされていると考えられた。本菌の抽出液を透析後、DEAE-celluloseとSephaclex G-150(voidに溶出される)で分画し、活性画文をTSK-HW65カラムでゲルロ過することにより、本菌には2種類のC-P結合開裂酵素(E1とE2)が存在し、その中の主要酵素であるE2はC-P結合開裂酵素活性の発現に2種類のタンパク質の共存を必要とすることを明らかにした。このように、E.aerogenes IFO 12010に初めてC-P結合開裂酵素活性を検出し、しかも、この酵素は活性発現に特殊なタンパク質構造をとることを明らかにした。有機化学的に殆んど不可能なC-P結合の開裂が酵素化学的に進行するというこの事実は、酵素の超化学的な機能を物語るものであり、我々の知らない化学反応がまだ残されていることを示唆した。
著者
小山 治
出版者
関東社会学会
雑誌
年報社会学論集 (ISSN:09194363)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.21, pp.143-154, 2008

The purpose of this paper is to clarify why the standards for employing new university graduates are unclear. This paper analyzes a dynamic process to employ new university graduates from the viewpoint of the sociology of education by interviewing corporate recruiting staff. The major findings are as follows. First, because new university graduates prepare for the listed requirements, employers add some items that are not listed in order to better evaluate applicants. Second, the standards for employing new university graduates are not fixed and are adjusted higher or lower during the course of the recruitment season. This paper finally discusses implication of these findings for companies and new university graduates.
著者
忍頂寺 毅史 貝藤 裕史 野津 寛大 飯島 一誠
出版者
一般社団法人 日本小児腎臓病学会
雑誌
日本小児腎臓病学会雑誌 (ISSN:09152245)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.109-113, 2016 (Released:2016-11-15)
参考文献数
28
被引用文献数
1

紫斑病性腎炎(HSPN) はHenoch-Schönlein 紫斑病(HSP)に伴う腎炎で,小児腎臓科医が診療する最も頻度の高い疾患の一つである。数%が末期腎不全に至るとされる一方で,腎炎を発症しても自然治癒する例があることも知られている。治療方針に確固たるエビデンスがないため,施設や症例ごとに治療法や治療開始のタイミングが異なるのが現状である。当院ではこれまで一貫して,血清アルブミン値と病理組織学的所見に基づき治療方針を決定し,免疫抑制剤などによる濃厚な治療の対象をできるだけ限定するよう努めてきた。その後方視的解析の結果,アンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACE-I)あるいはアンギオテンシンII 受容体拮抗薬(ARB)を使用することで,比較的重度なHSPN 症例でも良好な予後であることを明らかにした。ACE-I/ARB は,その効果と限界を理解したうえであればHSPN に対しても使用が可能である。